2002年4月30日(火) 
さあ,ワタクシYuichiの現在の地元,千葉に,ホークスが乗り込んできました。
(オープン戦で1度やってきて,大勝しましたが,公式戦では昨日が初です)
思えば,昨年はこの球場で3勝10敗,(00年4勝7敗,99年3勝9敗1分)。
それでも,昨年の最終戦には勝利し,小久保選手がヒーローインタビューで,
来季は勝ちと負けを反対にする
と言ってくれました。千葉の鷹党は,この言葉を信じて,冬を乗り越え,
春になり,再び,このマリンスタジアムにやってきたわけです。
今年は千葉で10勝3敗。
やってもらいましょうか。ぜひ。
昨日の初戦は,5−4と,きわどいながら勝利をものにしました。
しかし,去年も初戦は勝っているのです。
問題は今日です。がんばれホークスであります。
パスを降りると,いきなり強い風にあおられ,潮の匂いに包まれます。
小雨が降っていますが,試合は開催されそうです。
レフト側外野席に入ります。
円筒形の球場の上部外周に照明を並べるという特有の構造のおかげで,
外野席は,後ろ半分に屋根がついている格好になります。
だから,前半分はガラアキで,観客はみんな後ろ半分に固まっています。
気圧の谷の接近に伴い,南側に面した東京湾からの強い風が,
マリンビジョン上の球団旗や国旗を強くはためかせています。
外野から内野に向かう風が,常時9〜10m/s
小雨は,試合開始くらいには霧雨状の細かい粒に変わりました。
ところで,今日は「鹿児島デー」
鹿児島観光のパンフレットと,ボンタンアメが配られました。
そういえば最近見かけていなかったなあ。ボンタンアメ。
今日の先発,鹿児島実業を出た杉内を祝福しているようです。
スタメン発表。井口が2番,バルデスが3番。どよめきが起きます。
1回表
マリーンズ先発は小野晋吾。
オープン戦では出遅れていた小野晋吾。
4月16日の西武戦から1軍復帰,そのときは,8回を失点と好投しました。(結果は1−1引分)
しかあし,ホークスには負けてもらわなければなりません。
1死後,2番井口。ライト前のきれいなヒットで出塁します。
さらに,牽制悪送球の間に,3塁を陥れます。1死3塁。
そして,3番バルデス,このところ当たっています。
レフト前ヒットで,ゆうゆう先制! H1−0M
を!ひょっとして,この打順,よかやんね。
1回裏
ホークス先発は,期待のルーキー左腕,杉内俊哉。
1勝したまでは良かったのですが,
その後,西武に2度登板し,1度目は散々に打ち込まれ大敗。
2度目も福岡ドームで松坂と投げあい,目いっぱいの投球も,球数過多で無念の降板。
今日こそは,復活してもらわなければいけません。
杉内は新人だから,マリンの負け癖が染み付いていないはずです。
1番サブロー,新しい応援歌ができたのかなと聞いているうちに三振。
2番堀。今年こそはと意気込む堀も三振。
3番福浦,力んだのか?死球を与えてしまいます。
4番メイ。今日はボーリックが出ておらず,メイが4番です。
ライトスタンドへ向かう打球を見た瞬間,あちゃあ,いっちゃったー,と落胆しましたが,
高く上がった打球は,風に押し戻されて,村松のグラブにおさまりました。
ふう,助かった。
2回裏
吉鶴の1塁線への速い打球は,バークハートが飛びつきます。
なかなか俊敏な動き。杉内にトス。吉鶴もヘッドスライディングしますが,
杉内と競走は杉内の勝ち。
初芝のレフトフライ,これが風に押し戻され,ふらふら漂いますが,
村松,ダッシュで前進,目測が取りにくいところを,よくキャッチしました。
ルーキー今江。平凡なサードゴロ。でも必死で走りました。
3回表
柴原が四球で出塁します。
井口,ショートゴロ,併殺かと思われたあたりでしたが,
ショートは今江があせったか,送球できずエラーで,無死1,2塁。
ここでバルデス,センター前にタイムリーを打って,今日2打点目。 H2−0M
実はいいんじゃないか! 2番井口,3番バルデスの打順。
それにしても,井口の足を警戒するあまり,マリーンズ内野陣はちぐはぐです。
小久保三振で,1死1,2塁。
松中,タイムリーヒットをライト前に放ち,1点追加。 H3−0M
井口は3塁まで達します。城島三振で,2死1,3塁。
バークハート,センター前タイムリーヒット。 H4−0M
小野晋吾から立て続けにタイムリーを打って畳み掛け,ついにKO!
ピッチャーは川井に交代します。
村松有人
打球は左中間を破って,レフトスタンドの前まで転がってきました。
タイムリー2塁打でさらに2点追加, H6−0M
今年の村松,打撃好調です!
