-- 11 November 2007

一面のコスモス。(11.02)


それはこんなところでした。三重県桑名市長島付近。


11.02~05

岐阜へ飛行船を撮りに行く(2)



ポンポとの《生活》が始まりました。

朝起きてから夜寝るときまでも、文字通り24時間ポンポと一緒に行動します。
飛行船は名古屋市の西にある弥富市の埋め立て地に係留されています。そこをベースにして、木曽川を上流へ向かうルートで飛ぶのです。

撮影する場所はもう決めていて、海津市と岐阜市の二カ所。

海津市の南の先端は尖った槍のようになっていて、木曽川、長良川、揖斐川の三大河川が一カ所に集まっています。その槍の先端にあたる場所が公園(木曽三川公園)になっていて、そこに飛行船がやってきます。
岐阜市は岐阜城のある金華山。飛行船はさらに木曽川の上流にある多治見市まで飛びますが、ここは遠すぎるので行きません。

埼玉から一昼夜走って早朝に弥富市に着いたポンポは、そのまま海津市の木曽三川公園に向かいました。
田んぼの中をゆく道は信号も少なく空いていて、快調に走ります。が、次々と後続のクルマやトラックが追い越して行きます。時速50kmの制限時速とほぼ同じ早さで走っているのに、追い越すクルマのペースはポンポよりも20kmは速いようです。

係留地から約1時間で目的地に到着。そこでお昼近くまで撮影して、今度は岐阜市へ移動します。

長良川の土手に沿って走る県道を走ることにしました。土手の上はガードレールもなく、二車線だけの道。まるでホンダエアポートに行く途中にある土手上の道のよう。信号がまったくないので、ポンポにとってはめいっぱいに近い時速60kmで走ります。

そこを後ろから、「それじゃあ遅いんだよおーっ!」とばかりに勢い良く追い越して行くクルマたち。運転手は土手の上から落っこちるんじゃないかと思いました。

茶色オオカミも驚いたように、
<すいぶんと飛ばすもんですなあ>
ポンポだってやるときゃやるよ。なんなら時速100kmで走るんだから。
<前を走るクルマに牽引してもらってください>

快適なんだか煽られてるんだからわからないドライブが三十分ほど続いて、ようやく土手沿いの《高速道路》は終わり、鉄骨造りの歴史のありそうな長良大橋を渡って岐阜市街に入りました。

長良川にかかる忠節橋を渡ると、「あっ、いた」。大きな船体が空に浮かんでいました。

土手のからそれた空き地にポンポを停めてそのまま撮影。飛行船は何度も長良川の上空を旋回して、やがて次の目的地に向かって飛んでゆきました。


* * *


こんな調子で、3日、4日は岐阜で、5日は名古屋で飛行船を追いかけておりました。

この間、ホテルには泊まっていません。24時間ポンポと一緒、というのはポンポの中で寝ること。
食事はファミレス、お風呂は道を走ってさえいれば、《ゆ》と書かれた看板を探すのは難しいことではありません。幸いなことに(?)ポンポはベンチシート。ヘッドレストのないシートの背もたれを倒して、後部座席にクッションなどを置けば、身長183cmの運転手だって体を伸ばして寝られます。

ポンポもトラブルはなく順調に走ってくれています。

あまり(というか、ほとんど)観光らしいことやドライブをしていないのは、運転手の性格ゆえですが、ガソリン代がかさむから、という理由でもあります。(しっかし、どこまで値上がりするんでしょうかねー。このままだと太陽電池を屋根に載せて走ったほうがいいかもしれませんな、と茶色オオカミが言っていました)

それでも木曽川沿いの道はとても快適、かつ美しい道でした。観光地ではないのがよかったと思えるような桜並木の続く道もありました。またいつか行けるときがあるとよいのですが。

飛行船は6日に名古屋から、いつものホンダエアポートに戻る予定。
運転手そのルートの途中で飛行船を撮る予定。
5日、飛行船を撮り終えた運転手は、ひと休みした後、国道1号線を東京に向かって走ります。

それはこの続きで。


木曽川の上を飛ぶ飛行船。(11.02)


長良川沿いの道。ポンポを追い越して行く車。(11.03)


こんな風情のある橋。土手に沿って桜並木。(11.03)


その橋の上で。頭上は抜けるような青空。


岐阜市、長良川のほとりで。鵜飼いに使う船が見える。(11.02)


岐阜市から国道1号線で名古屋へ。雰囲気が新大宮バイパスに似てる気がする……(11.04)


着陸する飛行船とポンポ。愛知県弥富市の係留地で。(11.05)



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