〜ショートショートってなあに?〜
実はショートショートを定義づけるのはとても簡単・・・・でもあり、
難しくもあるのです。「ショートショート」って聞いたら、多くの人は
「え?短い小説のことでしょ?」と思うでしょう。
(「ショートショート」そのものを知らない人もいるかもしれませんが)
「短い小説」・・・正確には「超短編小説」と訳されていますが、
ショートショートの純粋な定義はたったそれだけなのです。
じゃ、普通の短編とどう違うのだ?とお思いのあなた。
文学事典における短編とショートショートの違いを見てみましょう。
文学事典によると短編小説とは、普通400字詰めの原稿用紙で、
一枚以上、百枚ぐらいまでのものをいうことになっています。
一方、ショートショートは一枚から十枚くらいに収まる長さのものを
いうということになっています。
でも、実際にはけっこう長い作品も「ショートショート」と呼ばれてたり
しますよね。これ、どうして「短編」じゃないんでしょう?
答えは、「ショートショート」が本来の長さだけを示す定義よりも
二次的な定義の方をより重要視しているからなのです。
この二次的な定義というのは、アメリカの評論家、
ロバート・オバー・ファーストの打ち出した短編小説の三原則のこと。
新鮮なアイディア、完全なプロット、意外な結末、の三つをいいます。
この三つの条件を備えた短い小説=ショートショート、という
図式からショートショートの定義はとても幅広いものになりました。
ジャンルに関する枠組みもほぼ無いに等しいので、ミステリーでも、
ファンタジーでもSFでも何でもありなのです。