ワールドカップスキー(W-CUP SKI)とは?
FIS(国際スキー連盟)の主催する国際的なスキーレースのことです。

レースに出場し、成績に応じてポイントを得、
年間で最もポイントが多かったものがW杯トロフィーを手に入れます。

選手は母国の代表として出場します。純粋なプロレースとは趣が違い、
国の威信を掛けて戦う趣があります。

サッカーとは違い、毎年1年を1シーズンとして開催されています。
開催地は原則世界各国ですが、北半球が冬季であるときがシーズンのため、
そのとき豊富に雪のあるヨーロッパで開催される事が多いようです。

使用するコースについては、事前にFISがチェックをし、公認を受けたコースしか使えません。
(長野五輪時には滑降のコースの公認がなかなか得られず、もめました)

◆出場するには?

まず自分の国籍のある国の代表に選ばれなければなりません。
大体において、国内のアルペンレースに出場してよい成績をあげ、ポイントを稼ぐ事で選ばれる事になるようです。

国代表になると、次にFIS主催のレースに出場してFISポイントをあげなければいけません。
(当然上位に食い込むような成績でなければポイントはもらえません。)

FISポイントがある基準を満たしていれば、晴れてW杯のレースに出場できるわけです。

ですから、国ごとに代表を送っても、ポイントが少なければ、
その国からは1人もW杯レースに出場できない事もありえます。

W杯レースではFISポイントとは別の”W杯ポイント”によってW杯トロフィーの獲得を争います。

◆競技の種類

レースには大きなカテゴリとして3種類があります。

アルペン・フリースタイル・ノルディックです。

そしてその3種それぞれにも異なった競技が3〜4種あります。
(下記表にまとめました)

アルペン スピード系 ダウンヒル、スーパージャイアントスラロームの2種の事です。
技術系 スラローム、ジャイアントスラロームの2種の事です。
フリースタイル モーグル コブ斜面を猛スピードで滑り降りつつ、エアをきめる競技です。
エアリアル ジャンプ台から跳び、高飛び込みのように回転しながら演技を行います。
ノルディック ジャンプ ”跳躍”です。長野五輪では感動しましたね。
クロスカントリー ”距離”と言われます。雪上マラソンのようなものです。
コンバインド いわゆる”複合”です。ジャンプとクロカンの総合で争います。
※フリースタイルには、アクロ(旧バレエ)という競技もありますが、現在W杯では行われていないようです。
◆アルペン競技の種類

アルペン競技は2つのカテゴリに分かれていますので、もう少し詳しく表にすると下記のようになります。
競技名 略号 日本語での表記
スピード系 ダウンヒル DH 滑降
スーパージャイアントスラローム SGS スーパー大回転
技術系 ジャイアントスラローム GS 大回転
スラローム SL 回転
”スピード系”競技は”技術系”競技に比べ、
距離が長く、ゲート(旗門)の間隔も広くなっており、1本滑ってタイムの1番速い選手が勝者となります。
一方、技術系では2本滑った合計タイムの1番速い選手が勝者となります。
以上、簡単な説明ですが、多少なりともわかっていただければ幸いです。
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