2003年7月19日(土) 

千葉マリンスタジアム


今年の千葉観戦は,試合開始後に球場入りすることが多かったのですが,

この日は,試合1時間半前に,マリンスタジアムに着きました。

というわけで,試合開始までの風景をいくつか。

 

スタジアム正面の広場には,マリーンズのキャラクターがお出迎えです。

日曜は3匹そろって,試合前は子どもの相手,試合後はまったり大人の相手をしています(?)

  

スタジアム正面広場にて,試合前の風景

マー君,リーンちゃん,ズーちゃん,さらに,ペプシマン

(注) ここに写っている一般の人々は,たまたま写った人であり,ワタクシとは無関係の人です。

 

レフト外野席に入ると,なかなかの観客の入り。

スタメン発表,

4番は,足を痛めた松中がはずれ,バルデス。

サードには,今季初スタメンの瑞季。

マリーンズは,昨日勝ったというのに,相変わらず日替わりスタメン。

小林雅英,通算100Sの表彰式

ずらりと並んだ背広の人々は,スポーツ新聞社,マスコミはじめ関係各社の人々から,

ロッテリア,ロッテ本社まで,次々と賞が贈られます。

金一封がいくつあったかなあ。

ホークスファンからも惜しみなく拍手が贈られます。

でも,今日は出て来なくてけっこうです。

 

国歌のあとは始球式。

今日は,ペプシデーということで,ペプシマンが投球。

マウンドで,ひざまづくジョニー黒木腕をグルグル回すシコースキー

物まねをやってのけ,場内を沸かせます。

村松のバットが空を切ったら試合開始。

 

すると,レフトスタンドには,・・・

ビッグフラッグ 「26 MARINES IS MY LIFE M」

 

千葉ロッテ応援団マリーンズ応援団は,声の通る,その独特の応援スタイルによって

昨年,毎日スポーツ人賞文化賞に輝いたそうで,

その賞金で縦15m,横75mの巨大な旗を作ってしまいました。派手なことをするもんです。

なんせ,レフトスタンド全体がカバーされているんですからねえ。

「26」の数字は,ベンチ入り25人に次ぐ選手として戦う意味とのこと。

なお,賞の表彰状は,海浜幕張駅横のマリーンズショップに展示してあります。

 

1回表

マリーンズの先発は,渡辺俊介

世界一地面に近いところから投げる男

渡辺俊介は,今年は少しずつ調子を上げていますが,(2勝2敗)

一説によれば,去年は,下から浮き上がるボールを,審判が見きれていなかったのが,

今季は審判が慣れてきたので,投球がしやすくなったとか。

村松,ファーストゴロ。

川崎,ショートゴロ。

井口,ショートゴロ。

ありゃあ,誰もタイミングが合っていませんな。

 

1回裏

ここまで6勝7敗の新垣渚

こないだは西武ドームで勝利し,今日勝てば,借金完済ということで,期待大ですね。

諸積,空振三振。

福浦,ファーストゴロ。

堀,空振三振。

今日もスライダーを武器に2桁三振を目指しましょう!

 

というわけで,両投手とも上々の立ち上がり。

投手戦だなあ。

何だか今年は,投手戦を見る機会が多いようです。

 

2回表

渡辺俊介に対するは,今日4番のバルデス。

しかし,バルデス,空振三振。

サブマリン渡辺俊介 VS 4番バルデス

城島はセンターフライ。

地面すれすれ渡辺俊介 VS 城島健司

大道はショートゴロで,この回も三者凡退。

 

2回裏

新垣の心地いい投球が続きます。

フェルナンデス,空振三振。気持ちいいように振ってくれます。

里崎,見逃し三振。

リック・ショート,セカンドフライ。

 

3回表

ズレータ,ライト前にヒット。ホークス初ヒット!