3回裏
杉内は,清水将海に初ヒットを許しますが,後続を断って,無失点。
この回2三振を取ります。
チェンジの間,なぜだか,エレクトーンで
「さかなさかなさかな〜さかなを食べると〜」が流れます。
一部マリサポが歌っています。
そのうち,大合唱するのだろうか・・・
4回裏
メイが高々と1塁上空に打ち上げ,バークハートが捕球体制。
しかし,ボールは風に流されて本塁方向へ。バークハート追います。
杉内も追います。城島も出てきました。そして,その真中にポテン。
3人,顔を見合わせます。ああ,メイは1塁に達してしまいました。
しかあし,誰も拾わなかったボールは,ころころと三本間のラインを超えます。
ファール。ファールです。レフトスタンドは笑いが起きます。
次の投球で三振。拍手が起きます。杉内,三振を1つ稼ぎました。
しかし,次の吉鶴に1塁線への2塁打を打たれます。
初芝,今年はよくゲームに出てくる初芝。レフト前タイムリーで1点。 H6−1M
1点を返されてしまいました。
5回裏
清水将海,またもやこの男がレフト前ヒットで塁に出ます。
1死後,サブローもレフト前ヒットで1死1,2塁。
2死後,福浦,センター前タイムリー。 H6−2M
5回裏が終わると,グラウンド整備の間に,
いつものように,マリーンズの応援歌とYMCAが流れるのですが,
今日は雨と風の天候ですから,トラックまで登場して,
時間をかけて,砂を入れたりと,念入りな整備が行われます。
そこで,YMCAも念入りに3回も繰り返されます。
砂を入れる作業を見ていると,砂ぼこりは内野から外野の向きに流れています。
上空はあいかわらず,外野から内野に向かう10m/s前後の風ですから,
円筒形スタジアム内の空気の下層と上層では,全く流れが異なるのがはっきり分かります。
6回表
ホークス三者凡退。追加点が取れません。
川井が打ち崩せないようです。
6回裏
初芝を四球で出し,今江のセカンドゴロでランナー入れ替わって,
2死1塁。ここで,今日2安打打たれている清水将海。
杉内交代です。
5回2/3,6安打2失点,9奪三振。
悪天候のマリンで,こんだけ投げたら上出来でしょう。
ただ,前回の登板同様,1人のバッターに何球もつぎ込んでいるので,
球数が多く,中盤まで持たない,4〜5回あたりで失点するというパターンは
今後がんばって欲しいところです。
ところで・・・
ホークスの選手の交代をお知らせします。
ピッチャー,杉内に代わりまして,ワカタベ。
マリンスタジアムの甲高い声のアナウンス,(JR九州のアナウンスに似ている)
ことに4文字の名前の選手を呼び時は,2文字目から異様に高くなる声で,
ピッチャー交代のアナウンスがありました。
ワカタベ! 渡辺ではないよなあ。レフトスタンド,にわかに騒々しくなります。
オープンカーに乗って若田部登場です。
2軍から上がってきたものの,先発ローテはすでに確立されていて,
中継ぎでの登板です。でもこの人,中継ぎとか押さえとかいうような,
短距離走的なタイプではないと思うのですが。
清水将海を三振にとってチェンジ!
7回表
すっかり定着した,選手の声「いざゆけ若鷹軍団」が流れます。
小久保が2塁打で出るも,無得点。
しかし,城島のところで川井が降板。山崎健。
川井を打てていなかっただけに,この交代はラッキーかも。
7回裏
若田部続投。いきなり代打で喜多登場。ルーキー,ドラ1。
1軍登録されたばかりです。
マリーンズ,今日は積極的に新しい人を使うつもりか。にぎわうライトスタンド。
若田部VS喜多。これは格の差。セカンドゴロ。
サブローがヒットで出て,盗塁まで決めます。
先ほどから,バルデスと柴原の間あたりに,ふくらんだ風船が転がっています。
誰ですか。ジェット風船の口をしばったまま飛ばしたのは!
風で,バルデスの方へ転がり,柴原のほうへ転がり,ユーモラスですが,邪魔です。
福浦四球で,2死1,2塁。
若様,さっそくピンチを背負ってくれます。
オープンカーに乗っている若田部より,ピンチを背負っている若田部のほうが,
なんとなく絵になると思っているのは,ワタクシだけでしょうか。
で,吉田修司登場。
他の球場なら安心して見ていられる修司ですが(結末はともかくとして),
マリンで見るときには,どうも漠然とした不安を抱いてしまうのは,
これまた,ワタクシだけでしょうか。
ともあれ,修司が出てきてくれたおかげで,タイムがかかって,
口を結んだジェット風船は撤去されました。
メイをサードフライに討ち取り,チェンジ。
8回表
ピッチャー高木。1死後,
村松,センター前ヒットで出塁。今日3安打!!
鳥越,スタメンからはずれ,途中から守備についていますが,
センター前ヒット! スタートしていた村松は3塁まで達します。
柴原,センター前タイムリーヒット!! 村松生還。 H7−2M
鳥越は一気に3塁を狙います。送球は3塁へ。セーフ。その間に柴原も2塁へ。1死2,3塁。
ここで,レフトスタンドはチャンステーマスタート!
