2003年6月22日(日) 

千葉マリンスタジアム

スタジアム2階から見た幕張の浜 (試合終了後)


前日は,30℃を越える,照りつける暑さでしたが,

夏至の今日は,曇り空。気温も30℃まではいかず,しのぎやすい天候です。

 

習志野市内を,原付で走り,JR京葉線のガードをくぐると,海はすぐそこ。

潮の匂いがしてきます。今日は海風のようです。

海岸に並行する道を,習志野市から千葉市美浜区へ。

左前方に,幕張新都心の現代的な市街地が見えてくると,

右前方には,丸くて青いマリンスタジアムが視野に入ってきます。

時刻は14時近く。試合開始からもうすぐ1時間というところ。

急いでチケットを求めたら,2階内野自由席へ。

今日は,高いところからのんびり観戦です。

 

スコアボードを見ると,

試合は3回裏を終わって,両チーム無得点。

ともに2安打ずつ。要所を占める投手戦といったところか

 

4回表

マリーンズの先発は,ミンチー

開幕の相手。失点の少ないミンチー。今日のミンチーはどうなんでしょうね。

井口,レフト前ヒット。無死1塁。さっそくチャンス。

松中,大きな飛球が外野へ飛ぶ。ライトのはるか頭上を越える。

飛距離は充分だ・・・が,ポールの右に切れていった・・・,ファール

今日の風は,基本的には左から右へ3〜6m/秒

マリンにしては強いほうではありませんが,時おり,海から(外野から)の風が混ざって,

スコアボード上の飛行機型の風向風速計が,ちょこちょこと振り向いています。

松中,結局三振。

城島,レフト前ヒット。1死1,2塁。

おお,今日のミンチーは,打ち崩せるミンチーか。

しかし,バルデス三振。

大道,セカンドゴロ。

ああ,先制ならず・・・

 

4回裏

先発は杉内俊哉

防御率3.33でローテを守っているものの,なかなか勝ち星がつかず

ローテを1回飛ばして,いったん2軍で調整して,この試合で戻ってきました。

4番,ホセ・フェルナンデス。フルカウントからの四球。

うむ? 先頭打者を歩かせるとか,大丈夫かいな。球数多いのかなあ。

5番,リック・ショート3球三振!

お,いいぞ。杉内。(どっちやねん。)

6番,福浦和也。おっ,福浦6番か。それもDHだし。

故障したのかな。

その福浦,3−6−1の併殺!

おお,いいじゃないですか。

 

5回表

8番川崎,9番鳥越,1番に戻って村松,三者凡退。

ミンチーの前に,得点できません。

 

5回裏

立川,三振。

清水将海,ファースト,ファールフライ。

2死を取りました。

杉内俊哉 VS 小坂誠

マリーンズベンチは座席が1列。選手も柵にすずなり。

 

続くは,9番小坂。このところ打順を固定できないマリーンズ。

小坂は不振だからか,はたまた9−1−2の打順を考えてか,再び9番に戻ってきました。

その小坂,レフト前ヒットで2死1塁。

小坂,ランナーに出ると,ちょこまか小うるさい。城島も牽制を投げます。

1番に入ったのは,堀幸一

フルカウントから四球。えっ,ボールか・・・ 2死1,2塁。

2番は渡辺正人。ホントに原形をとどめない打順だなあ。マリーンズ。

センターへのいい当たりも,村松がランニングキャッチ。

 

YMCAの時間のマー君とマリサポ

 

6回表

柴原,セカンドゴロ。井口,サードゴロ。

ミンチーに対し,沈黙してしまいました。

松中

またまた,右ポール際に,2打席連続の大ファール。

左から右の風に持っていかれます。

そして,今度はセンターへの大きな当たり。これは外野の頭上を越える。

歓声の上がるレフトスタンド。長打か,ホームランか。

しかし,センターの,GO!GO!大塚明

飛球をジャンプ一番でキャッチ,そのままフェンスに激突。

レフトスタンドはため息,湧き上がるのはライトスタンド。

大塚は倒れこみましたが,すぐに立ち上がってベンチに帰っていきます。

このファインプレーには,敵味方なく拍手が起きます。

 