柴原はキャッチャーゴロで,1死2塁。

今日,今季初スタメンの瑞季。  ストレートの四球で,無死1,2塁。

さあ,これで渡辺俊介を崩すかと思いきや,

村松,ショートゴロ。

小坂は2塁へ送球,瑞季は必死のスライディングで1塁送球を阻止したいところですが,

ここはセカンド堀が上手かった。1塁送球,村松の足でも,ぎりぎりアウト。

瑞季,村松で併殺とは・・・ 小坂・堀が上手かった。

 

3回裏

今日のDHは澤井。空振三振。

立川サードファールフライ。

小坂,見逃し三振。

新垣,ここまでパーフェクト。

大勢詰め掛けたレフトスタンド

 

4回表

川崎,ショートゴロ。

井口,ショートゴロ。

小坂が難なくさばいているように見えますが,

昨日からヒット何本を損していることか。

バルデスはファーストゴロ。

 

4回裏

今日1番に入った諸積,センター前ヒット。

新垣,初めてヒットを許しました。

しかし,福浦を,4−4−3の併殺。井口の動きがいい。

堀はサードゴロ。

 

両投手の好投で,試合の進行が速い,速い。

試合開始1時間も経っていないのに,5回に入ります。

 

5回表

相変わらず,渡辺俊介の好投は続き,ホークスは打ちあぐねています。

その頃,スタンドは異変が起こっていました。

ポツリ・ポツリと,何か頭に落ちてくる,雨か?

雨ではありません。虫です。小さな虫が大量に落ちてくるのです。

1mm〜5mmくらいの小さな虫(ショウジョウバエ?)に混じって,時おり数cmの大きなヤツも。

服に付くは,顔に当たるは,立ち上がって応援してたら,座席にも落ちてくるわ,

応援そっちのけで,払いのけたり,食べ物にフタをしたり。

軽いパニックに陥ってしまいました。

スタンドの後ろの壁から「ひさし」のように出た照明灯に虫が集まり,

そのまま弱って落下してくるのです。

照明灯に群がる虫の大群。このまま垂直にスタンドに降ってくる。

写真では,雰囲気が一部しか分かりませんが(分かりたくもないでしょうが)

まあ,とにかく,雨粒のように落ちてくる虫どもに,混乱状態でした。

ズレータが四球で出塁するも,進めることなくチェンジ。

チェンジになっても,座席上には多数の虫の死骸。払いのけるまで座れません。

 

5回裏

降り続く虫。

実はですねえ・・・

マリンスタジアムはいつも強い風が吹いているので,こんなに虫が集まることはないんですよ。

でも,この日は,ずっと風は1m/秒前後。それで湿気も多いので,虫が繁殖したんでしょうねえ。

まあ,厄介な球場です(笑) 

 

さて,試合のほうは,

フェルナンデスのヒットの後,

送りバントとピッチャーゴロで2死3塁。

このピンチも,澤井をショートフライにとって,無失点。

5回終わって,0−0の均衡が破れません。

新垣渚 VS 澤井

 

YMCAの時間には,ペプシマンもライトスタンド前で,リーンちゃんと踊っています。

その間に,レフトスタンドは,虫の死骸を払ったり,落ちて来ない場所に移動したり,

人の動きが活発です。

ライトスタンドは,うろたえる雰囲気が見当たりませんが,レフトだけなのかなあ,虫。

 

6回表

18:15に始まった試合も,19:30をまわったくらいで

早くも6回表。翌日,朝から仕事の僕にはありがたい展開です。ただし,勝てば。

ここまでまだ1安打のホークス,

この回も,瑞季,村松,川崎,すべて内野ゴロ。

渡辺俊介は,ここまで,三振が1つ,外野フライが1つ,他は,全〜部,内野ゴロ。

打たせられて取られるバッティングが続きます。

 

6回裏

新垣,今日も打線の援護に恵まれません。

孤軍奮闘の新垣,

1死後,小坂に四球を出してしまいます。

あちゃあ,出しちゃいけない人を出してしまった・・・

諸積を空振三振にとって,2死1塁。もう大丈夫かと思ったのもつかの間

福浦の打席,小坂盗塁,城島2塁へ投げるも間に合わず。2死2塁。

そして,

福浦の打球は,柴原の頭上を越えてフェンス直撃。

小坂ホームイン,マリーンズ先制。  H0−1M

柴原は落ち着いていた。打球を処理した後,

矢のような送球は2塁へ。2塁直前で福浦を刺します。チェンジ。

それ以上の攻撃は許さんぞというプレーでした。

 

