2003年5月19日(月) 
札幌で西武に3連勝!
その勢いのままに,東京に乗り込んできました。
相手は,来年から札幌に行く日本ハム。何か変な感じ。
仕事の帰りに後楽園に降り立った時には,
試合開始時刻18時を回っていました。
去年は18時15分だったのに,今年は15分繰り上がっています。
東京ドームの隣に,エンターテイメント複合施設「ラクーアLaQua」が,5月に開業し,
天然温泉が話題になって,月曜の夜もそこそこにぎわっています。
そのラクーア内にある遊園地,絶叫マシーンが東京ドームの屋根より高くそびえています。
開業早々,傾斜角45度の軌道上,地上数十mの高さで緊急停止し,
数十分の間,客が恐がり続けたという,正真正銘の絶叫マシーンです。
さて,今日の先発は,このところ勝ち星に見放された新垣渚。
ここまで2勝5敗。5敗のうち3敗は,打線の援護なく完投負け。
(そのうち,所沢と神戸の試合は,ワタクシも観戦しました)
ついに限界にきたのか,その後ようやく福岡ドーム初先発も,散々打たれてKO。
今日は,内容はともかく,とにかく打線が援護して,
勝利投手となることだけを祈って,応援しようと思っていたのですが・・・
1回裏
ドームに入り,3塁側1階内野自由席(ポール近くの内野側のエリア)に座ると,
1回裏のFsの攻撃中です。
いくら内容はともかく,と思っていても,グラウンドを眺めた瞬間,
なーんか,塁上に白いユニフォームの選手がゾロゾロいたんじゃあねえ。
いきなり的に,ピンチを背負っています。
ダメじゃコリャ。
ピンチを背負った新垣に対し,ワタクシは,さっそく応援をサボって,
売店に,食べ物と飲み物を買いに行きました。
腹が減っては観戦は出来ぬ。そうこうしている間に,
新垣,後続を討ち取って,ベンチに帰っていきます。
それでよろしい。
ところで,今打っていたの,誰だろう(!)
2回表
ピッチャーはミラバル。
城島がセンターフライ。
大道がライト前ヒットも,
バルデス,ああセカンドゴロでゲッツー・・・
2回裏
新垣渚。とりあえず勝て!
というわけで,
先頭は5番坪井。
4月の観戦ではファンファーレのなかった坪井も,いつごろからか,
阪神時代のファンファーレが,ライトスタンドから鳴り出します。
「♪PL〜〜青学〜〜東芝〜〜つーぼーいーーー♪」
プロ野球界広しと言えど,打席に立つたびにファンから
学歴と職歴を高々と歌い上げられる選手も珍しいですが,
「東芝」と「坪井」の間に,短く「阪神!」と叫ばれて,履歴書が1行増えたみたいです。
その坪井,四球で出てしまいます・・・
田中幸雄は三振に取るも,
木元。ライト前ヒット。1死1,3塁。
新垣,球数多いなあ。
けんすけーーー,ライトスタンドが叫ぶと,田中賢介。
打ち上げた。討ち取った,と思ったけど,
ショート川崎のうしろ,レフトバルデスの前に,ポトリ。
坪井が生還してしまいました。 H0−1Fs
先制されてしまいます。このまま崩れなければいいが・・・
続くは山田。今日のFsのキャッチャーは,阪神から来た山田です。
これまたフラフラと2塁後方の当たりですが,
これは井口がキャッチ。2死1,2塁。
そして,1番石本をセカンドゴロに打ち取って,1失点で逃れました。
3回表
いきなりネルソンが,左中間を破る二塁打。
普通は,打球が飛ぶと,「ワー」という歓声が起こるのですが,
ネルソンの打球には,「オー」という歓声が起きます。
どう見ても打てそうになかったネルソンが,
あの福岡ドーム,8点差大逆転のときのサヨナラヒット以来,
ちょっと打つようになったようです。
川崎,送りバントで1死3塁。
村松,セカンドゴロ,田中賢介キャッチ,
ネルソン,三本間で止まってしまいました。
賢介,ボールを持って,そのまま追いかけ始めました。
ネルソン,本塁に向かって走り出し,賢介は本塁に送球,
けっこう長いこと逃げましたが,最後は三塁ベース付近でアウト。
その間に村松は2塁へ。
チャンスは消えかけました。
しかし
柴原,初球はライトスタンドへー!
