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2001.11.03〜04 |
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| 今回のツーリングは、6月に雪で断念した新潟県と長野県の県境に位置する東頸城地方の野々美峠・深坂峠を訪れ、紅葉の頸城の大展望を堪能しようという魂胆だ。言い出しっぺは@nifty FCYCLEのラ族の若大将、高地大輔氏。氏に見せていただいた、昨年の秋の頸城の写真が忘れられない。あの美しい紅葉の中に、我が身を置いてみたい。思いを同じくする13人のサイクリスト&さ〜けりすとが顔を揃えたのだった。 | |||||||||||||||||
| 参加者:高地大輔、ヤギちゃん、さんぽ、佐倉権造、His、でき、ぐー(のえっち)、 |
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| 11/3 松代(15:30)→芝峠温泉→桐山→栃ヶ原→荻の島かやぶきの里(17:00)
11/4 荻の島かやぶきの里(8:00)→門出→鯖石川ダム→松代→小屋丸→松口→坂下→松之山→松之山温泉 |
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| 2日目へ | |||||||||||||||||
| 越後湯沢駅の上越線ホームには、列車がすでに入線していた。自転車を置きやすい先頭車両に向かうと、そこには自転車とおぼしき大荷物を傍らに携えた人影が。「寝坊した」というすずさんであった。昼前に自宅を出発し、今日は宿まで一人旅と覚悟の上だったが、これは心強い道連れを得た。 | |||||||||||||||||
| 六日町駅でほくほく線に乗り換え、いくつもの長いトンネルをくぐり抜けて列車は松代駅へと滑り込む。駅前で自転車を組み立てる。すずさんが「こっちを行こうと思うんですけど。」と指さしたそのルートは、私が考えていたコースとピッタリ同じ。芝峠温泉を抜けて、尾根筋を行くルートだ。集合時間まではあと1時間半ぐらいか。のんびり行けばちょうど良い距離であろう。もっとも、健脚なすずさんの“のんびり”と最低速クライマーぴー助の“のんびり”ではペースが違うので、ワシまでのんびりしている訳にはいかない。 | |||||||||||||||||
| 松代駅で組み立てを終え、いざ出発!と気合いが入る・・・訳ではなく、のんび〜りとした雰囲気のすずさんと愛車、ロイヤル・ノートン。 | |||||||||||||||||
| 駅からすぐにダラダラ登りが始まる。しかし、すぐに道は田舎ののんびりとした佇まいを見せ始め、周囲には紅葉が見られるようになる。所々で写真を撮りながら、のんびりと登っていく。 | |||||||||||||||||
| 芝峠温泉を過ぎ、会沢の集落を過ぎるあたりからは、道は尾根筋に乗って緩やかになる。そして、所々で左右に素晴らしい展望が開けてくる。連なる山、山間に点在する小集落、斜面には棚田、そして朱や黄金に染まった木々…。頸城の典型的な風景が、そして残り少なくなってしまった日本の田舎の風景が、そこに在る。晴れていれば八海山のほうまで見えるのではないか、と思うような展望が開けた場所もあり、そうなるとつくづくこの曇り空が恨めしい。 | |||||||||||||||||
| 走り始めるとすぐに辺りは紅や黄色に彩られる。 | |||||||||||||||||
| 景色の良いところで、走ってもいない小径に自転車を持ち込んでヤラセ写真などを撮っていると、ポツポツと雨が当たってきた。とりあえずウィンドブレーカーだけ着込んで走り出す。 | |||||||||||||||||
| 「郵便局の先、1kmぐらいの小径を左折です」 すずさんのお言葉を肝に銘じ、注意しながら緩やかな下りを進んでゆく。やがて、左側に、こんな山の中には不似合いな雑貨屋さんが姿を現した。と、見ると、建物の右側のドアの所に大きく〒マークがある。そして、その上にはしっかりと郵便局と書いてあるではないか。果たして、この雑貨屋さんが、郵便局の正体だった。雑貨屋さんが郵便局を請け負ったのか、郵便局が暇に任せて雑貨屋さんを始めたのかは定かでないが、ここがこの尾根上にいくつかある小集落の情報集積基地(つまり、おばちゃん達の井戸端会議場)なのだろう。 |
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| ススキやガマの穂の白と紅葉の紅のコントラストが美しい。 | |||||||||||||||||
| やがて、左側に件の小径入り口が我々を待ち受けていた。周囲はもう薄暗く、ここでライトを装着。私はペツルのLEDをフロントバッグに、そして頭にもペツルのヘッドランプを着けてのナイトラン・・・というほど真っ暗でも無いのだが・・・。走り始めて少し行くと、LEDの方が無くなっているのに気付いた。取り付け方が悪かったのだ!すずさんは戻って探そうと言ってくれたのだが、もたもたしていると真っ暗になってしまうので、諦めて宿に向かうことにした。しかし、鬱蒼とした森の中を尾根から谷に向かって落っこちて行くこの道、雰囲気抜群なのだ。所々に、こんな山の中を開墾するのにどれだけの労力が必要だったろう?と思わせるような狭い田畑がある。その間を、狭く曲がりくねった道が縫うように走っている。 | |||||||||||||||||
| 高度を上げてゆくと、まずは西側の展望が開ける。 | |||||||||||||||||
| と、間もなく谷沿いの少し広い道に出た。荻の島かやぶきの里はもうすぐ、ここからひと登りである。すぐに登り口を見つけ、そこから荻の島の茅葺環状集落に入って行く。宿の外では高地さんが出迎えてくれた。時刻はもうすぐ17時。集合時間ぴったりだ。自転車を止めて、茅葺きの棟に入ると、囲炉裏を囲んで先に着いた面々が一杯飲っていた。 | |||||||||||||||||
| 荷物をといていると、フロントバッグの中で何かが光っている。なんと、先ほど落としたと思われたペツルのLEDが、バッグの中で光っていたのだ。外に付けていて落としたはずなのに、何故中から出てくる?よくワカランが、いずれにしろ助かった。近くの温泉施設“じょんのび村”に送迎バスで往復し、それから夕食&宴会が始まった。おかずはほとんどが山菜料理。しかも、普通の茅葺き農家の台所でその家のおばちゃんが作ってくれているようなものだから、本当の田舎の家庭料理と言えるだろう。気さくなおばちゃん、そしてほの暖かい囲炉裏の炭火…。これでは話も弾むというものだ。 | |||||||||||||||||
| こちらは東側の展望。晴れていれば、さらに遠くの山々も見られることだろう。是非再訪してみたい場所だ。 | |||||||||||||||||
| やがて皆ぞろぞろと床に就き、囲炉裏端にはHisさん、ヤギちゃんとワシの3人が残った。離れの定員があと一人なので、ワシはそちらに行くことにしよう・・・と、離れに行くと、むさんとくずてつさんが御飲酒中ではないか。さっそくそこへ加わって、むさんにフロントバッグ改造話などを伺いながらビールを一杯。そして、12時ちょっと前だっただろうか、皆、床に就いたのだった。 | |||||||||||||||||
| 連なる里山、山間に散在する小集落、斜面に切り開かれた棚田・・・頸城地方の典型的な風景だ。 | |||||||||||||||||
| 囲炉裏端でくつろぐ参加者の面々。 荻の島かやぶきの里は、おばちゃんのもてなしが温かい、素晴らしい宿だった。 しかし、参加予定だったτ.κさんから、度重なるトラブルの為に途中で参加を断念するとの連絡が入った。残念。 |
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