2003年4月1日(火) 
2003年公式戦開幕!
わくわくしながら開幕を迎えました。
日程表と仕事のスケジュールを見比べて,
どうやって観戦しようか考える日々。
今年こそは,今年こそは,
目標・パ6球場全勝利観戦
一昨年はGS神戸(0勝1敗)に阻まれ,昨年は西武ドーム(0勝5敗)に阻まれ,
今年こそはと,6球場を回る日程を考えるのですが,
今年の障害は大阪ドーム。
日程が,月・火・水に偏っているので,仕事をしている身としては行けない・・・
と思ったら,4月1日火曜日,この日だけ空いているではないですか!
たった1日の休みで,東京−大阪の往復かあ・・・
しかし,観戦に行きたいなあと思ったが最後,もう頭は大阪!
ってなわけで,4月1日,エイプリル・フールではありますが(?)
今にも泣き出しそうなナニワの空の下,ワタクシは歩いていました。
大正駅からしばらく歩くと,大阪ガスのタンクの向こうに見える,
銀色の巨大なタコ焼きは,10ヶ月ぶりの大阪ドーム。
グッズのショップには,中村ノリのイメージアップのためのポスターが貼ってあります
レフト外野席に陣取って,試合開始を待ちます。
平日のナイター,客足はやや遅いかな。
春休みの少年たちが目立ちます。
さて,この大阪近鉄3連戦,ホークスの先発ローテは,
ルーキー新垣,ルーキー和田,2年目の寺原。
問答無用の猛牛打線に,恐れを知らないローテです。
前日は新垣が途中まで好投も,結局つかまり敗戦。
近鉄は開幕4連勝。ウチは2勝2敗。
どうしても勝たないといけない状況です。
1回表
近鉄の先発は高村。
開幕1番争いに勝って,ポストを手に入れたのは村松。
しかし,ファーストライナー。
1軍定着どころか,スタメン定着を手に入れたのは川崎。
しかし空振り三振。
そして今年もバルデス。
しかし見逃し三振。
おいおい。
1回裏
先発は大型ルーキー和田毅・デビュー。
大学野球の奪三振王,ついにベールを脱ぐ,
って,ワタクシはオープン戦に続き,2試合連続の和田観戦です。
大村。初球,高く外れます。2球目,高く外れます。
おいおい,誰が見たって完全なボール球が4つ続いてフォアボール。
な,なんだ,和田よぉ。
水口,初球,送りバント,和田とって1塁カバーの井口に・・・
次の瞬間,レフトスタンドは,悲鳴→罵声。
落球です。エラーです。1塁セーフです。
和田,たった5球で,無死1,2塁の大ピンチ,
そして,タフィー・ローズと中村紀洋。
大阪までやってきて,最初から心臓に悪いシーンです。
タフィー・ローズ,1球目ボール,2球目ボール。
和田!いい加減にせーよー!
大阪弁のドキツイ野次が,早々に飛び回っています。
3球目,ようやくストライク。初回8球目にして,やっとストライク。
その後,どうにか苦労して,ローズ空振り三振!
次も中村紀洋空振り三振!
球数は大量に消費しながらも,どうにかこうにか打ち取っていきます。
ローズ&ノリを三振にとって,落ち着きを取り戻してくれるか。
鷹野。カウント2−2。相変わらず,たくさん投げないと気がすまないみたいで,
ところが,5球目,セカンドランナー大村が三盗。
およそ盗塁と無縁の大阪近鉄にあって,
去年たった1盗塁の大村が,よりによって三塁へ走るかい。
城島からの送球は,ややファールゾーン方向にそれて盗塁成功。
どうやら,和田が打者でいっぱいいっぱいだったのを見透かした盗塁だったようです。
2死1,3塁。カウント2−3からの次の球,
鷹野,きれいにセンター前ヒット。 H0−1Bu
あ〜あ〜あ〜,ローズ・ノリを打ち取って,気が抜けたのか??
