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■あらすじ■ |
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昔ふたりの娘を持つ後家がいました。 姉娘は母親に似て気立ても悪く高慢でしたが妹娘は美しく優しい娘でした。 母親は自分によくにた姉娘ばかりをかわいがり妹につらくあたってばかりいました。 ある日妹娘がいつものように遠くの泉に水をくみに出されたときのこと、みすぼらしい姿の女が水を飲ませてくれるよう頼んできたので快くきれいな水をくんで飲ませてあげました。 実はその女は仙女で、妹娘の心の美しさに感心して一言口をきくたびに口から花か宝石が飛び出すような贈り物をしてくれたのです。 家に帰って妹娘の口から花や真珠やダイヤモンドがつぎつぎ零れてくるのを不思議に思い、その理由を知った母親は姉娘にもなんとか仙女からの贈り物をもらってやりたいと考えて、姉娘を泉に送りだしました。 姉娘のファンションは母親にいわれた通り、銀の水差しを持ってみすぼらしい女がやってくるのを待っていましたが、そこにやってきたのは美しい貴婦人でした。これも仙女の様を変えた姿だったのですが、姉娘は自分で飲むようつっけんどんに言ったのです。 仙女はこの姉娘の無作法さに一言口をきくたびに口から蛇かひき蛙が飛び出るようにしてあげようといったのです。 思いもかけない事態に妹娘をしかりつけようとしたのですが、妹はとうに森に逃げ出していました。そしてそこで出会った通りすがりの王子にことのしだいを告げたのです。 妹娘はその王子からのプロポーズをうけ幸せになりました。 そして姉娘はというとすっかり人々から嫌われ母親からも家を追い出され森の片隅でひっそりと死んでしまいました。 ■私見■ 情けは人のためならず、めぐりめぐって自分のためさという話かもしれない。 だがしかし、けっこうもらったほうも困るんじゃないかなぁこの贈り物。 嬉しいんだけど、困る。 間違い無く一財産はできただろうけど。へたしたら総入れ歯かも…… *類似 グリム童話『森のなかの三人一寸ぼうし』 |