2004年8月4日(水) 

(BGMは,9回表のホークス攻撃開始,レフトスタンドの音)
仙台・宮城球場にやってきました。
ワタクシ,仙台は,数年前から仕事でちょくちょく訪れている街で,
とても感じのいいきれいな街です。宮城球場では,これで3回目の観戦です。
またまた,前書きが長くなってしまいましたので,
そんなの余計だよ,はよ試合へ,という方は,こちらへジャンプ!
今年は,ワタクシのスケジュールと試合日程の相性が悪く,
その上,どういうわけか,今年はやたら忙しくって,
観戦数も,ホームページの更新頻度も,まったく伸びません。
7月までに,昨年は17試合も見に行ったのに,今年はまだ7試合・・・
ファイターズの新庄が,オールスターでMVP取って,
「これからはパリーグです」と絶叫した7月中旬あたりから
ワタクシも,またまた忙殺されていて,7月末の西武Dにも行けず・・・。
どこの球場も「白いボールのファンタジー」を流しまくっているらしい,
見に行かねば・・・
ようやく,いったん仕事から開放されたのが,8月4日夕刻,
東京・世田谷区と目黒区にまたがる,ハイソな住宅地,自由が丘でした。
さあ,仙台を目指すぞと,東急電車に飛び乗ると,壁には王監督。
自由が丘の老舗の菓子屋「亀屋万年堂」の宣伝です。
王監督は目黒区の人だから,宣伝に出ているんでしょう。
東京駅に着いたときには,試合開始30分前。
スピードの速い,新幹線「はやて」号は満席。無念。自由席はついていません。
で,先に出るのに遅く着く「やまびこ」号の自由席に乗って,一路仙台へ。
さすがに,半月におよぶ極忙の疲れがどっと出て,仙台まで熟睡。
仙台駅に着くと,そこは,七夕間近の華やかな街になっていました。
仙台駅コンコース 
ずっと工事中だった東口(宮城野口)の再整備が,ついに完成していて,
見慣れたはずの仙台駅前で,あやうく,道に迷いかけました。
それでも,タクシー乗り場を発見し,宮城球場まで飛ばしてもらいます。
球場への道中,向こうに花火が見えます。
を,マリーンズは仙台の試合でも花火を上げてるんか。
球場に着いても花火は続いています。しかし,
スタンドからは,ふつうに,マリーンズ・ベニーの陽気な応援歌。
な〜んだ,球場の花火じゃなかったのか。
七夕の花火か,はたまた,塩釜の花火大会が見えているのか。
スタンドに入ると,おやまあ,去年より,一昨年より,お客さんが多いなあ。
レフトスタンド外野席はいっぱいです。ライト側もいっぱいです。
ちょうど,ホークスの7回表が始まるところで,ジェット風船が夜空に舞いました。
さっそく,骨董品,黒塗りの年代物,手書きのスコアボードに目をやります。
得点部分は電光掲示になっていて,現在のスコアは,
H2−4M。マリーンズが2点のリードです。
7回表
マリーンズのピッチャーは,先発の小林宏之が投げています。
さっそく,本間が,セカンドゴロ,足が速く間一髪,内野安打で出塁します。
すると,線路は続くよ,ではなく,白いボールのファンタジーが流れます。
おおお,さっそく,「その名は,その名は,パシフィック〜」ですな。
続いて田口。この試合から城島がアテネ五輪に出発したので,
田口がスタメンマスクをかぶっています。
男・田口。城島よりもさらに,夏場は暑く見える男が,
下町のオッサンのごとく打席に立ちます。
ファールで粘ったあと,レフト前に落ちるヒットで,無死1,2塁。
さっそくチャンス到来です。
1番に戻って,このところ定着しつつある荒金。
バントの構え,失敗,また失敗,最後はスリーバント失敗・・・
おいおい,ホークスってバントの成功率が,むちゃくちゃ低いんではないか??
そんなわけで,1死1,2塁。
ピッチャーは,小林宏之から藤田へ。
川ア宗則。仙台でも「ムネリ〜〜ン(ハート)」の黄色い声援が飛びます。
「サツロー」という呼び名はどこへ消えてしまったんでしょうか。
川アのヒッティングテーマ開始,いわゆる「メガホンダンス」をやる人が去年より多い!
どうやら今年は,見た目の格好を眺めても,他地区から遠征したファンも多いようです。
ちょうど翌日が七夕の前夜祭だから,観光もかねて仙台に来たんでしょうね。
そのサツロー,センター前タイムリーヒット。
見事に打ち返し,芝の外野まで飛ばしました。本間生還。 H3−4M
なお,1死1,2塁。
外野席は,さっそく,関東ファンファーレから,チャンステーマ。
バルデスはあっさりセンターフライに倒れ,ランナー動けませんが,
チャンステーマはそのまま続行。
松中信彦。初回に先制の2ランを放ったようです。
同点,逆転の期待のかかる場面での4番松中,
ライト前同点タイムリー。
田口が2塁から走って走って,生還。 H4−4M