高々と上がった打球は,きれいな弧を描いて,ライトスタンド中段へ。
そうです。柴原もホームラン打つんです。忘れかけていました。2ラン。 H2−1Fs
ようやく今季第1号。
井口は凡退でチェンジ。
3回裏

新垣VS小笠原
1死後,小笠原に,ライト前ヒットを打たれます。
続く今日の4番は島田一輝。
エチェバリアが欠場のとき,時々4番に入るようですが,
ホークス戦ではよく打つ印象があります。
ここも,打球はライトスタンドへ向かって・・・
しかし,フェンス手前で柴原がキャッチ。
坪井。
ライト前ヒット,小笠原は3塁に達します。2死1,3塁。
新垣,毎回ランナーを背負っていますなあ。
田中幸雄。150km/hの球で三振。チェンジ。
このところ鳴りを潜めていた新垣の速球が,
少しは戻ってきた模様です。
4回表
松中,三遊間を破るヒットで無死1塁。
城島,三塁線へ転がった打球,ベースの後方,三塁手の小笠原が取ろうとする手前,
三塁ベースに当たって大きく弾み,レフト前まで転がっていきました。
ヒットで無死1,2塁。ラッキー!
大道,1球バントを失敗したあとの打球,
打球は三塁線。これは小笠原の真正面に転がっていきます。
あちゃ,併殺だ,それとも三重殺か???
しかし,打球はレフトへ転がってきた!?
小笠原トンネル!
オーロラビジョンにE(エラー)の表示。タイムリーエラー。
小笠原,そのまま3塁を踏んで,併殺,あわよくば三重殺を狙ったのか。
たしかに,松中,城島,大道だから,三重殺もありえたかも。
シーズン直前に,急に三塁手になった小笠原,守備の負担は重いのか。
松中は生還。城島は三塁へ。三塁でボールが弾かれたので
大道は2塁を狙いますが,これは送球アウト。 H3−1Fs
なおも,1死3塁。
バルデス,
センター前タイムリー
城島生還! H4−1Fs
ネルソンも初球からライト前ヒットで続きます。1死1,2塁。
川崎,打ち上げたフライ,セカンドとショートとセンターの真ん中,
ポトリと落ちてヒット。1死満塁。
止まりません。完全に流れが来ています。
村松,初球ライト線へ2塁打!!
2人生還。 H6−1Fs
若いカウントから次々と面白いように出るヒット。
この流れを作ってしまった小笠原の前を,順々にホークスのランナーが通過していきます。
ミラバルKO。ピッチャー佐々木。
しかし,流れは止まりません。1死2,3塁。
柴原,ライトに深々と犠牲フライ。 H7−1Fs
村松もタッチアップで3塁に達します。
井口倒れて,ようやくチェンジ。
札幌では,ずっと息詰る投手戦でしたから,
東京に来て大爆発です。
4回裏
さあ新垣。
これだけ援護があれば大丈夫でしょう。
いままで,打線から徹底して見放されていましたが,
ここへきて,やっと援護をもらうことができました。
木元,セカンドゴロ。
田中賢介,三振。
そして,山田ピッチャーゴロ。
この回はテンポよく,三者凡退!
