2002年7月17日(水) 
今季8試合を,全国8球場で観戦するという放浪を続けたワタクシも,
後半は関東に腰を据えて,最後まで(最期まで?)観戦していきます。
さて,前半を35勝32敗1分と,苦しい展開だったホークス。
後半は,去年までの鬼門千葉マリンスタジアムからのスタートです。
しっかしねえ,千葉マリンの今年の日程,
開幕の時も,神戸,所沢,東京,大阪と,一通り廻ってから,最後に千葉。
その後,3ヶ月近く遠ざかって,ようやく後半に組まれています。
夏に9試合戦って,どこよりも早く,9月1日にはおさらば。
何だか,給食で苦手なメニューの日,途中までは覚悟が決まらず,だらだら食うも,
途中で意を決して,鼻をつまんで,一気に飲み込んでしまおうという,
そんな嫌いな千葉マリン。そんなに嫌わんでも。
さて,昨日の午前11時過ぎ,7月になって2個目の台風が上陸した千葉も,
台風一過ということで,天気はよく,暑くなりました。
この時期のマリンスタジアムといえば,高校野球の千葉大会も開催中です。
このマリンでも,先日の開会式と,中央学院7−1君津青葉の試合で幕が開きました。
その後はマリンでの試合は当分はありません。県内の他の9球場で試合は進み,
準々決勝のうち2試合と,準決勝,決勝が,このマリンスタジアムに戻ってきます。
昼間は雨の降っていた千葉県北西部,夜も雨が降るという予想なのですが,
マリンスタジアムに着いたときは雨は降っていません。
外野スタンドに入ると,1回裏が終わったところでした。
マリンスタジアムらしく,風が吹いていて,さほど暑くは感じません。
さっそく,スコアボードの風の情報を見ると,
センターからホームの向きに9m/秒の風の表示。
得点は0−0,ヒットは1本ずつ。
2回表
マリーンズの先発ピッチャーは清水直行。
今年は,セットアッパーから先発に転向し,
低迷するチームをよそに,連敗ストッパーの異名をとり,前半6勝を挙げています。
1回表に1本のヒットが出ているのに,4番の小久保からです。
どうやら,ヒットの柴原が盗塁を失敗した模様です。
小久保,ライトへ大きなフライを打ちます。
立川が追いかけるのですが,ボールはファールグラウンドに流されて,フェンス際,
捕ることができません。ファールです。しかし,結局,サードゴロに倒れます。
松中,ライトオーバーのいい当たり,フェンス直撃の2塁打。
風がなかったら,スタンドインしたかなあ。1死2塁。
今日の試合も,風とのお付き合いということになります。
しかし,秋山はサードフライ。村松はショートゴロで,得点なりません。
2回裏
今日の先発は永井智浩。
去年に続き,今年も出遅れて,2軍暮らし。ようやく先発となりました。
この人の投げる試合を観戦するのは久々です。
先頭の4番Dメイ,ボールが先行,フルカウントまで行きますが,
さっそく四球で無死1塁。おいおい,大丈夫かよ。
しかし,初芝はライトフライ。
サブローはバルデスの正面。レフトフライ。
椎木,今日のスタメンマスクは,ルーキー辻ではなく,椎木です。
あんまり見かけたことのない人ですが,13年目なんですね。
打率.000の表示。初打席か? サードフライに倒れます。
おお,永井,ちゃんと抑えるじゃないですか。
3回表
ときおり,小さな小さな水滴が落ちてきますが,雨というわけではないようです。
田口,三振。鳥越,三振。柴原,ショートゴロ。あっさり終了。
3回裏
酒井,ショートの頭上を越えるヒット。
また先頭打者を出しよって・・・。無死1塁。
諸積,送りバントの構え,ところが,
諸積はヒッティングにいったり,しきりに酒井がスタートしたり,
エンドランだか何だか,やらかしそうな雰囲気を漂わせます。
何をするつもりだ?と思ったら,低目を空振り三振。
続く小坂はショートライナー。福浦はライトフライでチェンジ。
この回も,永井,ピンチを広げず,無難に抑えます。
ちょっとだけ細かい雨が落ちてきますが,気になるほどではないでしょう。
4回表
バルデス,右中間へのヒット。無死1塁。
井口はショートゴロ,2塁でアウト,1塁には投げられず1死1塁。
小久保の打席,カウント2−2から井口盗塁。送球それて楽々。
カウント2−3となって,小久保は四球。1死1,2塁。
さて,チャンス到来で松中。セカンドゴロ・・・
4−6−3の併殺かと思いきや,ファーストはセーフの判定。
松中,今年は足が速い。
さて,判定に不服のマリーンズ,ベンチから何人か出てきて抗議をします。
しかし,判定覆らず,2死1,3塁。
さあ,チャンスで,昨日の決勝打,秋山。
しかし,サードゴロで得点ならず・・・
4回裏
最近4番の立川。ボーリックはいずこへ。
初球をレフト前ヒットで出塁。またまた先頭打者を出してしまう永井。
崩れないでくれよという気持ちと裏腹に,
メイも,フルカウントから四球。無死1,2塁。
この判定に,田口が審判に詰め寄り,王監督もひとこと言いにきました。
初芝はバントの構え,ほお。ホントにバントする気か?