スコアボードが同点を示す。風はごく弱い。
ライトスタンドは「がんばろうパリーグ」の横断幕
沸きあがるレフトスタンド。
マウンドは,コバヒロの勝ちを消した藤田に交代が告げられます。
ピッチャー山崎健。
再びチャンステーマが始まると,打席は井口。

山崎健 VS 井口
スコーンと打ち上げたボールは,センターフライ。
レフトスタンドが落胆の声。
あ〜〜井口〜〜〜あ〜〜〜ああああああああああ!!!!!
センター・ベニー前進,前進,しかし,内野手との間にポトリと落ちます。
風は弱い宮城球場。マリンスタジアムに比べれば無風に近い状態ですが,
どうやら,地上数mでは,ちょいとなれない風が吹いている模様で,
ボールはフラフラと失速し,ベニーの前に落ちました。
川アの足なら,充分に本塁まで駆け抜けてしまいます。
井口,逆転タイムリー H5−4M
いやはや,ワタクシも到着してすぐに,こんないいシーンが見られるとは。
いいとこ取りでスミマセン!!
柴原はサードゴロも,ホークス逆転成功です。
7回裏
マリーンズのマスコット,マー君が,ライトスタンド前で飛び跳ねています。
BW戦の時はスカスカだったライトスタンドも,さすがマリサポ,
白いユニで埋め尽くされて,ピョコピョコ跳んでいます。
ホークスのピッチャーは,先発神内から,2番手馬原とつないだようですが,
ワタクシはそのどちらも見ることなく,3番手山田の投球から見ることになりました。

山田−田口のバッテリー。 バッターは平下。
代打平下,サードフライ。
続くは,ケガから復帰の小坂です。
1塁側内野席には,「小坂誠」と書かれた黄色いノボリが何本も立ち並び,
地元,JR東日本東北の出身の小坂の応援団が陣取っています。
なんせ,球場の裏手はJRの敷地。ライトスタンド後方に見えるはJRのアパート。
まさに小坂の庭,だったのですが,ここで代打フランコが登場し,小坂はお役御免でした。
そのフランコは三振。
代打,井上純。セカンドゴロで三者凡退で,見事なピッチング。
この回,苦しかったのは,スコアボードの裏にいるおじさん。
3人も代打が出ると,書いてはめ込んでの作業が大変です。
それも,8番から1番だしねえ。ボードの下から上までよじ登らないといけないし。
平下
8回表
今日のDHは大道。
なんでも,前日にズレータが暴れたらしく,出場停止だそうです。
大道,ライト前に,「らしい」バッティングでヒット。無死1塁。
本間は送りバントを決めて,1死2塁。
ここで代走は辻。1点差ゲームで大道を下げるのは怖いのですが,
一気に追加点を取って,勝負を決めようということでしょう。
城島の抜けたホークスは,1点にこだわって小技をする,そうです。
田口は倒れて2死。
荒金,ショートゴロ,ショートは売り出し中の俊足・西岡,
西岡,ボールをこぼす。転がす。全然手につかない。一人で遊んでます。
小坂のいない間に,ショートで活躍し,ポジションを奪う勢いだった西岡,
(一説では小坂セカンド,西岡ショートの,黄金俊足二遊間構想もあるらしい)
しかし,しかし,小坂復帰試合で手痛いミスです。
2死1,3塁。さあ,追加点のチャンス。
川ア宗則。しかし,ここはショートゴロでチェンジ・・・

