ロレックス(2001年04/05)

 高級メーカーと言われているのは真実ではありません。ロレックスの売り文句は「自動巻」と「防水」、どちらも便利に実用するための機能ですよね。貧乏だった日本人はまともに動く時計も買えなかった時代が長く、まともに動く時計に関してそういう印象が残ったのでしょう。ただしプリンスは6ポジションの機械を積んでいてデザインにも気を使っており高級時計と言えます。

 クォーツのローコスト化が進んでからは何十万と払わなくても正確な時計が購入できるようになり、また防水も当たり前になり、本当の実用性とは全く懸け離れてしまいましたが、頑固に作り続けていたうち、逆に普通の格だったメーカーの機械時計が「贅沢な商品」になったのは嘘から出たマコトとでも言いましょうか、皮肉なことです。
 ロンジンが代表的だと思うのですが、クォーツを主力にしたメーカーは格を落とし、機械時計、しかも往年の名品までその格で見られるようになってしまいました。ブランパンは会社がとっとと潰れて休眠ブランドになったが故に「クォーツを作ったことがない」ブランドとして価値があるという話になっていたりしますね。
 今の人からしたら「時計に¥300k」ってびっくりする値段だと思うのですが、機械時計で各メーカーが自社でまともなものを作ろうと思ったら至極当然のお値段でしょう。逆に言うと今の¥100kチョイの機械時計は超大量生産の汎用ムーヴしか使えず個性が出しにくいです。

 話を戻しますが、プリンスに限らず30年代の製品はかわゆいです。手巻なら当時すでに確立された技術のみで作られているため安定しています。どうして買わないかと言えば単にモノの価値からすれば高すぎるから。同一レベルの他ブランドに比較して5倍はしているのではないでしょうか。30年代でも自動巻、すなわちいわゆるバブルバックは「ローターにベアリングが入っていないものがほとんどのため、磨耗が進みガラガラになってしまうorすでにガラガラになっている」そうで、これが本当だとすれば企画倒れに近いと思います。ま、新しい機能を導入した当初にはよくある話ですけどね。

 50年代以降はデザインを捨てそれが別のカッコ良さに繋がったのですが、スーツに似合う時計じゃないし、似合わないことを逆手に遊びでつけるのは以前はありでしたがそれは皆がつけ始めた時点で終わりですね。
 本当かどうか知りませんがラインホルト・メスナーがエクスプローラーIIを使っているそうで、カッコ良いと思いますが、自分がメスナーと同等に近いことをしていないのならば恥ずかしくて買えないと思います。ってこれ「本当に使ったのはオイスタークォーツで、エクスプローラーIIを使ったように誤解されるよう広告を打っているだけ」という噂も聞きますねぇ。

 利点があるとすればサーヴィス体制で、新しい時計なら¥30k程度で一応ちゃんと修理してもらえるらしいです。町の修理屋さんで腕の良い人なら完全O/Hを¥10kでやってもらえるのですが、壊すだけの「修理屋」も多いので、何も知らなくても安心して修理に出せる場所が確保されているのは良いことです。でも本当に実用ならGショックの方が経済的だとは思いますけどぉ(^o^;

戻る トップに戻る
カルティエ(2001年04/07)

 今の製品は高いだけに思えますが、昔の製品はタンク、ベニュワール、リヴァーソ、どれも溜息が出るばかりに素晴らしいです。

 1950年代にモバードのアクヴァティックを採用していまして、これは欲しい時計の1つです。ブランドはカルティエでなくモバードでも構いません。モバードと言えばティファニーに採用されたカレンドマティックも魅力的な時計です。

 デザインだけで言えばディアボロが結構好きです。これに良い機械が載ったらなぁ、と思うのですが、、、

戻る トップに戻る
オメガ(2001年08/18)

 スピードマスターには手巻のプロフェッショナルと自動巻のオートマティックがありますが、ここではプロフェッショナルのみ話題にします。
 デザインは格好良いと思いますが、
宇宙服にしか似合いそうにないですね。なぬ、「スピードマスターはNASAに採用される前からあのデザインだ」だって。そんなことは知っておるわい。
 機械はレマニアのキャリバーCH27C12系です。プロフェッショナルの銘が入らない初期がキャリバー321、その後キャリバー861となります。△11にとって一番目立つ相違点はクロノグラフの動作停止を管理するコラムホイールがカムになってしまっていることです。時計雑誌には「高級なクロノグラフはカムでなくコラムホイールを使用する」としか書いてありませんが、実際に感じられる影響としてはカムだとボタンが重くなるのではないかと思います。耐久性に差があるという話もあります。調整は格段にカム式の方が楽だそうです、

