「第11回 ランドナーOFF」
嶺方峠・小熊黒沢林道
2002.5/25・26
第2日
4時頃に、自然に目が覚めてしまった。もう一度寝ようと思うが、某氏のいびきがうるさくて眠れそうにない。(^^ゞ
隣で寝ていたハズの楓さんの姿は、もう布団には無い。ワシも起きて周辺をウロウロすることにした。

まだ暗い民宿の前に出て空を見上げてみる。どうやら、天気は良さそうだ。さっそく自転車に跨り、周辺をポタってみることにした。


徐々に周囲が明るくなってきて、山肌がピンクに染まり始める。山屋たちが“モルゲンロート”と呼ぶ、山が最も美しく輝く時間だ。

写真は白馬三山。左上から中央に下りてくるなだらかな尾根が、スキーで有名な八方尾根。


こちらは五龍岳。周囲には誰もおらず、静寂が辺りを包む。小鳥たちもまだ寝ているようだ。

日が高くなるにつれて、徐々に山肌の色が変化してくる。こんな時間を独り占めできるなんて、最高に贅沢だ。

そして東の山の上から太陽が顔を出し、周辺は眩しいばかりの光りに包まれる。

付近をウロウロしていると、ぴー助好みのダートが延びている。正面に五龍岳を見ながらそのダートを行く。いつの間にか、心の中はからっぽだ。

道端に道祖神?が佇んでいる。白馬三山をバックに、絵になる風景だ。

ポタリングを済ませて宿に戻り、朝食を取る。出発準備を整え、ミッシェルも交えて記念撮影。

宿を出発し、姫川沿いのサイクリングロードを行く。白馬連峰をバックに走る面々のその顔も、本当に楽しそうだ。

緑の山に吸い込まれていく・・・。

やがてサイクリングロードはダートに。ロードの人もいるのだが、「ランドナーオフなんだから、OKでしょう」ということで、ダートに突っ込む。パンフレットによると「爽快な砂利道」だそうだ。(^^ゞ

しかし、脇を流れる姫川の水の綺麗なこと・・・。


やがて姫川源流の湧水地へ至る。ここは看板にあるとおり、自転車を押して通過していく。

旧差野坂峠への登り。緩やかで走りやすいダートだ。展望はあまり良くないが、緑の中を人登り。峠を通過して下りになると、すぐに青木湖が見えてくる。

青木湖西岸から中綱湖へ。写真の道のすぐ左は湖で、太公望たちが糸を垂らしている。のどかで景色も綺麗だが、右は田圃、左は湖、なので、脇見運転には注意したい。今回は水没した人は居なかったが・・・。

中綱の集落からサンアルピナ鹿島槍スキー場へは、平均勾配10%と、なかなかの登りが続く。しかし、登り切ると、正面に爺ヶ岳、その右に鹿島槍と、見事な眺めだ。

写真は、五龍岳をバックに走るぴー助、例によってヤラセ写真だ。

実は昨夜、宿でアルプスの萩原さんのお薦めポイントが近くにあるという話をしたら、高地さんが行きたい、と言い出した。で、急遽6名の別働隊を結成。ここから西へ、鹿島川まで下りて、そこから少し川沿いに登っていくと、鹿島槍からを水源とする大冷沢、小冷沢の合流点がある。そこが萩原さんのお薦めポイント。


鹿島川まで下りると、辺りは上高地のような雰囲気。しかし、観光客は全くいない。そこから少し上流へと走ると、広々と開けた場所に出た。

広々とした河原、流れる清流、そして見上げると鹿島槍。本当に素晴らしい風景だ!


上流に見えた橋まで行ってみる。車道はここまでで、車が数台停まっている。鹿島槍への登山口になっているのだ。

そこでとりあえず記念写真。鹿島槍の山頂に、わずかに雲がかかっているのが残念だ。

しかし、本当に素晴らしい景観だ。こんな所で、一日ぼーっと過ごすのがぴー助の好みなのだが、本隊と合流しなければならないので、後ろ髪を引かれる思いで冷沢を後にする。


スキー場まで戻り、そこから小熊黒沢林道に入って行く。北アルプスの展望で名高い林道だが、まず目に飛び込んできたのは戸隠方面の大展望だった。

木々の間から時折見える鹿島槍がだんだん大きくなってくる。写真の場所が、たぶん鹿島槍が一番大きく見えるところだ。手が届きそうなほど近くに、大迫力の鹿島槍がある。ブラボー!

残念ながらデジカメの電池が無くなってしまい、撮影はここで終了。この後、所々で北アルプスを見ながら徐々に南下。やがて木崎湖を見下ろす大展望が開けた。本隊の面々がここで昼食休憩をとっていた。さっそく、この大展望を見ながら昼食をとる。眼下に木崎湖、右奥に大町市、遠くには緑の山々・・・食事が美味しい!
食事を終え、しばし大展望を楽しんだ後、いよいよ大町に向かって下りに入る。鹿島槍や爺ヶ岳は姿を消し、蓮華岳の丸みを帯びた山容が見えるようになってくる。さらに、左手には徐々に木崎湖の湖面が近くなってきて、ついに林道は終わりを告げる。
下りきった所でパンクなどで遅れた後続を待ち、そろって信濃大町駅を目指す。のどかな裏道を繋いで、やがて駅に到着。ああ、残念、終わっちゃった・・・。みなさん蕎麦を食べに行ったが、ワシは腹が減っていなかったので、駅の待合室でビールを一本。その後、ツマミをお酒を買い込んで列車に乗り込んだのだった。

目の前には田植えを終えたばかりの水田、顔を上げると緑の山々、そしてその向こうには残雪の北アルプス・・・今までテレビや写真を見て憧れていた風景を、目の前にすることが出来た。サイクリストの聖地・嶺方峠、モルゲンロートの白馬三山、絶景の大冷沢・・・。こんなに素晴らしい時間を楽しい仲間達と共有出来たことを、本当に幸せに思う。我が侭なサイクリストたちをまとめてくださったすずさんには、本当に感謝したい。

なお、終盤の写真も入った、より詳しいツーレポがすずさんのページに掲載されているので、より詳細なツーリングの様子は、そちらをご覧頂きたい。

http://www.remus.dti.ne.jp/~suzukita/bicycle/2002/randona11th_1.html


INDEX 1日目