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2002.02.11 |
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| 寒い。いや、寒いのは我慢すればいいのだが、路面が凍結していたり、雪が残っていたりしたら走れたもんではない。しかし、自転車には乗りたい。さて、何処へ行くか・・・少しでも南を目指そう・・・。ということで、かねてから偉大なる房総研究家・兼堀氏のサイトを見てかねがね興味を持っていた、南房総へ行ってみることにした。氏のHPを見ながら検討し、保田を出発し、大山・横尾林道をメインに、適当に地図を見ながら鴨川へ抜けるという、相変わらずのアバウトな計画で出発したのだった。 | ||||||||||||||||||||
| 久里浜→東京湾フェリー→浜金谷→鋸山ダム→巨大採石場→鋸山ダム→中原→小保田→横根峠→下沢→山中(小径放浪)→[山中ハイキングロード]→中沼→引越→[大山・横尾林道]→松節→[大山・横尾林道]→[県道410号旧道]→[県道410号]→松尾寺→押切→鴨川 | ||||||||||||||||||||
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まずは久里浜からフェリーに。船に乗るなんて何年ぶりだろう。もう、乗船前からワクワクである。船に乗ったら、出航前からもう子供と一緒。船内をあっちへ、こっちへと歩き回る。餌を求めてカモメなんかも飛来して、船上の35分間は退屈しないのであった。 | |||||||||||||||||||
| 浜金谷へ出ると、まずは海沿いの道を保田方面へ。途中で適当な細い道を左折して内陸部に入っていく。すぐに交通量はほとんど無くなり、のどかな田舎の風景となる。しかし、時々通るダンプが気になる。 | ||||||||||||||||||||
| 左手に房総名物鋸山なんかを眺めつつ、のんびり坂を上っていく。鋸山ダムの辺りなどは、なかなか雰囲気が良い。しかし、やがてたどり着いたのは巨大な採石場であった。適当に走って行けば越えられるだろう、と思い走っていたが、ちょっと登って見てみると、ずっと先まで採石場が続いているようなので、折り返すことにした。 | ||||||||||||||||||||
| 餌を求めて、船のすぐ近くまでカモメが飛来する。捕まえて食ってやろうか。 | ||||||||||||||||||||
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| 芝原の町を抜けて長狭街道へ、そして横根峠を目指す。なんの変哲もないなだらか〜な登りが続く。横根峠を越え、山中方面へ左折。ここから、周囲の雰囲気は一変。のどかな田舎の雰囲気となる。引越方面への林道入り口を探したが、なんと、落石のため通行止め。誰もいなければ突っ込んでいくところだが、工事関係者とおぼしきおっちゃんが数名ウロウロしているので、おとなしく撤退。5万図によると、もう少し先に、この林道に合流する道るはずだ。 | ||||||||||||||||||||
| 山中温泉の前を通過してしばらく進むと、右手に急勾配で登っていく細い舗装路が。よ〜し、ここだな、と思い、登っていく。取っ掛かりは結構な急勾配の舗装路だが、少し頑張るとなだらかな砂利道となる。山菜を採っているおばちゃんに挨拶して、先に進む。 | ||||||||||||||||||||
| 採石場など無ければ、良いところなんだろーなー。 | ||||||||||||||||||||
| やがて砂利道はT字路に。地図ではT字路になんぞなっていないので、どうやら目指していた道では無いようだが、まあ、適当に行ってみよう・・・と、左手に進む。山間ののどかな砂利道が続く。雰囲気抜群、と思っていると、道は突き当たりになり、なにやら怪しい看板が。なんか、ヒジョーに物騒な事が書いてあるので、怖くなって折り返す。そして、先ほどのT字路を今度は右に・・・廃屋の脇をすり抜けて進むと、突き当たりは・・・墓地!ひぃ〜 (>_<) | ||||||||||||||||||||
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| 心霊スポットに行く手を阻まれたワシは、先ほどおばちゃんに挨拶した辺りまで戻って、そこから「ぐるっと山中ハイキングロード」とか書いてある道に足を踏み入れる。元々は車道だったようで、道幅もそこそこ広い舗装の激坂を押し上げると、すぐに道はダートになる。部分的に少しは乗れそうな場所もあるが、結構な勾配が続くので、ずっと押しで登っていく。 | ||||||||||||||||||||
| 南房総らしい風景でんなー。 | ||||||||||||||||||||
| ヨタヨタと自転車を押して登っていくと、やがて山頂とおぼしき開けた場所に出た。こりゃ、狼煙を上げるのには最適である。さっそく荷をといて、買い込んであった鍋焼きうどんを温める。周囲は木が茂っているのだが、木々の隙間から遠く房総の山並みが見える。そんな風景を眺めながら、少量のおちゃけと鍋焼きうどんに舌鼓を打つ。 | ||||||||||||||||||||
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| 食事を済ませ、山の反対側に下りて行く。道幅はソコソコあるものの、倒木などもあって、完全にシングルトラック状態だ。それでも、自転車のサドルを下げれば、ドロップハンドルでも何とかなってしまうものである。 | ||||||||||||||||||||
| ちょいと下っていくと、すぐに鉄パイプのガードレール?のようなものが現れ、眼下には林道が。しかし、どうやら林道まで自転車を担ぎ下ろさなければならないようだ。うーむ、今日は担ぎまでは覚悟してなかったんだが・・・。(-_-) | ||||||||||||||||||||
| ワシはこんな雰囲気ののどかなダートが大好きなのだ。しかし、一枚の看板のおかげで、こののどかな山村の風景が「死国」の舞台に変貌する・・・。 | ||||||||||||||||||||
