2003年6月9日(日) 
池袋の仕事場を出たのが18時。
携帯ラジオは,文化放送ライオンズナイター。
解説はなんと秋山幸二さん。
一言一言が短く簡潔ですが,重みのある解説です。
おしゃべりな解説者のほうが聞いていて面白いですが,
秋山さんの解説というのも,一風変わっていて,聴きごたえがありますなあ。
1回表
ラジオから流れてくる実況は,150km/hを越える松坂の投球と,
手の出ないホークスの打線。
1回裏
杉内が,1番平尾にソロホームランを浴びて先制したようです。 H0−1L
そのホームランボールは,匿名希望の怪しいカップルが拾ったとのこと。
そんな中継を聞きながら,もどかしく西武電車に揺られ,
ようやく西武球場前駅に着いたのが19時。
ちょうど,判定をめぐって王監督の抗議が終息した直後でした。
西武ドームでは,内野に行くことが多いのですが,今日は外野です。
外野の入り口で,レオのヌイグルミを背中にしょった,
文化放送のホームランレポーターが,取材をしています。
まず,ドームに入って何が驚いたかって,
いつもガラガラの平日のナイターなのに,えらくたくさんの観客が入っています。
確かに,土日のHL戦は,かなりの人手でごった返すのですが,
今日は,月曜のナイターなのに,内野までかなりの人・人・人。(発表32000人)
杉内VS松坂の予告先発のなせるわざか。
そうこうしているうちに,3回裏の西武の攻撃は,
どうにか杉内が無失点に切り抜けます。
ここまでの得点は,H0−1L。1点リードを許しています。
4回表
今日は「鳴り物禁止」の日。
土日やシーズン終盤の,白熱した喧騒に包まれる西武ドームを見慣れているせいか,
何か,落ち着かないというか,物足りないというか,
僕的には,あの騒々しい空間のほうが好きです。(←野球限定で)
西武のマウンドは,かの,松坂大輔。
井口。6試合連続猛打賞がかかっています。
いい当たりがセンターに伸びていきますが,もう一歩足りない。
和田ベンちゃんが追いついて1アウト。
松中,ピッチャーゴロ。やはり守備はいい松坂。2死。
城島,ライト前にヒットで出塁します。2死1塁。
井口のいい当たりといい,松坂攻略は可能じゃないのかな。
大道,打球はライトに伸びていく。小関の頭上。フェンス直撃。
城島は3塁を回った。同点タイムリー! H1−1L
ボールは本塁に戻りません。大道は2塁に達して2塁打です。
バルデス,フルカウントから四球。 2死1,2塁。
ここで勝ち越せるか。
しかし,次はネルソンだ・・・,松坂の正面へのゴロ。松坂おちついてさばきます。チェンジ。

平日の所沢にしてはかなりの観客。杉内VS松坂の威力か。
4回裏
先発杉内俊哉。
ようやく5月の札幌ドームで,西武から勝利を挙げました。
この試合,4安打1失点。同点に追いついてくれました。
柴田,三球三振。
おお,杉内,やるじゃない。
マクレーン,セカンドゴロ。
次は野田。ファームから上がってきて,初スタメンマスクをかぶっていますが,
この試合,2本目のヒットが,レフト前ヒットで出塁。
しかし,高木浩之は大きなライトフライ,柴原追いついてチェンジ。
杉内,いいんじゃないですか。
5回表
1死後,村松,三遊間に抜けるヒット。
そして,柴原の打席,初球,エンドランがかかっていたか?
