〜日本ショートショートの神様なのだ〜
はじめに星新一の略歴を紹介しておきますね。
1926年(大正15年)に東京に生まれ、東京大学農学部を卒業。
父、星一は星製薬という会社を運営していましたが、戦時中に爆撃を受け、
運営不振になり星新一が24歳のときに死去。
父の死後、家業を継ぎますが、借金の整理でかなりの苦労をしたようです。
その後、作家として活動していくことになります。
1957年に日本で初めてのSF同人誌『宇宙塵』を創刊し、
日本におけるショートショート形式を確立しました。
彼の生み出したショートショート作品の数は千編を超えます。
日本だけでなく世界中に多くのファンを抱えたこの
ショートショートの神様は、1988年、永眠しました。
日本でショートショートを書く多くの作家の中においても
彼のようにショートショート作家と呼ばれる人はあまりいません。
彼はSF作家であるのですが作品のほとんどがショートショートであり、
そのジャンルもSFだけに限られていません。
これは、海外ショートショートのところで取り上げたSF作家
レイ・ブラッドベリの影響を受けたものだと星自身が述べています。