お読みになる前に。
内輪ネタが多くてかなり長文なので不快になる可能性あります(笑)。ご注意ください。
登場人物などのご紹介。
にちさん。同じ町で育った同郷人。お会いするのは二度目。
ミキさん。爆走ダイスキ、面倒見が良い。
ぽた子さん。大阪の軟弱ポタリスト党?総帥?。
きささん。1日5食のポタリングで足と胃を鍛錬中。
Cocoさん。自称「ライダーじゃなくてポタリスト」。
おだあさん。ブロンプトンと旅の達人。
おのひろきさん。ビューポイントの前に乗ってくれる人を募集中。
まめさん。初めてのオフ会で居酒屋に連れてってもらった。
まきさん。リカンベント普及委員会会長?。
*吉田さん。今回の幹事。なぜかみんなに「嘘つき」と敬われている。
*すーさん。おのさんHPに度々登場する方。
*サイダーさん。セキサイダーを設計した方で黒系。
*レナールさん。「忍者」みたいな俊敏な走りに驚愕。
*イデグチさん。憧れのしかも30年前製モールトンで参加。
いっとくさん。偉業疲れで寝坊したらしい(笑)。
(順不同、*印は初対面)
ビューポイント。
おのひろきさんが今年、苦労の末に手に入れた自転車。前がリカンベント(座って乗る)で、後ろが普通の自転車で、できたタンデム(2人乗り)自転車。分解するとスーツケースにも入るらしい。過去2回(前に)乗りましたが、とても良い自転車です。

BDメーリングリストのログを見ると、今度の土曜日に行われる「奥多摩峠の香りオフ」ににちさんが参加を表明したところだった。彼のおっとりした雰囲気のせいか、彼の名作となった麦草峠レポのせいか、奥多摩が近いせいか、もえぎの湯と日原鍾乳洞と湧き水のせいか、いきなり私も行こうかな〜という気分になった。なぜだろうね(笑)。
詳細がどこにも出てないので、にちさんの掲示板に質問を置いて、目指すコースを地図で確認。がーーーん。前に走った奥多摩湖より上にあーるじゃありませんかっ。こんなところ、走れるわけないじゃん!!!あせって、質問を取り消そうとする。がーーーん。削除キーがないじゃあーりませんかっ。仕方ないので、にちさんの掲示板に「もう諦めた」という素直な書き込みを残し、その場を逃げるように去った。ああ、大事に至らなくてよかった。。。
朝起きると、うちの掲示板にミキさんから「峠の香りオフ」お誘いスレッドが立っていた。うげっ、見られていたかとあせる(笑)。でも、絶対に行かない…、というか、冷静に考えて行けないでしょう〜(^^;)。おだあさんのレポを見たらそれなりの坂があるようだし、仮に歩いて上がったとしても、怖がりな私は「下り」が大の苦手なんだから。
話はクロスするように進んでいく。我らが軟弱ポタリスト党の総帥ぽた子さんが琵琶湖のサイクリング大会?(詳細不明)で、なんと70kmも走ったという。総帥は「みんなで走ると結構走れるもんですよ」とおっしゃる。素直にその感覚を体験したいなぁ、いいなぁと思った。そーいえば、数日前、軟弱ポタリスト党きっての行動派きささんが11時間80kmの旅をこなしたことが話題になった。みんなそんなに走れるなんてー、すごいよー。それに比べたら今度のオフは短時間で短距離だ。