 オメガ コンステレーション☆は欲しい時計の1つでした。裏蓋に天文台のレリーフが入っています。昔人間が使い得た一番精密な「時計」は天体の運行でしたので時計の評価は天文台の仕事、クロノメーター検定を受けたコンステレーションの象徴になっているわけです。天文台での検定を受けているわけではなく、あくまでイメージ戦略ですけど。
 長い間買わない方が良い気がしていました。何人かワンオーナーのじいさん達を見て来ましたが、その時計と過ごして来た何十年かに誇りを持っておられ、今さら△11のような若造が中古で買うのは彼等に対して恥ずかしいと思ったからです。しかし機会があったので2003年01月に購入しました。
 △11は「本当に欲しい物は神様が買って下さる」と思っています。今回はまさにそういう状況で△11にも買えたので、有り難く使わせて頂こうと思っていますm(__)m39

戻る トップに戻る
今後欲しい時計(2001年08/27)

 思いつくままに挙げて行くと

☆パテック・フィリップ、REF2451(腕時計カタログ’93P121)だと思うが確証なし
 シェルマンさんに遊びに行った時、磯貝さんが「パテック・フィリップだからと言って畏まる必要はない。本当にその人に似合う時計はね、高級時計でもカジュアルでおっけいなんだ」という趣旨の話をされつつ△11の腕に乗せてくれ、その言葉通りずっと前からそこにあったように納まっていました。¥1500kでしたからもちろん買えませんでしたが、もしお金持ちになったら探してもらいたいですねぇ。
 これに限らずREF24**は好きなデザインが多いです。

☆ジラール・ペルゴー、リシュビルクロノグラフ
 端正で美しく、
ブライトリング クロノカリストと同じ感覚で欲しいです。

☆オーガスト・レイモンド、デキシーランド
 かわいいトノー型です。高級かどうかなんて関係ないです。

☆マセイ=ティソ、トリプルカレンダー(世界の腕時計No18P163)
 こういうデザイン、ロマンがありますよねぇ。
ホイヤー/アバクロンビー&フィッチ シーファラーもそうなんですが、ムーブメントさんの時計は△11の琴線に触れる時計が多いです。

 といったところでしょうか。まぁ時計は美術品の要素があるので欲しい時計はいくらでもありますが、予算はないし、もしあったとしても「持つべきでない」時計も多々ありますね。

 

 忘れられない時計としては

☆ユリスナルダンのポケットクロノグラフ
 これは¥85kで長い間売れずにあったんですが貧乏で買えず、やっと余裕が出来て見に行ったら売れた後でした。後に「クロノスプリット・ベルリン」のシングルヴァージョンとわかり「買っておけば」と後悔しました。

☆コルム
 ゴールデンブリッジやコインといったある意味変てこリンな時計が多く嫌いなブランドでしたが、一度すばらしくオーソドックスな美しい時計を見たことがあります。本当にブランドなんか関係ないんだなぁ、と思わされました。今の経営体制とは関係ない状況で作られたのでしょう。

 です。

戻る トップに戻る
時計の年代確定(2001年10/20)

 食器をやっている方は御存じかと思いますが、イギリス製の貴金属は徴税のためか政府により刻印がされており、正確に年代特定ができます。この方法でイギリス製時計ケースの年代は明らかであり、機械も同時に製造されているとすれば機械の年代も明らかなわけです。ただし時計の場合ケース交換があり得るので注意が必要ですが、、、

 格の高いor高かったメーカーの製品なら、メーカーや代理店に問い合わせれば分かることがあります。パテック・フィリップ、インターナショナル、ロンジン、オメガが有名です。この方法によればケースが卑金属であってもおっけいですし、場合によっては最初に購入した人が誰かまでわかることがあります。

 軍用なら軍が管理するための刻印の中に納入の年号が入っていることがあります。ただし年号らしい数字があっても年号とは限りませんし、製造と納入が同じ年とは限りませんで、推定となります。

戻る トップに戻る