2003年9月27日(土) 
M2で迎えたこの日,ホークスは,神戸でBW戦,
同時に,マジック対象相手の西武は,西武Dで近鉄戦。
西武が負け,ホークスが勝つか引き分けるで,王監督が中に舞うという状況でした。
胴上げ予定試合
朝4時30分,千葉県の自宅を出て,最寄の駅に向かうと,
もうすでに,ライオンズの帽子をかぶったニイチャンが目に入りました。
今日の西武Dは,伊東捕手の引退試合で,松坂大輔登板ゲーム。
ライオンズファンも気合が入っているようですが,
そんな時刻に家を出ると,朝7時ごろには西武ドームに着く計算になります。
ワタクシは,新幹線「のぞみ1号」,東京発6:00の始発の新幹線。
あと10日待てば,「のぞみ」増発に伴う,大幅値下げの恩恵が受けられたのですが,
残念ながら,まだ,ちょいと高めのお値段。
それでも,優勝シーンを見ることができるなら,決して高すぎるとは思わない値段。
さて,新神戸に着くまでの記憶は,当然ながら夢の向こうに消えておりました。
新神戸の駅に降りると,秋の朝らしい涼しい空気に包まれています。
神戸は雲がちらほら出ているものの,概ね青空,やや風が強く,気持ちのいい日です。
新神戸から,Yahoo!!BBスタジアムまで,今日は寄り道せず,地下鉄で最短時間で着きました。
時刻は,朝9時30分。
しかし,そこに目にした風景は・・・予想通りというか,それでも予想外なのか,
今まで見たことのない長蛇の列が,公園の小径の向こうまで続いて,最後尾が見えません。
この球場は,内野はゲートからジグザグに並ぶので,群集といった感じですが,
外野は総合運動公園の通路に,1〜2列で細長く並ぶので,数百m向こうまで列が伸びます。
最後尾は「グリーンアリーナ」という体育館のような建物の向こうまで続いていました。

しきりに,各新聞社,各テレビ局が,観客を選んでは,インタビューをしており,
「ふつうじゃない」時間がそこには流れております。
11時にようやく入場,レフト外野席に席を取ります。
試合開始前も,新聞とテレビの取材攻勢は続いています。
プラカードにメガホンを持って,応援している様子を撮影,
って,試合前なのに,立ち位置や小道具を効果的に配置して
ニセ応援風景を撮影する「やらせ」もちらほら(笑)
でも,試合中の観客のリアルな表情にはかなうわけもなく,
「やらせ」写真の多くはボツになったことでしょう。
ホークスの打撃練習中,王監督がグラウンド中央に歩いて出てくると,
スタンドからは大きな歓声が沸き起こります。
監督自ら,練習中のグラウンドの真ん中まで出てくるのは珍しいなあ。
普段は,本塁付近で練習を見守っている監督ですが,
気持ちいい陽射しに,広いところに出てきたかったのか,
はたまた,ベンチ前を埋め尽くす大量の報道陣から逃げたかったのか,
グラウンド中央で,高橋選手に指導をした後,バックスクリーン前まで来て,
投手陣と話をしていました。

グラウンド中央の王監督。となりは高橋選手。
外野席は,レフトスタンドはあっという間に満席。
ライトスタンドはいつものようにスカスカで,
気付いてみれば,バックスクリーンに近いほうから徐々にホークスファンが侵略しています。
ライトスタンドの左側2割ほどは,オレンジと緑のメガホンが振られる空間となっていました。
内野席は,3塁側1階は,すぐに満席。立ち見も出る状態。
2階席に少々座席の余裕がありました。
1塁側は,空席が目立ちました。花火ナイターのときは満席になるそうですが・・・
トータルで公表33000人。

レフトを埋め尽くし,ライトまで侵略していくホークスファン
(写真は試合前。試合中にさらに右まで埋めていきました)
13時試合開始。同じ頃,西武・近鉄戦も試合開始になっているはずです。
1回表
先発は加藤大輔。福岡出身のルーキー。
ずっと,リリーフだったのですが,今日は先発です。
加藤大輔−前田大輔の大輔バッテリー。
柴原,初球,左中間,ブラウンが追いつくかに見えたフライも,
左中間を抜けて,いきなり2塁打!
