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世界の「平和と健全な発展」を主目的に、人口問題、持続可能な開発、人権保障、地域紛争の防止、貧困の根絶、
ヒューマン・セキュリティーなど複雑で困難な諸々のグローバル・イッシュー(地球規模問題群)の解決に取り組む国際連合は「人類の議会」とも称され、その役割と機能の一層の強化・充実が望まれます。
私たち国連憲章に表明されたその理念と目的に深い賛同と共感を有しています。第一次大戦後の国際連盟そして第二次大戦後の国際連合の歴史的な経緯から現在の国連及び国際機関は欧米中心に偏在しています。
しかし、国連創設後半世紀余を経て、世界の情勢も激変しました。世界人口も1999年10月には60億に達し
ました。アジアには世界人口の約6割が居住し、21世紀の世界の政治経済に重大な影響を与える地域になることは間違いありません。このアジアにスイス・ジュネーブのいわゆる「欧州本部」に匹敵するような「アジア
本部」を設置することは、地球規模の地域バランスと人口比から見ても、その政治的・経済的・文明史的重要性
から見ても、新世紀に於ける世界の平和と発展の為に不可欠であると考えます。
アジア、日本そして沖縄の「平和と安全保障」の基本的機構としても「国連アジア本部」の設立は核抑止力を中心とする軍事防衛システムに代わる強力でしかもソフトな平和機構となり得ます。私たちは万国津梁たらんとする沖縄こそ「国連アジア本部」の所在地として最もふさわしいと考えています。
このような認識の下に、私たちは「健全で豊かな住み良い沖縄社会を創造する」ため、次の三大基本目的を掲げて1996年11月2日に沖縄国連研究会を創立しました。
1. 国連機関を沖縄に誘致するための受け入れ体制の確立
2. 国際的に通用する人材の育成
3. 国連の歴史、理念および実践に関する調査・研究と啓蒙活動
(沖縄国連研究会会則第3条)
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