それにしたって決心がつかない。ヒデにも幾度となく相談してみるが、気が強い妻に辟易してる夫は超放任を決め込んでいる(困)。しばし静観モード。すると、掲示板にミキさんが送り込んだ強力な助っ人がやってきた、同性のCocoさんだ。ライダーだと信じていたCocoさんは、実はポタ系の方らしく、今回のコースを実際走られてとても気持ちよかったとおっしゃる。ふにゃ〜、行っちゃう???。
まあ、とにかくヘルメットを手に入れなくては。ヘルメットなしに転んだら怖すぎる。翌日、仕事から帰ってロードレーサー達が集う店に行って、ちゃんとヘルメットを手に入れた。次はBDメーリングリストに参加表明を流さなくては。そこでログを読んでいると、ライトが必要とのこと。なんですとー(^^;;;)。フロントバックを付けるとライトを取り付ける場所がないの。一難去ってまた一難の気分。
しかも、頭が悪いのでメーリングリストの登録に手間取り、「はじめましてと峠の香りオフ参加表明」のメールに手間取り、送信する前にしばし熟考モード。にちさんの言葉を思い出して「エイッ」って送信ボタンをクリック。はあ、なんか大変な1日だったわぁ。夕飯は一体何を食べたんだっけか…思い出した、餃子だ(笑)。ちゃんと作ったのだ、偉いぞ自分(涙)。
帰ってきたヒデはヘルメットを見て唖然。しかし、すぐに体勢を立て直したようだった。私はというと、ヘルメットをかぶったまま、モーニング娘。を歌いながら踊ったり、自転車に乗ってるところを想像しながら部屋を移動してイメージトレーニング。こうして、火・水・金と頭にヘルメットが馴染むように自主練習を重ねたのだった(笑)。
参加を決めてから、掲示板の常連の皆さんがなんだかとても応援してくれた。う、もしかして、やっぱり大変なことをしでかしちゃったのかな、ひえ〜〜(^^;)。コース経験者のおだあさんは無言だしなぁ。つまり、楽なら楽だよと安心させてくれるはずだから、おだあさんは楽じゃないよと思ってる証なのだ。
木曜日は自分の歓迎会でビールと日本酒を飲んで、金曜日は超ダルダル(二日酔いだったかも)。もうライトのことに対応する余力なぞはない、付いていれば良いらしいのでフロントバックにガムテープで留めて良しとする。早く寝ないと明日起きられましぇーん…。ミキさんがサポート役をかって出てくれたとはいえ、本当に大丈夫なのか不安は尽きないけど、あっという間に爆睡っす(笑)。

明け方、寝返りを打とうとして足がつった。不吉。予定より20分遅れて6時20分起床。外はびっくりするような晴天(^^;)。もう行くしかない。イニーの様子を見かねたヒデが一緒に起床して買出しに行ってくれた。かたじけない。そして、出発。ヒデが玄関先まで見送りに来たので申し訳ないなぁと思って「いいよ、見送りは」というと、「お前の姿を見るのもこれで最後かもしれないからな」。不吉すぎ(;_;)。フロントバックに取り付けた諏訪大社の真赤な交通安全守が揺れていた。
立川駅の2番線で電車を待ってると、次の奥多摩行きは7番線らしいことが発覚。なんでよーー(怒)、もう一回階段を上がって降りてホームを移動。人は思ったよりまばら、なんとか座れそうだ、これで眠れそう。最後尾に座ってPacific18を左側に置くことに成功して一息つく。ぼんやりしているといきなり話かけられた、おのさんだ。おのさんは朝から爽やかだった、まるで鉄腕アトムみたいな笑顔、さすが。丸腰のおのさんに怪訝な表情を浮かべながら自転車はどこですかと質問。愛車ビューポイントとお仲間は先頭に陣取ったらしい。なるほど(^^;)。
ふたたび1人になる。いつもなら爆睡の私も緊張して眠るに眠れない。でも、体は休めておいた方がいいので思いっきり脱力。車窓から見る空はとても青く、緑色の山波はくっきりとして、またとない絶好の好天。ハイカーや登山客なら小躍りするんだろうなぁ。電車が進むに連れて緑色の山波がせまってくる、山がどんどん大きくなる。そのうち、電車は山に飲み込まれていく。ああ、とっても山だぁ、「山サイクリング」というキーワードが頭に浮かぶ。本当に大丈夫なのか、自分。