スタジアムの左半分を埋めたホークスファン,
瞬間沸騰湯沸かし器状態です。
しかし,川崎,バントは小フライになって,加藤に取られ1死。
井口もピッチャーゴロで2死。加藤大輔,いい守備しています。2死2塁。
松中,三遊間を破ってレフト前ヒット。
レフトブラウン,ボールを拾う。3塁コーチの手が回る。無茶だ。
柴原,本塁突入,あちゃあ,と思ったら,ブラウンの送球はとんでもなく高い。
ゆうゆうセーフで,先制!! H1−0BW
松中は2塁へ達しました。
城島は倒れるも,まずは1点先取!
1回裏
この大一番の先発を任されたのは,
倉野信次。
1番塩谷をショートゴロに取ったところまでは良かったのですが,
大島には,レフト前ヒット。
昨日サヨナラ本塁打を打った谷には,ライト前ヒットで1死1,2塁。
さっそく,大一番の重圧に耐えられないのか,倉野。
ブラウンの打席,とんでもない高い暴投。1死2,3塁。
ブラウンの打球は,ピッチャーライナー。これは倉野よく取った。
3塁ランナー大島が飛び出している!併殺だ!
と思ったら,3塁に悪送球。川崎,取れない送球じゃなかったように見えたが・・・
フィールドシートの壁までボールは転がり,大島は3塁に戻りました。
倉野,ガチガチだなあ・・・
そして,オーティズ,レフトスタンドに3ランホームラン。
逆転を許してしまいました。 H1−3BW
山崎はショートフライでチェンジ。
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いつも,他球場の経過を場内に流さないYahoo!!BBスタジアムですが, 今日は,西武−近鉄戦の途中経過が,はやくも1回裏から流れます。 L0−0Bu 胴上げを待ち望むホークスファンへのサービスでしょう。随時,経過は紹介されていきました。 (本音は,増強された警備員に状況を把握させるためでしょうね) なお,試合速報は,L−Buのみ。M−Fs戦やセリーグの情報は流れませんでした。
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2回表
バルデス,大道,そしてスタメンに入った辻武史。
みんなあちこちに打ち上げて,三者凡退。
何か,嫌な流れ。
2回裏

倉野 VS 竜太郎
倉野,立ち直ってくれるか。
竜太郎はショートフライに討ち取ります。
しかし,前田に四球を与えて,1死1塁。
後藤はライトフライ。
塩谷の打席,前田が盗塁。城島から井口の送球がやや高く,
井口は滑り込んだ前田におおいかぶさる形。判定はセーフ。盗塁を許してしまいます。
塩谷は結局四球で歩かせて,2死1,2塁。
倉野,崩れまくっています。尾花コーチが出てきて,監督が出てきて,交代です。
水田。ブルペン上の内野席からの大きな拍手に見送られて,水田はマウンドへ。
しかし,「小さな大打者」大島に,いきなりレフト線2塁打を打たれ,
あっさりと2人生還。 H1−5BW
谷は打ち取るも,完全にホークス自滅の様相。
ワタクシは,払った新幹線代が惜しくなってきました。
3回表
鳥越倒れたあと,
柴原,川崎,井口,連続四球。1死満塁。
中継ぎ稼業が長かった加藤大輔。長いイニングは持たないでしょう。
加藤も,自滅の道を転がり始めました。
松中,ファーストゴロも,バックホームは無理。柴原生還。 H2−5BW
まあ,1点ずつ返したらいいのよ。そう思ったら,
城島,右中間を破るタイムリー2塁打!
