研究報告
激安!食べ放題ツアーは損か?得か?
かに食べ放題ツアーに潜入の巻き

 最近、新聞の折込広告でよく見かける激安ツアー。その飾り文句には必ず「食べ放題」の文字が・・・。
しかし、お値段は思い切った低廉価格。このツアーってちゃんとおいしいモノが出てくるの?第一、楽しめる旅行なのか?
確かめるために、先日、ポルポの仲間たちと「かに、甘エビ、ふぐ食べ放題、天橋立、城崎、出石そばツアー」に参加してみました。




朝7時40分出発
私は値段の安さから、添乗員はつかないと思っていたのですが、集合場所にはちゃんと旗を持った人がいてくれた。
写真は今回の添乗員、多田さんです。なんとなく優しそうなおじさんですね。

 
バスが発車すると、添乗員さんより、旅行中の注意やら、このツアーの予定やらが一通り説明されます。
そうしてすぐに朝食が配られました。(写真左)こじんまりしていますが、中身はおにぎり2個と煮物、出汁巻、唐揚と結構おいしかったです。
マウスを添わすと中身の写真が見れます。
実は出発前にトラブルが発生していました。
ポルポのHさん(仮名)が、集合時間を8時過ぎだと勘違いして、出発に間に合わなかったのでした。
幹事のYさんと添乗員さんとの交渉の結果、最寄のインターチェンジ手前でバスを停めてくれることとなり、Hさんもなんとか合流できました。

野次やヒヤカシをあびながら乗車するHさん。(写真左)ハズカシー!

こういうツアーって予定がキッチリ詰まって融通きかないって思い込んでたけど、いやー、交渉してみるもんですね・・・。
ご一緒した他の人たちゴメンナサイ

でも一緒に行けてよかったね。Hさん。
そうこうしていると何やら使いまわしのパンフレットが前の席からまわって来ました。
出たー!タイアップのお土産物。
車内で予約すると約5%くらい安くなるんだそうです。

商品は帰り道に寄るお土産物屋さんで受け取れるそうです。
便利といえば便利。

バスは一路、天橋立を目指し、阪神高速から舞鶴道へと進みます。
車内もまだ出発して間もないので、みんな元気でおしゃべりに夢中です。
早速、缶ビールを開ける人もいますが(私も・・・)。ほとんどの人が、後の「食べ放題」に備えて、おやつや飲み物も控えている様子。
ツアー代金6980円の元をとらねばと意気込みじゅうぶんですな・・・。


そうこうしているまに
外は雪
わーい雪だーと子供のようにはしゃぐポルポの面々。

トイレ休憩に「道の駅」を利用
しかし同じようなツアー客で
ごったがえし、特に女子トイレは長蛇の列。
出発時間までにバスに戻れるか?

天橋立付近
神社に御参り
食べ放題のレストランに
予定より早く着いたので
時間つぶしを兼ねて観光です

どのツアー客か分かるように
胸にシールを貼ります
昔はバッジでしたよね
私らのコースは黄色です

さて、レストランに到着しました。元々土産物屋さんの2階をレストランに改造してあるのってよく有りますよね。
このツアーは何から何までお土産物屋さんとのタイアップで成り立っています。
食事して、お土産買って、そんでまた帰り道でチェーン店に寄り道する予定になっています。

さあ食べ放題の始まりです。


ずらーっと並んだお膳。
こういうテーブルが5列あって、それぞれ別のツアー客が並ぶ。それぞれ、食べ放題のスタート時間が違い、お昼だけでも何回転もしているようだ。
空いた列にはまた次のツアー客が入るのだろう。

席と席の間隔は狭く、学食みたい。

1時間一本勝負です。と、店のお兄さんからアナウンスがありました。
とりあえず、これが最初にセッティングされているお膳。
かに飯、漬物、お吸い物、しょうゆ、二杯酢、ふぐ鍋、そしてうれしい茶碗蒸しとデザートのお餅、このお菓子は1階の土産コーナーで売っているとアナウンスがあった。商売、商売。

