2002年7月26日(金) 

東京ドーム


7月上旬から,○●○●○●○●○●○●○● と,勝ち負けが続いていましたが,

その7回繰り返したオセロも,最後は●●で終わってしまいました。

首位までついに10.5ゲーム差

 

東京は,夏の太陽の照りつけ,暑い日となりました。

仕事が終わって,汗ばむ中を東京ドームへ向かいます。

やけに久しぶりの東京ドーム。

それもそのはずで,この前の東京ドームは,ゴールデンウィークの3連戦。

2ヶ月以上もさかのぼるんですね。

その時,ワタクシは旅行に出ていて,観戦していません。

50000人の観客を集めたこのゴールデンウィークは3連敗でした。

 

さて,試合開始の少し前に東京ドームに入ると,涼しい空気。

1階,3塁側の内野席に座って試合を待っていると,

オーロラビジョンには,日本ハム球団のオーナーだの何だの偉い人がぞろぞろ出てくる映像。

大リーグ,ダイヤモンドバックスとの提携を報じるビデオでした。

その他にも,Fs野手の練習シーンをセピア色の映像に仕立てたイメージビデオを流すなど,

ファンを引き込む戦略を一歩一歩進めているファイターズ。

 

試合開始となって,野手がグラウンドに散るところは,今までと同じく,

「ミチヒロ,ガッツ,オガサワラ!」みたいに男性の声で,英語で送り出されます。

 

1回表

Fsの先発はシールバック

シールバックって,あんまり印象がないなあと思ったら,

ホークス戦に投げるのは,初めてなんですね。

柴原,フルカウントから三振。

村松も三振。井口も三球三振。

おいおい,もう終わりかい。

 

1回裏

先発は田之上

今年は神戸で1勝したあと,ずっと勝星に見放され,二軍にも行ったりして,

ようやく先日,7月20日になって,福岡でやっとの思いで2勝目を挙げたところです。

ここから,勝ち星を増やして欲しいものです。

金子にセンター前ヒットを打たれるも,小笠原,クローマーを討ち取り,無失点。

 

2回表、3回表は,三者凡退。

2回裏、3回裏は,ランナーを出すも,併殺で3人で斬ります。

 

どうやら,投手戦の様相です。

 

夏休み特割デーの宣伝が流れます。

ファイターズの選手が5人も出演する豪華版CM。

チケットが安いから見に行こうぜ,みたいなストーリーのあと,

最後に出てくるのがオバンドー。

オーロラビジョンに表示される「先発オバンドー」の文字をバックに,

オバンドーがマウンドに立って投球し,「こんなシーンがあるかも?」の文字。

本気だったら見てみたいもんです。オバンドー投手。

 

4回表

1死から村松

後半,村松は2番でいい働きのことがあったので,このところ先発の機会が多い村松。

その打球は,センター井出とライト田中幸雄の間を抜けます。

そういえば田中幸雄,最近ライトを守っていますよねえ。

足の速いライトだったら追いついたかな。

ともあれ,4回になってようやくホークスの初ヒットは,村松の2塁打でした。

井口のセカンドゴロで,村松は3塁へ。2死3塁。

小久保,腕に死球を受けて,1塁に歩きます。2死1,3塁。

そして松中。この人が調子を上げれば,ホークスも調子に乗れます。

内角への低め,上手く打った打球は,レフト前へ。村松ゆっくり生還。

先制タイムリーヒット H1−0F

なお,2死1,2塁でバルデス四球。2死満塁

3回までパーフェクトのシールバックを,一気に崩すチャンスです。

ひときわ大きな歓声は,城島健司

鎖骨骨折から復帰し,DHで出場している城島が,

関東にやってきました。満塁で城島。何かやるぞ!

とおもったらサードゴロに倒れてしまいます・・・

3者残塁。

このところ,復帰祝いなのか,やたらと満塁で城島に回ってきますが,

ことごとく残塁の山を作る城島。

いいところを見せようと思いすぎなのか?城島。

この回,1点止まりでした。ううむ,もうちょっと欲しかった。

 

4回裏

1死からガッツ小笠原道大。バットを高々と持つ大きな構え。そしてフルスイング。

凄い選手です。現在首位打者。しかし,ここは空振り三振で,田之上の勝ちです!

クローマー,ライト前ヒット。2死1塁。さほど心配もなかろう・・・と思いきや,

オバンドー,フルカウントから四球

木元,やはりフルカウントから四球

あちゃあ,四球で2死満塁。田之上が音を立てて崩れるようです。

そして田中幸雄

ボール,ボール,ボール,カウント0−3,おいちょっと!