鮮やかに打ちました。2人生還で,1点差まで詰め寄ります! H4−5BW
試合は乱打戦の様相となってきましたが,
このカードでの乱打戦なら,今季,ことごとくホークスが制しています。
何せ,1シーズン4度の20得点は,すべてBWから挙げていますから。
バルデスも四球を選びますが,大道倒れてチェンジ。
しかし,この回,城島の1安打だけで3点もらいました。
倉野が献上してしまった得点は,返還していただいたということで。
3回裏
水田,流れがホークスへ向いてきたこの回を踏ん張れよ。
思った矢先,
1死後,オーティズにレフト線2塁打。バルデス,ややクッションボールの処理にもたつきます。
目の前で激しく攻守交替する試合展開。今日はファンも浮き足立っています。
山崎は空振三振に取るものの,
竜太郎には四球。おいおい! 2死1,2塁。
そして,前田はレフト前タイムリー。 H4−6BW
後藤は討ち取りますが,また1点入ってしまいました。
14時から,西武ドームの試合がラジオ放送されているようで,
ラジオ持参のファンが,西武ドームの様子を伝えてくれています。
4回表
今日スタメン抜てきの辻武史。
さっそくライト前ヒットで出塁します。
鳥越がしっかり送って1死2塁。
加藤大輔は,ここで降板。交代は嘉勢。
元関西の電鉄3球団名物,さよならコールは「阪急電車ではよ帰れ!」
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そして,ここで大歓声,ラジオを聴いているファンからの情報,近鉄が2点を先制しました。 L0−2Bu その情報は,スコアボードにも映し出され,大歓声が沸き起こります。 嘉勢が練習している間に,今度はローズ満塁弾の情報が,ラジオのファンから。 L0−6Bu ものすごい歓声が起きます。松坂大輔打たれた! こっちの大輔も,あっちの大輔も,打たれました。
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嘉勢の前に,
柴原はレフトフライ,
川崎はファーストゴロで,チャンスを生かすことはできませんでした。2点ビハインドが続きます。
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スコアボードに,近鉄6点リードの情報が映し出され,再び大歓声が沸き起こります。 時ならぬローズコールがレフトスタンドから生まれます。(どこのチームのファンや!?) どっちがリードしているのか分からんような,場内のファンの盛り上がり方。 しかし,ラジオを聴いているファンの情報は,さらに先をいっていました! 大村のタイムリーで,ついに松坂KO。伊東の引退試合を飾ることはできなかったようです。 L0−7Bu
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4回裏
水田,この回は順調に2死を取り,
ワタクシも安心して,スタンドの後方上部のトイレに向かっていたら,
その通路から白球が見えました。こんな位置からボールが見えるなんて。
レフトスタンドを埋めるため息が聞こえてきます。
谷のソロホームランです。 H4−7BW
さらにトイレに進もうとすると,今度は,スタンドが騒ぎ出します。
何事かとグラウンドを見下ろすと,乱闘寸前。
どうやらブラウンへの死球に対するもめ事のようですが,
大事に至らず,試合続行。
ああ,うかかとトイレにも行かせてもらえません。
と思ったら,今度は割れんばかりの大歓声。 ああ忙しい。
今季はじめて1軍登録された星野ジュンジが
マウンドに上がります。マウンドへ向かう背番号33。
星野,オーティズを難なく片付けます。いいぞ!

星野ジュンジ VS ホセ・オーティズ
5回表
ピッチャー交代,窪田。
両チームとも,継投が忙しくなります。
井口,初球,バックスクリーン右への飛球。
センター谷,フェンス際で手を伸ばす。グラブに当たった打球は弾かれてスタンドへ!
井口,ソロホームラン! H5−7BW
30盗塁をクリアーし,打率3割もほぼ確実な井口。30HRも見えてきた27号。
それにしても,谷,ナイスアシストでした。フェンス上部に当たって2塁打かなあ,といった感じの当たりが本塁打。
野手のグラブに触れた打球がフェア地域のスタンドに入るのは,ホームランですもんね。
(フェア地域でグラブに触れて,ファール地域のスタンドに入れば,2塁打だそうです・・・公認野球規則)
そして,
松中,レフトスタンドへ通算150号!
ライト竜太郎,フェンスによじ登りますが,打球はそのはるか上。2者連続はメモリアルアーチ。 H6−7BW
松中のホームランは,思わず目を見開いて見てしまいました。紙ふぶきを飛ばす人もいます。
狂喜乱舞の世界,レフト外野,そして3塁側内野スタンドまで総立ちの状態で,
花束を受け取る松中に祝福の拍手と大歓声が贈られます。
あっという間に,再び1点差まで詰め寄りました。
さあ,こうなると,3人連続を期待して城島。こりゃあ,狙ってるな。
散々ファールで粘りましたが,セカンドゴロ。
その後,大道の2塁打が出て,同点の期待が膨らみましたが,辻武史の三振でチェンジ。
5回裏
星野ジュンジ
山崎,竜太郎,前田
テンポよく三者凡退で,ようやくBWのスコアボードに「0」をつけました。
安心してみていられる投球です。
6回表
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西武が2点返したようですが,誰も気にしません。 L2−7Bu
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1死後,ピッチャーは岩下に代わりました。
柴原,セカンドへの内野安打で出塁。1死1塁。
BWのピッチャー,誰が出てきても同じことです。
川崎,送りバント,キャッチャー前田の送球が高い!