6回裏

打順は,ファインプレーをしたばかり,大塚明

こういう打席,いい気分で打席に入る打者って嫌だなあと思っていたら,

案の定,ライナー性の打球はライト柴原の頭上。

柴原も追いついて,グラブに納めかけたのですが,取れません。

その間に,大塚明は,走って走って,3塁に達しました。

3塁打。無死3塁。大ピンチ。

フェルナンデスは三振も,

リック・ショート,レフト前に落とすタイムリー。  H0−1M

さらに,福浦の打席,リック・ショート,スタート。ヒットエンドラン。

ありゃあ,こりゃあ予想外の策。1死1,3塁。

尾花コーチがマウンドに行きます。内野集合。

立川に,代打里崎がコールされます。

ライトスタンドは,「ロッテ!ファイティング!」が始まった。

マリンスタジアムは,もはや「鬼門」ではないと言われて久しいですが,

ロッテの押せ押せムードになってきました。

しかし,里崎,三振。

ライトスタンドは「Calling,Calling」のチャンステーマ。

清水将海は,ショートゴロ。

ピンチを1失点で脱出。

重い1点ですが,どうにかなるでしょう。

 

ホークス・ラッキー7 この日の観衆は25000人

 

7回表

城島,バルデス,凡退。

大道,初球,右中間を破る2塁打

さあ,川崎,どうにかしなさい。

ボール先行。こりゃチャンス拡大かと期待したのですが

フルカウントから,最後は三振。

ああ,得点が遠い。1点が遠い。

 

7回裏

小坂,四球。

杉内,先頭打者を出してしまった。それも,よりによって小坂。

,送りバント。マウンドから1塁線へ駆け下りた杉内,

拾って2塁へ素早い送球。アウト。送りバント失敗

堀も,1番打って,今日は3塁守って,送りバントもやって失敗して,大変じゃあ。

杉内は,うまくやった。1塁はセーフでした。

よし,これで調子に乗れると思ったら,

渡辺正人が三遊間を抜けるヒットで,2死1,2塁。

あああ,またピンチ。杉内は序盤はいいけど,中盤以降の怖さは相変わらずだなあ。

大塚明。セカンドフライで2死。

そしてフェルナンデスは三振!!!

この回は無失点で乗り切ります。

 

8回表

1点差で8回に来たので,シコースキー・小林雅英のリレーかと思いましたが,

この回もミンチーが続投です。この回に崩さないと,9回に点を取るのは難しいでしょう。

鳥越に代打,

本間。2球目,センターへの大きな当たり,

センターフェンスの,壁と金網の継ぎ目を直撃して,大きく跳ね上がります。

その間に,本間激走,本間3塁打。

村松,レフトスタンドはファンファーレ,チャンステーマ。

その初球,右中間を破る当たり,本間はゆっくりホームイン。  H1−1M

村松は,快走飛ばして3塁へ。

村松,

2者連続3塁打は同点タイムリー

大歓声のレフトスタンドは,再びチャンステーマ。

柴原,2球目を打ったら,1塁線を破ります。村松ホームイン  H2−1M

柴原・逆点タイムリー2塁打

さんざん攻めあぐねていたミンチー相手に,この回,

たった5球で3長打,逆転成功。

井口はサードゴロ。

ミンチー降板,川井が登場。

マリーンズとしては,リードしてシコースキーを出したかったんでしょうけど,そうはいきません。

ゴダイゴの「モンキーマジック」が流れています。 「本気,マージッ! 本気,マージッ!」

川井も,シコースキーとともに,一時期先発までやりましたが,再び定位置に戻りました。

松中,ファーストゴロで2死3塁。

城島,敬遠気味のストレートの四球。2死1,3塁。

あと1点欲しいぞ,願いはむなしく,バルデス三振。

さあ,逆転。1点差を守りきれるか。

1点差かぁ・・・ (今の中継ぎ・抑え陣では不安がよぎる・・・)

 

8回裏

岡本登場。

前回,仙台で1死も取れずに逆転サヨナラ負けした姿が

一瞬頭に浮かんでしまいます。

今日はどうにかしてくれよ。

守備も,サード本間,ショート川崎,レフト大越に代わりました。

リック・ショート,レフト前ヒット・・・

さっそく先頭打者を出す岡本。おいおいおいおいおいおい!

