2003年11月9日(日)

パリーグ東西対抗
静岡・草薙球場 
(左)沢村栄治 (右)ベーブルース
1934年11月の日米野球の記念像
年に一度のパリーグの祭典,
静岡・草薙球場で行われる,パリーグ東西対抗
西軍
東軍
昨年の東西対抗は,試合結果は引き分けでしたが,
MVPには,4安打・2HR・4打点と大暴れした小久保裕紀選手。
しかし,小久保選手,もう,草薙球場に現れることはありません (悲)+(悔)+(怒)+(泣)。
今回は,松中,井口,中村ノリ,ローズ,カブレラなどが出場しておらず,
やや寂しいメンバーですが,どんな試合になることか,
東京からは日帰りできる距離の,静岡まで足を運んでみました。
静岡は,パリーグ東西対抗よりも,国体の方で染まっています。
しかし,静岡鉄道(新静岡〜新清水)に乗ると,あちこちに東西対抗のポスター。
地元,,テレビ静岡(フジ系)の35周年記念イベントに仕立てられ,
けっこう宣伝していました。
静岡鉄道は6分おきに電車が来るのですが,試合時は5分おき。
草薙球場は,総合運動場駅から歩いて数分。とても交通の便はいいところにあります。
9時すぎに球場に着くと,たくさんの人が入場を待っています。
球場正面には,2人の像。沢村栄治とベーブルース。
この草薙球場,由緒のある球場らしく,昔は日米野球が開かれたようで,
その記念のようですが,今ではすっかり待ち合わせのいい目印になっています。
当日券売り場にも,数十人の列ができています。
ぴあや,ローソンチケットの前売りだと,無味のチケットですが,
現地で買うと,ポスターとおなじ絵柄のチケットなので,人気があるようです。
ワタクシもそのチケットを買い求めました。
券面には,次の選手の写真が載っています。
和田・城島・小笠原・小林雅英・中村ノリ・谷・松坂・松井
結論から言うと,そのうち,試合に出場したのは,和田・小笠原・谷・松井のたった4人。
8人中4人もが試合に出なかったとは,JAROに言ったろうか(笑)
球場に入ると,ワゴンが並んでいて,各球団のグッズや,お弁当が売ってあります。
1塁側内野に席を取って,試合を待ちます。
球場内では,リラックスした選手たちが,練習をしています。
目の前では,新垣と和田がキャッチボールをしており,
金網には「ボールください!」と,全国共通の叫び声を挙げる子どもの群れ。
試合前のひとコマ
そのうち,守備練習がはじまります。
ノックをするのは,東軍はFs監督のトレイ・ヒルマン。
そして,西軍はBWのユニフォームを着た伊原春樹。
ライオンズブルーの血が流れている伊原氏の,BWユニ,
見慣れていないせいか,何となく変な感じです。

ノックをする,Fsヒルマンコーチ,BW伊原コーチ
ひととおり練習が終わると,少年野球教室。
グラウンドのあちこちに分かれて,選手が子どもを教えます。
ホークス選手は,
外野守備=柴原先生,内野守備=川崎先生,打撃=鳥越先生。
ピッチング=カズミ先生,新垣先生。
そして,ピッチング教室に歩きかけた和田毅。別の場所に連行されます。
そこは,ファンとの記念撮影会。
選ばれたファンが,選手3人の前で写真を撮られるのですが,
和田クンは,そちらに選ばれてしまった模様。