井口,センター前ヒット。鳥越生還。柴原も本塁をつきます。
バックホームとの競争ですが,柴原の勝ち。2点追加。 H9−2M
しかし,ボールは1塁に送られ,飛び出していた井口はアウト。残念。
2死,ランナーはなくなりましたが,チャンステーマは続行。
バルデス,センター前ヒット。2死1塁。
小久保,打球は高く上がって,こちらへやってくる。スタンドまで来る!
大歓声が上がりますが,その高さには10m/sの風。押し戻されてしまいます。
フェンスぎりぎりには,堀に代わってライトから移ってきた吉鶴。
落ちてきた打球をキャッチしてしまいます。ああ,風め!
8回裏
先頭の吉鶴,ライト前ヒットで出塁します。
初芝,初球を右中間を破る2塁打。吉鶴は3塁で止まります・・・
内野に戻ってきた打球を井口が取り損ねた!!
吉鶴,再び走り始めてホームイン。初芝も3塁へ。無死3塁。 H9−3M
今江はセカンドフライ。
清水将海のサードゴロの間に,初芝はホームイン。 H9−4M
まあ,これで2死。ランナーもいなくなったし。修司,あとはしっかり抑えて・・・
喜多,フルカウントから四球。何で喜多を出すとね。
サブロー,レフト前ヒット。2死1,2塁。
あああ,マリンスタジアムの終盤というのは,
なぜいつもこうなのでしょうか。
代打伊与田。今日は,なじみのない選手が続々と出てきます。
カープからテスト入団の選手だそうです。
左中間を破る2塁打。2点追加。 H9−6M
一時は7点差の楽勝だったのに,これで分からなくなりました。
マリンスタジアムの3点差は,リードとは言いません!
レフトスタンドは,ついに,ついに,ろってふぁいちんスタート
と同時に,奇怪な光景が。もはや,開いた口がふさがりません。
雨のため,右外野席のマリサポも,屋根のある後方に固まっていて,前方は空席でした。
そこへめがけて,雪崩のように,大量のマリサポが一気に突進,
まるで,外国のスタジアムで観客が将棋倒しになる衝撃映像を見るようです。
フェンスの金網のところに集結したマリサポが飛び跳ねながら,「ろってふぁいちん」。
牢獄の中の人々が,俺は無実だ,ここから出せと集団で叫んでいるようです。
レフト村松が,迷惑そうにちらっと見ました。そりゃあ村松も驚くわな。
打者は福浦。マリーンズで数少ない3割打者。
ここでさらにタイムリーが出ようものなら・・・フルカウント。
しかし,最後はセカンドゴロでチェンジ。
マリサポは,ぞろぞろと,外野スタンドを後方へのぼって行きました。
9回表
さあ,3点差になってしまいました。
追加点が欲しいところです。
(ふつう9回の3点差で,追加点が欲しいなんて言うか?)
松中が,レフト前ヒットで出塁します!
不振の松中ですが,それなりにヒットは打ちつづけているところが凄い。
代走大越。またまた牽制悪送球で,大越は3塁へ。
そして,城島,ライトへの大きな犠牲フライを打ち上げて,1点追加。 H10−6M
バークハート
バックスクリーン右へ飛び込む8号ソロホームラン H11−6M
いやあ,恐れ入りました。この風を受けてもなお,スタンドインするのですから。
これで5点差。もう大丈夫でしょう。満塁ホームランを打たれてもまだ大丈夫。
この5点差を,マリンスタジアムでははじめてリードというのです。(!?)
9回裏
飯島登場。新日鉄君津で,千葉の空気を知り尽くしている飯島。(本当かな?)
メイ三振!!
吉鶴,ライトへフラフラと上がったフライ。この風では,ポテンヒットになりそうだ。
しかし,村松が猛ダッシュで追いつきキャッチ。2アウト。
初芝が四球で出ます。
代打澤井,この打球も,村松がよく走ってキャッチ。試合終了。
マリンスタジアムで2連勝!!
去年3勝しかできなかったのに,今年はもう2勝ですか。
試合展開そのものは,去年のマリンスタジアムと,ほぼ同じ台本。
序盤〜中盤のホークスのリードに対し,
終盤でマリーンズが追いすがってくるという,いやな展開です。
結局,打力で大きく差をつけたので,振り切ったということですね。
今日の展開で,一番のはたらきをしたのは,村松選手でしょう。
3安打2打点で,チャンスをつくり,あるいはタイムリーを放ちという活躍もですが,
強風に向かってくるライト方向の難しいフライを,俊足で次々と処理していったのが,
印象的でした。(今日のライトフライは5本,うち3本はヒットでもおかしくなかった)
ホークスには,まだまだこの人の力は必要です。
あと,2番井口,3番バルデスという打線は,つながりがいいですねえ。
好調バルデスをクリーンアップに,ちょっと不振の井口を2番に,というつもりでしょうが,
これが,なかなかいいではないですか。
ちょいと見守っておきましょう。
今年のワタクシ個人の目標,
今季,パ6球場すべてで勝ち試合を観戦する。
4月にして,はやくも半分クリアーです。
|
Hawks |
1 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 11 | ||
| Marins | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | 6 |
(勝) 杉内 2勝1敗 (負) 小野 0勝2敗
(HR) バークハート8号ソロ
観戦成績 3勝1敗