エンジンが取り外されてピストンがさびしく置かれていました。
06.13
クルマ屋さんに行く
いつも順調に走ってくれているポンポですが、最近、気になることがいくつかありました。
ひとつはエンジンにチャリンチャリンという金属音が混じること。
これはピストンリングが外れているに違いありません。シリンダの中の傷が気になります。
もうひとつはエンジンオイルの減りが早いこと。
以前は、500キロほど走ったらエンジンオイルを注ぎ足していましたが、これがそうでは
なくなって、2〜300キロでもう無くなっています。エンジン周りを見れば、オイルで濡れた跡が
何カ所もあります。
さらには目で見てはっきりとわかるエアダクトの太いゴム管が劣化してひび割れ、破れ。
空冷式のスバル。これではエンジンの冷却効果が下がってしまいます。
こんな調子で北海道に行くわけにはいきません。運転手はポンポをクルマ屋さんに連れて行って
二、三日じっくり診てもらうことにしました。
ところが翌日、運転手の携帯にクルマ屋さんからの電話が入りました。もう終わったのかと
思いきや、そうではありませんでした。クルマ屋さんの第一声は、
「このエンジンオーバーヒートさせた?」
エンジンの焼き付きだけには気をつかって、一時間の走行ごとにポンポを休ませていた運転手。
オーバーヒートはさせたことがありません。
「ピストンにたくさんキズが入ってるんだけど、どうもピストンが大きいみたいなんだよね」
少なくともエンジンだけは順調だと思っていた運転手でしたが、ポンポは意外に重症のようです。
とにかくクルマ屋さんに出かけてみました。
リアシートまで取り外されてエンジンがむき出しになったポンポ。
二つのピストンが取り出されて仲良く並んでいますが、目をこらさないまでも縦にたくさんの
擦り傷が入っているのがわかります。詳しいことはわからない運転手ですが、どうもピストンは
直径がわずかに大きいものが使われているらしい。
「ピストンリングは交換するけど、このピストンは磨くしかないよね」
そうしないとシリンダの中にもどんどん傷がつくでしょう。このほかにも、給油管がやはり劣化して
硬くなっているので交換。エアダクトのゴム管も新しいものと交換。
そんなこんなで時間がかなりかかりそうな雰囲気です。でもクルマ屋さんは、
「部品さえ来れば、一週間ぐらいでできるよ」
と言ってくれたので、それを頼りにすることにします。
ポンポが運転手のところに来てからの走行距離は約1万4千キロ。八月には初めての車検も
控えているので、ちょうどよい機会なのでしょう。しばらくポンポに乗れないのは寂しいけれど、
元気になってくれるのを待つことにします。
クルマ屋さんを出て自転車を走らせながら、快調なエンジン音を響かせて北海道を走るポンポを
想像する運転手なのでした。 ■
ピストンにできた擦り傷……。
リアシート側から見てみた。オイル漏れの跡がそこかしこに。
エアダクトはごらんの通り。
早く元気になるといいな。
クルマ屋さんもやはり以前スバルに乗っていたことがあるそうだ。ミリタリージープが得意なお店だけれど。
