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還住の島、青ヶ島の旅

前回の予告通り、離島マニア垂涎の地である青ヶ島に行ってきました。
この島は1785年に発生した「天明の別れ」と呼ばれる大噴火に見舞われ、全島避難(しかも 住民の4割もの人が亡くなる)になるという悲劇の島です。
天明の別れから50年後、島民の文字通り必死の努力により避難先の八丈島から青ヶ島に 戻る事ができました。これが「還住」です。

さて、そのような島でありますので、ちょっとやそっとじゃ行けないような島です。
アクセスは大きく分けて、海路と空路がありますが、海路である「還住丸」は就航率が 5割を切ってしまうような全くアテにならない船ですので、メインルートは東邦航空の 「東京愛らんどシャトル」です。
空路と言っても、なにしろタケコプターヘリコプターですので、定員が9名。1日1便。というそういう航路です。

タケコプター(おい)

東京愛らんどシャトル(タケコプターヘリコプター)

3月20日出発で夜行の出雲に京都から横浜まで乗車するので、切符をJR川西池田駅に買いに行った のですが、どうやら発券できない模様。端末のディスプレイを覗くと・・・そりゃ発券できんわ。
だって、サンライズ出雲で発券しようとしてる(^^;>京都には停まりません

当日。ウチの所長が定年退職されるので、送別会。しかも幹事。さらに司会(^^;;;
まあ、時間的には余裕があったので特に問題はないんですけど。
23時前に自宅を出発。まずは京都へ向かいます。
しかし、天気予報が悪いのが気になる・・・

3月21日
横浜駅到着。YCATから羽田空港へ。このルートでないと間に合いません。
ANKで八丈空港へ。着陸寸前に乱気流(^^; 結構今まで飛行機に乗ってますが、一番怖かったという・・・
八丈空港からは問題の東京愛らんどシャトル。搭乗手続きをして乗りこむ。産まれて初めての ヘリは・・・機体が大きい(ヘリにしては)事もあって、怖さは全然無く楽しかったです(*^-^*)
20分ほど飛ぶと遂に青ヶ島が見えてきます。難なく着陸し、ヘリから降りると・・・すごい風。
太平洋上に浮かぶこの島ではこのぐらいの風は普通みたいです。
ヘリポートでは還住太鼓のお出迎え。何故か郵便局員も一緒に叩いてます(^^;

青ヶ島に着いたのは10時前なので、春分の日である21日は観光に充てます。とは言え、特に観光資源の豊富な島ではないのですが、私の観光とは「ぶらぶら歩く」事なので、島の反対側にある「青ヶ島村ふれあいサウナ」に向かいます。
山道を5キロほど歩いて(^^;ようやく到着。サウナの建物周辺には「ひんぎゃ」と呼ばれる水蒸気が出てくる穴がたくさんあります。
サウナに入って(60℃しかないのに、水蒸気なのでとっても熱い)ビール飲んで、相撲見て(謎) 暗くなる前に宿に戻ります。
宿に戻って横になると・・・足つった(爆)
ちなみに、今回泊まった宿は中里荘という民宿で、どうやら最近建て替えられたらしく、非常に綺麗な (ある意味民宿らしくない)建物でした。
夜になり・・・風強い(T_T)、雨降ってる(T_T) 果たして明日のヘリは飛ぶのでしょうか?


3月22日
いよいよ青ヶ島郵便局に行きます。

01790 青ヶ島
朝起きると・・・風速20mはありそう(T_T)
宿で「条件便」になってると聞かされちょっと(かなり)不安になる。
とりあえずヘリポートに向かい、搭乗手続きをする。東邦航空の人に聞いても「どうでしょうねぇ」との返事。
ヘリポートにいても仕方が無いので目的の郵便局へ。
実はこの局、中里荘の隣(笑)

青ヶ島郵便局

いやあ、ここまで遠かった。

いつもの様に貯金、風景印の処理。ここで、局員さんに「ヘリ飛びますかねぇ?」と聞くと、 「まあ、このぐらいなら大体飛ぶと思うけどなぁ」とのお答え。ちょっと安心>まさしく一喜一憂。
9時15分ぐらいにヘリポートに戻ると、さらに強い風(T_T)
ヘリの到着予定時間は9時40分。9時25分ぐらいにヘリが八丈島を出発したとの情報が入る。
八丈島から青ヶ島まで20分なので、早くとも9時45分以降に到着という事。しかし、45分になっても ヘリが来ない・・・9時52分。遂に北東から機影が。しかし、青ヶ島ではヘリが上空まで来て着陸出来ずに目の前で引き返してしまう事もあるそうで、着陸するまで安心できません。
ヘリポートの上空までやってきたヘリはゆっくりと高度を下げ、遂に着陸成功!

