07.03
北海道へ行く、はずだった……
ポンポはまだクルマ屋さんから帰ってきません。
実は一週間前、「修理が終わったよ」と連絡を受けて、運転手はクルマ屋さんにポンポを
引き取りに行ったのです。
が、いざ、乗って帰ろうとすると、エンジンがかかりません。ちゃんとスタ—ターは
回っているのに、点火しないのです。まるで『ガス欠』のときのようです。
燃料コックは……と、大丈夫。レバーが上がってます。
エンジンカバーを開けてみれば、燃料が落ちるホースに燃料がきていません。ガソリンは
入っているので、弁の調節がうまくいっていないのでしょう。クルマ屋さんが「おっかしいなあ」と
言いながら緩めると、いくらかガソリンが落ちてきました。
するとちゃんとエンジンがかかり、これで大丈夫、とばかりに久々にポンポを運転して
帰り道につきました。
ポンポのエンジン音は若干野太くなっていました。力強い感じがします。ピストンリングの
チャリチャリという金属音も聞こえません。これはいいぞ、と思いながら鼻歌まじりにポンポを
走らせる運転手。
途中までは大丈夫でした。途中までは。
広い通りを走っていたら、ある瞬間にいくらアクセルを踏んでもエンジンが回らなくなって
しまったのです。
困ったなあと思いながらポンポを道路脇に寄せ、エンジンカバーを開けてみたら、案の定、
燃料ホースにガソリンが来ていませんでした。これではどうしようもありません。
さよならを言ったばかりのクルマ屋さんに電話すると15分後、助手らしき人と一緒に
軽トラックがやってきました。これで牽引して帰り、再修理することになりました。ここでポンポと
またお別れ。
後日、クルマ屋さんに行くと、燃料タンクを外されて、タンクの補修をやっていました。
焦ってもしかたないのでのんびり待つことにしましたが、これでは北海道に行けるかどうか微妙ですね。
そして今日当たり、そろそろ修理が終わってくれるはずなんだけどな……
と曇り空を見ている運転手なのでした。 ■