ボールがフィールドシートのあたりへ点々とする間に,ランナー進んで,1死2,3塁。
そして,なんと井口を敬遠。
でも,井口を歩かせて松中勝負とは,正気の沙汰でない。1死満塁。
こんな場面に,松中が燃えないわけはない。
レフトスタンドは,関西チャンステーマ。「行けよ男たち〜」
今年から登場した関西チャンステーマも,すっかり定着しました。
松中,右中間を深々と破る
走者一掃逆転2塁打
ついに,ついに,優勝へ向けて,勝ち越しを奪いました。 H9−7BW
西武ドームは,西武敗色濃厚,そしてこちらはホークス勝ち越し。
誰もがあと1時間後の胴上げを思ったに違いありません。
沸き上がるという言葉では形容できないほどの,
何か,ここだけ酸素が足りないんじゃないかと思うような,レフトスタンドの絶叫。
オレンジと緑のメガホンで埋め尽くされた,スタジアム左半分と右ちょっと。
西へ傾きかけた陽射しが選手の影を長く伸ばしています。
胴上げへ,最終段階へ入った・・・そんな空気が支配していました。
ピッチャーは徳元。
城島倒れ.バルデスは四球で出るも,大道は三振でチェンジ。
6回裏
この回も星野ジュンジ三者凡退に斬って取り,
1軍登板たった1日で,胴上げ投手になろうかという勢いです。
安心しつくした感のあるレフトスタンドに,
爽やかな風が通りぬけていきます。
7回表
「いざゆけ」が高らかに歌われて,ラッキー7です。
上空には取材のヘリが飛び,何度もスタジアム上空で旋回しています。
徳元続投。
1死後,鳥越四球,柴原ヒットで1,3塁のチャンス。
しかし,川崎併殺・・・川崎,今日はブレーキになっているなあ。
7回裏
星野の好投にすっかり安心ムードでしたが・・・
谷のショートゴロ,これを鳥越が弾きエラー。
まさか,たったこれだけのプレーが,勝利の女神の気まぐれを呼び起こすとは・・・
ブラウンのライト前ヒット。無死1,2塁。
まあ,ランナーが3塁まで進まなかっただけ,いいとしようか・・・
オーティズのライト前ヒット。無死満塁。
まあ,ランナーはホームに還らなかっただけ,いいとしようか・・・
山崎武司。逆転満塁ホームラン。
打球は高々と上がって,レフトスタンドポール寄り中段へ飛び込みました。 H9−11BW
水を打ったように静まり返るレフトスタンド。
ホームランボールは,ホークスファンによってグラウンドに投げ返され,センター付近を転々・・・
バックスクリーンでは,名物の炎が出て,ライトスタンドの右半分だけが歓声を上げています。
鳥越のエラーから始まっての連打,星野,突然の急降下。
胴上げを信じていたレフトスタンドの空気は,急転直下,重くなりました。
続く竜太郎にもヒットを許して,星野は降板・・・
吉田修司
前田の送りバント,城島拾って2塁でアウトを取ります。ナイスプレー!
後藤,レフトフライ。塩谷,サードゴロ。
吉田修司,しっかりと流れを断ち切りました。
8回表
再び2点を追うことになったホークス。
ピッチャーは萩原。
しかし,
井口,松中,城島,クリーンアップで3者凡退・・・
もはやここまでか・・・
8回裏
吉田修司,しっかり締めます。
谷にヒットを許すも,ブラウンを併殺にとって,3人で終わらせます。
9回表
ピッチャーは萩原。
神戸で決めろ,ホークス!
そんなコールも上がり,どうしても負けたくない試合の9回が始まりました。
バルデス,ライト線ぎりぎりに入る2塁打。
一瞬ファールかと思った当たり,勝利の女神は見捨てていなかった。
バルデス,途中から加速して2塁へ到達。
大道,四球。無死1,2塁。どうにかなるぞ。
同点のランナーは,大越が代走で入ります。
代打,松田。送りバント。
息をのむ瞬間。1度ファールにしてしまうも,
2度目はきれいに決めました。1死2,3塁。
そして,代打ズレータ。鳥越は悔しそうに引っ込みます。
ピッチャー交代,小倉。
その投球練習中に,西武ドームから最後の情報。
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西武ドーム試合終了。 L3−9Bu ローズが駄目押しのホームランを放った模様。 西武敗れ,ホークスのマジックは1。
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さて,試合再開。

小倉 VS ズレータ
ズレータ,犠牲フライ H10−11BW
高々と舞い上がった打球,もうちょっとでスタンドでしたが,犠牲フライには充分すぎる飛距離。
1点差,1点差です。大越も3塁に達して,2死3塁。
応援というよりは,祈るような気持ちで,レフトスタンド,内野席,総立ちになっています。
スタジアムを包み込む,今シーズン最大の緊張した雰囲気。張り詰めた空気。2死3塁。
柴原洋。
速い打球が転がる。二遊間を抜けた!