ファン撮影会,左から和田パン,Bu岩隈,BW谷ヨシ君。イケメン?トリオ。
※写っている少年は,ワタクシとは関係ありません。
さっそく双眼鏡で,各教室の模様を見てみてみましたが,なかなか楽しそうです。
ピッチングは,新垣ほか各選手が,にこやかに教えているのを尻目に,
ニコリともせず異様に真剣なのがカズミ先生。
子どもの投球をじっと見つめたかと思うと,子どもの肩を抱きこんで
耳もとで熱心に指導しています。子どもは怯えています。いい経験でしょう。
外野守備は,Bu大村がノックをして,柴原とBu礒部が教えるようですが,
大村,ノック下手くそ。子どものはるか頭上を越えるかと思えば,
ボールがはるか手前で止まったり。これは,守備練習ではなく球拾いです。
スタンドからは「先生,しっかりしろよ!」と,きついヤジが飛びます。
柴原と礒部は,教えもせず,笑いながら突っ立っています。
Bu大村先生のノックが炸裂!
時間が来て,子どもも選手も引き上げますが,グウラウンドに最後まで粘っていたのが,
鳥越先生のところの打撃練習でした。
ホームラン競争は,谷3本,L和田6本,
Fs小笠原は,レフト前ヒットやライト前ヒットを連発しますが,ホームランは1本だけ。
M堀幸一が5本放ちました。
試合前には,開会セレモニー。各選手の紹介があり,
城島選手が熱でダウンし欠場,というアナウンスには,がっくり。
まあ、40試合フル出場+日本シリーズ7試合+アジア野球3試合
これは疲労もたまっているでしょう。
開会セレモニーが終わり,試合を待っていると,
本塁付近で,突如,1人の男のインタビューが始まります。
ボビー・バレンタイン(左側) 
再びマリーンズの監督に就任し,マリサポを大いに喜ばせたバレンタイン氏。
ビザの関係で「仕事」はできないそうで,今日は見に来ただけですが,
気安くファンの前に姿を現し,カタコトの日本語で,
「ワタシノ,ニホンゴ,ワカリマスカ」「ロッテハ,ライネン,モットカツデショウ」
と,就任会見と同じセリフで,場内を沸かせました。
始球式は,テレビ静岡のアナウンサーと,フジテレビの内田アナの2人。
左右両打席に選手が立って,めでたく終了。
午後から雨と予報されている灰色の空に,けたたましい花火の音が響いて
プレーボール!
1回表
先攻は西軍。東軍の先発は,Bu岩隈。
打席は,FAで大リーグ行きと言われているL松井稼頭夫。
本当に大リーグなら,これが日本最後の打席,最後のレオユニフォームです。
ちなみに,この日は,両チームとも,白地のホーム・ユニフォームです。

松井稼頭夫,日本最後の打席(?)
ピッチャーBu岩隈,1塁コーチは松坂大輔
その松井は三振に倒れます。
2番は,Mサブロー。セカンドゴロ,
と思いきや,セカンドBW大島,まさかのエラー。
来季,伊原監督のもと,守備強化でセカンド固定が言われる大島ですが,
さっそくやらかしてしまい,小さな身体が,より小さく見えてしまいます。
3番,Fs坪井。ファイターズ,今のユニフォームは見納めでしょう。
さっそく,おなじみ「PL〜青学〜東芝〜阪神!つ〜ぼ〜い〜」のファンファーレ。
レフトスタンドは,中央にFsファン,ポール側に青いライオンズファン,
そして,バックスクリーン側半分は,大挙して押し寄せたマリーンズサポーター。
今日のファンファーレには,マリサポが加わって,より高らかです。
その坪井,1塁線をきれいに破る2塁打で,1死1,2塁。
はやくも,岩隈炎上の予感。
4番,Fs小笠原。フルスイングに,場内沸きますが,三振。
5番,L和田。これも三振。
岩隈,この回3三振で,ピンチを切り抜けました。
1回裏
ホークス含む,東軍の攻撃です。
ライトスタンドは,バックスクリーンよりに,大勢の大阪近鉄ファンが目立ちます。
中央にホークスファン,その後方にブルーウェーブファンが陣取っています。

