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合成界面活性剤について
界面活性剤とは簡単にいうと水と油のさかい目(界面)を混ざりやすくする性質を持つ物質です。その代表は○○レモン、洗濯洗剤などの合成洗剤です。化学的に合成されたものなので合成界面活性剤と呼ばれます。
化粧品、シャンプー、リンスの主成分も同じです。乳液、クリームなど水と油をまぜあわせて(乳化させて)作られる化粧品はこの合成界面活性剤を使用しないと作ることができません。(一部石鹸で乳化させたものもある)まさに、これらの化粧品を使うということは、顔に合成洗剤を塗っているのと同じことなのです。
「合成界面活性剤の含有量を増やしていくと、消費者は使いやすくなり、使用感もよくなります。一見‘よい化粧品’に見えますが、それが肌を傷つけ、シミ、ソバカス、シワの原因になります。」
(芝皮膚科クリニック、須階 富士雄院長)・・・・・・ 続買ってはいけない化粧品より
なぜ使用感のよい化粧品がシミ、ソバカス、小ジワの原因になるのでしょうか?
なぜ、使用感がよくなるのか?
合成界面活性剤の特徴の1つとして皮膚浸透性の強さがあげられます。この皮膚浸透性の強さが使用感の向上につながります。乳液などをつけたとき、肌にスーッとなじむ感じがするのはそのためです。
では、‘皮膚浸透性が強い’ということは、どういうことなのか?
このことはシミ、ソバカス、シワの原因にとても深く関与しています。
皮膚(角質層)は皮脂膜と角質細胞間を埋めている細胞間脂質(スフィンゴ脂質おもにセラミド)により、保護、補強されています。(第1のバリアゾーン)
洗顔料等に含まれる合成界面活性剤は、その強力な脱脂力と洗浄力(強力な界面活性作用)で皮脂膜を取り除き、角質層に付着、残留し角質層の細胞間脂質を溶かしていきます。わかりやすくいうと、角質細胞(タイル)を引っ付けている細胞間脂質(タイルのめじ)が溶かされてしまい角質細胞(タイル)が剥がされ隙間だらけになってしまいます。そうなると角質層や顆粒層などのバリアゾーンはもろくなり、いずれは破壊されます。バリアゾーンが破壊されれば、合成界面活性剤の毒性(タンパク質変性作用等)が基底層に直接作用することになります。
それにあわせて、基礎化粧品などを使用すると、洗顔によって皮脂膜を取り除かれ裸になった皮膚に合成界面活性剤をすり込むようなもの。基礎化粧品に含まれた合成界面活性剤は、長時間あなたの肌にとどまり、少しずつ細胞間脂質を溶かし皮膚の奥へ奥へと浸透していきます。‘皮膚浸透性が強い’のも当然です。
なぜシミ,ソバカス,小ジワができるのか?
皮膚のバリアゾーンを壊しながら浸透していく合成界面活性剤はタンパク質変性作用をもち表皮や髪のタンパク質であるケラチンと結合してボロボロに変性させていきます。
加えて、強力な界面活性作用で角質層に付着、残留し皮膚の第1のバリアゾーンである角質層、顆粒層を破壊していきます。
洗顔料や基礎化粧品で肌をあらしシャンプー、リンスで髪や地肌を荒らしていく。そのことを皮膚科専門書は、はっきり書いてあります。
つまり、合成界面活性剤は肌のバリアゾーンを破壊し防腐剤などの有害物質や、細菌等の侵入を容易にさせ肌荒れ、ニキビ、皮膚炎をおこさせます。
そして基底層まで侵入した合成界面活性剤、防腐剤等の有害化学物質は、その毒性で基底層のメラニン細胞を刺激しシミ、ソバカスを作らせてしまいます。
メラニン細胞でのメラニン色素の産性は皮膚の第2のバリアゾーンと言われ、有害物質が侵入してきたときの防御反応(拒絶反応)の一つです。
侵入してきた毒性、刺激成分をメラニン細胞層はメラニンを増殖させることで、真皮、皮下組織への侵入を食い止めようとするのです。侵入した刺激物でふえ続けたメラニン色素・・・これがシミ、ソバカスです。真皮層にまで沈着し、ひろがったものが黒皮症です。
紫外線に対する防御として日焼けを起こし、有害化学物質に対する防御としてシミ・ソバカスを作ります。
あわせて、合成界面活性剤によって壊された皮脂膜、角質層は異物の侵入を防ぐことができないばかりか、水分の保持すらできなくなり、慢性の荒れ症(乾燥肌)になってしまいます。これが小ジワの原因です。
健康な肌の角質層はこうですが・・・

合成界面活性剤によってバリアゾーンを壊されてしまうとこうなる・・・

こうなってしまうと乾燥肌、シミ,ソバカス,小ジワに悩まされるようになる
陽イオン界面活性剤の怖い毒性
化粧品、シャンプーに使われている合成界面活性剤は、陰イオン系が主体です。これに対して、リンス、トリートメントは、陽イオン系が主成分。表皮、髪の主要タンパク質であるケラチンへの結合力は陰イオン系と比べて陽イオン系活性剤はきわめて強力なため、タンパクの変性力も強く刺激も強い。「このようなケラチン変性による皮膚の荒れは、水分不足の場合とは性質を異にする」そうです。ただのカサつき、パサつきではない、ということです。肌質、髪質そのものが合成界面活性剤で変質し、とかされ、荒れていくのです。つまり、シャンプー、化粧品よりもリンス、トリートメントのほうが極めて危険であるということです。
例えば、塩化ステアリトリメチルアンモニウム多くのリンスに配合されている代表的な陽イオン界面活性剤。「髪に染み込みしっとりさせる」というのですが、その毒性は恐ろしい。うっかり口から入ったときの致死量わずかに1〜3gこの場合1〜4時間以内に死亡する。 (化粧品毒性テーブル 同志社大学西岡一教授監修)
慄然とふるえがきます。それを髪や地肌に浸透させて「つややかな髪に」「髪質の保護成分配合」などとうたい「自然なヘアケア…」などとCMする化粧品メーカー、マスコミの度胸には恐れ入るしかありません。
参照 続買ってはいけない化粧品 船瀬俊介
(三一新書)