パズル世界24  「ツインカラーパズル」

 ツインカラーパズルは、ここ「あああひつじのパズルボックス」が作ったパズルです。最近、製品化されて発売できることになりました(といっても、数量限定ですのでお早めに)ので、宣伝をかねて紹介します。

 このパズル、表裏のあるピースを上手に並べて二色のシルエットを作る、タングラム系のパズルです。ついている問題と同じ形を作れ、というわけです。もっとも単純には、箱の中におさめて遊びます。もちろん、箱の外に出して形を作ることもできます。面白いことに、空いたスペースを使って三色の図形が作れます。たとえば、こんなふうに。

 さて、少しやってみるとわかりますが、問題を解くこと自体は難しくありません。小学生ぐらいから十分に楽しめます。特に箱にしまう問題は簡単で、パズルが好きな人には物足りないぐらいかもしれません。

 しかし、このパズルの本当の面白さは、実は、問題を作ることにあります。4×4のます目の中で、どれだけ面白い形を表現できるか、そして、それを実際にパズルを並べて実現できるかを発見すること、つまり、問題をデザインする面白さです。できることがわかっている問題を解くのはとても簡単なのですが、できるかどうかわからない問題を作って解くのは、けっこう難しいですし、とても面白いパズルです。できそうなものがどうしてもできなかったり、できないと思ったものが次の日にはできたり、意外な発見の連続です。

 たとえば、下の図に並んでいる亀の絵のうち、あるものは作れるし、あるものはつくれません。どれが作れて、どれが作れないか、わかりますか?

 また、下の図形は長方形を二つ配したものですが、このうち作れるものはどのぐらいあるでしょうか。

 というわけで、このパズルは、一人で遊ぶより、二人以上で遊んだほうが断然面白いです。こどもと一緒に、兄弟と一緒に、お友達と一緒に、お絵書きをする感覚で問題を出し合ったり、たとえば「象って作れない?」などとどちらがいい形を作れるか競争したりすると楽しいです。

 実は、設計した私も、このパズルがこんなに面白いとは思っていませんでした。しかし、やってみると、とても面白く、しばらくは、こどもと一緒に夢中で遊んでしまいました。