ライトスタンドの各球団のファン。大阪近鉄が目立つ。
西軍先発は,M清水直行。
1番は,我らが宗リン。川崎宗則。
日本シリーズで活躍し,九州から全国へ知名度を上げ,
第2戦の中継で,アナウンサーが「宗リン」を連呼したため,定着してしまいました。
さっそく,川崎,センター前ヒットで出塁します。
ところで,この日のスタメン,
川崎・大島・塩谷・谷・吉岡・礒部・北川・日高・大村
ホークスは,川崎ひとりで,近鉄とオリックスが4人ずつ。ちょっと寂しいなあ。
2番,BW大島。小さな大打者は,四球を選び,無死1,2塁。
3番,BW塩谷。三遊間を破るタイムリーヒット。
川崎がホームを踏んで,西軍先制! W1−0E
無死1,2塁。M清水直行,アウトが取れません。
4番,BW谷。オフにヤワラちゃんと披露宴を控える谷。
ライト前にタイムリー。 W2−0E
ブルーサンダー打線(死語?),つながっています。なお無死1,3塁。
5番,Bu吉岡。ライトフェンス直撃のタイムリー2塁打。
センターサブローからの送球で,2塁はぎりぎりセーフ。 W3−0E
なお,無死2,3塁。
6番,Bu礒部。いい当たりも,松井がうまくさばいて,ショートゴロ。
ランナーは動けず。ようやく1アウト。1死2,3塁。
7番,Bu北川。まだまだ,いい場面で,この福男が登場。
大きな当たり,一瞬,ホームランかと思わせる,
レフトフェンス直撃のタイムリー2塁打。
2人生還で,いてまえ打線も続きます。 1死2塁。 W5−0E
8番,BW日高。レフト前ヒット。1死1,3塁。
関西2球団が,猛然と清水直行−里崎のマリーンズバッテリーを攻め立てます。
いよいよライトスタンドは,大阪近鉄タオルマフラーのチャンステーマ。
ホークスファン,ブルーウェーブファンも,手に手にタオルを持って,
1回裏から,色とりどりのタオルが舞います。
9番,Bu大村。いい当たり。しかし,センター前には抜けない。
またも,松井カズオが上手くさばいてショートゴロ。
しかし,この間に,北川生還して1点追加。 W6−0E
2死2塁。打者一巡して,最初に突破口を開いた川崎に戻ります。
1番,FDH川崎。
関西2球団がやりたい放題なので,唯一の鷹戦士も奮起。
今日2安打目は,レフト前へ流し打ちのヒット。2死1,3塁。
存在感を示します。
2番,大島がショートゴロに倒れて,ようやくチェンジ。
清水直行,3本のショートゴロ,松井に助けられて,
ようやく回を終了させることができました。
西軍が守備につくも,ライトスタンドは1人1人コールする暇がないので,
「いいぞ,いいぞ,ウエスタン!」コールでまとめてしまいます。
2回表
岩隈続投。
6番,M福浦,ライト前ヒット。
岩隈も,ランナーをよく背負っています。
7番,M里崎。セカンドゴロは,大島が落ち着いてさばき,
4(大島)−6(川崎)−3(吉岡)の3球団で併殺完成。
8番,Fs金子。レフト前ヒット。
岩隈,ピリッとせんなあ。
9番,L赤田,ショートゴロでチェンジ。
2回裏
守備の東軍,
松井に代わってM渡辺正人(←小坂の代理)
小笠原に代わって奈良原が入ります。
アジア野球の選手を休ませるのでしょう。
清水直行は続投。
塩谷,ライトフライ。
谷,三振。
吉岡,センターフライ。
この回は,三者凡退で終わらせます。
3回表
守備の西軍も,谷を休ませて,柴原がレフトに入りました。
レフト柴原って,けっこう珍しい眺めです。
ピッチャーは斉藤カズミ
20勝を挙げた沢村賞投手が,今年最後のマウンドに立ちます。