7回表

ラッキーセブン,降り積もる虫もやや減って来ました。

土曜のナイター,スタンドはかなりの入りで,「いざゆけ」にジェット風船。

盛り上がってはきましたが・・・

この回も三者凡退。未だ,たったの1安打。

 

7回裏

が四球。嫌な流れです。

次のフェルナンデスの打席,ワイルドピッチ・・・無死2塁。

場内は,かつて,ドリフの「8時だヨ!全員集合!」のコントのオチが付いたとき

セットが回転して幕が下りるときの,あの騒がしい音楽が,大音響で流れます。

たいへんコミカルですが,まだオチはついていません。

ホセ・フェルナンデス,レフト前ヒット。

無死1,3塁。

あちゃあ,これで終わってしまうのか・・・

しっかし,ここからが圧巻でした。

Calling Calling,のチャンステーマが鳴り響くライトスタンドを尻目に,

里崎,空振三振。

リック・ショート,空振三振。

Calling Calling が止んで,普通の応援に戻るライトスタンド。

代打初芝はショートゴロ。

見事に後続を,最高の形で取ります。

新垣,ピンチをモロともせず脱出。

いやあ,負けを覚悟していただけに,ホッとしました。

 

8回表

大道,三遊間へのゴロ,これにも小坂は反応。

また捕られるのか・・・ しかし大道は必死に走る。小坂にも難しい当たり,

1塁送球も,大道が速かった。

大道,小坂から内野安打を奪った!

昨日から,小坂の鉄壁の守備に阻まれていましたが、やっと安打になりました。

大道の代走,本間。

ズレータ,死球。 代走,荒金。 無死1,2塁。

ようやく,渡辺俊介を揺さぶることができてきました。

さあ,反撃だ,と思ったら,

柴原の送りバント,3塁に送球でアウト。

送りバント失敗・・・

1死1,2塁。あああ,流れは変わらず,・・・

瑞季,昨日から大事な場面でまわってきます。

瑞季,1塁線へ強烈な当たり,

フェルナンデスのグラブを弾いている!

内野安打の間に,本間生還!

ついに,ついに,渡辺俊介から1点をもぎ取りました。

内野安打2つと死球,もう必死の攻撃で,やっと同点。  H1−1L

なお,1死1,3塁で,ついにピッチャー交代。

えっ,俊介を代えてくれるの?? そりゃあ大歓迎です。

新垣よりも先に渡辺俊介がマウンドを降ります。

マウンドには川井。 レフトスタンドは,ファンファーレ+チャンステーマ

村松,ライト前勝ち越しタイムリー  H2−1L

逆転!逆転! 流れはホークスに来ました。

さあ,1死1,2塁で,さらに攻め立てるべく,川崎・・・

しかし,なんとスリーバント失敗

井口はピッチャーゴロで,追加点は奪えません。

 

ホークスが守備につくとき,村松コールと瑞季コールが起きますが,

瑞季,いったん守備につくも,本間と交代。

ベンチに向かって走りながら,慌しくスタンドに手を振って去っていきました。

 

8回裏

さあ,リードしてもらった新垣,

しっかり三者凡退に取ります。

勝利が近づいてきました。

 

9回表

4番バルデス,センター前ヒット。代走大越。

ここで,マリーンズはピッチャー交代。

細かい継投に出ます。戸部。

城島がライトフライで,1死1塁。

さらにピッチャー交代。

ピッチャー浅間敬太

沸き上がるライトスタンド。後半戦になって登録されたルーキー。

プロ初マウンドです。

山本功児監督,これはどういう意味だ?

