2002年4月15日(月) 
前日、西武に17−7と、たいへん派手派手しい負け方をしたホークスが、
関東で唯一、勝てそうな雰囲気の球場、東京ドームにやってきます。
確かに、去年はよう勝った。ただ、Fsの戦力はまともにそろっていなかった。
今年のFsは、開幕こそホークスに連敗したものの、その後は好調、
ホークスと同率2位で首位をうかがっています。
仕事が終わって東京ドームに着くと、もう試合開始の時刻。
この時間だと、外野自由席はだいぶ埋まっているでしょうから、
内野C指定のチケットを買います。マンデーパリーグで1000円。
1回表、
球場内に入って、自分の席に座ったときには、
井口が三振に倒れて、ピッチャー関根がベンチへ戻っていきました。
三者凡退だったようです。
1回裏
先発は星野ジュンジ。
東京ドームに来ると、なんだかいつも星野が投げているようで、
去年も5回見に来て、4回星野だった。
星野って本当にFsに強いのかなあ。打たれている記憶のほうが多いような。
ま、確かに打線の援護はたっぷりある球場ですから、勝ち星は、よう稼いでます。
今季始まって、好調な井出。
初球、さっそく、いい当たりのセンター前・・・は、柴原好捕。1アウト。
次は奈良原、ピッチャー返しの鋭い打球・・・は、星野の出したグラブに吸い込まれ2アウト。
いい守備が2つ続きましたが、逆に言えば、立て続けにヒット性の当たりを打たれているわけです。
そして、軽快な前奏+ファンファーレで、Fsをしょって立つ男、小笠原道大登場。
やっぱりライト前ヒット。オバンドーもヒットで、たちまち1,2塁。
新外国人クローマー登場。あちゃあ、星野、のっけから炎上の予感。
でも、さすがに初対決は投手有利か。ショートフライに打ちとってチェンジ。
しかし、これって、トップから4連打でも全くおかしくなかった。
昨日の再来か、いやな予感がよぎります。
2回表
小久保。
高々と上がった当たりは、今日もホークスファンが多数入っているレフトスタンドの、
柱のあたりの高さまで飛び込みました。いやはや、でかい。
先制ソロホームラン。 H1−0F
3回裏
佐賀出身の實松、去年のホークス3連戦で、ホームラン4本と鮮烈デビュー。
去年、主力が欠け、最下位を独走したFsですが、
密かに若手を育てていますから、今年は脅威です。
その實松、レフト前ヒットで出塁します。
井出、奈良原が倒れるも、小笠原ヒットで2死1,3塁。
オバンドーがレフト前ヒットで、同点。 H1−1F
4回表
1死後、井口が死球で出塁します。そして、もちろん
井口盗塁。實松から奈良原への送球が良かったので、アウトと思いましたが、
判定はセーフ。おお、セーフですか。
小久保倒れて、松中。レフト前ヒット、井口ゆうゆうホームイン。 H2−1F
これで、関根がストライクが入らなくなります。城島四球で、2死1,2塁。
そして、今年40歳も、東京ドームでならまだホームラン量産できると言い切った男
秋山幸二、今季初東京ドームの2打席目。
打ったア! 力強いボールが、レフトスタンドの、真ん中チョイ上。大きなホームランだ。
第1号3ランホームラン! H5−1F
きれいなホームランが、ホークスファンの集うスタンドに突き刺さりました。
東京ドームの内野C指定席は、右バッターのホームランが描く弧が、外野に飛び込む瞬間を、
真横から見ることができて、気に入っているのですが、それにしてもきれいなホームランだ。
秋山さん、東京ドームだけといわず、どこでも打ってください。
それにしても、ここまでホークスは3安打で5点。うち2本はホームラン。
2死から4点。効率がいい攻めです。
4回表終了後、他球場の途中経過。
M6−1L。昨日、開幕11連敗のあと、ようやく初白星を挙げたマリーンズ、
今日は序盤からライオンズをリードしています。スタンドは拍手喝采。
5回表
Fsのピッチャーは加藤に交代。
1死から、柴原、左中間を抜ける2塁打。柴原には2塁打がよく似合う。
バルデス、初球はレフトへ上がる大きなフライ。スタンドには足りないか、
レフト・クローマーの頭を超えて、フェンスに当たります。
それを確認して、柴原はスタート。3塁を回って、減速、いったん止まりかけます・・・
と思ったら、再スタート、ボールは中継で帰ってきます。
本塁クロスプレーは微妙な判定でしたが、セーフ。
冷や冷やするなあ。まあ、結果オーライということで、 H6−1F
今日は、順調にホークスが加点して行きます。
井口。スコアボードに表示される打率は .200。ここで凡退するとついに1割台・・・。
しかし、レフト前ヒットで、この危機は脱出しました。1死1、2塁。
しかし、後続倒れて、チェンジ。
5回裏
4回まで、何だかんだ言って、試合を作っている星野ですが、ちょっと打たれつつあります。
