2003年8月10日(日) 

まずは,福島県営あづま球場までの道のりが遠かった・・・
その顛末をレポートしておきます。
「そんなの興味ないよ。早よ,試合内容へ」,という方は,
球場到着へ飛んでください。
7月末から続いた多忙を極めた日々も,ようやく終息しようとしていましたが,
10日朝になっても,1つの仕事が終わらなくて,ようやく仕上げたのが,もう昼過ぎ。
それでも,東京ドームなら,ゆうゆう間に合うのですが,
この日の試合は,福島県営あづま球場。
Fsの本拠地,東京ドームは,今日も読売が使っているし,
来年の本拠地,札幌ドームは,昨日,Jリーグのオールスターが開催されたため,
ひたちなか(雨天中止)−福島という,地方試合となっています。
ワタクシ,本心は,早朝に千葉を発って,鈍行を乗り継いで,のんびり福島入りする予定でしたが,
昼過ぎに,まだ千葉にいるという非常事態に,そんな余裕は全くなし。
あわてて支度をして,東京駅から新幹線。
帰省ラッシュも,運良く空いている列車をみつけて,福島駅に着いたのが18時。試合開始の時刻。
試合開始は間に合わないけど,3回表くらいから見れそうだな・・・
そんな感じで,福島駅の西口へ出ました。
しかし,あづま球場への臨時バスは,18時発が最終。
最終に乗り遅れてしまったのです。その案内板には,片道560円の文字。けっこう遠いのか・・・
タクシーに飛び乗る勇気もなく,人に聞いてみると,球場は駅からクルマで20分の場所。
そりゃあ,吾妻山(1949m)の名前を取っているくらいだから,
けっこう山の方にある球場なんだろうけど,タクシー代はちょっと高そうなのでやめて,
路線バスは,なんと駅の反対側の東口から発車。
地下道に入り,地下道ライブをしている若者の横をすり抜けて,東口へ。
球場へのバスは・・・佐原(さわら)行き・・・1日たった6本!
おいおい。というわけで,19時のバスまで待つ破目に。
その間に,軽く食事を取って,って,試合は進行しているのに,
メシ食っている場合ではないのですが,他にやることもなく,
最後にブラックの無糖缶コーヒーを飲み干したら,ようやくバス到着。
さすがに路線バスらしく,市内の主だったところをグチャグチャと迂回しながら客を拾い,
いよいよ郊外へ向かいます。
しっかし,この郊外への道が,また寂しくって,町工場や住宅や店が並んでいるんだけど,
日曜の19時過ぎってことで,どこも真っ暗,明かりをつけていないもんだから,
ひたすら闇を走っていくみたいで,で,バスの客は,1人降り,2人降り,
そのうち,住宅地も抜けると,本当に闇の中を走っていく感じ。
最後に残った家族連れも,野球を見に行くわけでなく,途中の停留所で降りると,
バスの車内はついにワタクシ1人に。
こ,これが,プロ野球の開催される球場へ向かうバスだろうか・・・
いくら試合は始まってしまっているとはいえ,・・・
このバス,途中から自由乗降になるんです。
過疎地とかでやっている,停留所以外のところでも自由に止まるバスです。
バスの運転手さんは,どう見ても地元民でない僕を心配してか,
「お客さん,バス間違ったの?」
と,声をかけてくれるんですが,「あづま球場まで」と言うと,納得してくれた様子。
そのうち,闇の向こうの空が明るく照らされていて,野球場が近づいてきます。
いやはや,遠かった。近くに停めてもらって,人影のない公園の中を通ると,
球場到着。
すでに時刻は19時40分になろうとしていました。
3回表には着くかなあと思っていましたが,もう5回裏でした。

人影のない暗い公園の向こうに,球場の灯りが浮かぶ
外野芝生席に入ると,おお,きれいな球場ではないですか。
グラウンドは,5回裏の途中,
スコアボードは,H7−0Fs。
おお,すでに7点差。7点分の得点シーンが見れなかったか・・・
聞くところによると,松中の特大3ランが出たとか。見たかったなあ。
マウンドでは和田ががんばっています。