奥多摩駅に到着。そこには大量のBDとPacificとその他高そうな自転車が並んでいた。自走組みのミキさんから「やあやあ、よく来ましたね」と声をかけてもらう。こちらも爽やか。しかし、ヘルメットも自転車もそばにない丸腰のミキさんはなんだか弱そうで(笑)、「丸腰のミキさんって弱そう」と話の腰をもんでしまい、ミキさんはすっかり脱力(^^;)。この時点で私はいっぱいいっぱいだったので、思考回路がショートしていたに違いない!。久しぶりにまめさんにお会いして感激、猫のようにしなやかな体型はとても早そうだ。
サポート役のミキさんの隣で自己紹介の後、いよいよ出発だ。今回のリーダー吉田さんのすぐ後に付いて走り始めた。前の吉田さん、後ろのミキさんが、私のペースと全体のペースを確認しながらペースを作っていく。ペースを作るとはこういうことなんだと知る。体力のあるうちはややゆっくりに感じるのだが、走り続けているとちょうどよくなっていき、少し急な坂があると心拍数が上がってくる。でも、走るペースはほとんど一定だ。吉田さんのギアチェンジの音を参考にギアチェンジを考えるようになる。走り初めてすぐに一番軽いギアを使い果たす、ああ、もっと軽いギアが欲しい!!!。
今日は本当に本当に絶好の山日和。雨女の私は晴れているだけで「脳内麻薬物質」が出てくるようで(笑)、とても気分が良い。吉田さんも雨男らしく、2人で素晴らしい好天に感謝しつつ山道を進んだ。絶景ポイントがあるとミキさんが後ろから声をかけて知らせてくれる。心から来てよかったと思った、そして走りながらCocoさんに感謝した。

私の峠に対するイメージは八ヶ岳。坂といえば、あの見るからに勾配のキツイ坂を想像してしまう。しかし、今回の日原鍾乳洞に向かう道はなだらかな坂が続き、坂とはいえとても良い感じで、まさに「峠の香り」。吉田さんが命名したのだろうか、そのセンスに今さら感心したりする。
あんまり話すと喉が渇くので静かに走る。あたりは山深い。日陰があったり日向があった景色がひらけたり白く光る渓谷が美しかったり。どこだか忘れたけど途中で一度だけ心拍数がはね上がったが、どうにかペースを崩すことなく走れた。さて、いよいよ最大関門の1kmのトンネルだ。トンネルって何が怖いかって、後ろから前から来る自動車とバイク。めちゃめちゃ、はねられやすそうじゃん。ひいぃぃ。
トンネルに入るや否や、後ろの上級者の方々が猛スピード走り抜けていく。そのスピードは見てるだけでも怖い。んん、なにやら重量感のあるものが近づいてきた気配。右手(車道)に目をやるとビューポイントではないかっ!!!しばらく併走しながらお話。一体、何度まきさんに「ビューポイントの前、どうですか、いいでしょう?」と聞いたのだろう(笑)。よーするに、「ビューポイントの前に乗りたい、でも、今回は自走するって決めて、みんなからもがんばれって送り出されてる訳で、ちょっと代わってもらう訳にはいかないけど、ビューポイントいいなぁ」といううらやましい気持ちの裏返しだったのよん(←お子ちゃま)。しまいにはまきさんに「ちょっと太ったんじゃない?」などとアクタレをつく私(←お子ちゃま)。まきさん、ごめんなさい(;_;)。
ビューポイントが加速する。ビューポイントについて行きたいなぁ、と吉田さんをあおってしまう(←お子ちゃま)。トンネル内で先頭が加速したのは私のせいです、申し訳ありません。もういいかげんトンネルは飽きたと愚痴りだしたら(←お子ちゃま)、吉田さんがトンネルの終わりを告げた。そして暖かな太陽と緑の山間に戻ってきたのだった。
目指す日原鍾乳洞はもうすぐらしい。あまり記憶がないので本当にあと少しだったんだね。売店を過ぎると、おだあさんのページにあった湧き水ポイントが出てきて感激、おーー、写真のまんまだ。普段はおだあさんが走るようなツウな場所には行かないので、初めてのおだあさんの旅を追体験した気分。そうして、往路ゴーーーール。はあ、よかった、よかった。

