〜海外のショートショート作品ってどんな感じ?〜
1930年代以降の海外短編小説のうち、
ショートショート作品とされるもので、その中でも特に1950年代以降、
日本に持ち込まれた作品にはどんなものがあるのでしょうか。
ここでは、ロバート・シェクリー、フレドリック・ブラウン、
レイ・ブラッドベリ、ロアルド・ダールを取り上げてみます。
このうち、ロバート・シェクリー、フレドリック・ブラウン、
レイ・ブラッドベリは、SF作家に分類されます。
シェクリーとブラッドベリは、1959年12月に発行された
SFマガジン創刊号(1960年2月号)から、
ブラウンはその次の3月号から登場し、日本の作家が育つまでの間、
SFマガジンの代表作家として、紹介され続けました。
一方、ロアルド・ダールのほうは、サキと同じく、
奇妙な味をもたせた作品を書く短編作家です。
こちらも、1950年代には、都築道夫氏によって紹介され、
1956年には田村隆一氏により、『あなたに似た人』
(Someone Like You)が訳されています。
これらの作家の作品が日本のショートショートに与えた影響は
非常に大きく、日本におけるショートショートの
原点であるといっても過言ではないでしょう。