と思ったら,やっぱりヒッティング。エンドラン。
でも,ファールを連発し,最後は,外角低めで空振り三振。
風向きのせいか,フォークが効果的のようです。1死1,2塁。
サブロー,3塁線へのゴロ,小久保が飛びついて,よく取って2塁に送球し,アウト。
さすがに,打者走者が足の速いサブローでは,1塁は無理,投げられません。
と思いきや,井口は1塁は見向きもせず,再び,小久保に速い送球を送ります。
3塁を回って飛び出しているランナー立川が手から戻りますが,
小久保がタッチ,アウトの判定。併殺完成です。
立川,ヘルメットを叩きつけ,塁審平林に詰め寄ります。
立川,凄い剣幕。審判は強気のように見えて,よく見ると後ずさりしています。
3塁コーチ(西村さんかな)が,立川と塁審の間に入って,立川の暴走を止めつつ,
激しい抗議をしています。山本監督以下,マリーンズの偉い人々がぞろぞろ3塁に集まりました。
さて,立川は退場になるのでしょうか。しばらく抗議が続きます。
ライトスタンドの白いマリサポたちは,大声で騒いでいます。
しっかし,今日は微妙な判定が多い。王監督1回,山本監督2回の抗議。
(小久保と立川のプレーは,帰ってビデオを見たら,セーフのように見えますね)
いやはや,重苦しい試合になりました。
立川はお咎めなしだったようで。それにしても,
あのコーチが間に入らんかったら,暴力行為を起こしそうな勢いだった。
5回表
抗議の輪が解けると,球場内には思い出したようにビールのCMが流れ,
ようやく,時間が動き出します。
動き出したとたん,村松,田口,鳥越,三者凡退で,あっという間に時間が過ぎ去ります。
5回裏
椎木,左中間を越えたボールは,ワタクシの近くまで来ました。
向こうから,何とも言えない表情の柴原が走ってきましたが,
フェンスに跳ね返ったボールはバルデスが取っていきました。無死2塁。
永井! この回も先頭を出しよって!
酒井,送りバントをきれいに決めて,1死3塁。
ライトスタンドは,「ろってふぁいちん」スタートだ・・・
諸積,23試合連続ヒット中の諸積。嫌なところで出てきました。
ボテボテのゴロが,3塁方向へ。永井がマウンドを駆け下りて取り,
1塁に送球しますが,諸積の足には勝てません。不運な内野安打。
諸積は連続試合安打を24に伸ばしました。
この間,3塁ランナー椎木は動きがとれず,1死1,3塁。
小坂はファーストゴロ,椎木はやはり動きがとれず,2死2,3塁。
なんだか,気づいたらピンチが広がっています。
3番福浦は敬遠。ライトスタンドの「ろってふぁいちん」は中断して,
ヤジとブーイングの応酬になります。2死満塁。
満塁で4番立川との勝負。
永井君! いいのか,満塁策とって4番と勝負なんて!
再びライトスタンドは,「ろってふぁいちん」スタート
レフトスタンドは・・・最近忘れかけていた,いかにもマリンスタジアムのレフトスタンドという,
曇った顔が並んでいます。もちろんワタクシも曇った顔をしています。
こんな雰囲気,思い出さんでいいのに。
そして,立川にはストライクが入りません。カウント0−3から,1球ストライクを取るものの,
先制の押し出し四球。 H0−1M
ピッチャー交代,永井は4回2/3を,5安打。
4回まではどうにか抑えたものの,崩れだしたら止まりません。
ピッチャー松。
打者はメイ。フルカウントまでいきますが,
またまた押し出し四球。 H0−2M
ピッチャー交代,星野ジュンジ。
星野が,車に乗ってマウンドへ出てきます。不思議な風景です。
いつのまに1軍に上がってきたのかな。2軍で調整中だったのに。
ワタクシの観戦試合に,なぜだかしょっちゅう出てくる星野ですが,
まさかこんな形で出てこようとは。調整か?中継ぎで使うのか?