日原鍾乳洞は予想以上にすごいところで、みなさんも言っていたが600円の元を充分取れる!。涼しくて上から下から水気の多い内部は妙に爽やかな気がした(マイナスイオンが出てる感じ)。岩肌が出ていてゴツゴツしてるんで、頭をぶつけたりぶつけそうになって、ヘルメットをかぶってくればよかったなぁと後悔した。鍾乳洞にはヘルメット(教訓)。順路に従って歩いていくと、出口方面への通路に「ここからは子供やお年寄りなど心臓が弱い方は気をつけてください」と書いてある。それを見て、どなたかが突っ込みを入れた「こんなところで注意書き出しても遅いよ〜、もうここまで来ちゃったんだから」。まったくもってそのとおり(笑)。
さて、その注意すべき通路を進む。こ、これは・・・(大汗のうえ、涙目な気分)。こんな階段見たことないぞーというくらいめちゃめちゃ急な階段を上がったり下がったり、しかも薄暗い中で濡れた階段を使うのは結構怖く、おまけに頭をぶつける危険もまだまだたくさんあるから神経を使う。運動神経のない私はここでかな〜り憔悴…、すごい疲れた。。おかげで私の中では「峠の香りオフ」は「鍾乳洞オフ」に自動変換されることになる(^^;)。
鍾乳洞から出てきた場所で記念撮影をしていざ復路へ。吉田さんにもう少し休ませてくれるように頼み、湧き水ポイントで長めの休憩をいただく。湧き水は美味しかった!!!私の中ではすっかり普通の自転車になってしまったビューポイントを見ながら休憩、そして、あることに気づく。私、ビューポイント好きかも(*^v^*)。でも買いませんぞ(笑)。

復路スタート。峠好きの皆さんのほとんどが下り大好き人間のようで嬉々としてるのが伝わってくる。その中でたった一人、どよーーんと青筋の入ったちびまる子ちゃん状態な私。つ、ついに、大の苦手の下り坂を降りなくてはならないのであ〜る。神様、諏訪大社様、ヘルメット様、どうぞ私をお守りください!
スピード恐怖症なのでジェットコースターも乗ったことがないし、スケートもできないし、要するに滑るような早さを体感するのが苦手。気持ち良くなる前に、転んだらどーするのよーという不安が出てしまうのだ。
とにかく下る。手に汗を握りつつハンドルをしっかり握り、普段の生活では怠慢に遊ばせてる全神経を集中させ、ものすごい緊張感で下っていく。そして、あのトンネルに突入。「きゃーーー、怖いようーーー」と心の中で我慢するのだが、ついに耐え切れなくなって「怖い怖い」と大声を出しながら走る。後ろで、まめさんか、すーさんか、はたまた別のお方かが、優しく声をかけてくれるんだけど、振り返るともっと怖いので、とりあえず大丈夫だという合図のためうなずきながら走る。かなり憔悴した状態で出口を迎えた。生きてて良かったって感じ(T_T)。
なかなか現れない私を心配して、わざわざミキさんが戻ってきてくれた。私には一寸の余裕もないため、ミキさんの言ってることも周りのみんなのこともあまり理解できない状態になっていた(苦笑)。早く安全に下りきりたいだけの、ただの石ころのような私がそこにいた。それでも、上りに比べちゃうと下りはあっという間だ。いつの間にか町の雰囲気が漂い始めたと思ったら、数時間前と同じ場所に戻っていた。おおおおおおお、無事に下りきったのね〜、感動。

もえぎの湯に到着。露天風呂に沈んでいると、となりがガヤガヤしてる。たぶん、変な自転車ご一行様だろうなぁと思っていると、塀を隔てた向こうから「イニーさ〜ん」と呼ぶ声が(笑)。「は〜い」と返事すると向こうでも笑ってた。1人で淋しくないかと聞かれたけど(女性の参加者は残念ながら私だけだった)、淋しいと言うと誰かが塀をよじ登ってやってきそうだったので、大丈夫ですと答える(笑)。なるべく急ぎモードで温泉から出てみんなのいる食堂へ。生ビールをジョッキで頼み、周りにいる人と乾杯させてもらいビールを口に運んだ。うー、美味しすぎる(;_;)。
帰りは、ジオポタのサイダーさんとレナールさんがお蕎麦を食べに行くというので便乗させてもらった。美しいモールトンのイデグチさんと吉田さんとにちさんも一緒だ。御岳近くのワサビ蕎麦セットは都内では食べられないものって感じが有り難く美味しかった。青梅まで下って青梅駅から輪行して帰った。なぜか女子高生に席を譲られてしまった私(^^;)。早朝から下見してた吉田さんに代わってあげればよかったのに、とっとと座って爆睡(←お子ちゃま)。ごめんね、吉田さん。
楽しい「峠の香りオフ」でした。幹事の吉田さん、サポートのミキさん、一緒に参加された方々、掲示板で応援してくださった方々、ありがとうございました。そうそう、Cocoさんへ。日原に山女を食べに行きましょう!
で、いっとくさんは?(笑)。
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