攻撃が終わると,スコアボードからDH(辻)の名前が外され,
代わりにピッチャー(山田)が入る。7番ピッチャー山田?
8回裏
骨董品のスコアボードは,選手名が9枠しかないので,
守備の時間は,DHのところにピッチャーが入ります。
山田秋親,続投です。
堀,ショートフライ。
福浦,いい当たり,ヤバイ,入るかと思いましたが,フェンス手前で失速。センターフライ。
ベニー,ショートゴロ。
この回も3者凡退。ぴしゃり。
山田秋親,前日入籍したばかりの新婚投手が,ナイスピッチングです。
9回表
ピッチャー川井。
バルデス倒れて1死。
松中,大きな当たり,誰もがホームランを期待しましたが,ライトフェンス直撃。
ホームランを逃し,スタンドはため息が漏れます。
ため息が漏れてはいけません。松中,長打です。2塁打です!!
井口,敬遠。レフトスタンドはブーイング。1死1,2塁。
燃えろ柴原,しかし三振。ふう。
ピッチャー交代,薮田。
辻に代えて,代打出口。
ここで,出口の手首あたりに死球。しばらくして1塁に歩きます。
双眼鏡でのぞくと,出口,手首を押さえて痛そうにしていますが,
プレーはできるようです。2死満塁。
そして本間。
初球はファーストの頭の上をきれいに越える
タイムリーヒット H6−4M
貴重な追加点。これで三瀬がラクに投げられるでしょう。
後続倒れてチェンジも,欲しかった1点が入りました。
9回裏
もちろん,マウンドは三瀬で「三瀬じまい」といきましょう。
先頭の里崎,粘られて,フルカウントから四球を出してしまいます。
おや?
次は李承Y。ピッチャーゴロで,2塁を封殺。1死1塁。

三瀬 VS 李承Y
ここで,サード本間に代えて鳥越。必死の守備固めです。
去年なら,さらにレフトに地元の大越が入って,大声援を受けたのでしょうが・・・。
垣内,ライトスタンドは軽快な応援歌も,空振三振。2死1塁。
期せずして,ホークスファンには珍しい「あと1人」コールがレフトスタンド一部から。
代打,佐藤幸彦にはフルカウントまで粘られ,
「あと1球」コールも空しく,四球で,2死1,2塁。
まあ,下位打線だから大丈夫でしょう。
次はえーっと,9番の,・・・,フランコ!
なんでフランコが,そんなところにおんねん!
(さっき小坂の代打で出たんでした・・・)
あちゃあ,よく解説者なんかが「一発出ればサヨナラです」なんていってくる場面,
バッターは一発のあるフランコ。レフトスタンドは渋いチャンステーマ。
バレンタイン監督がノリノリになってくる,お気に入りのチャンステーマ。
緊張の場面。
しかし,最後はフランコをピッチャーゴロに打ち取り,
試合終了。
接戦のいい試合じゃありませんか。
最初から見たかった。
でも,途中からいいとこ取りして見たのも,なかなか良かった。
球界再編のあおりで,来年仙台でホークス戦があるかどうかは
まったく分からない情勢になっています。
球界再編の中では,宮城球場の建替えor新築の問題は,
すっかり影を潜めてしまった感があります。
(去年の観戦記にはいろいろ書いたのですが)
試合後のレフトスタンドには,
「白いボールのファンタジー」が響いておりました。
街じゅうに飾られた,背丈の長い笹の葉につるされた短冊に,
今年はこんな願い事がたくさん書かれていることでしょう。
「来年も球団が合併消滅せず,パリーグが存続しますように」
仙台はいよいよ,七夕の夏を迎えます。
|
Hawks |
2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 6 | ||
| Marines | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
(勝) 馬原3勝1敗 (S) 三瀬3勝2敗19S
(負) 藤田 0勝1敗0S
(HR) 松中35号2ラン,ベニー25号ソロ
ゆいち(管理人)の観戦成績 4勝4敗 ← 今年はペースが遅い・・・