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林道まで自転車を担ぎ下ろしたものの、さて、どっちへ行ったら良いものか・・・方位磁石で方角を確認し、とりあえず東の方に進んでみる。なかなか雰囲気の良いダートをひと登り、そして下っていく。はっきり言って、どこをどっちに向かっているのが、自分でもワカラン。 | |||||||||||||||||||
| かまわず進んでいくと、工事現場に出たので、オッチャンに道を尋ねると、ここは中沼という所だと言う。なんと、目指す引越は目と鼻の先ではないか。いやはや、ラッキーである。 | ||||||||||||||||||||
| 中沼から引越の集落に入るところで、遠くに外房の海が見えた。外房の海を見るのは何年ぶりだろう。しかし、それ以上に、この引越という集落、なんちゅード田舎じゃ。まるで頸城と間違ってしまいそうな、のどかで、眺めの良い集落である。 | ||||||||||||||||||||
| 引越を抜けると、いよいよ目的の大山林道である。林道に入ってしばらくは、舗装路で標高を上げる。しかし、すぐに道はダートに。路面は部分的にではあるが、かなりガレている所もある。また、水はけが悪い所には水たまりなんかもあって、付いてて良かったドロよけ、を実感できる。 | ||||||||||||||||||||
| 「ぐるっと山中」とか書いてあったが、なんの事はない、登って下りるだけであた。でも山頂はほげほげに最適! | ||||||||||||||||||||
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展望のきかない、林間のダートが続く。ダートは好きなので走っていて楽しいことは楽しいのだが、こうも景色にメリハリが無いと、ちょっと飽きてくる。しかも、ちょっと登ってはちょっと下り、を繰り返すので、ずーっと登りっぱなしのような錯覚に陥る。精神的に、ちょっと辛いダートだ。 | |||||||||||||||||||
| だらだらダートを登っていくと、やがて前方に人影が。ハイカーかと思って近づいて行くと、なんと猟銃を持っているではないか。声をかけると、猪を撃っているとのこと。そういえば、何度かパンパーン、という甲高い音を聞いたなぁ。あれは、猟銃の音だったのだな。ウーム、恐ろしい。山に入るときは、赤とか黄色のハデハデなウェアを来ましょうね。茶色なんか着てると、誤って撃たれちゃうかもよー。 | ||||||||||||||||||||
| ここが林道のピークだった。房総の山並みを見渡せる、この林道唯一の好展望の場所だろう。写真を何枚かとり、下りに入っていく。しばらくダートを進むと、T字路が出現。この辺りの道は最近出来たらしく、5万図には載っていない。さて、どうしたものか、と思っていると、2匹の犬がインネンつけてきた。首輪はしているから、野犬ではないらしい。しばらくすると、飼い主のおばちゃん登場。道を尋ねると、左に行けば国道410号に出られるとのことだ。 | ||||||||||||||||||||
| でも、山頂はほげほげに最適! | ||||||||||||||||||||
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| しかし、相変わらず下っては登り、を繰り返すダラダラとしたダートが続く。標高は低いが、結構足にくるダートだ。いい加減ダートに飽きてきたころ、道は舗装路になり、林道は突然終わりとなる。トンネルが開通して旧道となった国道410号の舗装路を、のんびりと下って行く。やがて市街地が見下ろせるようになり、ツーリングも終盤にさしかかっている事を実感させてくれる。 | ||||||||||||||||||||
| 旧道から、410号の本線に出て南下。ここはもう、普通の地方幹線道だ。やがて長狭街道に出て、一気に鴨川まで到着。太平洋だ! | ||||||||||||||||||||
| 海岸は犬を散歩させる人が行き交い、海にはサーファーの姿もちらほらと見られる。しばし佇んだ後、駅前の土産やでツマミを仕入れ、外房線反省列車で帰路についたのであった。 | ||||||||||||||||||||
| 下りも雰囲気ばっちりで楽しかったけど、距離が短かったー。残念。 |
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| 初めての南房総、いやー、素晴らしかった。兼堀氏が「房総研究」と称して繰り返し出かけるのも、充分納得である。山が好きな自分としては、ついつい奥多摩や奥武蔵、信州や甲州方面に目がいってしまいがちだが、房総にも楽しそうな道がいっぱいあることを知った。これからは房総研究員の一人となることを、かたく心に誓ったのであった。 | ||||||||||||||||||||
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| 引越への坂を上ると、遠く外房の海が目に飛び込んできた。ちょっと感動。 | ||||||||||||||||||||
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| ん?最近雨ふったっけ?などと思いながら、水たまりを避けて走る。 | ||||||||||||||||||||
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| 大山・横尾林道のピーク。ほとんど唯一といっていい、展望の良い場所だ。 | ||||||||||||||||||||
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| 国道410号の旧道から、市街地を見下ろす。 | ||||||||||||||||||||
| 一言つけくわえると、この日は久々のソロ・ツーリング。やっぱり山の中をブラブラするには、一人の方が良いな〜、と思った一日でした。
(ぴー助) |
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| 海!なんか、ツーリングの最後に聞く波音というのも、心地よいものだ。 | ||||||||||||||||||||
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