かに飯はちょっと、固め、お代わりするくらいのモノじゃなかった。
茶碗蒸しは美味しかったです。これは多分外注品でしょう。
メインのかにです。
ズワイガニ。オピリオ種、 産地不明。
産地で茹でてから冷凍し輸入したやつですね。
多少、水っぽいものの、値段のわりに甘く美味しいです。
どうせ食べ放題なので、足の細いところは無視して、食べやすい身だけをがつがつ食べたほうが数量こなせます。
お刺身の甘エビ。アイスランド産ですね。
普通に美味しいです。これを目いっぱい食べた方が良いかも?
ただ、私だけ気になるのは、本来、甘エビはマイナス40℃で保管されないと殻に白い斑点が出るんですが、多分マイナス18℃以上で保管されていたようデス。ポツポツ斑点がありました。
カニもそうですが、お代わりする度にロットが変わっているようで、後で来た甘えびは大きかったです。
多分、サイズやブランドは何でも良いから、安い出物で数量集めているんですね。
そして、ふぐ鍋。
うーん。これはねぇ・・・・・。このフグは唐揚にしたり、一夜干しにするフグですよね。さばフグかな?
普通の魚の鍋だと思えば食べれなくもないです。
カニを食べるときは普通、無口だといいますが・・・。
わいわい楽しく頂きました。
食べるよりしゃべるのも楽しい。
ところで、ちょっとしたトラブルがありました。
このレストランのお兄さんが私たちの食い放題時間を間違えてしまい。15分前に終了を言い渡してしまったのです。
そういえば私らのテーブルでも追加を注文したら断られました。怒ったおじさんが添乗員さんに抗議して発覚。
レストランで采配していたお兄さんが謝っています。

複数のツアー客が入れ替わり立ち代り。で忙しいとはいえ、不手際でした。



そんなこんなで、食べ放題レストランを出ました。しばらく観光。

露天のお土産物屋さんで、地の物(前浜で上がったもの)か、少なくとも国産品を探していたら、大きな蛸の足を発見。どうやって食べるのでしょう?
あとは小さいイカとか、ハタハタの干物くらいでした。
バスに帰ると「食い放題レストラン」の支配人が先ほどのお詫びに来ていました。お詫びのしるしに「カット若布」をもらいました。
よし、許してやろう。

天橋立をあとに一路、城崎温泉へ・・・・。途中またしてもお土産屋さんで停車。
もう、土産はいらんで。と思いつつもトイレ借りれるんだからしゃあないね・・・。
 
しばし、城崎を観光。みんなで温泉につかり、旅の疲れ(バスで座りっぱなし)を癒します。
さて、もう夕方です。最後の目的、出石そば目指してGO!

出石そばに到着!結構店舗を広げているそば屋さんで、私らが案内されたのは少し離れた新館でした。
ツアー料金に含まれるのは、おにぎりと皿そば3皿・・・。
でも1皿がこれかよー!
で、追加が1皿100円だって。

しかも、この店はとことん段取りがダメ。皿そばの数もおにぎりも全然足らない!
文句を言うと店のおばちゃんもオロオロするばかりでした。
追加注文しても、後に頼んだ人の分が先になったりで大パニック。
みんな競い合ってお代わりするものの、
お店が対応しきれず、とうとう皿そば売り切れ!
こんなに食べた人たちは初めてだそうです。
ちなみに一人で20皿たいらげると、通行手形がもらえます。

Dさんは30皿くらい食べたそうです。

段取り悪い皿そば屋で追加のそばを待つ大食漢たちはほっといて、しばし出石の町を散策しました。
しかし・・・。人の気配が無い・・・。

 

しーんと静まりかえった夕闇の辰鼓楼に出石城・・・きれいです。
多分、まだ大食いしている人もいるのでしょうが・・・。

さて、ここからは明石に帰ります。
途中、またしてもお土産屋さんに寄りますが、トイレを借りるためです。しかたない。
帰りのバスではお約束の「釣りバカ日誌」を上映

これにてポルポ珍道中も終わりです。
明石駅に20時50分着  やれやれ。
みなさんお疲れ様!


研究のまとめ
このツアー代金は6,980円である。
確かに安い。しかも旅行に行ってきたという満足感もあったのは事実。
ツアー名の「カニ食べ放題」には心引かれるが、実際、終わってからの印象は観光したり、温泉に入った事のほうが強いように思えた。
食べ放題の素材も値段が値段だけに、最上級というわけにはいかない。ただそれだけなら、家で料理したほうが良い物が食べれるだろうし、カニや甘エビは殻を剥かないと食べられないため、そんなに量をこなせるものではなかった。

・・・研究の成果としては・・・
激安、食べ放題ツアーは、タイトルの「食べ放題」に惑わされず、旅行として楽しんだほうが得だと感じた。バスの中でおやつや飲み物を我慢しないほうが楽しいのでは?

やはり、値段を抑えるためなのか、たまたまなのか食べに入るお店の段取りが悪い。添乗員さんに頼りきりもよいが、自分で文句言うくらいの迫力がないとイケナイ!

また、このようなツアーでも結構、時間に余裕がある。遅れてきた人も交渉しだいで何とかなる。
Thanks Hさん

次の研究に続く(いつになるやら)