柴原,同点タイムリー H11−11BW
胴上げへ夢をつなぐ,まさに神のような柴原のタイムリーヒット。
狂喜のスタンド。抱き合う人,早くも涙を流す人。
ワタクシは,緊張から開放されて,思わずしゃがみこんでしまいました。
味方の得点でへたり込んだのは初めてです。
川崎の打席,小倉のワイルドピッチで,柴原は2塁を蹴って3塁まで到達。

3塁ランナーは柴原。打席は川崎。ピッチャー小倉。勝ち越しの期待がかかるが・・・
しかし,川崎はピッチャーゴロ。勝ち越しはならず・・・
それでも,胴上げへの夢はつながりました。
M1の応援ボードがレフトスタンドに揺れています。
たぶん,西武が勝って,ホークスも勝ったときのために,熱心なファンが持ってきたのでしょうが,
西武が負け,ホークスが試合途中のこの場面で,役に立っています。
9回裏
大きな歓声が上がり,岡本がマウンドに立ちます。
延長で,勝つか引き分ければホークスの胴上げです。
岡本の腕に,全てがかかっています。
オーティズ,レフトフライ。
太陽は西へ低く,陽射しが気になります。
その上,わりと強めの風が吹いていますので,フライは怖いです。
山崎,ショートフライ。
この回からショートへまわった川崎が取ります。打球はやや流されるも,大丈夫です。
竜太郎,レフトフライ。
全部フライで打ち取りました。
10回表
さあ,井口からのクリーンアップ。
1点でいい,勝ち越したい。
ピッチャーは北川。
しかし,8回表に続き,またもや
井口,松中,城島,クリーンアップで3者凡退・・・
決めてやろうという気持ちが強すぎるのか,大振りのような気がしました。
10回裏
岡本続投。ブルペンでは篠原。万全の体制です。
代打日高。なぜかホークス戦で強い日高ですが,
打たせてはいけません。
空振三振!岡本の勝ち!
後藤光尊
2年目,左打ち。ライオンズの後藤光貴投手と漢字が違うだけです。(どちらも「とうとい」)
打球はライトへ伸びていく。
えっ?
柴原がフェンスによじのぼって,手を伸ばしている。
しかしボールは,その手の届かないところを通って,
スタンドへ・・・
サヨナラホームラン
時間が止まっていました。
ライトスタンドの右半分は沸いていたのかもしれないし,
バックスクリーンからは炎が出ていたのかもしれませんが,
まるで何も動かないかのように静まり返っていたような気がします。
サヨナラ負けにありがちな,メガホンをグラウンドに投げつける人もいなかったように思います。
そのくらい,レフトスタンドは大人しかった。というか,動けなかった。
いつものサヨナラ負けなら,罵声が飛んで,険悪な雰囲気が漂うものですが,
目の前につかみかけた胴上げが見られないという落胆の大きさが,いかに重いものか見せられました。
まあ,仕方ないでしょう。
福岡で胴上げするために,神戸で覇気のない試合をしていたのであれば,
ファンは無茶苦茶に怒り狂うでしょうけど,
今日は,執念を見せてくれた。何としても勝ちたいというのを,ファンの前で現してくれた。
それでいいということにしましょうか。
帰りの電車は,駅の改札の入場制限がかかるほど込んでいました。
胴上げがあれば,観客は分散するから良かったのでしょうが,
サヨナラ負けの展開に,一気に客が押し寄せた状態でした。
まあ,新幹線代を払った価値はあったと思います。この試合は。
たぶん私が千葉に帰りつく前に,
Fsの東京での最後の試合が終わり,
そして,ホークスの優勝が決まっていることでしょう。
夜のニュースで楽しみましょうかね。
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Hawks |
1 | 0 | 3 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 11 | |||
| BlueWave | 3 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 1X | 12 |
(勝) 北川 1勝1敗 (負) 岡本 2勝3敗2S
(HR) 井口27号ソロ,松中27号ソロ
オーティズ30号3ラン,谷18号ソロ,山崎22号満塁,後藤9号ソロ
ゆーいち(管理人)の観戦成績 15勝11敗