M渡辺正人 VS 斉藤カズミ
渡辺正人,セカンドゴロ。
サブロー,ライトフライ。
坪井,セカンドゴロ。
カズミ,見事に三者凡退に斬って取ります。
3回裏
ピッチャーはL三井。
礒部,キャッチャーファールフライ。
北川,三振。
日高,セカンドゴロ。
この回も三者凡退。
4回表
ピッチャー,BWマック鈴木
スタンドがざわつきます。
4勝9敗,防御率7.06の炎上男が,マウンドに向かいます。
ポスターに,「主な出場選手」として宣伝されていたマック鈴木。
なぜ,この男が東西対抗に選出されているのか,かなり謎です。
打たれるぞー,そんな雰囲気が球場を支配します。
6点差でリードしている西軍ですが,ちょっと心配になってきます。
奈良原,ファーストゴロ。
和田,三振。
福浦,サードライナー。
おや?三者凡退で討ち取りました。
両チーム三者凡退が続き,速い展開となってきました。
4回裏
三井続投。
大村,レフトフライ。
川崎の打席の途中・・・
突如,レフトスタンドが沸き出します。何が起こったんだ?
川崎は三振に倒れます。
代打BW後藤の打席になっても,レフトスタンドの騒ぎは収まらないどころか,
大きくなる一方。バックスクリーン左側のエリアに人だかりができています。
後藤はレフトフライ。
チェンジになっても,関係ない騒動。
双眼鏡でのぞいて見ました。
人だかり,手に手に,物を持ったり,携帯電話のカメラを突き出したりする人。
その渦の真ん中に,確かに見えました。
Mr.バレンタイン。
レフトスタンドでは騒ぎが・・・
選手を見に来たバレンタイン監督,
無謀にも,レフトスタンド,マリーンズサポーター後方に乱入したようで,
モミクチャにされながら,サインに応じている模様です。
何と無茶なことをやる人でしょうか。
ま,試合も6点差ついているし,どうでもよくなったのかな。
5回表
BW後藤がショートに入り,川崎はセカンドに回りました。
川崎のセカンドも久々だなあ。
マック鈴木,なんと2イニングス目に突入。
シーズン中でも1イニング持たずKOされていたマック鈴木が,まだ投げます。
M里崎。
「パパパーパッパパパーさとざきヒット!」マリーンズいつものコール,しかし,
マリーンズサポーターの半分以上は,バレンタイン氏の回りに,まだ集合中。
ってなわけで,青いライオンズファンと,ポンポン隊の目立つファイターズファンが,
さとざきヒット!と腕を上げて振っているのが,異様に目立ちます。
不思議な眺めだ。
というわけで,自チームファンの半分からそっぽを向かれた哀れな里崎,
ライトフライに倒れます。
Fs金子,ライトへホームラン W6−1E
ライト後方の競技場から,爆音が響き,花火が打ち上げられます。
昼の花火ですから,色とりどりの煙が,空に描かれます。
レフトの群集も,びっくりして,ライトの方を振り向きます。
マック鈴木,やはり打たれたか・・・
赤田,セカンドゴロ。
渡辺正人,ライトフライ。
後続は討ち取って,炎上はしませんでした。
5回裏
依然,L三井が投げます。3イニングス目。
キャッチャーはFs高橋信二。
塩谷,センターフライ。
柴原,三振。
吉岡,ショートゴロ。
初回の爆発はどこへ行ったのか,
2回以降,三者凡退が続きます。
まあ,5点差リードしているからいいけど。
ここで,王監督のインタビューがおこなわれます。
インタビュアーは,フジテレビのウッチー内田アナ。
日本一の喜びと,来年もパリーグよろしくと言っていました。
王監督の心中は,日本一後のゴタゴタ劇で,それどころではないんでしょうが,
ここは,そういうのを思わせない冷静な(型どおりの)インタビューでした。
6回表
ピッチャーは,和田毅。
日本シリーズ7戦目で勝利,アジア野球最終戦で勝利,
新人王は取りましたが,すでに新人離れの成績を上げた和田。
札幌からの帰り道,静岡の地で投げます。

Mサブロー VS 和田毅
1塁コーチは「和田世代」の松坂大輔,3塁コーチは西武ユニの松井,
サブロー,三振。
坪井,ライト前ヒット。
奈良原,ファーストファールフライ。吉岡,ベンチ前でよく取ります。
2死1塁。まずまずのピッチングかなあ・・・と思った矢先,
代打,マリーンズ堀幸一。
レフトスタンドに2ランホームラン。 W6−3E
シーズン26被本塁打(リーグワースト3位)の和田,
ここでも,シーズンどおりに,ホームランを浴びてしまいました。
一方の堀,今季は1〜9番全打順を勤めあげ,終盤は4番に座って打ちまくった
脅威のベテランであります。よく打つなあ。
さすがにバレンタインも避難したのか,騒ぎも収まったレフトスタンドのマリサポは,
堀のホームランに大喜びです。
バレンタインはこのホームランを見ていたのだろうか・・・?
さらに福浦,ライト線に2塁打を放ち,
何かと存在感を見せる千葉ロッテマリーンズ。
一方,何か本調子ではない和田。
あとになって和田が,「投げるとは思わなかった,1死を取った時点で力尽きた」と言っている通り,
札幌での国際試合,緊迫した韓国戦で先発してから,中1日ですもんねえ。
ちょっと無理があったのでしょうね。
高橋信二は,高く打ち上げ、やや風に流されますが,
ショートフライにとって,チェンジ。
6回裏
バファローズの応援団が,応援歌を流します。Dream and Powarではなく,
「角を一振り〜,つむじ風,バファローズ」という方の曲です。
「レッドdeハッスル」を流しても良かったかも!
ピッチャーはFs金村。
礒部,ライナー性のいい当たりも,ライトフライ。
北川,センターへ伸びる大きな当たりも,あと一歩伸びず,センターフライ。2死無走者。
しかし金村。いい当たりを連発されています。
そして
日高,バックスクリーン右へホームラン W7−3E
西軍,1回以来の久々のヒットは,日高のホームランでした。
ライトスタンド後方から,猛烈な音が響き,花火が上がります。
大村,スタンドに「いけめんおおむら」の応援ボード(?)が上がりますが,ピッチャーフライ。
7回表
ライト礒部が下がって,Bu阿部真がセカンドに入り,
セカンド川崎がサード,サード塩谷がライトに入ります。
川崎,今日はショート→セカンド→サードとまわされ,まさに守備練習の様相。
ピッチャーはBW小倉。
金子,三振。
赤田,3塁線へ2塁打。
渡辺正人,三振。
サブロー,ファーストフライ。チェンジ。
7回裏
ライトスタンドは,「南海ホークスの歌」が流れます。
川崎,セカンドゴロ,金子の好捕に倒れました。
後藤,打ち損なったゴロは1塁線へ。誰もがファールだなあと思いました。
後藤も走っていません。しかし,ボールはゴロゴロとフェア地域を1塁付近まで転がって,
福浦がフェア地域で拾い上げました。そのまま1塁を踏んでアウト。
何とも不運なプレーで,後藤は不完全燃焼のアウトです。珍プレーに出そうです。
塩谷が,センター前にポテンと落ちるヒットで出塁しましたが,
柴原がサードファールフライに倒れてチェンジ。
8回表
レフトスタンドから,ファイターズ賛歌が流れます。
この曲,いい曲ですが,今年で消えるんでしょうか。
ピッチャーは新垣渚。ケガから日本シリーズで復帰した男。

