2004年4月5日(月) 

千葉で3連敗のホークスを追いかけて(?),大阪へ。
晴れていて,暖かい大阪。造幣局の桜も満開だろうなあと思いつつ,
JR大正駅に降り立ったときは,試合開始の直前。
ううう,こりゃ試合開始に間に合わないなあ。
ワタクシゆいち,ここ数年は毎年,
「パ6球場・全勝利観戦」
これを目標に観戦しているのですが,
2001年はGS神戸に阻まれ,2002年は西武Dに阻まれ,
そして去年は,この大阪ドームに阻まれました(0勝2敗)。
その大阪ドームで,勝ち試合を見ることができるか。
川の向こうにガスタンク,その向こうにドーム。
去年と変わらない風景の中を,鉄橋を横目に見ながら急ぎます。
今年は,「サラリーマンデー」ということで,月曜日の試合は,
サラリーマンということが証明できたら,チケット売り場に並ばずに,
ゲートで500円で外野自由席に入れるのですが,
証明できそうなものは全部コインロッカーに入れてきたワタクシ,
ビジターファンクラブ割引で,800円のチケットを求めて,
外野自由席に入りました。
18時を少し回っており,試合はすでに始まっています。
1回表
レフトスタンドは,はやくも盛り上がっていました。
スコアボードには,すでに,1点が入っています。 H1−0Bu
おお,何が起こったんだ。
アウトのランプが1つ,グラウンドを見下ろすと,2塁には井口が立っています。
状況がよくつかめないうちに,もう次の「線路が続くよ」が流れ出して,
松中が四球で1塁へ歩きます。1死1,2塁。
そして
城島,ライト前タイムリーヒット。
井口が生還して2点目。 H2−0Bu
なんだか,のっけから,押せ押せの状況になっていますね。
千葉では,マリーンズの繰り出す投手陣に抑え込まれ,
欲求不満状態に陥っていた(と思われる)ホークス打線。
今日は,はけ口(?)を求めて,打ちまくっているのでしょう。
レフトスタンド,周りの人も,はやくも出来上がっていて,
1点目がどうやって入ったのか,聞こうにも聞けません。
近鉄先発,パウエル,早々に炎上しはじめています。
バルデスは,ファールフライに倒れるも,なお2死1,2塁。
そして,
ズレータ,ライトスタンドへ
大阪ドームの外野席は,一番下にテラス席,2階部分が下段スタンド,
そして,上に5階席の上段スタンドがある3層構造なのですが,
ズレータの打球は,5階席の手すり付近に当たって,落下してきました。
特大の3ランホームラン! H5−0Bu
いやあ,見事なホームラン。ライトのあの高さまで運んでいきました。
今日は,押せ押せの試合になっています。
次の井手も大きな当たり。おおお,という声が上がりますが,
ライトフライでチェンジ。
ようやく静まったレフトスタンド。人に聞いてみたら,
1点目は,先頭打者・柴原の初球ホームラン
だったようで,そりゃあ盛り上がるわけです。
1回裏
ピッチャーは杉内。
ロッテ大好きの杉内ですが,今回はロッテ戦にローテが回らず,近鉄戦での登板。
さっそく大量点をもらってのマウンドです。
1番は,売り出し中の大西。空振三振。
2番の水口は,ピッチャーゴロ。
3番の鷹野はセカンドフライ。
あっという間に三者凡退。
杉内,快投!
2回表
パウエル,さらに炎上させましょう。
鳥越,柴原,川ア。みんなショートゴロ。
ショート阿部真,大忙しの三者凡退。
あれっ?
2回裏
さて,絶好調の杉内。この回はクリーンアップとの対決。
去年はケガで不振の,中村ノリ。