柴原は空振り。しかし,村松はヘッドスライディング。ヘルメットが飛びます。
野田の送球は3塁側にそれて,村松盗塁成功。
野田ごときには,村松の盗塁は刺せません。1死2塁。
柴原はセカンドゴロの進塁打。2死3塁。
松沼ピッチングコーチがマウンドに行きました。
どうやら,流れは少しずつホークスに来つつあるのか。
しかし,松坂は,並みのピッチャーじゃない。簡単に崩れてくれません。
井口。ショートゴロで無得点。
5回裏
平尾。ときおりホームランを打つ嫌なバッター。
しかし,ここは三振。
小関,弱いゴロの打球。1塁方向へ。嫌な打球。松中前進。
杉内のベースカバーとタイミングが合いません。小関の足が速い。
内野安打となって,1死1塁。
松井。ピッチャー返し,杉内うまい。
1−4−3とすばやくボールがまわって,俊足2人を併殺に片付けました。
杉内,守備でも決して松坂に負けていません。

杉内俊哉 VS 松井稼頭夫 向こうにカブレラ サードは川崎
予告先発が発表されます。
明日の同じカード,和田−帆足。
帆足が先発か! 西武はそうとうピッチャーは苦しいなあ。
西口も石井も許も,先発を3枚も欠いたままの西武投手陣。
こりゃ,ウチは,今日の杉内と明日の和田を入れ替えたら,
2つとも確実に取れたんじゃないか。まあ,これは結果論。
6回表
松中,レフトポール寄りに大飛球。
もうちょっとでホームランだったのに,無常にもポールの向こう側・・・
その後,四球を選びます。無死1塁。
松坂,球数は多い。あんまり良くないんじゃないか。
どうにかつかまえられる雰囲気なのですが・・・
城島,ショートゴロ併殺・・・
大道はピッチャーゴロでチェンジ。
6回裏
初球,カブレラ,バックスクリーン右にホームラン。
あ〜あ,打たれちまったよ・・・
打った瞬間は,詰まった外野フライにしか見えないんだよなあ。それが,外野まで伸びてくる。
西武ドームで,もう何度も見せ付けられた,カブレラの「力」のホームラン。 H1−2L
次の和田,カブレラと同じような軌跡の打球ですが,これはセンターフライ。
そうよ。ふつう,あれはセンターフライなんだよ。それをスタンドに持ってくるカブレラって・・・。
代打高波。シーズン中に阪神からやってきました。センター前ヒット。
マクレーンはセンターフライ。うむ,この回,大きなあたりが多いぞ。
大丈夫か,杉内。
野田の打席,高波,盗塁成功。高波は伊原カントク好みの選手のようです。
野田はフルカウントから三振でチェンジ。
7回表
ようやく,鳴り物なしの応援のコツをつかんできた外野スタンド。
応援団の立ち位置も,少しずつ変更しているようです。
「いざゆけ」を歌い,平日にしては大量の風船が舞い,ラッキーセブンです。
1点差を追う展開。今日の松坂はどうにかなりそうなのですが・・・
バルデス,ライト前ヒット。よし,松坂を崩せ。
代打川崎,バントの構え,でも失敗。バスターやったりしますが
最後には四球を選びました。よく粘った。 無死1,2塁。
しかし,鳥越。空振三振。村松,ファールフライ。チャンスが費えそう・・・
そして,柴原,サードライナー・・・
7回裏
代打した川崎,この回からサード。
高木浩之,センター前ヒット。
平尾,送りバント。1死2塁。
教科書どおりの攻めをする西武。
今日は7回まで持っている杉内。
小関,フルカウントから四球。1死1,2塁。
尾花コーチがマウンドに上がり,内野は集合。
7回を投げ通すことができるか,杉内。
しかし,一昨日,中継ぎ抑えが滅多打ちにやられた試合を思うと,
このまま杉内に頑張ってもらわないと,と思うわけです。
松井。ライトフライ。高木浩之はタッチアップで3塁へ。
2死1,3塁で,カブレラ・・・
まず2ストライクを取りますが,その後,簡単にいきません。
最後には四球・・・ 2死満塁。
心臓と胃に悪い大ピンチ。
和田一浩。代わった川崎のところへ。
打ち取った。サードゴロだ。
川崎とって,1塁に投げる。
低いボール,松中こぼした・・・
悪送球・2失点
杉内無念。ピンチをしのいだはずが,致命的な2失点・・・
(まあ,死球でランナーをためたのは杉内ですが)
次の高波の強いサードゴロは,川崎がさばきますが,
1点を争う緊迫したゲームで,エラーの2点。
嫌な流れになってしまいました。
8回表
井口,初球,ファーストフライ。
松中,レフトフライ。
えてして,こんなもんです。
緊張の糸が切れたみたいに,力のない攻撃。
しかし,
城島,レフト前ヒット。
大道,初球,ライト前ヒット。
おっ,まだ諦めなくてもいいみたいだぞ。
ライオンズ内野が集まる。井原監督出てきた。
ピッチャー交代,森。
ようやく,ようやく,松坂を降ろしました。
(というか,球数も多かったので,勝利の継投に入ったのでしょうか)
バルデス。セカンドゴロ,高木浩之,はじいてライト前へ!