5回表
ピッチャーは,引き続き佐々木。
佐々木も,セットアッパー,あるいはクローザーとして,
井場とともに期待されているようですが,
監督が変わった今季はどうか。結果が欲しいところでしょう。
松中はレフトフライ。
城島,レフト前ヒット。低いボールをうまく運びました。
大道の打席,佐々木のワンバウンドの投球をキャッチャー山田が弾くのをみて
城島は2塁に走りますが,送球でタッチアウト。
大道は三振で,3人で終わってしまいました
5回裏
奈良原がヒットで出ますが,小笠原,島田を打ち取って無失点。
新垣,少しは調子が上がってきた模様です。

6回表の前の「YMCA」の風景。(ちょっと写真がぶれていますが)
ファイティーガールだけではなく,グラウンド整備のニイチャンも「トンボ」を使って踊る。
さらに観客席(ベンチ上)では,警備員のニイチャンも,黄色い「エアーバット」を両手に踊る。
6回表
1死後,ネルソンが四球で出塁。
川崎がセンター前ヒットで,1死1,2塁。
内野がマウンドに集合します。
ピッチャー交代,野村貴仁。
ブルワーズからFsに移籍の左のセットアッパーです。
村松はレフトフライでランナー動けず,2死1,2塁。
柴原。1,2塁間を破りました。
バックホームされるも,山田はだいぶ1塁寄りで捕球。
ネルソンホームイン。タイムリー! H8−1Fs
柴原,今日,本塁打,犠飛,タイムリーで4打点。
井口,あと井口が打てば,先発全員安打でしたが,残念ながらサードゴロ。
6回裏
この回は,さっそくファンファーレから。
坪井。1,2塁間を破るヒット。
田中幸雄に死球。
木元,レフト前ヒット。
無死満塁
今日は,完投を考えず,飛ばしてきたような新垣。
尾花コーチがやってきて間を取ります。
田中賢介。ケンスケーコール。
粘って,粘って,フルカウントのすえ,
150km/hのボールは,センター前に弾き返されます。
2点タイムリーヒット・・・ H8−3Fs
代打,上田が告げられたところで,監督が出て行きます。
新垣降板。
渡辺正和登場!
さて,新垣のあとは「佐賀の星」渡辺正和さんです。
5点差といえ,無死1,2塁。Fsは平気で点差を追ってくるチームです。
代打上田はそのまま打席に入ります。
上田,レフトファールフライ。
石本,三振。
奈良原,セカンドゴロ。
美しい!美しすぎる。
ランナーはそのまま動かさず,打者を3人で片付けました。
喝采が起きます。見事な火消しです!

「いざゆけ」 レフトスタンドは多くの観客
7回表
ピッチャーは岩本勉。
パリーグの人気者ですが,今季はセットアッパー稼業も,成績はずっと低迷しています。
バッター松中に,強気で投げているみたいですが,
松中,レフトスタンドへ
いったいどこへ飛んだんだ?
3塁側の観客はボールを追えていません。僕も見失いました。
ポールの向こうなのかこちなのか。
レフトスタンドは静まり返ります。数秒間の沈黙。
松中は1塁を通過。観客の視線は1塁塁審の右手。
その審判の手が回ります。せきを切ったような大歓声。
オーロラビジョンには,推定飛距離140mの表示。
家に帰って,ビデオを見てみたら,内野2階席が外野のほうへちょっとだけ
張り出している,その上の看板(松本歯科大学)のあたりに飛んだようです。
日本シリーズでニエベスが槙原から打ったホームランと同じあたりです。
松中の特大ホームラン。いやあ,凄かった。 H9−3Fs
城島四球。無死1塁。
大道,1塁線にプッシュバント。送りバントで1死2塁。
6点差でも,きっちり点を取りに行きます。何点差でも安心できないですよねえ。
バルデスのセカンドゴロで,城島は3塁進塁。
ネルソン,三塁線へ大きな飛球。長打かなと思ったのですが,
坪井がスライディングキャッチ。これは好プレーです。
ネルソン,ヒット1本損しました,というか打点1点損しました。
チェンジ。
7回裏
ライトスタンドから,小笠原登場のファンファーレ。
渡辺正和VS小笠原道大。
この対戦,Fs戦を観戦するときの,大きな楽しみですなあ。

渡辺正和VS小笠原道大
1球目,ストライク,そして2球目はセカンドゴロ。
セカンドは,この回から守備についた本間が,ダイビングキャッチで処理します。
いいプレーです。この勝負,本間のおかげで,正和さんの勝ち。
島田センターフライで,あっさり2死を取ります。
坪井,レフト線への2塁打で猛打賞。
坪井智哉,名古屋の出身,お父さんもプロ野球選手(中日→太平洋)だから,
