朝,特急サンダーバードは,羽咋あたりからは通路まで人がいっぱいになるほどの混雑で,
たった3両というのが残念です。
金沢駅は,間近に迫った北陸鉄道地下化と,将来の新幹線駅に備えた工事,
そして,駅前の整備事業と,一体で進められており,雑然とした雰囲気です。
来るたびに駅の様子が様変わりしており,一瞬方向感覚を失いそうになります。
ちょっとした所用で,繁華街の武蔵ノ辻に行きますが,ここも工事の最中で、
もともと城下町で道路が複雑な上に狭いので,混雑も激しいと聞きます。
さて,所用を済ませ,北陸線を東へ東京に戻るのですが,時間があるので,
長野周りで行くことにします。
すっかり新しくなった直江津の駅で信越線の普通電車に乗り換え,
妙高高原の山越えを下あと,豊野の駅で飯山線に乗り換え,飯山に向かいます。
長野は,田中康夫氏が知事になってから,何かと話題になることが多いのですが,
長野電鉄が,木島線(正式には河東線の一部だが一般的にも旅客案内上も木島線で統一されている)の
廃止の意向を固めたことに対し,田中氏も地元に出向いて,県として経済的な補助をしないことを明言。
これにより,信州中野〜木島の廃止は確実となりました。
飯山市には,将来新幹線が延びてくる計画があり,そう何本も鉄道は必要ないということでしょうか。
千曲川(橋の上から)
飯山市は,千曲川のほとりの町で,斑尾高原や野沢温泉など各方面へのバスも発着しています。
JR飯山駅と対岸にあるのが木島平と呼ばれる地域で,(信州には,〜平という地名が多い)
かつて千曲川の対岸にも鉄道を引いて発展させようとした民間の鉄道の末裔が,長野電鉄です。
寺社風の建物の飯山駅を出て,少し歩くと,千曲川の堤防上の国道117号に出ます。
本当は川沿いの方を歩きたかったのですが,歩道は雪に覆われているため,町側のほうを歩きます。
「雪捨て場」なる案内標識があるところ,いかにも信州です。
風除け?雪除け?
国道403号線,千曲川を渡って木島平に向かう橋には,
海抜320m,日本海まで187kmと表示されています。

しばらく歩くと,右手に小さな木造の,木島駅が見えてきました。
飯山駅から,僕の足で30分ほど。
木島駅
窓口で,長野までのきっぷを買おうとすると,そんなもの売ってないと,そっけない返事。
バスの券だけ発売し,電車は着駅で勝手に精算せよということのようです。
長野まで,距離も長いが,運賃も高い。これでは客はみんなJRに流れるので,経営も苦しいでしょう。
でも,地元の人はわりと多く乗っており,地元に密着した路線だというのは分かります。→
長野駅は地下に到着。階段を上って,高架のJRから,新幹線で東京に戻りました。