城島ホームイン。 H2−4L
記録はエラー。 おお,どうにかなるかも。
そして,先ほどエラーをした川崎,挽回のチャンス。2死1,3塁。
川崎,フルカウントから粘って,四球を選びます。焦らずよく見た。
2死満塁。代打本間。本間,大丈夫か。
本間,高いバウンド,1塁線へ。
本間,走る,走る。ベースカバーが遅れた。
タイムリー内野安打,
足で稼いだ! 1点差に迫った。 H3−4L
なお,2死満塁。
ピッチャー交代,豊田。
豊田が,8回に出てきたぞ。
いつも,1イニング限定の男が,こんなにランナーに囲まれてた場面で出てくる。
形としては,松坂−森−豊田,の黄金リレーに見えますが,
実情としては,ホークスが押しまくっています。しかし,得点は西武が上。
1点差。あと1点取って同点にしたい。
村松。いい当たり,でも,ショート正面・・・
ショートライナーでチェンジ。追いつけず。
8回裏
ピッチャー吉武に交代。
必死に松坂と投げあい,7回4失点(自責点2)で,杉内交代です。
どうにか杉内に勝ちをつけてやりたかったのですが。
さて,吉武真太郎。
マクレーン,セカンドゴロ。
しかし,
野田,レフト前ヒット。初スタメンで猛打賞。
高木浩之,ヒットエンドランで,高々と弾んだ内野安打。
サード本間がキャッチしたときには,もうオールセーフが決まっていました。
1死1,2塁。おいおい,流れは再びライオンズか・・・
平尾は四球。1死満塁。
吉武,ランナーをためるだけためて,交代です。
ピッチャー交代,吉田修司。抑えてくれ
代打右の後藤武敏。松坂とともに甲子園で杉内と戦った宿命の相手。
しかし,マウンドにすでに杉内はおらず。
ライトスタンドは,アカペラのチャンステーマ。
その後藤武敏,ライトへの低い弾道。
柴原前進,柴原前進,ダイレクトキャッチできるか,
あああ,柴原抜かれたあ
レフトスタンドは,悲鳴と絶叫,続いて罵声。こんなことって。
積極守備が裏目に。ボールは転々とフェンスまで転がります。
記録にエラーは付きませんでした。2塁打です。
しかし,ランナー2人生還して,重い重い3点差・・・。 H3−6L
松井稼頭夫はセカンドゴロで,2死2,3塁。
ここで,ピッチャーは山田。
何か,継投が裏目に出ることが多いなあ,
カブレラ。2死2,3塁打から,無理に勝負はしません。
3球ボールが続いて,4球目は城島が立ち上がり,敬遠。
2死満塁,さっきと同じ場面で,和田。
山田,ストライクが入りません。明らかなボールばかり。
おいおい,満塁で敬遠するやつがおるか!
ストレートのフォアボールで押し出し。 H3−7L
失意のレフトスタンド。
1点勝負の緊迫した好試合が,一転,
間延びした負け試合へと転落していきます。
高波はショートゴロで,ようやくチェンジ。
9回表
4点差とはいえ,負けてはいられない。
声での応援は続きます。
しかし,いったん壊れた試合は,修復ができません。
柴原,ショートゴロ。
井口,三振。
松中は,ファールで粘って抵抗します。
一本,ホームラン性の当たりがライトに飛びましたが,わずかにファール。
結局,三振で試合終了。
バックスクリーン下から花火が上がって,低空で炸裂しています。
ああヤカマシイ。
時計は22時を過ぎています。
西武ドームに来ると,千葉県まで帰り道が遠いんです。
ああ,しんど。
杉内6敗目。3勝6敗ですが,それでも防御率は3.33。
どうにかこうにか試合は作っています。
おっと,井口の連続試合猛打賞は,もちろん(!)途切れました。
何で西武ドームになると負けるんでしょうね。
今季,西武ドームでまだ勝っていません。(次の日にやっと勝ちました)
|
Hawks |
0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | ||
| Lions | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 3 | X | 7 |
(勝) 松坂 8勝1敗 (S)豊田 0勝1敗13S (負) 杉内3勝6敗
(HR) 平尾6号ソロ,カブレラ16号ソロ
ゆーいち(管理人)の観戦成績 6勝5敗 ← 西武ドームは昨年から7連敗。西武戦は8連敗。