Fs坪井 VS 新垣渚
坪井,ショートフライにとって,幸先よいかと思われたのですが・・・
高橋信二,センター前ヒット,1死1塁。
そして,
堀幸一,2打席連続2ランホームラン W7−5E
先ほどは和田から,今度は新垣から,憎らしいほどアーチを描きます。
これで試合は,西軍圧勝ムードは吹き飛び,分からなくなりました。
ボールの飛び込んだレフトスタンドのマリサポは,瞬間沸騰。
ホームランのファンファーレから,「ロッテファイティング」になだれ込み。
Lファン,Fsファンも,楽しそうに,一緒になって
「ロッテファイティング」をやってます。
福浦,その声援に応えて,レフト前ヒット。猛打賞。
代打L細川も,レフト前ヒットで,1死1,2塁。
新垣,滅多打ちにあっております。
レフトスタンド,今度はFsファンからわっしょいコールが起こり,
Fsチャンステーマ。
金子。しかし,ここは4−6−3の併殺で乗り切ります。
8回裏
ピッチャーFs吉崎。
通称「首だけトルネード」投法,生で見るのは初めてで,
それも1塁側から見ることができるので,楽しみです。
吉岡。ライトスタンドからは,高校野球でよく聞く応援歌が流れ,
センター前ヒットで出塁すると,四球のときのテーマが流れます。
ライトスタンド,関西風の遊びモードに入っているみたいです。
ランナーはBu星野おさむ
阿部真,6−4−3の併殺に倒れます。
北川の時には,今年のチャンステーマが流れますが,センターフライ。
大阪近鉄だけで終わったイニングでした。
9回表
新垣続投・・・ 2点リードですが,大丈夫かな?
守備固めに鳥越が入りました。
このまま西軍が逃げ切れば,9回裏はありませんから,鳥越に打席は回りません。
(何と運命的な展開だ・・・)
赤田,レフトフライ。風に流されなければ,ひょっとしてスタンドインしたかも。
危ない打球でした。
渡辺正人,サードゴロ。川崎さばいて,2アウト。
あと1人です。
サブロー,ライト前ヒットで,最後の抵抗を見せます。2死1塁。
坪井。2ストライク。あと1球。
スコーーーン,放った打球は低い弾道が伸びて伸びて,
バックスクリーン右,いちばん奥の木立の下に入りました。猛打賞は本塁打。
坪井同点2ランホームラン W7−7E
新垣渚,打たれた!
沸きあがる草薙球場。
初回6−0で,一方的な展開と思われたこの試合,
和田が1本,新垣が2本の2ランを浴びて,ついに同点。
何をやっとるんだね,キミたちは!
ホークスファンとして,BuファンやBWファンに合わせる顔がありません。
なおも,高橋信二,センター前ヒット。
堀,初球をセンター前ヒットで,代打で出てきて3打席全て安打。
2死1,2塁。もうメロメロの新垣。
守備固めに入った鳥越のところにもボールが飛ばず,助けられません。
それでも,福浦をセカンドゴロに打ち取って,逆転は防ぎました。
9回裏
存在しなかったはずの9回裏が開始されます。
小林雅英が出てくるかなと思ったのですが,使わないようです。
吉崎続投。
日高,ライト前ヒットで出塁。3安打猛打賞です。
今日は城島が欠場,北川がDHに入ったため,控えの捕手は誰もおらず,
試合開始段階で最後まで出場するのが義務づけられていた日高。
しっかり結果を出しました。
大村のセカンドゴロ,日高がスタートを切っていたので,1塁へ送球。
送った形になって,1死2塁。
川崎。初回2安打を放ち,スタートダッシュをお膳立てした川崎。
まさか,同点の9回裏,チャンスにまわってくるとは思わなかったでしょう。
ホークスの関西チャンステーマがライトスタンドで響きます。
この曲,ガガガSPというバンドの「卒業アルバム」というアルバムの中の
「弱男」という曲が元曲だそうです。(ここで聴けます)←このバンド初めて知りました。
「行けよ男たち,山を越え谷を越え」→「行けよ男たち,チャンスだ燃え上がれ」
川崎,バットは空を斬って三振。2死2塁。
そして,打席には鳥越裕介。
まさか打席が回ってくるとは思わなかった鳥越。
スタンドは,関東ファンファーレからチャンステーマ。
そして・・・
バックスクリーン右に飛び込む
サヨナラ2ランホームラン W9−7E
スタンドは,喝采と爆笑に包まれました。
いやはや,シーズン中にホームラン1本しか打っていない選手が,
東西対抗でサヨナラホームランですもんねえ。
しっかし,スタンドの観客もよう知ってる。
サヨナラホームランで,こんなに場を和ませるバッターもいないでしょう。
日本シリーズでも活躍した鳥越,いいところを見せてくれました。

