●COBOL●
COBOLは事務処理系のプログラム言語です。
汎用機(メインフレーム)の開発によく使われます。
最近は、富士通さんから「POWER COBOL」の
ようなパソコン向けのCOBOLとは思えないような
COBOL(笑)も出ていたりします。
みた目はVB(Visual Basicのことです)と変わりません。
違うのは言語(あたりまえ(^^;))とコンパイル(ビルド)
するかしないかということぐらいでしょう。多分。
●COBOLの構成●
COBOLプログラムは4つの部から構成されます。
1.見出し部(IDENTIFICATION DIVISION)
プログラムID(PROGRAM-ID)や作成者(AUTHOR)、
作成日(DATE-WRITTEN)などを記述します。
プログラムIDは必須ですが、その他は省略しても構いません。
2.環境部(ENVIRONMENT DIVISION)
構成節(CONFIGURATION SECTION)と
入出力節(INPUT-OUTPUT SECTION)からなります。
構成節には、翻訳用計算機記述項(SOURCE-COMPUTER)、
実行用計算機記述項(OBJECT-COMPUTER)、
特殊名記述項(SPECIAL-NAMES)が記述されます。
入出力節には、ファイル管理記述項(FILE-CONTROL)、
入出力管理記述項(I-O-CONTROL)が記述されます。
3.データ部(DATA DIVISION)
データ部は環境部よりも後に書き、省略可能です。
ファイル節(FILE SECTION)、
作業場所節(WORKING-STORAGE SECTION)、
連絡節(LINKAGE SECTION)などを記述します。
バッチ処理で入出力にファイルを扱うのであればファイル節の記述が、
オンライン処理で外部プログラムとデータの受け渡しをするのであれば、
連絡節の記述が必要になります。
内部で使用するデータ項目は、作業場所節に記述します。
4.手続き部(PROCEDURE DIVISION)
実際に処理を行う手続き節(SECTION)を記述します。
一つの「xxSECTION」から「EXIT」までが一つの節になります。
●COBOLのお約束事●
COBOLプログラムを書くにあたってのお約束事があります。
まず、命令文は半角大文字で記述します。
(全角日本語記述OKのCOBOLもありますが)
Cをやったことがある人には気持ち悪いかも知れません。
(Cは小文字で書きます)
そして、1行に記述できる文字数は72文字までです。
はみ出してはいけません。
長い命令文を書きたいときは改行して次の行に記述します。
それから、書き出し開始位置が決まっています。
1行の構成はこんなかんじになっています。
一番左から6桁(一連番号領域):行番号
次の1桁(標識領域):コメント標識(*)などを書くところ
次の4桁(A領域):DIVISIONやSECTION名、
01、77レベルのデータ定義などの書き出し位置。
次の桁〜72桁めまで(B領域):普通の命令文、
01、77レベル以外のデータ定義などの書き出し位置。
うーん。わかりにくいかなあ。ま、後は実際のソース
(コンパイル前の実際に記述したプログラムのことを
ソースプログラムといいます)を見て体で覚えていきましょう。
「頭ではなく愛を持って取り組むべし」byプー
●参考資料(予約語)●
プログラムにおいてすでに意味付けがされている名前
(例えばMOVE、IFなど命令文として定義されている言葉)
は「予約語」といい、ユーザが変数定義するときに
変数名として使用できません。注意しましょう。
ちなみに予約語はコンパイラによって若干違いがありますが、
それっぽい(?)変数名をつけなければいいだけなので、
そんなに神経質になる必要もないでしょう。