2004年8月11日(水) 

猛暑続く日本列島,福岡にやってきました。
福岡ドームは,2.5ゲーム差で追って来る2位西武との対戦。
前々日,前日と,西武打線に大量点を許し,2連敗。
まあ,いくら何でも,福岡で3連敗はしないだろう。
と思って,福岡ドームへ向かいます。
バスの中では,人々は口々に,昨日までの2試合の不満をしゃべっています。
ありゃりゃ。
福岡ドームは,アサヒスーパードライシリーズ。
赤く大きい広告旗が2つ垂れ下がり,ハニーズの衣装もAsahiの文字。
試合開始前には,地元局から新垣選手が表彰されますが,
今日は新垣選手はお休み,というわけで,松選手が代理。
式はあくまで,新垣選手がその場にいる想定で進みます。
プレゼンターからいっぱいの賛辞を送られ,スタンドから大きな拍手喝采を送られ,
松選手,逃げ出したかったに違いありません。
その後,ライトスタンドには大きなユニフォームが!
横からの写真で分かりにくいですが,結構でかいです。
で,そでにはちゃんと「エムシーコーポレーション」のスポンサーの名前が。
そこまで正確に作らんでも(このユニにも出資してるのかな)。

試合開始前に広がるビッグ白ユニ
1回表
先発は,ワタクシの観戦試合に,なぜだかよく出てくる
星野ジュンジ。
いつぞやは,年間観戦試合の半分に登板した星野が,
ワタクシの,年に一回の福岡ドーム詣でに待ち構えておりました。
アテネ五輪で城島の抜けたキャッチャーは,今日は的場。
何年か前,城島が骨折したときも,何度もマスクをかぶっていますので,
今日も信じましょう。
1番,柴田,空振りで三球三振! おおお,いい感じ。
2番,佐藤,ストライク,ファールのあと,ファーストゴロ。
おおお,凄い。先頭2人を3球ずつで片付けました。
3番貝塚もあっさりカウント2−0。
貝塚も3球かと思ったら,3球目はファール。
そして4球目,左中間を抜ける2塁打・・・
三者凡退とは行きません。
ここまでボール球が1球もない星野ジュンジでしたが,
カブレラ,カウント1−1から,レフトスタンドへ・・・
どこまで飛ぶんだと思った豪快な一発。 H0−2L

星野,カブレラに先制の2ランを打たれる。キャッチャーは的場。
フェルナンデスはサードゴロでチェンジ。
1回裏
さっそく追いかける展開のホークスですが,
相手は今季ほとんど先発していない,まだ1勝の三井。
どうにかなるでしょう。
1番荒金,フルカウントから四球。
2番川ア,大きなバウンドのファーストゴロで,荒金は2塁に。進塁打。
3番バルデスも四球。
立ち上がり不安定な三井に対し,さっそく1死1,2塁。
さて,2点くらい早いうちに返しておきましょうか。
4番松中。
いい当たり,痛烈な打球。大歓声,・・・,しかし,
ファーストカブレラがキャッチ。
2塁ランナー荒金が飛び出していて,ゲッツー・・・
ああ,何という不運・・・
チャンスは潰えてしまいます。
2回表
6番,石井義人。このところラッキーボーイの石井をファーストゴロ。
7番は売り出し中の「今日もやったるで」ナカジ。中島。
一昨日,昨日と,憎たらしいホームランを放っています。
コイツ・・・と思ったら,星野が背中にぶつけます。死球。
その中島,盗塁。的場の送球は間に合いません・・・。
8番細川,ライトフライ。
9番高木浩之。打球は,星野ジュンジのグラブへすっぽり。
星野もチョイと驚いた様子ですが,チェンジです。
2回裏
5番井口倒れて1死。
6番DH大道。左キラーの大道が,スタメンDHです。
そして,期待通り右へ。ライト前ヒットは今日チーム初安打。
それにしても,ライトスタンドは,連敗中とは思えないような活気。
これが福岡ドーム。この雰囲気に浸って,気持ちいいです。
7番出口。四球。1死1,2塁。
8番鳥越はセンターフライ,浅いのでランナー動けません。2死1,2塁。
9番的場。粘ってフルカウントから四球。
2死満塁。またもチャンス,チャンス!
三井,打者が一巡し9人で四球4つ目。調子悪そう。
早めに叩かないと。
トップに還って,荒金。
しかし,初球をショートフライ・・・
この回も,三井がくれたチャンスをものにできません。
3回表
西武はトップの柴田。レフトスタンドの一角は,アメリカ民謡の草競馬。
ストレートの四球で,無死のランナーを出してしまいます・・・。
その柴田,盗塁。
的場の送球は,川アが取ってタッチ。アウトに見えたのですが,セーフの判定。
井口と川アが,ひとことふたこと抗議しますが,覆らず。
城島がいないと思って,走りまくってくる西武です。
佐藤,センター前ヒットで無死1,3塁。
貝塚。セカンドゴロも,本塁には投げられません。
4−6−3の併殺を狙うも,1塁はセーフ。
1死しか取れず,1点を与えてしまいました。 H0−3L
1死1塁でカブレラ。ここはライトフライ。
フェルナンデスもライトフライでチェンジ。
スタンドも徐々に観客が増えてきました。
福岡ドームは,コンコースもスタンドも,活気にあふれ,
いろんなものを売っています。
売り子の取り扱う品目は,12球場No1じゃないかなあ。
(札幌とナゴヤと甲子園はまだ行ったことがないので分かりませんが)
いつも驚くのは,グッズを売り歩いている売り子さん。
身体の周りにいろんなグッズをつけて歩くのはたいへんでしょうが,
そこそこ売れているんですよねえ。凄い商売根性です。
福岡ドーム名物,グッズの売り子さん
3回裏
川ア,バルデス,松中,三者凡退。
あちゃ,1,2回のチャンスを潰している間に,
三井,立ち直りやがったか。
4回表
石井,中島,細川,三者凡退。
よし,1,2回のピンチでは点を取られたが,
星野,立ち直った模様。
4回裏
井口,大道,あっさり2死。
出口のヒットで,久々にスタンドが沸きますが,
鳥越のサードゴロでチェンジ。
5回表
高木浩之,柴田,佐藤,
この回も星野が三者凡退。
いい感じ。そろそろ反撃ののろしを!
5回裏
円陣を組むナイン
ってなわけで,円陣を組んで臨んだこの回でしたが,
的場,荒金,川崎,三者凡退。
三井,完全に立ち直って,完璧なピッチングになってしまいました。
ちょっと打てんぞ,こりゃ。
6回表
三井がその気なら,星野もいい感じになってきました。
貝塚,カブレラ,あっさり打ち取って,この回も三者凡退かと思った次の打者,
フェルナンデスの打球は右中間・・・2塁打となります。 2死2塁。
次の石井義人。このところいい働きをしている石井を,なんと敬遠。
スタンドがざわつきます。次は,絶好調中島やろ。
中島にホームランを打たれたらどうする気ね。
続く中島,
なんと,今日2つめの死球!
星野ジュンジ,童顔のわりに,やることはエグイです。
急速増加中の中島ファンからマークされてしまいました(?)
というわけで,少々痛がる中島が歩いて,2死満塁。

