【Nicolas Anelka】

【インタビュー】






[Interview]
Nicolas Anelka

フランスサッカー界の「恐るべき駄々っ子」ニコラ・アネルカが、週刊誌「パリ・マッチ」のインタビューでまたまた駄々をコネてしまいました。この大きな赤ん坊は、紙面でこのように言っています。

「もし、彼がオレの前に跪いて謝るんだったら、考えてやらんでもない」

アネルカの言う<彼>とは、もちろんジャック・サンティニのことです。このフランス代表監督は、昨年11月のユーゴスラヴィア戦の際、負傷したトレゼゲに代わりアネルカを追加召集しましたが、元PSGプレイヤーは「サンティニには敬意が足りない」といって代表合流を辞退してしまったのです。

彼は(インタビューを行ったジャーナリスト曰く) 微笑を浮かべ、それほど攻撃的ではない至極普通の態度で言葉を続けました。

「あれには敬意ってもんが感じられなかった。あんなやり方は吐き気を催すね。これでフランス代表入りは閉ざされるのかもしれないが、オレはフランス代表なんて必要としてないんだ。」

担当のインタビュワーは、吐き気を催しながらも、さらに彼の綴る言葉をテレコに記録させていきます。

「オレは頭ん中じゃあ、もうEURO2004は諦めてんだよな。でもさっき言ったように、オレはフランス代表抜きでも構わねえんだ。同じくオレをワールドカップのメンバーに加えなかった前任者(ルメール)にも感謝してる。アジアで起こった悲劇のことを考えりゃあよ。おかげでオレはあれを回避できたんだからな」

かつて、エメ・ジャケ監督により「スポーツ的な理由で」代表を外されたあのエリック・カントナでさえ、物事の分別をつけるだけのインテリジェンスは失いませんでした。

昨年11月の代表辞退の際にはアネルカに同情する声も見られましたが、今回ばかりはそうもいきません。もはや、この手におえない子供の戯言に耳を傾けるオトナは、一人もいなくなってしまったのです。