4月30日(月)
前日4月29日は,神宮球場での阪神タイガースの試合を,雨の中観戦し,
不用意なことに,タオルも着替えも持参していなかったため,すっかり風邪をひいてしまいました。
しかし,5月1日,2日は,夢にまで見た福岡ドームでの観戦が待っています。
30日夕刻,東京駅を出る寝台特急「さくら」で,一路九州へ向かいました。
「さくら」は「はやぶさ」と,鳥栖まで併結されており,鳥栖で切り離されるのですが,
時刻表を見るだけでも,博多〜長崎の間で,JR九州の俊足特急「かもめ」に
実に3回も追い抜きを食らいます。
長距離特急ならではの思い図体を引きずって行くのですから,仕方ないのでしょうが,
これほどのんびりと九州に行ける列車も貴重です。
このところ話題の東京駅大丸のデパ地下の弁当を買い求め,
車内で食って,風邪薬を飲みますが,どうも今ひとつ調子が悪い。
九州まで16時間以上の乗車で,ごろごろ眠っていましたが,
すっきりしないまま,鳥栖駅に到着しました。
5月1日(火)
鳥栖駅では,長いはやぶさ・さくらの切り離し作業があります。
さくらの最後尾は,ホームに入りきれていません。
作業が進む間,長崎行き「かもめ」と,西鹿児島行き「つばめ」が追い抜いていきました。
先を急ぐ人は,乗り換えた方が,1時間以上早く着きます。
鳥栖駅では,ホームの駅そばスタンドで,九州にしかない「丸天うどん」を頼みます。
この味,九州に来た実感が湧きます。鳥栖駅で食うなら,5,6番線です。
やや薄味のうどんに,かしわと丸天(さつま揚げ)が乗っている。
もう,頭の思考回路は,生まれ育った九州弁に切り替わりました。
その後,うろうろしつつ福岡に戻り,はやくもビジネスホテルにチェックイン。
夜行の間,病的に汗をかいたりしているので,とりあえずユニットバスで体を清潔に洗い,
着替えが足りないだろうと,天神のダイエーショッパーズで下着類を求めて,
さらに,栄養ドリンク剤を飲んで,いよいよ,福岡ドームに乗り込みます。
観戦記はこちら。短時間ですっきりした試合でよかった。
実は試合中も気分が悪かったのですが,好投の田之上投手に助けられました。
試合後は,隣のまだ開いていたOPAの薬局で,さらに風邪薬を補給し,一路ホテルに帰って爆睡。
5月2日(水)
チェックアウトが12時というありがたいホテルだったので(普通は10時),
わりと遅く目を覚まし,11時過ぎにホテルを出ました。
本当は,昼間は,開催中の「中世博多展」を見に行きたかったのですが,
体力を温存するために,遠出は避け,博多駅近くをぶらぶらしていました。
行列のできる店,ラーメンの「一蘭」も,ピークをはずしたら,さほど待たずに入ることができ,
1人ずつのブースと,目の前ののれん等,システム的なラーメン屋に驚きつつ,
まずまず美味いラーメンを食うことができました。
ここでの体力の温存が,この日の夜に効いてきます。昨日より体調ははるかにマシでした。
夕方,福岡ドーム。観戦記はこちら。
とにかく,試合が終わり,花火が終わって,ドームの天井が開いたのが23時30分過ぎ。
勝ったから良かったようなものの,負け試合だと,ぐっと疲れがたまったことでしょう。
それにしても,0時の福岡ドーム前,臨時バスの乗り場に長蛇の列が出来ているのに,
西鉄バスの対応はひどいものでした。
今,試合が終わったのを知っているくせに,「今日の臨時バスは終わった」などと口走り,
長蛇の列を解散させようとしています。路頭に迷う客たち。地下鉄も終わっているとのこと。
他の職員の対応はのんびりしたもので,今更のように,各営業所に連絡してバスを回してもらうと言う始末。
でも,バスはいつ来るか分からないの一点張りで,およそイベントの輸送をさばく気などありません。
やっと天神行きのバスが1台やってくると,これが最後だからと詰め込みます。
ギュウギュウ詰めの車内は,ステップまで人があふれています。
そうして出発したバスの後ろには,どこかからやってきたバスが1台!
何が「これが最後」だ!無茶もいいかげんにして欲しいという雰囲気でした。
周りの人の会話は,「これ,都市高速に慣れた香椎浜営業所の車だよ。」とか,
「これ、都市高速走るだろう。事故が起こったら,西鉄は終わりだよ」とか,
口々にキワドイことを話しています。車内で貧血になる女性もいるし,ひどいものでした。
まあ,西鉄といえば,かつてのライオンズ。
敵チームホークスの輸送など,親切にする気もないのが本音なのでしょうが,
ならば,福岡ドーム輸送から手を引いて,他の業者にエリアを渡すべきでしょう。
せっかくのサヨナラ勝ちも,最後に少々腹が立った(負け試合だったら切れているかも)観戦でした。
5月3日(木)
何とか体調も復活し,この日は,KBCテレビの「アサデス」の朝7時ごろのホークスのコーナーを
楽しむことができました。関東の人間には羨ましい番組です。
博多駅から西鹿児島駅行きの「つばめ」9号に乗り,南九州を目指します。
博多では混んでいた車内も、大牟田,熊本で段落ちとなり,ちょうどいい快適な車内になりました。
熊本でも切り離しをせず,11両フル編成で西鹿児島に向かったためでしょう。
八代を過ぎると,所々に,2003年度完成と報じられている九州新幹線の工事が進んでおり,
「つばめ」で近くなった南九州が,さらにいっそう身近になるに違いありません。
夕方近くに,西鹿児島駅に到着。8年前に来た西駅とは全く違う,新しい駅舎になっていました。
上に新幹線が乗っかるような構造の,新しい駅舎です。
やや狭く,ゴチャゴチャした雰囲気もありますが,JR九州らしく小奇麗にまとめられ,
駅の大階段は,町の玄関を思わせます。
しかし,大階段の正面に陣取ったテントでは,各種物販が店を出しており,
大階段はそのテントに隠れたような形になって,
駅舎全体のデザインとかを見物できなかったのが残念でした。
観光地を回る「カゴシマシティビュー」というバスが30分に1本運行しており,
市電とあわせて,なかなか便利です。ただ,「カゴシマシティビュー」は右回りしかなく,
自由にあちこち回れないのが難点,繁華街の天文館を起点に回ることができません。
せっかくいいバスなのだから,逆回りも新設した上で,地元の人も使えるようバス停を数箇所増やし,
西駅を,右回りと左回りが15分交互に出るようになれば,完璧だと思います。
市内をぶらつき,仙巌園(磯庭園)に着いたときには,閉門まで約30分と,
ゆっくり見れなさそうなので(入場1000円も高いし),入門はやめておき,
近くの海岸から桜島を遠めに眺めて,この日は終わりとしました。
結局,この日までは,体調の悪さが災いして,移動のみで
あまりあちこち見物できないままとなりました。
でも福岡ドームの観戦ができて,何より満足でした。