杉内 VS 中村ノリ
中村ノリ,ストレートの四球。あれっ。
次の北川。開幕絶好調の北川。ライトフライ。1死1塁。
次の礒部はライト前ヒットで,1死1,3塁。
あれっ,杉内,1回とは別人です。はやくも崩れだしたのか。
しかし,ここからが落ち着いていました。
阿部真,空振り三振。スタートしていた礒部は城島が刺した。
三振ゲッツーでピンチ脱出!
3回表
井口,セカンドへの内野安打で,ノーアウトのランナー。
松中,四球。
そして,城島,背中か腰の辺りに死球。
レフトスタンドは罵声。大阪弁の罵声。
無死満塁。
さあさあ,この回もビッグイニングになりそうです。
バルデス,ヒット性の当たり,
セカンド水口はよく止めましたが,バックホームは無理。2塁も無理。
1塁に送球して1アウトがやっとでした。
井口生還!追加点! H6−0Bu
あんまりきれいな形ではないですが,追加点です。
ズレータ,ショートゴロ。
これは,阿部真,バックホーム。
松中の本塁突入は,アウト。
井手はセカンドゴロに倒れ,
この回,ビッグチャンスも,1点しか奪えません。
3回裏
杉内,ピリッとした投球希望!
的山,ファーストファールフライ。
今日9番の大村,ライト前ヒット。
大西,レフト前ヒット。この人,今後怖い存在となるか。
杉内,ボールが先行し,打たれ始めました。1死1,2塁。
1回裏の杉内の姿はどこにもありません。
水口,左中間へ2塁打。
2者生還。 H6−2Bu
あ〜あ〜,杉内も炎上開始か。
このカードにありがちの乱打戦へとなってくる気配。
鷹野はレフトフライで,2死2塁。
中村には,今日2つ目のストレートの四球。2死1,2塁。
杉内,この回だけで何球投げているんだ??
次の北川にも,ストライクが入らずに,途中で城島が立ち上がり,
内野が集まります。尾花コーチが出てきます。
交代か? 杉内はベンチへ。
「杉内選手,手当てをしております。しばらくお待ちください。」
アナウンスに騒然。マメがつぶれたか? それとも・・・

杉内急変,マウンドから消える
しばらくして,やはりピッチャー交代。
倉野,緊急リリーフ。ロングリリーフになりそうです。
今季の倉野,こういう起用法になっていますが,大変だろうなあ。
カウントの悪かった北川は,そのままストレートの四球。
2死満塁で,礒部を迎えます。
沸騰するライトスタンドは,ついに始まってしまいました。
タオルマフラーのチャンステーマ。

タオルマフラーが舞う大阪近鉄チャンステーマ
礒部はショートゴロ。
倉野,よくやった!! ピンチ脱出。
いやあ,こんな場面で,倉野,落ち着いて救援です。
それにしても,杉内,大丈夫でしょうか。去年の手術から回復していないのか?
4回表
鳥越,柴原,川崎,三者凡退・・・
試合はBuペースへ・・・
4回裏
倉野,この回も力投が期待されるのですが・・・
阿部真宏,右中間を破る2塁打。
こうしてみると,大阪ドームも広いですね。東京ドームとは外野の深さが違う。
さらに,阿部真宏,3盗。
何だか,去年あたりから,近鉄も盗塁というのを覚えた模様(!)で,
大石大二郎コーチの威力が分かります。
しっかし,阿部真,2塁打に盗塁かぁ。 無死3塁。
打者は的山。

倉野 VS 的山
的山〜〜レフト線へのタイムリー2塁打・・・
下位打線に連続2塁打ですか・・・ H6−3Bu
今日9番の大村は,サードゴロで,的山は2塁に釘付け。
水口はショートゴロで,この回,1点のみに抑えました。
しかし,大阪近鉄が追ってきています。
追加点が欲しいところです。
ま,大阪ドームの,このカードらしくなってきたようです。
5回表
この回はクリーンアップから。
井口,松中,城島,三者凡退。
あのー,打ち合いになってきたんだから,クリーンアップがどうにかしてくんないと。
5回裏
鷹野,センター前ヒット。
倉野,この回も先頭打者を出してしまいます。
しかし,倉野,ここからが見事でした。
中村ノリ,空振三振。 北川,センターフライ。 礒部,セカンドゴロ。
しっかり3人で斬って,ピンチを切り抜けます。
5回のあとのグラウンド整備。
今年の大阪近鉄のスローガン「レッドDEハッスル」,
「大西ユカリと新世界」のプロもが流れるのを期待したのですが,
プレゼントの抽選だけで,「レッドDEハッスル」はかかりませんでした。
ああ,残念。去年の夏はあったのになあ。
(CDを買ったらプロモビデオも入っていたので,何度か見たのですが,
やはり,音響のいい大阪ドームで聴きたかった。)
6回表
バルデス倒れて1死後,
1回にホームランを放ったズレータ登場。
ズレータ,四球で歩きます・・・!!
パウエルが何か言っている。
1塁へ歩きかけたズレータが向きを変えてマウンドへ!
両軍ベンチから選手が流れ出てくる!
乱闘開始か。