まずは、お客さんが降りてきます。続いて八丈島から運んできた荷物が運び出され、八丈島へ運ぶ 荷物が運び込まれ、いよいよ八丈島へ向かう人が乗り込みます。
強風の中を事も無げに離陸したヘリはやはり20分かけて八丈島に到着します。これから起こるさらに面倒な事も知らずに・・・

01777 三根
八丈空港でレンタカーを借り、今度は八丈島めぐりです。
風が強いのでレンタカー屋の人に「今日の飛行機どうですか?」と聞くと、「ああ、1便目はちゃんと 飛んでるよ。昨日は最終便が条件便だったけど、今日は大丈夫」との事。
レンタカー屋に着き、出発!
まずは、レンタカー屋(空港のちょっと南側の道)を出て東へ進むと、三根川向簡易局が見えてきますが、そのまま進み、さらに東にある三根局へ到着。

01848 三根川向簡易
先ほど通りすぎた局ですので、すぐに戻ります。
局のおばちゃんに「青ヶ島に行ってらしたんですか?」と聞かれました。

01775 八丈島
八丈島の局は全てメインの通り沿いにあるのですが、この局は周りの建物との兼ね合いで 見落としてしまいました。
とは言え、通りすぎた事はすぐに気づきましたので、ロスも無く到着です。

01789 八丈島樫立
長い上り坂の橋を越え、トンネルと抜けると右手に左手に見えてきます。
局の手前にATMの看板が目立ってます。

01778 中ノ郷
ここの局間が一番長いでしょうか。八丈島の南の端の方までやってきます。
局はやはり外周道路沿いにありますので、すぐに見つかります。
新しい局舎の目立つ八丈島ですが、この局はちょっと古めの局舎でした。

01780 末吉
これで八丈島6局完訪です。
局の前の学校では卒業式をやっていました。
いやあ、そういうシーズンなんですねぇ。社会人になるとどうも「春休み」に縁が無くなるもので・・・

ここまで来てもまだ「面倒な事」は起こってませんね。
とりあえず、帰りの飛行機までまだまだ時間がありますので(この時点で12時半、飛行機は17時半発)八丈島の観光スポットを回る事にしました。

しかし!なんだかとぉっても風がきつい。ちょっと気になって一度八丈空港へ戻る事にしました。
すると・・・3便目(乗る予定の前の便)が「天候調査」になってる(^^;
どうやら風速が17mぐらいあるようで、空港内でも「飛行機が着陸できない場合、羽田空港に引き返して、折り返しの便は欠航になります」とか言ってる・・・
仕方が無いので、3便目(14時着、14時40分発)の飛行機の着陸を見届けてから考えることに。
すると、14時丁度に見事着陸。ここで、「この風で着陸出来たんだから、次の便も大丈夫だろう。」と考える自分と、「いやあ、島なんだから帰れる時に帰った方が良い。」という自分がいました。
14時40分の飛行機に乗るには14時25分までに搭乗手続きをしなければなりませんので、早く決断しなければ・・・

決定。帰ろう。

急いでレンタカーを返却し、空港に戻って来ると14時20分。なんとか予約変更に間に合いました。
帰りの飛行機は大きく揺れながらも無事羽田空港へ到着。
これで帰れる・・・

で、最終の飛行機がどうなったかちょっと気になるでしょう?>ならない?
最終の飛行機は・・・
欠航!
予約変更は大正解でした!

夜には東京某所で青ヶ島生還記念OFF(いや、元々そういうOFFではなかったような・・・)を開いて いただき、最終ののぞみで大阪へ。

局数は合計で7局ですが、それはもう貴重な7局でした。



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