サヨナラホームラン,本塁に帰還する鳥越

西軍梨田監督の出迎えを受ける鳥越
MVPに輝いた鳥越のインタビュー,
スピーカーの音量が小さいのか,マイクがよくないのか
あんまり聞き取れませんでしたが,
「いい選手がいっぱいいる中,最後においしい所を持って行ってすいません。」
「守備だけのつもりだった」「雨が降るかもしれないですよ」などと話しました。
(静岡地方は本当にその日の夜から数日間雨だったそうです)

表彰式,
本塁付近で賞品の授与が行われます。
鳥越選手は,いろんな人から,次々と賞品をもらい,
総額500万円相当だったようです。
その後,優秀選手賞が発表され,
M堀,Bu日高,Fs坪井が表彰されました。
(これ ↑ スコアボードに出ていました。本当はBW日高です)
この3人の賞品の授与が終わると,
さらに,勝利監督賞として,梨田監督にも賞品が贈られました。
本塁付近は,たくさんの賞品が並んでいます。
ひととおり終わったあと,アナウンスが「勝利投手」を発表しました。
サヨナラですから,9回表を投げた新垣が勝利投手です。
ベンチ前に整列していた新垣,走って出てこようとしましたが,
賞品はありません。すごすごと引っ込んでいき,爆笑を誘っていました。
まあ,2回を投げ,8安打2HR4失点で,同点に追いつかれたんでは,
賞品をもらう資格はないですわな。岩隈の勝ちを消したんですし。
鳥越に助けられたと思わんといけません。

MVPの商品「ワゴンR」と写真を撮る鳥越
試合後の外野裏では,いわゆる「二次会」が始まり,
6球団全部のファンが,しばらくの間,楽しんでいました。
少し見たんですが,こりゃあ面白い。
Fs幸雄ジャンプとか,Mの応援とかを,順々に一緒にやってて,
各チームのいろいろなメガホンやタオル,レプリカユニフォームが舞っていました。
こうやってみると,パリーグファンは,チームの枠を超えていますなあ。
パリーグ東西対抗,初めて見たんですが,
とにかく,気楽に見れて,面白い試合ですよ,これは。
また見たいなあと思ったのですが,
願わくは,もっと主力級の選手が,ケガなく,辞退なければ,
もっと華やかだったでしょうねえ。
(そうなると鳥越のMVPがあったかは分かりませんが・笑)
| EAST | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 2 | 2 | 7 | ||||
|
WEST |
6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2X | 9 |
(勝) 新垣 (負) Fs吉崎
(HR)鳥越,Fs金子,M堀2本,Fs坪井,
前の試合
また来年!