大阪近鉄打線は,どこも気が抜けないのに。
レフトスタンドは,「しっかり抑えろ,和〜田!」のコール。
まさか1回裏から,このコールをやるとは思わなかったよ。
2死1,3塁。
続くは吉岡。初球,2球目,続けてボール。ふう。
サードの鳥越,マウンドに行きます。しかし,3球目もボール。
その後,どうにかこうにか,2−3まで持ち込みますが,
バックスクリーンへ3ランホームラン。 H0−4Bu
もう,どうにも修復不能ではないかと思うような崩れ方。
次の磯部を三振にとって,いちおう1回は3アウトすべて三振で取りましたが,
2安打4失点,球数も,すでに40球近くに上っています。
4点差。このカードにありがちな乱打戦になれば,まだ勝機はあるかな。
2回表
4番は,小久保がいない今,松中が務めなければなりませんが・・・
松中ショートフライ。城島センターフライ。井口サードゴロ。
ホークスの攻撃まで,長く待たされたというのに,まったく。
2回裏
高須,セーフティーバントを狙うも,ファーストゴロ。
和田をかき回すつもりか?
的山,サードゴロ。
和田,まだ心細い投球ながら,少しは修正できたようです。
と思ったら,大村,フルカウントから四球。
しかーし,水口の打席,大村スタート,
牽制球は1塁から2塁へ転送され,盗塁失敗。
大村,ちょっと調子に乗りすぎたか??
不安ながらも,この回は無失点に抑えました。
3回表
大道,ライトフライ。ネルソン,見逃し三振。
高村相手に,手も足も出ない鷹打線でしたが,
9番鳥越,四球。やっとランナーが出ました。
レフトスタンドには,バンザイをするファンまで出る始末。
そのくらい閉塞感の強い試合でした。
村松,セーフティーバントを試みるも,
転がったボールはピッチャーのすぐ近く。ああ,ピッチャーゴロ。
3回裏
水口セカンドフライ,ローズファーストゴロ,
そして中村ライトフライ。
2回まで,さんざん球数を浪費し続けた和田が,
なんと5球で終了。
コンコースに休憩に出ていたファンが,
タバコもそこそこに,慌ててスタンドに戻ってきます。
スタンドには,RKBが取材に来ています。
カメラマンと記者の2人組で,応援風景を撮ろうと,
ファンや応援団に,しきりに近寄っています。
4回表
1死後
バルデス,センター前ヒット!
ホークス,ようやく初ヒットが出ました。
松中,ライト前ヒット!
バルデス走って,1死1,3塁。
おおおお,反撃開始!
3回までどうにもならなかった高村を打ってきました。
RKBの取材のニイチャンたちも喜んでいます。
城島,右中間にタイムリー2塁打。
バルデスはゆうゆうホームイン, H1−4Bu
3連打で,1点返しました。押せ押せです。松中は3塁止まり。1死2,3塁。
ここでタイムリーが出れば1点差。試合は分からなくなります。
井口の打席,レフトスタンドは,聞きなれないテーマが始まります。
今年できた,関西発の新チャンステーマ
何だこれは。ワタクシはワケ分かっていません。ついていけません。
このチャンステーマ,途中に 「かっとばせー井口!」というのが入りません。
とにかく曲をリピートするので,初めてのワタクシは,入れません!
とりあえず,井口を見ながら,覚えようかなと。
しかし,井口は三振。2死。
大道はサードゴロ。チェンジ。
このチャンスに,たった1点しか入りませんでした・・・
4回裏
和田,見事な三者凡退。
これがいい和田なんだろうなあ。
できるんだったら,最初からそうしなさい!
和田は,もう大丈夫でしょう。
問題は,初回と2回で,相当な球数を投げているので,
何回まで投げられるかということです。
5回表
村松にヒットが出ますが無得点。
5回裏
和田,またまた三者凡退!
5回裏終了後,
大道選手1000試合出場達成!
ということで,アナウンスと花束贈呈が行われます。
福岡ダイエーホークスに唯一生き残る,南海ホークスの選手。
ここ大阪のファンにとっても,感慨深いものでしょう。
大道選手,おめでとうございます。
6回表
1死後
松中信彦,
右中間スタンドへきれいなホームラン
悩める主砲,開幕2試合はノーヒットでしたが,
ようやく当たりが出てきました。 H2−4Bu
2死後
井口,レフト前ヒットで出塁。
そして,大道の打席。
井口資仁・通算100盗塁
滑り込んだとき,ちょっと痛そうにしましたが問題なさそうです。
100盗塁で花束でも出てくるかと思いましたが,花束はなし。
バックスクリーンの表示とアナウンスで紹介がありました。
いやあ,今日は記録尽くめですなあ。
あとは,試合に勝てばいうことないのですが,
大道はショートゴロでチェンジ。
6回裏
和田,またまたまた三者凡退!
