| 四国巡礼 | by pipopa (m.takahashi) |
■ 阿波(徳島)[発心の阿波道場]その一/1〜10番札所 |
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阿波の目玉は何といっても一番札所の「霊山寺」(りょうぜんじ)でしょう。何しろ約1300kmにもおよぶ巡礼の旅のスタート地点なのですから。
1300Kmといえば、東京・博多間が1200Km弱ですので、そこから更に100Km先の熊本当たりまで行く事になります。
まさしく、旅の出発地である東京駅に立った心境でしょうか。(距離は目安です。徒歩か車か、あるいはどの道を通るか、どの順路で回るかで大分異なります。) 第一番札所から第十番札所までは、徳島県を横断する吉野川の右岸(海から見て)、県道「鳴門池田線」の両側に位置しています。 家並みや田園地帯が広がる場所でスイスイと進むことができ、巡礼箇所を稼ぐことができます(こんな言い方でいいんだろうか。)。 なお、私たちは体力も時間もないので車で移動しました。それでは過去に戻って、いざ出発! ☆各お寺の詳細を知りたい方は、お寺の名称をクリックして下さい。愛媛県新居浜市の表装工房「泰峰堂」さんのホームページにリンクしています。 |
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□第一番札所「霊山寺」(りょうぜんじ) なぜ1番かというと、仏教の考え方に「物事の始まりを東北の方角とする」との習慣から、四国の東北端にある霊山寺が1番寺となったといいます。 厳格な表情の仁王像が建っている仁王門を潜り、修行遍路が始まります。 このお寺には、お遍路さんに必要なものがすべて整っていて、他の寺院と比べると圧巻です。で、なるべく携帯しやすい物を選んでください。 また、出立にあたり境内に掲げられている勤書をよく読むか、住職の芳村超全師からも遍路に当たっての細かい注意を受けられるのそうなので、聞いてみてはいかがでしょうか。 |
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□第ニ番札所「極楽寺」(ごくらくじ) 参道にかかる極楽橋を渡ると正面に仁王門が建っています。境内の手水鉢の近くに弘法大師が植えられたという長命杉があります。 |
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□第三番札所「金泉寺」(こんせんじ) 弘法大師が巡錫したとき黄金井の霊水が湧き出したので、寺名を金光明寺から金泉寺に改めたそうです。その井戸は、大師堂近くの黄金井地蔵の前にあり、井戸をのぞいて顔が写れが長寿の約束されると伝えられています。お試しくだされ。 また、源平の合戦の際に源義経がこの寺で休んだおり、弁慶が力量を見せたという「弁慶の力石」や、格天井に美しい花鳥図が描かれている朱塗りで八角の観音堂があります。 |
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□第四番札所「大日寺」(だいにちじ) 三方を山に囲まれた静寂な地にあります。仁王門を入ると正面に本堂があり、右手の大師堂とは、四国三十三観音を安置した回廊で繋がっています。 |
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□第五番札所「地蔵寺」(じぞうじ) 山門を入ると大きな銀杏の木が迎えてくれます。土地では「羅漢さん」として親しまれていて、本堂裏の石段を登ると、五百羅漢を安置した奥の院があります。 |
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□第六番札所「安楽寺」(あんらくじ) 田圃に囲まれた平坦な遍路道を行くと、本堂や多宝塔等の建物が佇んでいるのが見えてきます。 本堂は鉄筋コンクリートの立派建物(焼失後再建された)で、本尊の薬師如来を中心とした内陣は荘厳の一言に尽きます。 |
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□第七番札所「十楽寺」(じゅうらくじ) 山号の由来は、大師が阿弥陀如に感得し、御本尊として刻まれ、人間の持つ八つの苦難(生・老・病・死・愛離別・怨憎会・求不徳・五陰盛(ウーン、私には難し過ぎる!))を離れ、十の光明に輝く楽しみ(極楽浄土に往生する生が受ける十種の快楽)が得られるようにとのことから、光明山十楽寺と号したといいます。 宿坊で出される「たらいうどん」は、寺独特の味が参籠者に好評だそうで、機会があれば是非ご賞味を。 |
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□第八番札所「熊谷寺」(くまたにじ) 熊谷寺前のバス停から徳島自動車道の高架橋を抜けると、二層の山門が見えてきます。付近にはのどかな四国の山村風景が展開していて、上り坂の参道を潜ると、右ての弁天池に目をやりながら、仁王門から石段を登ると本堂があります。大師堂へは、右手の石段をさらに登ります。 お遍路さんのシーズンには、参道に蜜柑や苺などの無人の市が出るそうです。 |
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□第九番札所「法輪寺」(ほうりんじ) 大師が刻んだ物といわれる御本尊の釈迦如来涅槃像は、頭を北にし、顔を西に向け、右脇を下にして涅槃に入られ、周囲には嘆き悲しむ民衆が刻まれています。 涅槃像の前で撮った写真を見ると、自分の姿が小さいのに驚きました。 どこからでも入れそうな、のどかな田園の中に佇む札所です。 |
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□第十番札所「切幡寺」(きりはたじ) いままでの札所から一転して急坂の参道となります。歩き遍路の苦労の一端を初めて思い知らされます。仁王門からは、さらに330段の石段が待っています。フー 『その昔、山麓の貧しい民家に機を織る若い女がいた。弘法大師が喜捨を乞うたところ、若い女は快く喜捨した。7日後に再度訪れて喜捨を乞うと、今織っている白布を惜しげもなく切り裂いて差し出した。 大師が感激してそのわけを訪ね、女の願いを聞いて哀れに思い、その家にとどまって千手観音像を刻み、女を得度させて潅頂を授けると、たちまち即身成仏して、観世音菩薩に化身した。そこで大師はこの地に堂宇を建立し、得度山切幡寺とした。』そうです。 潅頂院の院号も御本尊が二体あるのも、この縁起に由来すると言われ、それゆえか女性の信者が多いところのようです。 |
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[寄り道(1)] 鳴門に来たからには豪快な「うず潮」を見ない事には後々悔いが残る気がします。 観光船は「うず潮」のすぐ近くまで行き、渦に巻き込まれそうで巻き込まれない。そこで停止している技術は長年の経験でしょう。「うず潮」より、その技術に拍手! |
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[寄り道(2)] 徳島県には、ちょいと内陸に入りますが祖谷(いや)渓があります。そこにある「かずら橋」を、是非一度渡ってみて下さい。 |
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