初芝との対決ですが,こりゃ嫌だろうね。星野。
前2人が押し出し四球を与えてるもんだから,勝負せざるを得ないわけで,
星野も,ランナーのいる場面で出てくるのは慣れていないでしょうからね。
星野の出てくる場面ではないような気がするのですが・・・
と,ちょいと同情したのが間違いだったのか,
左中間を抜ける走者一掃2塁打。
ファーストランナーのメイまで帰ってきてしまいました。 H0−5M
結果的には,満塁策を取らず,福浦と勝負して
打たれて2点くらい失っておいたほうが,
傷は浅かったかもしれませんね・・・
5回終了後,マリーンズの応援歌とYMCA。
来週からは,マリンスタジアム名物「花火ナイター」。
ここで花火が上がるのですが,今日はまだありません。
6回表・裏
三者凡退。
酒井の高いバウンドは井口ファインプレー。
7回表
いざゆけ若鷹軍団が流れ,
小久保。きれいに上がったボールは,レフトスタンドへ。
20号ソロホームラン!
7〜9m/秒の風が吹き続けるマリンスタジアムで,風をもろともせず,
小久保らしいきれいな軌跡を描きました。 H1−5M
さあ,反撃ののろしです。しかし,うしろ3人は凡退。
7回裏
3者凡退。
星野は,6,7回と三者凡退。最初から投げるのは調子いいようです。
8回表
本間,坊西と代打を送りますが,三者凡退。
それにしてもウチの打線,いつのまに3割打者がいなくなったのだろう・・・
8回裏
ピッチャー交代,田之上。
何と。星野のときと同様のどよめき。
永井−松−星野−田之上,先発投手を何人も使って継投。
田之上,3者凡退に仕留めます。
サブローのショートゴロは,鳥越のファインプレー。
9回裏
清水直行,完投勝利目指してマウンドに立ちます。
ここまで4安打に抑えられてしまっているホークス打線。
バルデス,ショートゴロ。井口,ライトフライ。
あっさり2死。もうちょっといいもの見て帰りたいよ。
小久保。
レフトスタンドは「小久保,小久保,もう一本!」のコール。すると,
風を受けにくいやや低い弾道で,バックスクリーンへ一直線。
21号ソロホームラン!
いやはや,恐れ入りました。スコアボードの下の黒い壁を直撃する本塁打。
センターからの風に向かっていくホームラン。 H2−5M
それにしても,今年の小久保はソロホームランが多いなあ。
21本中,満塁が1つ,2ランが3つ,あと17本はソロ。
松中,三塁後方のフライは,途中からサードに入った渡辺正人が追いますが
風に煽られ,ふらふらと上がった打球は,。ラインのわずかにフェアグラウンド側に落ちました。
松中は2塁に達します。2塁打。2死2塁。
代打大越。センター前ヒット。松中はホームに滑り込んでセーフ。
タイムリーヒット。 H3−5M
ようやく,ようやく,清水直行を捕らえました。完投は阻止しました。
しかし,遅すぎました・・・
本当は,もうちょっと早く清水を引き降ろして,中継ぎ陣からも加点しないといけないのです。
もはや9回。清水をKOしても,出てくるのは小林雅英ですから。
あと2点,2死1塁。村松がつないでくれたらと期待がかかりますが,
空振り三振でゲームセット。
今日の試合は,5回裏に尽きるでしょう。
押し出し四球の挙句,走者一掃ですから。
これだったら,もっと早く打たれていたほうがマシだった。
星野の6,7回,田之上の8回,いい投球だったように見えますが,
果たして後半,勝ち星を挙げていけるでしょうか。
そして打線。貧打は深刻ですねえ。火が点いたのが9回ではねえ。
清水の完投を阻止して,小林雅英を引きずり出したといえば,聞こえはいいですが,
単に小林雅英にセーブを付けてあげただけのような感じもします。
清水直行,ヒーローインタビューでの元気の良さが評判になってきていますが,
今日は,完投を逃した直後で,ちょいとばつが悪そうでした。
第1声が,「情けなくて済みませんでした〜」と言って,
インタビュアーになだめられる始末。
今年もやっぱりマリンスタジアムはマリンスタジアムなのかな。
ま,明日勝って,3連戦で2勝1敗ならいいのですが。
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Hawks |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 3 | ||
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Marines |
0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | X | 5 |
(勝) 清水直 7勝5敗0S (S) 小林雅 1勝1敗16S (負) 永井0勝2敗0S
(HR) 小久保20号ソロ,21号ソロ
ゆーいち(管理人)の観戦成績 6勝3敗