1点差の緊迫した場面を,ルーキーのプロ初マウンドに預けました。

チャレンジャーか? はたまた,ギャンブラーか?

そんな場面で打席に立つ本間。

プロ入り初マウンド 浅間敬太 VS 本間満

本間は,ルーキーには負けられじと,再三ファールで粘りますが,

最後は,セカンドゴロ,併殺・・・

あちゃあ,浅間に最高のデビューを演出してしまいました・・・

ライトスタンドは浅間コール。

 

9回裏

さあ,新垣,最後も仕留めて,完投勝利といきたいもんです。

三者凡退なら21時に試合は終わりそうです。

しかし,先頭バッター福浦に四球。いけません。

代走早坂,無死1塁。

嫌なバッター,堀。ここは空振三振。

4番フェルナンデス,ファーストファールフライ。

2死を取りました。あと1人。

レフトスタンドは風船を膨らませる人もいます。

しかし,

里崎,レフト前ヒット,代走伊与田で,2死1,3塁

マリンスタジアム終盤の,心臓に悪い場面,

しばらく忘れていたマリンの魔物が,顔を出します。

そして,

リック・ショート。

レフト前ヒット。早坂は3塁を回る。

レフト大越,バックホーム! 

しかし間に合わない,セーフ,同点。 H2−2L

城島,すぐに3塁に投げるも,伊与田はセーフ。

2死2,3塁。サヨナラのピンチ。

去年くらいから,マリンは鬼門でなくなったので,忘れかけていましたが,

一昨年までは,マリンではこんな試合ばっかりだったなあと,その嫌な感覚を思い出します。

このままサヨナラを許すと,たった1人に投げた浅間が勝ち投手になってしまいます。

新垣の交代はありません。今日のホークスの運命は新垣とともにあります。

ライトスタンドは,ついにタオル回しのチャンステーマスタート。しかし,

初芝。センターフライ。

ひやあ,サヨナラは免れました。ああ怖。

ともかくも,延長戦になってしまいました。

 

ホークスは,すでに,大道,バルデス,ズレータを,代走・守備固めに代えています。

得点が取れるでしょうか。

 

10回表

シコースキーが登場。

腕をグルグル回すパフォーマンスは,すっかりおなじみ。

荒金,初球,ライト前ヒット!

柴原,今度は送りバント成功。1死2塁。

さあ,鳥越に期待がかかりますが,見逃し三振・・・

2死2塁となって村松。

2ストライクと追い込まれますが,粘ります。そして,

村松の打球はライト立川の頭上,フェンス直撃。

ライト立川もフェンス直撃で倒れこみます。

荒金ホームイン。村松は3塁打!

ここぞというときに勝負強くなった今年の村松。

もう少しでスタンドインかと思うような当たりでした。  H3−2L

立川は,しばらく経ってから起き上がりました。大丈夫のようです。

川崎,ファースト強襲内野安打。

村松ホームイン! H4−2L

川崎は盗塁失敗でチェンジでしたが,

村松・川崎の見事な勝ち越し劇でした。

 

10回裏

ピッチャーは,抑えの篠原

1999年初優勝のときの勢いが戻ってきた篠原が,マリンを鎮めにマウンドに登ります。

立川,センター前ヒット。

篠原,先頭を出してしまいますが,

続く小坂,セカンドゴロ。

井口が立川にタッチし,1塁送球で併殺!

そして,代打,佐藤幸彦。

篠原 VS 佐藤ユキヒコ

 

ショートフライで試合終了!

今日の展開でよく勝てた。

 

新垣と渡辺俊介の投手戦は,小気味よく楽しめました。

俊介を先に降ろすことに成功したのが大きかったですね。

 

いつのまにか,降っていた虫はおさまっていました。

 

 

試合終了,シャッターの閉まったマリンビジョン

 

 

 

  Hawks  

       
  Marines          

(勝) 新垣 7勝7敗  (S) 篠原 2S  

(負) シコースキー2勝6敗

(HR)なし

 

 

ゆーいち(管理人)の観戦成績 10勝7敗

 

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