福浦。嫌なバッター。しかし,ここは3−6−1の併殺。

おおお,こりゃ命拾いした。

途中から守備についている伊与田。

ライトスタンドは,石井浩郎のテーマを流用。

この伊与田をセカンドゴロで,チェンジ。

 

9回表

ピッチャー小林宏之

両チームとも,勝ち試合の中継ぎ投手を次々投入。

1点差では怖い。追加点が欲しい。

大道,川崎,本間。三者凡退。

ああ,ダメか。あとは,9回裏抑えるのみか。

 

9回裏

岡本がマウンドに立ちますが,代打に左の橋本将がコールされると,

即,吉田修司に交代。

橋本将,ピッチャーゴロ。

小坂,三振。

テンポよく2アウトを取った。

あと一人で試合終了だ。

堀,センター前ヒット。2死1塁。

堀,突然打ちますよねえ,何の脈絡もなく。

マリーンズの最後の抵抗か・・・

渡辺正人

打球はライトの頭上を抜けていく。なぜ,なぜだ?? ライトフェンスを直撃した,

同点3塁打・・・  H2−2M

杉内の勝利は消え去った。

それどころではありません。2死3塁。

サヨナラのランナーが3塁にいます。

ライトスタンドは,白タオルを回すチャンステーマ

盛り上がるマリンスタジアムの右半分。

バッターボックスは,途中から守備についた波留敏夫

 

悪夢再来か・・・グラウンドを見下ろす2階席で,

ワタクシは,気が気でなかった。メガホンをじっと握っていた。

そこに,一つの異変が起きた・・・

この日,最も騒々しくなったスタジアムの,ワタクシのメガホンに,

事もあろうか,トンボが1匹飛来して,先に止まったのである。

こっちは今,取り込み中。トンボに付き合っている暇はないのですが・・・

そのメガホンを振るのも,何となくはばかられて,トンボを眺めていたら,

ワーっという歓声が起きます。

おっと,サヨナラのピンチでした。一瞬忘れていた。

グラウンドに目を移すと,選手がベンチに走っていきます。

波留は三振です。ピンチ脱出。

トンボを見ていたらサヨナラのピンチは去っていた。

向こうはベンチに引き上げるホークス守備陣。

 

おかげさまで,身体に悪いサヨナラのピンチは,一瞬忘れている間に脱しました。

しかし,延長戦です。

 

10回表

小林宏之続投

村松,セカンドゴロ。

柴原,いい当たりも,小坂がジャンピングキャッチ。悔しい。

井口,ピッチャーゴロ。

何で,三者凡退で終わるかなあ。

 

10回裏

吉田修司続投。

ううう,またサヨナラの恐怖に,おびえないといけないのか。

1死後,リック・ショート,センター前ヒット

あああ,サヨナラのランナーが出たよ。

福浦三振。よし。2死1塁。どうにかなるやろ。

伊与田,ショートゴロ。打ち取った。

しかし,ゴロが遅い。ちょっと焦る。川崎拾った。1塁へ投げる。

松中取れない,悪送球。

川崎〜〜

6月9日の西武ドームでも,川崎の悪送球から崩れた試合を見ました・・・

俊足巧打の選手は好守と思われがちなのですが,川崎の場合,守備は怖い。

とはいえ,鳥越はスタメンで使ってすでに引っ込んでいるので,使えない。

2死2,3塁

またまた,サヨナラのピンチ。

尾花コーチがマウンドへ。ライトスタンドは再びタオルが回る。

打席は橋本将。城島は座ったまま。

満塁策は取らない。勝負だ。

セカンドフライ。またもピンチを脱した。

 

11回表

マウンドにはシコースキー

もちろん観客の視線はその右腕。

その期待に応えて(?)投球練習前に,グルグル腕を回します。

喝采を浴びるシコースキー。

11回はシコースキー,12回は小林雅英という形で行くんでしょうね。

マリーンズは,抑え投手はしっかりしているなあ。使う場面は少ないけど(!)

