碓氷峠〜和美峠〜杉ノ木峠
2001.04.16

国道18号線旧道を通って碓氷峠を目指す。私は鉄道の趣味は無いのだが、この碓氷峠、即ち旧信越本線の横川〜軽井沢間だけは唯一思い入れがあるのだ。子供の頃、毎年夏休みは母の実家がある新潟・東頸城に行っていたのだが、新幹線が無かった当時は信越本線で直江津まで行っていた。そしてその度に横川の釜飯を食べていたわけだ。さてさて、久しぶりの釜飯の味はいかがなものか・・・。

そして峠の後は、アルプスの萩原さんに教えていただいた妙義・荒船林道を目指す。

高崎駅→[国道18号]→横川→碓氷峠→軽井沢周辺散策→和美峠→[下仁田軽井沢線]→本宿→
[信州街道(国道254号)]→中小坂→[松井田下仁田線]→八城→[県道213号]→磯部駅


高崎で自転車を組んで、18号で横川へ向かう。妙義の奇峰が出迎えてくれる。

松井田あたりまでは交通量が多く、「横川まで輪行すれば良かった」と、毎度の嘆き節である。

横川に到着し、久々におぎのやの釜飯を仕入れたので機嫌は直る(笑)。しかし、これから峠に向かおうというのに、よりによって重い釜飯を仕入れるとは、我ながらアホではあるが・・・。(釜飯の釜は陶器だから重いのだ。)


中山道の宿場町、坂本宿。なかなか味わいのある街並みだ。各家の前には屋号を書いた札が掲げてある。

18号旧道を登り始めると、すぐに碓井湖に到着する。重い釜飯はここでさっさと平らげることにする。

平日ということで、周囲に人影はほとんど無い。極上の気分で久々の釜飯を堪能する。しかし、食べ終わった釜はそこに捨てていくわけにもいかず、ただの重りと化すのであった。


なにやら名所らしい。(笑)

昔はワシもこの上を電車で通っていたのかいな?
よくワカラン。(笑)


碓井峠まではこんな感じのダラダラ坂が続く。激坂と呼べるような急勾配の場所は無かった。見晴らしが良い場所もほとんど無い。

だらだらと登って、峠に到着。観光地の峠らしく、周囲にはゴミが散らかっていてしらけさせてくれる。

しかし、峠を越えて軽井沢側に下りると、浅間山がその姿を見せてくれる。

写真は塩沢湖越しに見る浅間山。

ここから和美峠へ向かう。しかし、和美峠は道路が入り組んでいて、どこが峠だか分からなかった。知らない間に通過してしまった。

和美峠から妙義・荒船林道を目指す。


妙義・荒船林道に入る。やっと辿り着いたダートにニヤニヤしながら走っていると・・・林道入り口から1kmも行かないところで、ブルドーザーが作業をしている。近づいて行って通してもらおうとしたが、大きく両手で×を出されてしまった。合掌ポーズでお願いしてみたが、再度×を出されてしまったので、諦めて下仁田へ向かうことにした。残念。

しかし、ここからの下りが凄かった。勾配も急だし、コーナーのRも非常に小さい。まさにジェットコースターだ。一度リアが滑ってヒヤッとしたが、最高に楽しかった!とーぜん写真なんか撮ってるヒマは無し。


コークスクリューを下りきると、桜が出迎えてくれた。

この辺りの山容は、奇峰・奇岩続出という感じ。険しく、荒々しい岩峰が連なっている。嬉しくて、ゾクゾクしてくる。

初鳥屋の辺りだろうか。梅、桃、桜に菜の花付き!という見事な光景に出くわした。すぐ側に墓地があり、そこがまた色々な花が咲いていて綺麗だったのだが、人様の家の墓にレンズを向けるのはためらわれたので、写真は撮らなかった。

まさに“桃源郷”と呼びたくなるような見事な景色だった。解像度の低い古デジカメでの撮影なので、この美しさが伝えられないのが口惜しい。

険しい山の間に静かな山村風景が広がる。日本に生まれて良かったと感じる瞬間だ。

とどめはこの桜!

西野牧の辺りだろうか。ツーリングの締めくくりに、神様はこんなプレゼントを用意してくれたのだ。自然の恵みに感謝、感謝。


碓氷峠は、手応えも無かったし景色も良くなかったし、どーってこと無い峠だった。でも、まあ、有名な峠を登ったという事で、良しとしよう。浅間山も堪能出来た事だし。

妙義・荒船林道は残念だったな〜。工事していても大概は通してくれるもんなんだけど、運が悪かった。また出直すことにしよう。

しかし、その後の下仁田までの下りは最高に楽しかった。ジェットコースターみたいな下りと連なる奇峰、そして美しい花々を堪能出来た。この辺りは色々楽しいコースがありそうだし、また是非訪れてみたい。

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