素晴らしい芸術的仕上がりです。外観の美しさだけでなく、インクがかすれたりドボドボ出たりしません。わずかな経験からの印象ですが、この点フランスの「名門」エルバンは個体差が大きいように思います。
インクはエルバンを使っていますが、どこの物でも良いと思います。ちゅうか墨汁でも使えるそうで。
ペン先が捻られているため溝が長く、一度インクにつけるだけで相当長い時間書けます。

しばらく置くとインクが乾いてしまうし、インクボトルに挿しておくのも店頭の危険性を考えるとあまり好ましくないように思います。連続して書く時に限定した方が良いかも知れません。
購入価格は¥3k程度だったと記憶していますが、今は人気が出て高騰しているようですね。
モンブランって色気のないブランドですよねぇ。しかもマイスターシュテックでもあまり太くないバージョン144(未確認)。親父の遺品なのですが、そういう色気のなさがいかにも親父好みの一品ではあり、それが気に入っている理由の一つです(^_^)
以前流行したチームデミです。かわゆいので気に入って、今でも糊を継ぎ足して使っています。実際一箱持っていると便利、ブームとともに終わらせるのはもったいないですよぉ。
宝石屋時代の「遺品」です。現在ではJS−20VKeco辺りが相当品になりそうです。
宝石屋では商品が高額なため、朝夕必ず全商品の数を確認しカウント帳にカウント責任者の印を押します。
朝のカウントは昨夕の数と合うかどうかだけですが、夕はそうは行きません。今日一日で各ケース、朝何本あって、今日一日で何本入庫し何本出庫し何本売れ、そして今何本あるのか、カウント帳の升目が縦横全部合わなければなりません。
小さい店ならそんなに大変ではありませんが、大きい店では手分けして行う大仕事です。メインカウンターになった人はカウント帳の前に陣取って「誰々さん、何番ケース数えて!」と指揮しつつ電卓を叩きまくることになります。
銀行と同じで合わないうちは帰れませんので、誰がメインカウンターになるかで帰宅時間が変わって来ます。
△11はよくメインカウンターを仰せつかりましたし、△11がメインカウンターになると皆「今日は少しは早く帰れる」と気合いが入りましたし、メインカウンターでない時も重要なケースをカウントする役目でした。時には途中であまりに数が合わないためメインカウンターが嫌になり「△11君、後頼みます」なんて言われたこともあります(^_^;
このメインカウンター用の電卓、チャチなのでは使い物になりませんので中型電卓必須ですが、あまりに大きくても持ち歩けませんのでスーツの内ポケットに入るのも条件です。
メーカーとの相性も大事です。中型電卓の大手はカシオとシャープがありますが、シャープ製はキータッチが合いませんで、△11はカシオ製を愛用していました。手元など見ないで叩きまくる時に「今のちゃんと押せたかな?」と思うようなタッチでは使いにくいです。しかし人によっては「00の位置が不自然だ」と△11の電卓を敬遠する人もいました。クリアの方法にも色々あるし、使い慣れたメーカーでないと混乱する可能性があります。
店長になると在庫日数の計算があります。この計算、一般に流通している10桁電卓では桁数が不足し、下2桁を入力せずに計算したり、計算する順番を考えて割り算を先にしたりするのですが、12桁電卓なら全桁入力し通常の順番で計算してもオーバーフローしません。12桁の電卓を持っているのは店長職を務めた誇りです。14桁はこの用途には不要ですし、何よりスーツの内ポケットに入りません。

「お客様にお値段を見せる時にも使うでしょ」と思われるかも知れませんが、使いません。だって「ナンボでっか」「こんなんでどうでっしゃろ」「もうちょっと負けてぇな〜」という取引なら業務用の12桁電卓でバチバチやるのも似つかわしいのかも知れませんが宝石を選ぶ場所には場違い、シャッターが下りたら青筋立てて叩きまくっているとしてもお客様の前では涼しい顔をして可愛い電卓をちまちま押すのが礼儀ってもんだと思うのです。
見ても何なのかわからない人がほとんどだと思いますが、イタリアのチェーンメーカー、レジナの自転車用チェーン「America」が入っていた金属缶です。オシャレなので自転車屋さんでもらってきて、△11は画鋲を入れています。
小物入れに良いのでもっと欲しいのですが、今は紙箱になってしまったそうです。

誰ですか「榮太樓總本鋪 梅ぼ志飴」とか言っているのは。
世界最高のピンセットです。先はぴったり合い、軽く摘めます。
普通の人は「ピンセットなんかにお金を掛けて良くなったとしてナンボのもんじゃい、単に小さい物を摘むだけの道具だろう」と思うことでしょう。¥5kもするなんて言ったら飛び上がるかも知れません。しかし世界最高の道具は常人の考えつく範囲を遥かに超える素晴らしさを持ち、またそれを実現するにはそれ相応のコストが掛かるのです。これ常識。
適当に入札したら安価に落札されていました。カルティエの革製品は好きなんですが高くなるので、こんなことでもないと買えません(^_^;
エルメス、カルティエのような高級革製品でも、やはり革製品である以上は新品同様より大切に使った方が味が出て格好良いです。まぁリセールバリューは使ったら落ちるんでしょうが、リセールするような物はそもそも買うべきではないのです。そもそも高級革製品は「大切に使えば飽きずにずっと使える」をコンセプトに作られているのです。今売らないなら使いましょう。

コーチ ドクターバッグ(△11のコーチ)の中に入れていることが多いです。