1死後、井出が四球で出塁。
代打金子、打球は秋山の頭の上、秋山フェンスまで追います。フェンス際でジャンプ。
取った!と見えたのですが、無常にもボールはころころと。結局2塁打。1死2,3塁。
小笠原、センターの犠牲フライ。 H6−2F
なお、2死2塁。オバンドー。レフトスタンドまで届いてしまった・・・ H6−4F
クローマー、初球はライトスタンド、これは秋山一歩も動きません。
2者連続ホームラン、1点差 H6−5F
田中幸雄、ショートゴロ。鳥越取って、1塁の松中に送り、チェンジ・・・
ボールが転がっている! 鳥越の悪送球で、ランナーが残ってしまった。
ここで、監督が出てきました。交代・・・
まあ、この回4点を取られた星野、代えられても仕方ないのですが、
しかし、今のショートゴロ、もしアウトであれば、5回裏終了で勝利投手の権利があったのに・・・
スタンドからも、ちょっと同情の声が漏れます。
バックスクリーンには、振っている手の絵が出たあと、「GOOD BYE」
嫌味な音楽がかかって、HEY,HEY,HEY,GOOD BYE! とスピーカーから流れます。
こりゃあ侮辱だわな。敵チームのファンが野次るのは、いつものことなのですが、いくら何でも、
スピーカーで、場内の効果音で「GOOD BYE」とやるのには、かなり不快感を感じてしまいました。
去年までは、こんなパターンはなかったぞ。
ピッチャーは飯島。何だか毎試合見ているような・・・14試合目にして8試合目の登板。
木元、この選手もえらく調子いい。個人の応援歌がまだできていないのが不思議なくらいです。
野手標準形の応援歌にあわせて、ライト前にヒットを放ちます。2死1,2塁。
代打上田。「わっしょい、わっしょい」から連続するチャンステーマがスタート。
ここは飯島の勝ち。セカンドゴロに打ち取って、やっとチェンジ。
YMCAは、場内の係員みんなが、手にポンポンをつけて、客席に並んで踊っています。
グラウンド整備の兄ちゃんのトンボ踊りも健在。
去年より少し賑やかになったような気がします。
しかし、ゲームのほうは、6−5と、1点差に追いまくられてきました。
6回表
ピッチャー芝草宇宙。出てきたな。
城島四球も、秋山が併殺に倒れ、あっさり2死・・・。
バークハート 打った瞬間分かる、ライトスタンド、中央寄り、
速い当たりの4号ソロホームラン!。 H7−5F
鳥越、三遊間を抜けるヒット。2死1塁。
柴原、センター前ヒット。2死1,2塁。2死からでもつながっていくぞ。
ピッチャーは佐々木に交代。
バルデス、ライト前タイムリーヒット、 H8−5F
なお、2死1,3塁。
井口、初球、ライト側への飛球、ファールだろうなあ、と思って見ていると
切れない? ひょっとしてポールの左に行ったか? レフト側からは見えません。
一瞬の間があって歓声。3ランホームラン。
いやあ、ライトポール際、フェンスのちょっと上。よく入ったよなあ。 H11−5F
ピッチャーは建山に交代。
小久保、2者連続
今日2本目のホームラン
ライナー性の速い打球、ワタクシのいるC指定席の目の前を横切って
レフトのポール際、最前列に飛び込む東京ドームらしいホームランでした。 H12−5F
2死ランナーなしから、6連打6点、うち3本ホームラン。
面白いように得点が転がり込んできます。
6回表が終わると、明日の予告先発がアナウンスされます。
福岡ダイエーホークス 寺原
ついに、ついに、高卒大型ルーキー寺原隼人が、
いよいよ、プロ初登板初先発です。
割れんばかりの歓声が起こります。
ううう、火曜は仕事があるから見に来れません・・・無念。
6回裏
實松、レフト線の当たりは、目の前でしたので、フェアグラウンドに落ちたように見えたのですが、
審判の判定はファール。長打1本損して、三振。今日の審判はFsに辛いような・・・。
井出、開幕以来の連続安打を伸ばす2塁打。
しかし、後続断って、飯島、無失点に終えます。
7回表
選手の声バージョンの「いざ行け若鷹軍団」が流れます。
先発全員安打まであと1人、その城島はサードゴロに終わります。
結局、この回は3者凡退。
7回裏
ピッチャー吉田修司登場。7点差もあるんだから、休ませてあげたらいいのに。
と思っていたら、オバンドーにセンター前のヒット。今日4安打。
クローマー、初球が高く上がって、レフトに飛んできました。
レフトフライと思って見ていたら、案外伸びます。
そして、浅い左中間スタンドの最前列に入る
東京ドーム名物のドームランとなってしまいます。 H12−7F
あああ、今日2本目のホームラン・・・
左打席に、この日すでに3安打の木元。よく打つ注目選手。
3塁線への当たり、小久保が飛び込んで1回転してキャッチ!