ホークスにとっては,まだ崩しやすいシコースキーから得点しなければ。

 

松中,左中間,抜けるかという当たりも,リック・ショートがランニングキャッチ。

今日の松中,風と好守に阻まれて,ヒットを何本も損しています。不運すぎ。

城島。この左中間の当たりは,抜けた。

2塁への返球に,ヘッドスライディング! 2塁打。

さあ,勝ち越しのチャンスに,

打席は途中から守備に入った大越基

王監督が,何か大越に耳打ちしています。代打はありません。

今季2打席目の大越。レフトスタンドはファンファーレ&チャンステーマ。

大越,センター前タイムリー。

城島ホームイン。 H3−2M

 決勝の本塁を踏む城島

 

大越,大事な場面でよく打った!! 沸き上がるスタジアム左半分。

さあ,再び勝ち越した。追加点を取りたいところ。

大道の打席,大越盗塁成功。1死2塁。

大道三振で2死2塁。

川崎。先ほどエラーをして,ホークスファンにスリルを味合わせてくれた川崎。

川崎の打球は,フラフラと2塁後方に上がる。

ショート小坂,セカンド渡辺正人も追う。センター波留が走ってくる。

そのど真ん中。ポトリと落ちた。

2死ですから,大越は走っています。大越ホームイン

川崎タイムリーヒット。 H4−2M

川崎,今日のところは許してあげよう。

本間の打席,川崎盗塁成功

もうホークスが,この試合を掌握したといってもいいでしょう。

本間はショートゴロでチェンジ。

しかし,レフトの守備につく大越には,盛大なコール。もちろん川崎にも。

 

11回裏

吉武真太郎

リリーフとして,クローザーとしての役割を全うしてもらいましょう。

小坂サードフライ。1アウト。

しかし,

堀,センターへフェンス直撃の2塁打・・・ 1死2塁

また堀が出ました。1番堀,猛打賞。9回裏と似た展開。

すんなり勝てないのか!

渡辺正人,ショートゴロも,堀は3塁へ。2死3塁。

ピンチですが,まあ今度は2点差なので,多少ラクに見ることができます。

代打,澤井・・・

おお,澤井が残っとったか。

マリーンズ,こういう中途半端にいい選手が大量にストックされてますよねえ・・・

しかし,澤井の当たりはライトへ。柴原しっかりつかんで

試合終了。

 

なんか,簡単に勝たせてくれないですねえ・・・

ホークス11安打,マリーンズ13安打。それで得点は4−2。

ミンチー,杉内は,ランナーを背負っても,うまくかわしたピッチング。

そして,8回以降は,両チームピンチを背負った状態。

ああ,今日の天候のような,曇り空のような試合。

 

その中で,今季初安打を,貴重な決勝打で飾った

大越選手がインタビューを受けます。

「ようやく1軍の仲間入りができた気がする」と。レフトスタンドは一言一言に大歓声。

その後,サインボールを内野スタンドに投げ入れるのですが,

こういうときの大越選手って,無造作に投げないから,面白いですよねえ。

フェイントかけたり,誰かを狙ったり,笑わせてから投げています。

  

(左)インタビューを受ける大越  (右)サインボールをスタンドに投げる大越

 

杉内は,7回7安打9三振4四球1失点ということで,

先発の責任は充分に果たせたでしょう。

勝ちが付かなかったのは可哀想だなあ。

中継ぎ,抑えの整備,次の福岡で出直しですかねえ。

福岡では,先発陣も,ここまでの6人と違う人が出てくるようですし。

 

打つほうは,よくよく振り返ってみれば,

8回の,本間3塁打,村松3塁打,柴原2塁打の,

たった5球の連続長打の速攻が,一番面白かったのですが,

それも,延長に入っては霞んでしまいましたね。

 

それにしても,両チームあわせて三塁打4本って,珍しい試合ですね。

 

 

  Hawks  

 
  Marines    

(勝) 吉田修司 1勝3S  (S) 吉武 2敗1S  

(負) シコースキー2勝5敗

(HR)なし

 

ゆーいち(管理人)の観戦成績 7勝6敗

 

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