福岡にも来ているんですよねえ。大阪の小学校,東京の中学校,
大阪のPL学園,東京の青山学院大,社会人は神奈川の東芝。
兵庫県の阪神タイガース入団,トレードで東京の日本ハムファイターズ。
その日本ハムは来年から札幌。まさに流転の人生です。
ここで,正和さんは御役御免。
ピッチャーは吉武。今季は,中継ぎとして復活を果たしつつある吉武。
だいぶ前,先発として働いていた吉武も,いまや,貴重な中継ぎとして,
再び歓声を浴びるまでになってきました。
田中幸雄を三振に取りチェンジ。
他球場の経過が流れます。
わが,首位ホークスを僅差で追う2位決戦,
2位近鉄と,3位西武の試合は,西武が勝った模様。
目下の敵,近鉄が負けたというのに,ホークスファンは落胆の声。
順位やゲーム差ではなく,西武が勝っているという事実への反応ですな。
8回表
ピッチャー,右の武田久,って誰? よく知りませんが,ルーキーですよね。
1死後,村松のファーストゴロは,ベースカバーに入ったピッチャーへの悪送球。
俊足村松にあせったか,木元のエラー。
というか,なんで木元1塁,小笠原3塁なんでしょうねえ。
逆だったらすっきりするのに,というのが素人目に映るのですが。
今年は小笠原で決めたから!ということなんでしょうね。
続く柴原が併殺に倒れ,チェンジ。
ファイターズスイングの時間,
陽気な人は,親指を立てて踊っています。
オーロラビジョンに映ったのは,中年のサラリーマンのオッチャンが,
ちょっと少なくなった髪を振りかざして,派手に踊っている姿。
場内から,喝采の拍手に,オッチャン,ご機嫌です。
8回裏
ピッチャーは誠。
未だに「佐藤」と言われると,誰だっけ,と思います。
木元,セカンドゴロ。
田中賢介,ホームランかというライトへの当たりが,
わずかにポールの右でファール。誠,命拾い。
その後,セカンドゴロ。
途中からマスクをかぶっている高橋信二。ライトフライ。
誠,三者凡退に取りました。
9回表
ピッチャー武田続投。
本間,大きな左中間の当たりも,フェンスまで届かず,
島田取ってレフトフライ。
松中,打率がいつのまにか3割を超えています。
今季は最初から不調で苦しんだ松中も,
ここへ来て,とても当たってきました。
ファーストゴロかと思いましたが,
木元の送球が少しそれます。
ベースカバーの武田が必死に手足を伸ばしますが,足が離れて
審判の判定はセーフ。記録はH(ヒット)がつきました。Eと紙一重のHです。
ヒットになったので,3安打猛打賞です。
城島併殺で攻撃終了。
9回裏
山田秋親登場。
9−3の6点差ですが,小刻みに投手をつなぎます。
石本をセンターフライ。1死。
さあ,試合はもうすぐ終わりだ。帰る準備でもしようか。
しかし,奈良原がライト前にヒット。
小笠原四球,島田の背中の真ん中に死球。
1死満塁。
おいおい,今頃になって,わざわざ見せ場を作らんでもいいぞ!!
尾花コーチ登場。
山田降板,吉田修司登場。
修司も,予定外の登板でしょうし,大丈夫かなあ。
こういうのって,大量点につながりやすいよなあ。
今季はパ・セとも,大量差を追いつくのが流行っているしなあ。
とにかく,はよ終わろうよ・・・
坪井,今回はファンファーレではなく,
わっしょい,わっしょいからチャンステーマ。
高いバウンドのセカンドゴロ。
本塁には投げられません。2塁送球でアウトを取ります。
1人生還で,2死1,3塁。 H9−4Fs
そして,今日は全くあたっていない田中幸雄。
最後は,ライトファールフライ,柴原がランニングキャッチで上手く取りました。
試合終了。
ヒーローインタビューが場内に流れ,柴原が呼ばれます。
大学の後輩である新垣の登板試合に打ってやりたかったこと,
そして,1か月遅れを今取り戻している最中だということをしゃべっていました。
インタビューに答える柴原。
新垣に勝ちがついて,本当によかった。
新垣、あんまり調子よくなかったですが,勝ちがついたことで
自信持って修正していけるでしょう。
|
Hawks |
0 | 0 | 2 | 5 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 9 | ||
| Fighters | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 4 |
(勝) 新垣 3勝5敗 (負) ミラバル4勝4敗
(HR) 柴原1号2ラン,松中6号ソロ
ゆーいち(管理人)の観戦成績 5勝3敗