2002年4月14日(日) 

西武ドーム


散り忘れた桜の花弁がときおり爽やかな風に舞う西武ドーム。

今季初の関東3連戦は西武ドーム。昨日まで1勝1敗。何とか勝ち越したい。

今日は先発ルーキー杉内。相手は西口

息詰まる投手戦を見ようと,両外野席はいっぱい。

ワタクシは内野自由席(といっても外野の範囲)に座って開始を待ちます。

客席に,「こどもまんが大博覧会」の宣伝で,何かのキャラの女の子のかぶりものが登場。

先日の神戸で,化け物のきぐるみを,さんざん見たので,驚きもありません。

グラウンドでは,ライオンズのマスコットがいつもながらにバク転を決め,

ライトスタンドを沸かせています。

 

1回表

柴原がいきなりセンター前にヒットを放ち出塁,

バルデスは右中間を破る2塁打で,柴原生還。

あっという間に先制。西口を早くも攻略開始です。 H1−0L

今日も大勢のホークスファンが陣取る西武ドームレフトスタンドは瞬間沸騰。

1死後小久保のヒットで1,3塁。

2死後,秋山のセンターオーバー2塁打で,バルデス生還,

小久保はバックホームとのきわどいタイミングながら,判定はセーフ。

3点目が入りました。西口から3点。 H3−0L

杉内の好投を期待して,もう勝ったも同然です。

 

1回裏

さあ,新西武キラー襲名なるか,杉内の投球に注目・・・したとたん,初球,

松井の打球は右中間スタンドへ・・・あらまあ,これがプロのご挨拶か。 H3−1L

2死後,カブレラ。

最初の対決は,カブレラがワンバウンドを小さく打ちあげて,ファーストフライ。

何か奇妙なプレーで1回裏を終えます。

 

2回表

2死後,柴原がまたまたヒットで出塁すると,

バルデスが再び右中間に2塁打を放ち,4点目。 H4−1L

いいぞ,1,2番コンビで,捕まえた西口を離しません。

西武相手に,こんなにラクしていいのでしょうか。

 

2回裏

古屋のサードゴロが,ベースに当たって跳ねて内野安打。

続く垣内のショートゴロは,併殺と思いきや,

1塁への送球がそれてランナーが残ります。

杉内には気の毒なこの回も,無失点に切り抜けますが,

どうも運が味方についていないような。

 

3回裏

先頭の高木浩之を四球で出します。

松井はセカンドゴロに打ち取りますが,併殺は取れず,松井が1塁に残ります。

その松井は,盗塁を決めて,1死2塁。なんだか不穏な動きです。

小関はセカンドゴロ。しかしランナーは3塁へ。

そして犬伏。1塁線へのタイムリー2塁打。 H4−2L

なお2死2塁。カブレラ。レフト前タイムリーヒット。 H4−3L

じわじわ追いすがられます。ん,大方の「投手戦」という予想はどこへやら。

 

4回裏

西武の攻撃。腹が減ったので,外周通路の売店に行き,並んでいると,

前にいる小学校低学年風の姉弟が,要領が得ないの何の,店員の手を焼いています。

バイトの店員も子供扱いに慣れていないな。何分かかったことやら,まあ春先はよくあること。

その間に,はるかライトスタンドからは歓声の連続が気になって,気になって。

やっと焼きそばを求めて席に戻ると,スコアボードは H4−4L

追い付かれています。垣内,伊東,高木浩の連打のようです。何たる。

松井がセンター前に打ち返すと,ホームに向かう白のユニフォーム。

バックホームはそれてしまい逆転。 H4−5Lなお,2,3塁で,

杉内は5失点で降板。西武キラーどころではありませんでした。

佐賀の星,渡辺正和投手登場。食い止めて欲しいのですが,

小関に初球をセンター前に運ばれ,いきなり2点献上。 H4−7L

犬伏を三振に打ち取って,吉武にリレー。

吉武は出てきたとたんカブレラと対決。

あえなくレフト前タイムリー。 H4−8L

和田を三振に取って,長い長い守備が終わりました。

 

5回裏

もう書くに絶えないので手短かに。P吉武続投。

古屋四球。

垣内のサードゴロは1塁のみアウトで1死2塁。

伊東死球。よけろよ! 1死1,2塁。

高木浩ライト前ヒット。 1死1,2塁。 H4−9L

松井のファーストゴロは,松中が2塁に送球もセーフの判定。鳥越,井口,審判に詰め寄る。

ライトスタンドから,パラリラパラリラ〜「は・よ・や・れ」のコール。お前ら近鉄か。結局1死満塁。

小関センターへの犠牲フライ。1点追加。2死1,3塁。 H4−10L

犬伏センター前ヒット。1点追加。2死1,2塁。 H4−11L

カブレラ四球。2死満塁。

和田お約束のようにセンターオーバー走者一掃の3塁打。3点追加。 H4−14L

レフトスタンドは,もう怒りを通り越して,笑うしかありません。

それでも終わってくれないライオンズ。2死3塁。

古屋,ライト前に落とします。  H4−15L

垣内倒れて,やっと終了。

手短かに要点だけ書いたつもりなのですが,ふう。

 

ちなみに,松井の打席の松中のプレーは,エラーが記録されました。

あれはアウトだと思ったけどなあ。野選ではなくエラーですか。送球がそれたと。

まあ,そのおかげか,小関のセンターフライ以降の失点は,吉武の自責点になりません。

吉武はこの回7点も取られましたが,自責点は1ということです。

 

