がん患者会「コスモス」のあゆみ          
                               代表:緒方真子
                        
<患者会「コスモス」の趣旨・目的>
  この会は、がんと宣告された方、治療中、治療後の患者やその家族が1ケ月に1度集い、ともに語ったり、情報交換をする場所としてあります。参加者それぞれの「闘病のつらさ」「これからの不安」「がんにともなう社会的な不満」等々をともに理解しあい、情報を分かちあうことで、前向きに歩きだすきっかけになれば、ということが会の趣旨です。 
 また、がんを患ったからこそ見えてきた生きる喜びや、がんを患ったからこそ知ることができた人と人の結び付きの温かさ等が、実感できる場所になれば、というのが「コスモス」の理想でもあります。

<「コスモス」の歩み>
   1998年 3月   伊藤篤子さん(故人)が発起人となり、
            神奈川県立がんセンターにて第1回のがん「患者会」開催。        
   2002年 1月   伊藤篤子さんのご逝去をきっかけに、患者会を「コスモス」と
            名付ける。(伊藤さんの好きな花でした)現在に至る。

<「コスモス」の参加人数> (毎年8月は休会しています)
 (年度)    (年間参加延べ人数)  (月平均参加者数) 
  2001年:     88名          9名   (2月の記録以降)
  2002年:     113名         10名
  2003年:     159名         14名
  2004年:     171名       17名   (11月現在)

<会の内容>
 「コスモス」は語らうことを一番大事にしています。特に初めての参加者、久しぶりの方々には思いのたけを存分に語っていただくように、つとめています。
もちろん語らうことだけでは解決できない問題を抱えていらっしゃる方の場合は、散会後、コスモスのサポーターであるQOL研究会の先生や看護師さん、相談室のスタッフの方などにも力になってもらっています。
 また、年に数回はテーマを設け、ゲスト(医療関係者、ボランテイアの方、宗教家等)に無償で語らいの場に参加していただき、がんや、心と身体の健康に関する見聞をひろめています。 
   


 <その他 2004年の活動 >
  ・クリスマス会              
    例年通り今年も、がんセンター近くのレストランでクリスマス会を開催
    します。12月15日(水)の予定です。

  ・温泉日帰りツワー
    2004年6月 鶴巻温泉に女性5人で出掛け、心身ともに癒しの時を過ごしました。

・ 安曇野「養生園」入所体験1泊2日の旅                     
  2004年10月  女性8人で長野の秋を満喫してきました。念願の養生園での
  体験も好評でした。
  
  ・音楽療法、呼吸療法への参加
    2004年1月 3月 東邦医科大看護学部教授の松下先生の研究による音楽療法を、
    希望者(協力者)6人で1週間に1度、10回受けました。
 2004年4月 12月 同じく松下先生による呼吸法を1ケ月に1度、希望者(6人 10人)で受けています。

・ アンケート調査、インタビューへの協力
  QOL研究会を通して依頼のあった、行政や医療機関、研究者や学生さんによる
  アンケート、インタビューには、希望者(協力者)を募って協力しています。

<これからの「コスモス」の課題・展望>
 ・参加者人数が拡大することでの問題点
@ ひとりひとりの語らう時間が少なくなり、会に参加した充実感、満足感が 
    得られないのではないか、と心配です。グループを分けることも、検討中…。
A 参加者が多くなることに伴い、サプリメント等の民間療法を仕事とする方も来ら
 れます。 最近は入り口に「受け付け」を設けて、患者、家族であることを
  確認することにしました。
・がんの種類別、家族のみの集まりを希望する声
 がんの種類により、そのがん独特の悩みもあります。 又、がん患者の家族ならではの悩みや疲れもあります。 定例会とは別に年に1 2回、その様な方々の為の集まりを開催できればと、考えています。

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