◆基本
エアリアルは、フリースタイルスキーの中で最も華麗な競技です。
日本でのエアリアル人口は非常に少ないのですが、
それは難易度と練習場所が少ない事が主な原因でしょう。
| 基本的ルール |
助走斜面を滑り降り、キッカーから跳び、空中にて演技を行い
ランディングバーンへ着地します。
演技と着地について採点を行うので、高跳びこみと非常に似ていると言えるでしょう。 |
※助走斜面は約30度ほどの急斜面で、30〜40メートルほど上からスタートをし、十分に加速します。
※キッカーはいわゆるジャンプ台で高さ3〜4メートルほどあります。3つほど微妙に角度が違うキッカーが用意されており、
そのどれを使っても良いことになっています。
※ランディングバーンは着地点の斜面のことで、約45度の急斜面です。選手は10メートルほどの高さから落ちてくるので、
急斜面でないと着地の衝撃でひざが砕けてしまうからです。
また、空中からは下は白一色で着地点がわかりづらくなってしまうため、松の葉を一面にまいておきます。 |
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◆採点基準
採点は、空中で男子3回転・女子2回転する間に行う演技について行います。
技の難易度、完成度。そして着地姿勢を見ます。
選手は演技前に、これから行う演技を自己申告します。
この申告演技について難易点がつけられます。
その点から、演技の完成度や、申告どおりに演技を行ったかどうかについて、減点式で採点を行うのです。
着地点についてはそれとは別に、着地姿勢について採点を行います。
2つの点の合計が得点となるわけです。
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◆技の種類
モーグルで言う所のエアです。これを知ることで観戦が楽しくなります。
レイ
伸身宙返りする技の事。最も難易度の低い技です。 |
タグ
抱え込み1回転の事。男子で行う人はまずいません。
レイと同じく難易度の低い技です。 |
フル
ひねりの事。1回宙返りする間に1回ひねります。
難易度はやや高めです。 |
ダブルフル
1回宙返りする間に2回ひねる技です。最も難易度の高い技です。 |
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◆技の構成
上に挙げた4つの技を組み合わせ、演技を行います。
構成によっては成功すれば非常に高い得点が出ますが、リスクが高いため、
わざと難易度の低い構成にして確実に得点をねらいに行くケースもあります。
レイ・フル・フル
「3回転伸身2回ひねり」という構成です。確実に得点を狙うケースで行われますが、
成功しても得点は非常に低いものとなります。
演技失敗者が続出している時などにこの構成で跳ぶ選手がいるかもしれません。 |
フル・フル・フル
「3回転3回ひねり」という構成。多少難易度は上がりますが、やはり得点ねらいの構成です。 |
レイ・ダブルフル・フル
「3回転伸身3回ひねり」という構成。多少失敗しても難易度が高いため
それなりに得点が期待できる構成で、多くの選手がこの構成で跳びます。 |
フル・ダブルフル・フル
「3回転4回ひねり」という構成。最も難易度の高い構成です。
また、大きな失敗につながりやすい構成です。
上位選手は殆どこの構成で跳びます。 |
ダブルフル・フル・フル
一見、上の構成と同じようですが、難易度の高いダブルフルを1回転目に持ってくるため
跳び出し直後の高さと回転力が求められる最高難度の構成です。 |
大体においては、以上の構成のどれかで跳ぶと思われます。
(テレビ中継時には事前に紹介してくれます。)
選手は2回演技を行う事ができますが、それぞれ違う構成の演技を行わなければなりません。
難度の高い構成を1回目に持ってくるのか、2回目に持ってくるのか、という駆け引きもあるわけです。
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◆観戦のポイント
1.インスペクション時の奇妙な踊り
跳ぶ前の選手は、これから行う演技をイメージしながら両手をバタバタ振るのですが、
これがとても怪しい(笑)
2.ダブルフルイン
上述したように1回転目にダブルフルを持ってくるのは非常にリスキーなため、
演技が成功するかどうか注目です!
3.ケベックエアフォースVS中国雑技団
カナダチームはケベックエアフォースと呼ばれ、非常に高レベルの演技をします。
これに対し、中国チームは雑技団張りのアクロバットを展開してくれます。
4.スロー再生時の景色
スロー再生時には上空から撮った映像が流されます。
上位選手と下位選手では映る景色が全然違います。
上位に行く選手ほど非常に高いジャンプを見せてくれます。
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