6回表

ようやく訪れたホークスの攻撃。

松中が,右中間に2塁打。ノーアウトのランナーで追撃です。って,11点も離れているけど。

秋山に代打村松。代走ではなく代打です。初球が腕にかすって死球。無死1,2塁。

城島ショートへのボテボテのゴロ。ショート松井,必死に拾って,2塁へ送球。

おいおい,1塁ランナーは村松ですよ。当然セーフ。無死満塁

盛り上がるレフトスタンド。しかし,ファンは,口々には冷静に,

「満塁ホームラン出ても,まだ7点差だよなあ・・・」と絶望的な会話。

まあ,それでも「グランドスラム,バークハート!」と応援をします。

バークハートはファーストゴロ。その間に1点入ります。 H5−15L

なお1死1,3塁。鳥越三振。

ピッチャーは潮崎に交替。

普通なら,西口を5点でKOということになるんでしょうが,

何せ15点も取られてるからなあ。しかし,10点差もあるのに,潮崎投入ですか。

柴原,ここまで3安打猛打賞

ここもいい当たりでしたが,セカンド真正面のライナーでチェンジ。

何で,無死満塁で1点しか取れないんでしょうね。

 

7回表

風船を膨らませます。一昨年にマリンスタジアムで買ったのが余っていたので,

持ってきました。膨らませようとすると,破けて空気が抜けていきます。

気を取り直して,もう1つ膨らませても,やっぱりだめ。

2年前のジェット風船は,ゴムが劣化して,使い物になりません。

結局,風船は断念。選手の声の「いざ行け若鷹軍団」は手拍子(メガホン拍子)。

色とりどりの風船がレフトスタンドから上がるのを,寂しく見届けて,

さあ,ラッキーセブン。10点差を追いかけます。

バルデス四球。無死1塁。井口倒れて,

小久保,打球はぐんぐん伸びますが,フェンスまではあと一歩。

それでも,センターオーバーの2塁打で,1死2,3塁。

松中,センターへ犠牲フライ。1点を返します。 H6−15L

 

7回表

ライオンズの攻撃,気分転換に,周回通路に出ました。

ピッチャーは倉野

代打大島にさっそくヒットを打たれます。

周回通路から試合を眺めながら,携帯電話で電話をかけたその時,

カブレラ,レフトの周回通路まで届く,大ホームラン。

おい,こんなところまで飛ばすなよという,むちゃくちゃなホームランでした。 H6−17L

 

8回表

ピッチャーは鳥谷部

城島,レフト前ヒット。無死1塁。

バークハート,ライト前ヒット。無死1,2塁。

チャンスだ,チャンスだ,盛り上がるレフトスタンド。

カブレラのホームラン以降,内野席は帰る人がぞろぞろいますが,

外野は,もうみんな吹っ切れて,大応援となっています。

代打本間は倒れます。

途中からキャッチャーに入った野田のパスボールで,1死2,3塁。

ここで,今日絶好調の柴原。しかしショートゴロ。

その間に,城島がホームを踏んで,1点返します。 H7−17L

何と地味に得点を取っていくのでしょうか。

5回から8回まで毎回,無死でランナーを出しているわりには,地味な攻撃です。

まあ,競った試合なら,1点ずつコツコツ入れてくれればいいのですが,

10点も離れてるんだからさあ,何か景気のいいシーンを見せてくれよお。

 

他球場の途中経過がスクリーンに出ます。

西武ドーム特有の,じらす表示で,スコアボードがちょっとずつ表示されます。

千葉ロッテが,オリックスを4-1で破って,試合終了!

スコアが出そろった瞬間,こればかりは両スタンドから拍手が沸き起こります。

やっと勝ったマリーンズ。開幕から11連敗。12試合目にしてようやく勝ちました。

マリーンズは11連敗だった。こちらはたかが10点差ではないか! (そういうことじゃなくて)

安心したのはライオンズ。明日からはマリーンズと対戦ですから,

連敗ストッパーになりたくないですもんね。まるで,パリーグ・ロシアンルーレットだ。

 

8回裏に,松井が盗塁したので,

10点差で盗塁すると大リーグでは報復されるのかなあとか,

この回からキャッチャーが内之倉だから,盗塁を稼いどこうと思ったのか,

思ったりもしたわけですが,もうどうでもよくって,

 

9回表は,井口,小久保,松中だったので,

最後にホームランでも見せてくれないかなあと期待したのが間違いで,

青木の前に三者凡退に終わったわけで,

 

大敗したわりには,スタンドも盛り上がったなあと,

まあ,こっちも12安打で,西口を攻略したし,

7点入れたから,そこそこ見せ場はあったし,

派手に負けたから,後へは引かないだろうし,

マリーンズも勝ったことだし(これはたぶん違う),

 

 

そんなわけで,むちゃくちゃな試合でしたが,

バックスクリーンから,爆音がして,花火が上がっております。

地面から打ち上げて,高さ数mのところで,パチパチやっています。

おやおや驚いた。バックスクリーンの位置だから,屋根も低いので,

花火は難しいだろうなあとか思ってみていると,

最後に,銀色のテープがたくさん出てきて終了。

近くにいた人は,いろんなもんが降ってきただろうなあ。

 

というわけで,何かよう分からんまま,帰宅の途につきました。

杉内君,初先発の時のような投球を見せてくれよ。

 

 

 Hawks 

   
  Lions   X   17

(勝) 西口2勝1敗    (負) 杉内1勝1敗

(HR) 松井2号ソロ カブレラ5号2ラン

 

観戦成績 1勝1敗

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