和田毅 VS 森本ひちょり 同世代対決
ヒルマン野球の申し子と呼ばれ,開幕からリードオフマンとなった森本ひちょりも,
不振でファーム行き,ようやく戻ってきてスタメンに名を連ねています。
そのひちょりを,同世代の和田が空振三振に斬って取ります。
いやあ,このところ調子イマイチだった和田も,今日はいつもの和田らしく投げていますなあ。
6回表
Fsのマウンドは立石。
さすがに,1時間40分遅刻した僕の前には,先発ミラバルの姿はありませんでした。
斉藤カズミ15勝,ミラバル14勝。最多勝争いのなかで,
ホークス打線がミラバルをKO,いい援護射撃をしたようです。
その立石の前に,9番からの打順も,
鳥越,三振。村松,ピッチャーゴロ。川崎,三振。
おやおや,今日のホークス打線は,もう,店じまいか。
ワタクシの前で,得点シーンを見せてくれよ・・・

5回裏のあづま球場
外野の芝がきれい スコアボードの上の旗はほぼ無風
選手名はボード,得点経過は磁気反転式
6回裏
ネットでお世話になっている脳ある鷹軍団さんが,わざわざ来てくれました。
何度か球場でニアミスを起こしているのですが,お会いするのは初めてで,
しばらくは,ホークス談義。楽しく観戦することが出来ました。
そんな中で,和田毅,
奈良原,坪井,小笠原,Fsの主力を,いずれも打たせて料理していきます。
安定感のあるピッチング,すでに楽勝ムード。
時おりごくわずかに,小さな雨粒が落ちてきましたが,雨というほどではなし。
闇で分からないけど,確かに,星は見えていないので,雲がおおっているんでしょうなあ。
微かに,吾妻山の方から(かどうか知りませんが),雷鳴が聞こえてきます。
7回表
「いざゆけ」はトランペット。
風船もいくらか上がり,すっかりいい気分です。
Fsのピッチャーは清水章夫。
井口にストレートの四球。
さあ,この回,先頭も出たことだし,得点といこうか。
しかし,松中の痛烈な打球は
セカンド奈良原の好守備の前に,ライナー,飛び出した井口も戻れずゲッツー。
ああああ,惜しい。
城島も倒れて,この回も三者凡退。
周りの人々は,楽勝ムードをのんびり楽しんでいるようですが,
僕が来てからというもの,ずっとヒットが出ないんですけど・・・
7回裏
Fs応援団のトランペットって,わりと上手に響かせますよねえ・・・
いつも東京ドームでは,太鼓がなくラッパだけだから,
太鼓が入ったの,初めて聞きました。やはり,ちょっと感じが違って,楽しそうな音(?)です。
しかーし,和田の前に,Fsビッグバン打線は沈黙。
エチェバエリア,三振。田中幸雄,キャッチャーフライ。
しかし,
島田,左中間スタンド,ホークスファンの密度の高いところに飛び込む
ソロホームラン。 H7−1Fs
島田,なぜにホークス戦では打つんかなあ。不思議だ。
逆に,和田,被ソロホームラン,多いですよねえ。
あっさりと持っていかれるのは,球が軽いからだとか聞いたことがあるんですが。
その余韻冷めないうちに,
高橋信二。長打の打てるキャッチャーということで,実松からレギュラーを奪った男。
打球は伸びて伸びて,レフトスタンドの外野の芝を越えて,外側の通路上に,
素手でキャッチしようとしたホークスファンの手を弾き,そのまま低い壁の向こうに・・・
場外ソロホームラン・・・ H7−2Fs
壁の下を除くと,帰りかけた観客と思われる2人組(カップル?)が,
茂みの中でボールを拾って,はしゃぎながら去っていきました。
得点シーンを見たいと願っていたら,Fsの得点シーンばかり見る破目に。
金子は倒れてチェンジ。
8回表
ピッチャー芝草。1イニングずつ,つないでいるみたいです。
キャッチャーは,佐賀県出身,実松一成。この人も和田世代。
バルデス,センターへのヒットで,無死1塁。
今日はじめてみたホークスのヒットです。
ズレータのショートゴロは,エンドランがかかっていたのか,1塁に送球で1死2塁。
柴原,レフト前ヒットで1死1,3塁。
おおお,チャンス,チャンス,チャンス,で,
鳥越。ライトフライ。やや浅いか。
バルデス,いったんタッチアップするも,無理と判断して戻ります。
それもそのはず,坪井からの矢のような返球は,ストライクで本塁へ。
思わず拍手が起きます。突っ込んでいたらアウトでした。
2死1,3塁。残塁は嫌だぞ。
村松。