押し出しはやめてくれよ。どうなってるんだよ。3塁側はざわめき。

もうダメかと思いましたが,どうにかフルカウントまで行って,

最後はサードゴロ。無失点で切り抜けました。

ふう,田之上,あんまり良くないような気が・・・

 

5回表 

本間が四球で出塁,

田口,初球を1塁線にきれいに送りバントを決めます。うまいなあ,田口。

しかし,後続が続かず無得点。

 

5回裏

井出がヒットで出るも,田之上が牽制で刺します。いいぞ!

無失点でYMCAの時間に突入です。

 

係員は両手に,黄色いビニール製の195円の「エアーバット」を持って,通路で踊っています。

このエアーバット,去年の中ごろから出現して,今ではすっかりFsのおなじみになりました。

YMCAも,去年よりだいぶ盛り上がるようになりましたね。

1塁内野スタンドの,小学生くらいの女の子数人が並んで踊っているのが,オーロラビジョンに映ります。

この子たち,自分で踊っているのかな? 踊るために訓練されているのかな?

手に手に「ポンポン」まで持って,えらく軽やかに踊っているところなんか,練習したっぽいけど。

 

 

6回表

井口四球

小久保センター前ヒット,無死1,2塁。

しかし,松中三振,バルデスのショートゴロで併殺。

 

東京ドームは,派手な撃ち合いになることが多くて,

ホームラン見物が楽しみなのですが,

今日は,どうにも地味な試合。

両チームとも,ランナーはちょくちょく出るも,

攻め切れていないのか,うまくかわされるのか,つながりせん。

こうなったら,もはや田之上の完封を期待ということになるんでしょうが,

田之上も,ピリッとしません。

さあ,1−0の1点差で勝つなんていう曲芸ができるでしょうか。

 

6回裏

金子,センター前でヒット。金子よく打ちます。

毎回ヒットを打たれている田之上

ここまで無失点なのが不思議なくらいです。

小笠原,大きな構えから,高々と打球を打ち上げます。

ライトフライか,いやちょいと伸びそうだ,伸びてしまう,

ここは東京ドーム,この飛距離ならスタンドか?

壁際にはりついた村松,ジャンプして

グラブを目いっぱい上げてキャッチしました。

ナイスキャッチ,村松です。

ちなみに,このシーン,家で神奈川テレビのビデオを見たら,アナウンサー,

「グーっと打球は伸びていく,ライトが見送った! 入ったホームラン,ではないか〜」

無茶苦茶だなあ・・・ ライト見送ってへんがな!(確かに,Fs寄りの中継ではあるのですが・笑)

 

1死1塁。クローマー,センター前ヒット。

ランナーは3塁へ。 1死1,3塁。

さて,またでかいピンチになってオバンドーです。

あー,あー,どうにでもなってくれ,

最近,仕事で疲れ気味のワタクシゆーいちは,内野席でヤケになっています。

リードはしてるのに,無得点に抑えているのに,何か,欲求不満のたまる試合です。

しかし,ここで目が覚めるのです。

オバンドーの三遊間の打球,

小久保飛びついた。取った。

うつぶせの姿勢のまま,上体を起こして2塁に送球。間一髪アウト。

さらに1塁に転送,こちらも間一髪アウト。

これは凄い。よく併殺が取れたよ。

併殺でなければ,3塁ランナーが生還だから,同点だった・・・

小久保,ガッツポーズをしています。超ファインプレーです。

目が覚めるような大歓声が起きます。

その大歓声の中,スピーカーから流れ始める「いざ行け若鷹軍団」

大歓声は,切れることなく,そのまま「いざゆけ」に連続します。

7回表のホークスの攻撃まで,沸き上がったレフトスタンドは途切れません。

いやあ,できすぎだね。そのまま,打席に登場する城島にひときわ大きな歓声。

どこまでが何に対する歓声なのか,よう分からん状況になっています。途切れません。

7回表

城島はレフトフライ。やや静まったスタンド。

しかし,本間がレフト前ヒットで出塁し,再び盛り上がります。

田口が再び送りバントをきっちり決めて2死2塁。

しかし,柴原がセカンドゴロで無得点。

さっきまでの盛り上がりは,急速冷却していきます。

 

7回裏,8回表

ともに三者凡退。このまま1−0で終了まで流れ込むのか?