なんせ,ヒットは初回の2本以来打たれていません。
四球も,1回と2回に1つずつ,3回以降出していません。
3,4,5,6回と,4イニングス連続で三者凡退。
こりゃあ,スゴイです。そうなると,初回の4点が重過ぎる・・・
6回裏が終わってしばらくすると,
誰かが,「明日の先発,山村だー!」
と叫びました。寺原と信じていたので,驚きました。
それも,山村かよ。2軍ですら,ほとんど投げていない山村!
と思って,バックスクリーンを見たら,近鉄の山村でした。ホークスは予定通り寺原。
「山村!」と叫んだファンは、確信犯のようで笑っていました。
7回表
スピーカーから流れる「いざゆけ〜」は,去年と同じ選手の声バージョン。
森口博子が歌ったとやらの「いざゆけ〜」は,まだ耳にしていません。
外野の下段の観客は,かなり埋まりました。
外野上段と内野は,平日だったらこんなものかなあ。発表は15000人。
ピッチャー三澤。
ネルソン三振。代打吉本ショートゴロ。
村松,左中間を深々と破ります。
レフトスタンドのはるか下を,ローズと大村が追いかけます。
村松,当然のように2塁をまわります。3塁打!
村松の3塁打って,やはり見ていて気持ちがいいですねえ。
今年の,村松・川崎の俊足1,2番って,
普段見る機会の少ない「3塁打」を何度も見せてくれそうで,楽しみです。
ピッチャー交代小池。
三澤に向かって「近鉄電車ではよ帰れ!」 おなじみ大阪らしいコール。
打席は川崎。さあ,1点返せば1点差,面白くなります。
レフトスタンドは,元藤本選手のチャンステーマ。
メガホンでヒザを叩いて,頭上で振るやつですね。
しゃがんだり立ったりするので,けっこう体力使うやつです
で,こういうときに限って,わざとのように,カウント2−3。
息が上がってきたところで,四球。2死1,3塁。
バルデス。同じチャンステーマ再開。
バルデスも,カウント2−3。
そして・・・決め球,バルデス見送る。しかし,審判はストライクの判定。
バルデス,バットを叩きつけます。歩き出す審判に何か言っています。
今のがストライクかよー
スタンドは,ヘトヘトになってるのに,得点は1点も入っていませんでした・・・
7回裏
「ドリーム&パワー」が流れます。
内野席が外野に張り出しているあたり,1塁側の〔富士火災〕の看板の下に,
黄色とピンクの「ポンポン」を持った近鉄ファンの集団が陣取っています。
今年,ワタクシは,小さい双眼鏡を手に入れたので,眺めてみたら,
女性より男性が多いんですね。あのポンポン集団。
他のコテコテの近鉄ファンと一味違う,奇妙になめらかな動きを見せていたので,
ちょいと気になっていたのですが。
と,そんなものを見に大阪までやってきたわけではございませんで,
和田,何だかんだで7回までやってきました。
鷹野,四球。2回裏以来のランナーです。
吉岡三振!
しかし,
磯部,右中間にタイムリー2塁打。 H2−5Bu
こういうのって,「ダメ押し」って言いますよねえ。
たった1点だけど,ずっと入っていなかった得点が,終盤で入ると,ものすごく大きいです。
特にホークスは,延々チャンスをつぶしまくっているだけに,痛い失点。
しかし,2回以降立ち直った和田には,ほとんど罵声は飛びません。
ここまでよく投げた,という印象が強いです。
高須,ショートゴロの間に,ランナー3塁。
的山,四球。2死1,3塁。
もうここまででしょう。
尾花コーチが出てきます。アナウンスが流れます。
ピッチャー交代,吉田修司。
降板する和田には,次回への期待も込めて,拍手が送られます。
さて,修司さん。どうにか抑えてくださいよ。
打席は大村。
ライトスタンドは,赤紫のタオルマフラーで染まっていきます。
ついに始まった,大阪近鉄名物のチャンステーマ。
しかーし,大村はピッチャーゴロ。
これ以上の追加点は許さなかった!
8回表
ピッチャー小池続投。
松中,死球,痛そうにしています。
本当に,松中は死球が多い・・・大丈夫か。
どうにか1塁にたどり着いてプレーを続行するようです。無死1塁。
ピッチャー交代,門倉。
レフトスタンドは,「お前も打たれろ,門倉!」コール。
でも,「お前も打たれろ,アゴ倉!」にしか聞こえません。
城島,右中間に,今日2本目の2塁打!