体勢立て直して1塁へ送球。アウト!瞬間、小久保がガッツボーズ。
ファインプレーに、大きな拍手。
8回裏
ピッチャー 鈴木
代打野口。レフトフェンス直撃の2塁打。
さらに、ピッチャー鈴木のワイルドピッチで。無死3塁。
井出、レフト犠牲フライ。1点追加。 H12−8F
1死後
小笠原、やはりこの男か。
レフトオーバーに伸びたボールは、ふくらみのないレフトスタンドの
最前列に飛び込むソロホームラン。 H12−9F
またまた3点差まで迫られました。
去年は、確かにファイターズが弱かった。ホークスはたくさん勝った。
でも、一昨年、東京ドームの試合というのは、
ホークスが何点取っても、ビッグバン打線が追いついてきた。
とにかく激しい消耗戦の上、負けたことも多かった。
何やら、その一昨年を思わせるような、派手な撃ち合いになりました。
今年のファイターズは、そう簡単に勝たせてくれないです。
井出・木元がいい。小笠原がいい。オバンドー・クローマーが打つ。幸雄がいる。おお恐い。
再び、千葉マリンの途中経過が入ります。
M13−5L またまた大歓声。
マリーンズがライオンズを圧倒しています。
今まで何をしていたんだか。マリーンズ。
9回表
2死後、松中、ピッチャー強襲のヒット。
城島、背中にデッドボール。ちょっと痛そうですが、塁に出ました。
村松、初球をライトへヒット。2死満塁。
追いすがるFsを振り切るにも、あと1点欲しい・・・
関東ファンファーレ+チャンステーマがスタート。
いつもよりテンポが速めのチャンステーマ、打席はバークハート。
「かっせかっせバークハート、かっせかっせバークハート、いざゆけ、バークハート!」
ファンの舌が回りません。早口言葉のようです。
建山VSバークハートの真剣対決ですが、応援むなしく、見逃し三振。
9回裏
ピッチャーペドラザ。
まさか、今日投げているとは思っていなかった、
今日の展開、最大7点差あったのに、セーブが付く場面での登場です。
クローマーをセンターフライで討ち取ります。
田中幸雄の打球は、痛烈にペドラザを襲います。
身体に当たったボールは、城島が拾って投げるも、セーフ。内野安打。
ペドラザのまわりに集まります。ちょっと時間がかかっています。
しかし、しばらくして、ペドラザ続投。
拍手が起きます。明日痛くなるんだろうなあ。
いやなバッター木元は空振り三振。
森本ひちょり、初球をショートゴロ、鳥越が井口に送って
2塁でアウト。ゲームセット。
ふう、
ホークス 14安打 5本塁打 12点
ファイターズ 17安打 4本塁打 9点
一昨年までの東京ドームを思い起こさせる、派手な打撃戦。
去年のようにはいかんことだけは確かです。
ヒーローインタビューが、東京ドームに流れます。
おお、今年は、ビジターゲームのヒーローインタビューも流すようですね。
井口が呼ばれて、盗塁とホームランが話題になりました。
「首位」ということばに、スタンドが沸きます。
「東京でも熱い声援をして頂いて・・・」
東京出身の井口。いいこと言うなあ。
それにしても、昨日といい、今日といい、
見ているだけで疲れる試合でした。
2日連続観戦で、合計が、61安打 10本塁打 45得点。
まあ、最後に勝ったから、心地よい疲れだったということで。
さて、東京ドームをあとにし、JR水道橋駅に向かって歩いていると、
「ホークスファンの皆さん!」と声を上げている人がいます。
Fsのファンの人が何人か並んでいます。
「ファイターズが札幌に移転してしまうと、
仕事帰りにちょっとホークス戦を見ることができなくなります」
ファイターズの札幌移転反対の署名活動のようです。
しかし、署名する人はまばらで、あまり効果は芳しくないようです。
どちらかというと、パリーグ発展のために、札幌移転を支持する人のほうが多いようですから、
ビジター球場でも行われているこの署名活動は、困難を極めているようです。
負けチームのファンが、勝ちチームのファンに頭を下げて嘆願している風景に、
ちょっとした悲哀さ、同情を感じてしまい、協力したくなるのですが、
かくいうワタクシも、ファイターズは札幌のほうが人気が上がると思うので、
残念ながら、署名はしませんでした。
|
Hawks |
0 | 1 | 0 | 4 | 1 | 6 | 0 | 0 | 0 | 12 | ||
| Fighters | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | 2 | 2 | 0 | 9 |
(勝) 飯島2勝0敗0S (S)ペドラザ 2S (負) 関根0勝1敗
(HR) 小久保6号ソロ,秋山1号3ラン,バークハート4号ソロ,井口4号3ラン,小久保7号ソロ
オバンドー6号2ラン,クローマー3号ソロ,クローマー4号2ラン,小笠原6号ソロ
観戦成績 2勝1敗