東京ドームで1−0なんて,珍しいなあ。

 

8回裏

ピッチャー交代,岡本

さすがに,田之上の続投は恐かったということでしょう。

要所を締めていたのか,拙攻に助けられていたのか,

とりあえず無失点でマウンドを降りました。

井出,ピッチャー返し。本間,飛びついてよく取ったのですが,投げられません。

内野安打で,先頭打者を出してしまいます。

「けんすけー」と,ライトスタンドが叫ぶと,田中賢介

1塁線上に送りバントが転がります。岡本が取って1塁に送るも,送球それます。

ちょうど田中賢介の背中が邪魔になって送球がそれたような格好ですが,

このエラーは痛い。無死1,2塁。

そして,金子。サードへの送りバントがきれいに決まり,1死2,3塁。

ピンチが広がったところでピッチャー交代。

次が小笠原ですから,小笠原係の渡辺正和です。

岡本降板で,「HEY HEY HEY GOOD BYE〜」と曲が流れます。

これ,何の曲ですかねえ(洋楽はとんと分からないもので)。この場面に流れると感じ悪いですね。

1死2,3塁で小笠原。たいへん嫌な場面です。

初球を打ち取って,高いバウンドのファーストゴロ。しかし,

松中が取るも,本塁はもはや間に合わず,1塁でアウトを取るのみでした。

井出生還で,同点となってしまいました。 H1−1F

次のクローマーは,ファーストゴロでチェンジ。

しかし,しかし,ついに同点に追いつかれてしまいます。

 

アナウンスが,9回で同点の場合,12回まで延長があると案内を告げます。

まだ時刻は20時半をまわった程度。速い展開の試合ですが,延長は何時になることやら。

その後,他球場の途中経過がオーロラビジョンに出ます。

L1−2Mで,ライオンズが負けているので,大歓声が起きます。

 

9回表

松中,ファーストゴロ。バルデス,ショートゴロ。

大きな歓声の上がった城島,初球をキャッチャーフライで,

あまりにも簡単に三者凡退。

同点で9回裏。そんなにも延長戦をやりたいのかい?

こうなると,ビジターのホークスは圧倒的に不利です。

 

9回裏

右のオバンドーですが,渡辺正和続投です。

三振に打ち取り,なかなかいいところを見せます。

次の木元のところ,代打です。

代打・・・林孝哉・・・

6月の中旬までホークスにいた男。田口とのトレードでFsへ旅立った男です。

点差が開いていれば,林を応援したい気持ちもあるのですが,

同点の9回裏には応援できません。何という場面に出てくるんでしょう。

ライトスタンドからは,誰かの応援歌が流用されています。

そして,3球目

林の放った打球は,ライトスタンドに伸びて行きました。

まさか入らないだろう・・・

先ほどの小笠原のときと同じように,村松がフェンスに張り付いています。

しかし,無常にもその上,スタンドの最前列に飛び込んでしまいました。

サヨナラホームラン・・・

 

レフト側はいろんなものが飛んでいます。

しかし,元チームメートの林孝哉のホームランだけに,

ヤジも飛ばしにくいのか,奇妙な雰囲気のレフトスタンドです。

 

林のヒーローインタビューが始まります。

必死でやるしかない。ダイエー戦という意識は全くない。

そんなことを言っていました。

本当かなあ。ダイエーファンに気を使って,本心をいっていないような気がします。

(単に,表情が硬いだけなのかもしれませんが)

もはやFsの一員だということを見せ付ける一発だったといえるでしょう。

 

レフトスタンド,普通の負け試合のときよりは多くの鷹党が,

インタビューまで聞いています。拍手もちらほら。

 

オーロラビジョンはカウントダウンが始まります。5,4,3,・・・

0になると,破裂音とともに,

1塁側内野2階席から,紙ふぶきが舞い,光に散ります。

 

重い展開の試合でしたが,

最後まで複雑な心境ですねえ。

ま,情けは無用ということで。

 

さて,途中経過で負けていた西武とロッテの試合を,ラジオで聞きながら

家路に着いたのですが,結局は西武の逆転勝ち。

首位と11.5ゲーム差ですか・・・

 

 

 

 Hawks 

   

 Fighters 

1X    

 

(勝) シールバック 5勝4敗0S     (負) 渡辺正和 0勝1敗0S

(HR) 林2号ソロ

   


ゆーいち(管理人)の観戦成績  6勝4敗 

 

前の試合      次の試合