|
イエス・キリストの誕生の逸話として特に有名なのが 『東方の三博士の礼拝』です。
この話はマタイによる福音書にのみ現れる話で、ほかの三福音書に記載がないところをみるとおそらく筆者の創作なのでしょう。
それはともかく、この場面の絵画は複数あります。よく見ると描かれている3人に違いがあるのが判るでしょうか。
手前は白いヒゲの老人、真ん中は少し若い感じ、後ろは少し年配で、老年・壮年・青年の各世代の代表。そして手前は白人、真ん中は黄色人、後ろは黒人で、各人種の代表です。つまりこの3人はあらゆる年代の、あらゆる人種の代表なのです。
三博士はこの絵に限らず、後述の映画『ベン・ハー』の冒頭のシーンでも同様に描かれていて、この夜生まれた赤ちゃんは全人類が待っていた 祝福を受けた子なのです。
←バティスタ・マイノ『三賢者の来訪』(1613年) |