絵本やおもちゃ選びにこまったら


 好きッ! 絵本とおもちゃの日々
                    相沢康夫 著/エイデル研究所
この本に出会わなかったら・・・なんて考えられません。 とにかくおすすめ!
静岡にある「百町森」と言う絵本とおもちゃの店に勤めている作者は、自らが3人の子持ちでもあるため、絵本やおもちゃの与え方について書いてあることが多いに共感できることばかりです。おまけにほとんどマンガなので気楽に読めます。これを読めばあなたもネフの積み木のとりこになりますよ! また、この本の最後に載ってる「あけぼの保育園」を見る度、こんな保育園うちの近くにあったらいいのになぁとつくづく思ってしまいます。


 つみ木あそびの本
                      岩城敏之 著/法政出版
つみきってどう遊ぶの?って言う疑問を解決してくれた本です。小さい頃つみきで遊んだ経験のない私にとってどう遊ぶのか想像できませんでした。だからこの本見てびっくり。 こんなことやあんなことまで(見てのお楽しみ!)までできるんだぁとやってみたくなることばかりです。つみきって、たーくさんたーくさんあればもっともっと楽しいんだってのもよくわかりました。(これが一番大変なことですけど) とにかく写真がいっぱいの本です。


 うれしい気持ちの育て方
                    松井るり子 著/ほるぷ出版
うれしい気持ちの育て方 表紙
副題に「絵本と私とシュタイナー」とあるように日々の生活の中から感じたことをまとめながら絵本を紹介してくれます。シュタイナーの考え方に共感している松井さんならではの視点で、そんな見方もあったんだと絵本の奥深さにためいきがでます。でも良い絵本が品切れだったり、絶版だったりするのが悲しい現実なんですよね。


 まだ好き・・・続・絵本とおもちゃの日々
                   相沢康夫 著/エイデル研究所
「好きッ!」の第2弾です。ますますマニアックになった内容ですが、それもまたファンにはうれしい。(ファンと言えば、実はこの本は相沢さんにサインしてもらっちゃったんです。)
とにかくネフの積み木の奥深さを堪能できます。また、サンタさんの真実にまつわる一郎くんの話しには考えさせられるものがあります。これを読んで、我が家でもサンタさんからプレゼントをもらうクリスマスをきちんとやろうと思ったほどです。そしていつか、シュウが疑問をもったら・・・と思っています。


 子育てにおもちゃを
                    樋口正春 著/エイデル研究所
ヨーロッパの保育園の紹介と、ヨーロッパのすばらしいおもちゃが写真入りで沢山載っています。
ヨーロッパでは良いおもちゃの充実した保育園がごく一般的にあると言うことに驚き、日本のそれとは根本的に考え方まで違うのが残念でなりません。園庭にすばらしい遊具があっても、部屋の中にあるおもちゃにはほとんど力を入れてない日本の現状に、見学に来たヨーロッパの保育士に「何して遊ぶの?」と聞かれても仕方がない気がします。


 サンタクロースの部屋−子どもと本をめぐって−
                       松岡享子 著/こぐま社
副題にあるように子供に本を読んであげる、読んであげたいと言う人におすすめの本です。
20年も前に書かれているのに内容的にちっとも古さを感じさせないと言うことは昔も今も基本的には子供はあまり変わってないのかなと思いました。早くから文字を覚えると、字を読むことに夢中になって本当に内容が理解できないと言う件はかなり共感!
親としては早く字を覚えてほしいと漠然と思っているだけで、子供に楽しい本の世界を早くから取り上げてしまうのかと考えさせられるものがありました。


 絵本を抱えて 部屋のすみへ
                        江國香織 著/新潮文庫 
 
絵本を抱えて部屋のすみへ 表紙
以前、白泉社から出てたものの文庫版です。
江國さんの絵本をめぐるエッセーなのですが、小さな頃、親に沢山絵本を読んでもらって、とっても幸せだったと言う思いがあふれています。だってこの本を読んでると「わかるわかる!」と読んだことのない絵本にさえ共感してしまいますから。小説が行間を読む面白さだとすれば、絵本は絵をじっくり見る面白さなんだなと思います。絵本は人に読んでもらわないと内容が理解できないとおっしゃってますが、そう言える幸せってうらやましい限りですよね。

 

 絵本の森へ
                  松居直 著/日本エディタースクール 
「もりのなか」などの古典から現代絵本までの24冊を取り上げ、本の作られた背景、面白さなどを絵本畑を長く歩いてきた情報豊富な著者が紹介していきます。

さすが、著者は絵本の編集を長くやってきただけあって、絵本を見る視点が的確で勉強になります。時代背景までわかると、今は名作と言われてる絵本でも発売された当時は批判ばかりされたと言う話もうなずけて、とっても興味深いです。いろんな絵本の誕生の秘密もわかりますよ。


 これが絵本の底ぢから!
                   谷地元雄一 著/福音館書店
 
これが絵本の底ぢから! 表紙
著者の14年間の保育者としての経験や児童クラブでの子供たちとの関わりの中で絵本や子供に関するおもしろ話、よもやま話が愉快に楽しくまとめられています。

ワクワクするような表紙に始まり、とにかく楽しい話が満載の愉快痛快な本です。子供って絵本を全身で楽しむんだと言う事がよーくわかるし、なんといっても著者の存在が面白過ぎる。(笑) この人のまわりには子供が集まってくるだろうなぁと言う雰囲気がひしひしと伝わってきます。絵本の紹介だけでなく保育者としての話もあり、とにかく笑えてこの本を読むと元気(底ぢから!)が出ること間違いなし!(きっぱり)



 ウォルドルフ人形の本 
         カーリン・ニューシュツ著 佐々木奈々子 訳
                             /文化出版局

シュタイナーの教育理論に基づいて作られたウォルドルフ人形。この本は、その人形の作り方から、子供の人形とのかかわりあいについて書かれています。

この本は、人形を作るために見る本ですが、人形と子供とのかかわりあいについて書かれてる文章はとっても意味深いと思います。もし、人形を作る気がなくても、図書館などで借りて、この文章だけは読んでほしいくらいです。(でも、読むと作りたくなっちゃうかな?)
子供に与えるおもちゃの人形が、技術が発達し過ぎたためによりリアルな方向に向かっていくのはとっても残念だと思います。全てはシンプルが基本だと言うことをもう一度考えてみてほしいとつくづく思います。
(2002.3.29)


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