村松,タイムリー2塁打の瞬間。ピッチャー芝草。3塁走者はバルデス。
村松,右中間を破るタイムリー2塁打。
バルデス生還,柴原も1塁から長駆ホームイン!
2点追加。 H9−2Fs
いやあ,村松の強いバッティング,頼りになりますよねえ。
Fsに2点返された直後の,効果的なダメ押しの得点です。
川崎倒れてチェンジ。
8回裏
和田毅VS森本ひちょり,同世代対決は,
この回はひちょりの勝利。ライト前ヒット。
奈良原は討ち取るも,坪井に四球。1死1,2塁。
和田,そろそろ疲れてきたか。昼間は暑かった福島。
内野が集まりますが,投手交代ではありません。
バッターは,ミチヒロ・ガッツ・小笠原
首位打者を狙う怖い打者です。
小笠原の打球は,レフトポール方向への長打コースか・・・
しかし,バルデス,走って走って,ランニングキャッチ。
追いつきました。バルデス,ホークスファンの目の前でいいプレーです。
エチェバリアもライトファールフライも,柴原,よく追いついてチェンジ。
和田,ピンチを広げません。
9回表
H9−2Fs というスコアのわりには,テンポのいい試合。
まだ時計は21時前です。
ピッチャーは伊達,
1死後,松中
ライト線を破る長打・・・だったのですが,痛々しい走り。
ひざの故障をおして走る松中,この場面はさすがに1塁ストップ。
1死1塁で,代走本間に交代しました。
松中,ひざの痛みをこらえて守備にもつき,今日もホームラン。 いやあ,おそるべし。
城島はセンターフライで2死1塁。
しかし,2死のここから,ダイエー閉店間際の大セール
バルデス,ライト前ヒットで,2死1,3塁。
ズレータ,レフトへのタイムリー H10−2Fs
返球がややそれる間に,ズレータは好走塁で2塁を陥れます。2死2,3塁。
柴原,レフトへのタイムリー H11−2Fs
なお,2死1,3塁。
鳥越,センターへのタイムリー H12−2Fs
なお,2死1,3塁。これは,止まらない。1,3塁のパターンが続きます。
村松,ライトへのタイムリー H13−2Fs
なお,2死1,3塁。さあ,川崎も続くように!
川崎,ファーストゴロでチェンジ。時計も21時を越えました。
さあ,早く帰りましょう。
9回裏
ファーストに本間が入ります。
レフトは大越。仙台のときは大歓声でしたが,福島では普通の歓声。
それでもキャッチボールのボールをスタンドに投げ込むときは,
すぐには投げず,いつもの迷うポーズ。いいねえ,大越。
そして,ピッチャーは吉武真太郎。
田中幸雄,ピッチャーゴロ。
代打阿久根,セカンドゴロ。
そして,最後は実松。

吉武 VS 実松 最後の1球 ピッチャーゴロ
討ち取って試合終了!
吉武,1回をぴしゃりと抑えました。
ホークス60勝
着々と勝ち星を重ねていきます。
ヒーローインタビューは和田でしたが,
スピーカーが外野まで聞き取れません。
試合中のアナウンスは,仙台の宮城球場よりはだいぶ聞き取りやすかったのですが,
和田の声が小さいのか,マイクがよく拾っていないのか,
和田が言葉の最初につける「まー,」しか聞き取れませんでした。
まー,いいか。
12勝だもんね。15勝はできそうですね。

終了後のあづま球場
さて,あづま球場ですが,けっこういい球場です。
まわりは陸上競技場はじめ,スポーツ設備が整っており,
昼間は景色もいいんだろうなあと思わせる場所です。
しかし,如何せん,そこまでのアクセスは,福島市街地からちょっと離れすぎ。
クルマで20分,バスなら40分近くかかってしまうのが難点ですな。
帰りは,福島駅への臨時直通バス。
これは貸し切りバスの車体を使っていたのと,乗っていたのがホークスファンばかりなので,
まさに,修学旅行か,ツアー旅行の状態。
あちこちで,新垣がどうだ,小久保がどうだと,まるで福岡のバスの中です。
そして,市街地のホテルに,ホークスのマークの入ったトラック発見。
ふむふむ,ここが選手の宿泊場所だなと分かったのですが,
別に追っかけでもないし,ワタクシはそのまま通り過ぎました。
教訓。次回,ここで試合を見るときは,
充分に時間の余裕を見て来たいもんです。
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Hawks |
3 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 2 | 4 | 13 | |||||
| Fighters | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 |
(勝) 和田12勝3敗
(負) ミラバル14勝7敗
(HR) 松中18号3ラン, 島田7号ソロ,高橋信9号ソロ
ゆーいち(管理人)の観戦成績 11勝7敗