乱闘未遂
近鉄の選手がズレータを抱きかかえ,ダイエーの選手に身柄を預け,1塁に歩かせます。
パウエルの方も,まわりがなだめて,どうにかおさまったようです。
どうやら,火種の2人を離すことに成功した模様で,
選手たちは,ベンチに引き上げていきます。
続く井手の打席・・・
パウエル,執拗に何度も何度も1塁へ牽制球。
レフトスタンドの鷹党のヤジも大きくなります。
「アホー,ズレータが走るわけないやんけ!ボケ!」
すると,次の投球のときに,ズレータがスタート!
驚いたのはレフトスタンドの鷹党。 「ズレータが走ったよ・・・」
ざわつきます。井手はファールを打ったので,盗塁にはならなかったですが・・・。
結局,井手,鳥越は凡退で,
大騒ぎしたわりには,いたって平凡に終わったイニングでした。
6回裏
この回は,2死から,大村がレフト前ヒットで出るも,
その他は抑えて,無失点。
倉野,急なロングリリーフ登板を,どうにか抑えてくれます。
いやあ,ご苦労様です。
7回表
大阪ドームの「いざゆけ〜」は,前奏部分が思い切りカットされていますが,
レフトスタンドは大いに盛り上がり,ジェット風船が上がって,ラッキー7。
1死後,川崎,
ファースト北川の頭の上を越えるヒット。
俊足を飛ばして2塁にヘッドスライディング。
見事な2塁打。
というか,ホークス,かなり久々のヒットです。2回以来です。
しかし,頼りのはずのクリーンアップ,
井口,松中は凡退で,追加点が遠い・・・
ホークスは,中継ぎ,抑えが不安なだけに,
怖い怖い終盤になってきました。
7回裏
Dream & Power が流れます。
大阪ドームは,設計当初から,コンサートなどに使うことになっていたので,
音響はいいんですね。とても音がきれいです。
というか,野球場なんだから,もうちっと,見やすい球場にならんかったのかなあ。
さて,3回からマウンドに上がった倉野も,ここまで来ました。
1死後,鷹野にセンター前ヒットを打たれ,1死1塁。
2死後,北川に四球を与えて,2死1,2塁。
ここで,倉野は交代。
緊急登板だったことを考えれば,よく投げてくれたと思います。
さて,この場面で,ピッチャーは
三瀬幸司。28歳の即戦力ルーキー。
左の礒部の場面で登場です。
礒部,初球をタイムリー2塁打。
鷹野が生還。 H6−4Bu
なお,2死2,3塁。
三瀬は1球でマウンドを降りることになりました・・・
(まあ,最初からワンポイントだったのでしょうが・・・)
水田。
彼に託すしかありません。
阿部真。ここは,水田が阿部の打球を上手くキャッチし,ピッチャーゴロに打ち取ります。
水田,踏ん張って火消ししました。
いやあ,じわじわと攻めてくるバファローズ。
一方,中盤以降チャンスすらつかめないホークス。
どうなることやら。
8回表
城島,バルデス,倒れて,あっさり2死。
ズレータは,またも四球で歩きますが,今回は騒ぎはありません。
井手,三振でチェンジ。おいおい。
8回裏
ピッチャーは水田がそのままマウンドに上がります。
さて,ここらあたりから,バファローズの豊富な代打陣が続々登場ということで・・・
まず,代打益田。1,2塁間を抜けるかというゴロ。
井口が深いところをよく追いついて,1塁に送球。アウトにしとめます。
井口,ナイスプレーです。
大村,ライトフライで2死。
大西,水田のグラブを弾く内野安打。
しかし,代打川口をファーストゴロにしとめ,チェンジ。
水田もどうにか抑えています。
9回表
マウンドには,依然,パウエル。
序盤で6点取ったときには,すぐにでもKOできると思ったのですが,
結局,9回のマウンドにも登らせてしまいました。
どうしても追加点が欲しい場面でしたが,
柴原が四球を選んだだけで,他は凡退。
4回以降はずっと無得点,というか,4回以降はたった2安打。
逃げ切れるか,大変不安な展開となりました。
9回裏
最終回のマウンドも水田。
守護神不在というのは苦しいなあ。
鷹野,サードゴロ。
中村,セカンドゴロ。
そして,今,近鉄で最も怖いバッター北川,

水田 VS 北川 サードは途中から吉本
北川をセンターフライに打ち取って,試合終了。
いやあ,序盤で大量リードをしていたのが,はるか昔のように,
中盤以降は防戦一方の試合でした。
まあ,最後まで逃げ切ったことだし,倉野と水田には頭が下がります。
連敗ストップ。
これが何よりでした。
ところで,心配なのは杉内。
腰をやってしまった模様で,今後に不安が残ります。
さて,この試合が,ワタクシの今年の観戦初勝利!
そして,去年,ワタクシの目標「パ6球場・全勝利観戦」を阻止した大阪ドーム,
今年は初観戦でクリアーです。
(ただ,今年は日程のめぐり合わせが悪く,行けない球場ができそう・・・)
|
Hawks |
5 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | ||
| Bafalloes | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 |
(勝) 倉野 1勝0敗 (S) 水田 1勝0敗1S
(負) パウエル 0勝1敗
(HR) 柴原3号ソロ,ズレータ2号3ラン
ゆいち(管理人)の観戦成績 1勝2敗