松中は3塁止まり。無死2,3塁。
またまたチャンス到来です。
ここで再び,関西新チャンステーマ開始です。
「行けよ男たち,チャンスだ燃え上がれ,俊足巧打で突き進め,それが鷹の道」
間に「かっとばせー井口!」は挟みません。ひたすらリピートです。
振り付け&トランペット付き と アカペラ+手拍子 を,交互に繰り返します。
4回表は,ひたすらうろたえたけど,2度目の8回表は,心の準備は充分。
歌詞も覚えたし。覚えると,なかなかカッコいい曲です。
ふつうは「ホームラン」「一発」という歌詞が入ることの多いチャンステーマにあって,
「俊足巧打で突き進め」という発想は,今年のホークスには似合っていますよねえ。
井口,センターに大きくフライを打ち上げます。犠牲フライにはなる。
松中,タッチアップからホームイン。 H3−5Bu
ボールは3塁に戻され,城島は動けません。
ピッチャー交代,岡本晃。
投手交代,投球練習中も,関西新チャンステーマは途切れません。
ひたすら歌い続けます。途中で振りや歌詞を何度まちがったことか。
代打,本間。四球。1死1,2塁。
チャンスは膨らみます。
ネルソン,この人,期待に応えてくれるのだろうか,
しかし,空振り三振・・・
止まないチャンステーマの中で,代打高橋和幸。
高橋,この場面でどうにかできるのか?
しかし,打球は大きく上がって,センターフライ・・・
チェンジの瞬間,へたばってしまいました。
なんせ,4人の打者+投手交代のあいだ,十数分にわたって,
ひたすらチャンステーマでしたもんねえ。きつう。
それより,こんだけ打って,たった1点ですか。
中盤以降,ずっとホークスが押し続けていますが,全く打線がつながらない。
何か、単発のヒットが出るだけで,ホームが遠すぎるのです。
見ていて,欲求不満が溜まりまくる試合だなあ。
8安打(うち長打が4),4四球のホークスが,3得点
逆に,バファローズはここまでたった3安打,4回の三者凡退。でも5得点。
しかし,試合は内容ではなく得点ですからねえ。
秋山が去り,小久保が戦線離脱,柴原もいない状態では,打線はつながらないのか。
8回裏
吉田修司続投。
水口,センター前ヒット。代走前田。
ローズ,ライトフライ。この回からライトに入った高橋がキャッチ。
投手交代,岡本。
ホークス,9回表の攻撃に期待を持って,
あくまで勝ち試合の継投を続けます。
中村紀,セカンドゴロダブルプレー!
9回表
さあ,ここで最後の踏ん張りを!
終盤も押せ押せの展開だけに,決定打が欲しいところ・・・でしたが,
代打出口,センターフライ。
代打田口,ボールと一緒に折れたバットも飛んでいきましたが,
ショート前田,落ち着いてボールだけ取って送球,アウト。
バルデス,もう緊張の糸が切れたのですか。
初球を,あっさりと,あまりにもあっさりと打ち上げてレフトフライ。
試合終了。
終わってみれば,初回の4点がすべてでした。
和田の不安定さに,井口のエラーが拍車をかけてしまいましたね。
まあ,そのあと,和田の修正力というか,学習能力の高さは光りましたので,
次回に期待しても良いとはおもうのですが・・・
それより,開幕戦に爆発したっきり,ずっと沈黙しっぱなしの打線。
ヒットは出ているんですが,チャンスは作っているんですが,
チャンスに弱いのか,打順が悪いのか,とにかくつながらないねえ。
開幕1週間もたたないうちに,首位と3ゲーム差かぁ。
そして大問題。
ワタクシは,なけなしの休暇で,大阪ドームに来たのですが,敗戦。
今季,公式戦初観戦にして,はやくも,
目標・パ6球場全勝利観戦
この目標に黄色信号が・・・
あと一度大阪ドームに観戦に来れる時間(とお金)が作れるだろうか。
|
Hawks |
0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | ||
| Buffaloes | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 5 |
(勝) 高村1勝 (S) 吉田 (負) 和田 1敗
(HR) 松中2号ソロ 吉岡2号3ラン