2000年5月1日 名古屋〜敦賀〜小浜〜舞鶴

 

朝、名古屋駅。

名古屋の朝の喫茶店は、恐ろしいほど豪華と聞きます。

メイチカの喫茶店で、パン、ゆで卵、食べ放題の店に行ったことはありますが、

ぜひ、「コーヒーを頼むと、おにぎりと味噌汁がついてくる店」とか、

「モーニングに、スパゲティーと茶碗蒸しがついてくる店」とかを体験してみたいです。

どこの店なのでしょう。情報ご存知の方、差し支えなければ教えてください!!

 

さて、名古屋からは、特急しらさぎ1号に乗車。古い電車です。

朝日がさんさんと輝く中、大垣を過ぎて、しらさぎ1号の走る下り本線は、大きく山の方へ迂回します。

戦前の登坂能力のない列車が走るための緩勾配の線路だそうで、今でも特急が通ります。

で、今は廃止された「新垂井駅」の跡があるのです。それを見物しようと必死に車窓を眺めていると、

「乗車券、特急券を拝見します!」

切符を出そうとすると、窓の外に廃墟の駅が…、よく見えなかった…

なんとタイミングの悪いときに来るんだ!この車掌!!

と、文句をいってはいけませんね。でも残念。

 

さて、米原で向きが変わり、周りの客は手馴れた様子で座席を回転させています。

琵琶湖畔は、座席の逆側だったので、あまりよく見えませんでした。

 

9:29敦賀着。小浜線が出るまで1時間ほどあるので、駅前に出てみると、

妙なモニュメントが…道端に名作漫画の「銀河鉄道999」の場面が、

像で作ってあります。大きさは1mもないくらいですが、いくつもあります。

そして、この像とともに撮った地元の子どもの写真。

どんどん歩いて行くと、像もストーリーが進んでいくのですが、

大きな交差点に達しても、まだ先は長そうです。

いやあ、なぜここに銀河鉄道999なのかなあ。

で、道の向い側は「キャプテンハーロック」でした。

 

さて、ほどなく、小浜線の時間がきて、これまた古めかしいディーゼルに乗り込みました。

近々電化されるとのことで、きれいな電車になるのでしょう。

11:48小浜着。

小浜新港方面に行きたいのだが、駅前のバス乗り場は、一体どこにいくのか、

見ても要領を得ません。観光地の便くらい、抜粋して分かりやすく書けばいいのに。

逆向きのバスが、同じ表に書いてあったりで、極めて分かりにくいものでした。

で、ようやく解読して、バスがないことを確認。

さほど遠くもなさそうなので、テクテクと市街地を歩き、

西友で文庫本(宮本輝・海岸列車・下巻)を買って、

やがて、海沿いの道を歩くと、若狭フィッシャーマンズワーフに到着。

 

ここで、遊覧船での蘇洞門めぐり(そともめぐり)に乗船します。

50分、2000円。およそ1時間おきに就航。

蘇洞門。花崗岩の奇景。

就航船「第2わかさ」は、充分な広さがあり、快適で、

テープで、景観の説明や、小浜の観光案内までしてくれます。

海上の状態によって、3コースのどれかになるそうですが、

この日のコースは「大門・小門上陸コース」

奇岩、奇景の中に、舟から降りれるとは、なかなかいい企画です。

花崗岩のつくる岩を見つつ、大門、小門のところまで船が進むと、

陸に近づき、洞窟上の岩の中(大門の裏)に入ると、

簡単な船着場が出来ていました。

ここなら、外からの景観を失わないし、波で壊れる心配もない。

で、陸に上がるのですが、階段を作ったり、一部コンクリートを吹き付けたりと、

こちらはちょいと親切すぎたのですが、花崗岩の割れ方の様子や、

大門の中の様子が、よく見て取れました。

上陸

さて、港まで観光案内を聞き、港に戻ったら小浜駅を目指し、

小浜線で舞鶴を目指します。

小浜線の古びたディーゼルは、地元の高校生を乗せて、西に走り、

さすがに、福井県から京都府への境では、客は少なかったものの、

そこそこの人数を乗せて、東舞鶴駅に到着しました。

乗り換えて、西舞鶴に着いたのが、16時過ぎ。

 

舞鶴

さて、西舞鶴の駅を降りて、右のほうに少し歩くと、NTTや税務署のある狭い通り沿いに

舞鶴公園があります。ここは、細川氏の田辺城(舞鶴城)の本丸跡です。

現在の「舞鶴市」の地名は、この城から採られたということです。

さて、公園の入り口は城門なのですが、その2階には

入場無料の舞鶴市田辺城資料館があり、17時まで開いています。

 

少しでもみたいと思って、城門を入り、資料館への石段を登ると、

その石段には、地元の高校生の女の子が2人座っていて、どでかい笑い声で談笑していまして、

目が合ったら「何やのん、このオッサン」という目つきでこっちを見ていました。

見ると、その奥の資料館の入り口の黒っぽい扉は、完全に閉じていました。

まだ17時までには、時間があるのに!!

結局、その高校生の目つきに押し戻されて、石段を降りました。

城門以外は、ごくふつうの公園になっている城内をてくてく歩くも、

近所の子どもたちが遊んでいるくらいで、特に珍しいものはなく、

資料館が17時以前に閉まっていたのが、残念なだけでした。

(しかし、後日、観光案内を見ると、月曜休館とかいてあった。オラのミスだった!!)

 

西舞鶴の大衆食堂は、GW近いということで、どことなく慌しく、

弁当の注文を受けるか受けないかとかで、店のおばちゃんが大いに思案していました。

その日は西舞鶴泊。