塁上に3が並ぶ。中島と松中。
ピッチャーの星野は33。
細川。氷川きよしに似ているらしい細川。
レフト前タイムリーヒット。
フェルナンデス生還,しかしレフトバルデスも前進してストライク返球。
続く石井が本塁突入。クロスプレー。的場と衝突。
的場が飛ばされて転がる。審判がじっと見ている。
次の瞬間,球審丹波のオーバーアクション,アウト!
的場,ボールを離しませんでした。
バルデス・的場の好守に,大歓声が上がります。
沸きあがる福岡ドーム。拍手の渦が包みます。
しかし,石井の前に1人生還していたことは,観客は忘れています。
スコアボードにはちゃんと「1」が点灯していました・・・無念。 H0−4L

ランナー石井を本塁で刺し,起き上がって引き上げる的場
左は,次打者の高木浩之と,生還したフェルナンデス
6回裏
さきほどのレーザービームで気を良くしたバルデス,
さっそく,三井から左中間を破る2塁打。
そうそう,ノーアウトのランナーが欲しかったんです。
しかし,松中,井口,大道と打ち取られ,
その間に3塁まで進んでいたバルデスも,生還できません。
7回表
ライオンズのラッキー7。
レフトスタンドの一角に陣取るLファン,
ワタクシ,福岡ドームで西武を見るのは初めてなのですが,
他の4球団よりも,やはり人数が多いですな。
それでも,レフト外野の4分の1くらいでしょうか。
ライオンズの球団歌とともに,何本もの旗が同時にきれいにそろえて振られています。
ピッチャーは星野を諦めて,松。
先頭の高木浩之,センター前ヒット。
柴田,ライト前ヒット。無死1,3塁。
おいおい,またまた魔の7回かよ。
結局,松は1アウトもとれずに交代。
すでにジェット風船を膨らませ始めた観客にとって,
7回表のピンチは,たいへんな苦痛です。
さらに,投手交代ということで,膨らみ終わった風船が悲しく揺れています。
吉武。この人がマウンドに戻ってきました。
佐藤,ピッチャーゴロ。高木浩之がホームへ向かっている。
ホームでゆっくりと刺せそうだ・・・
しかし,何を思ったか,吉武は2塁へ送球。2塁から1塁へ。
併殺が完成しますが,その間に1点は許してしまいます。 H0−5L
ランナー1,3塁で,本塁はタッチプレーになるので,
フォースプレーができるところで,併殺を取りにいったんでしょう。
昨日までの大量失点を考え,ピンチの芽を摘むことを優先したのか。
2死でランナーはすべて消えました。
貝塚を打ち取り,チェンジ。
試合開始時は空席が目立ったのですが,
この7回のころには,かなり埋まった福岡ドーム。
このぶんだと,興行上の発表は48000人の満員でしょう。
(空席もあるので実数は30000とちょっとくらいでしょうが)
で,お馴染み,7回裏のジェット風船です。
今日のオマケ
さて,ジェット風船で盛り上がった福岡ドーム。
ホークス打線なら5点差はすぐひっくり返るでしょう。
出口,鳥越,的場,三者凡退・・・
福岡ドーム,急速冷蔵。
さすが,熱しやすく冷めやすい九州人の気質でしたが,
ジェット風船から10分後には,帰宅の人の列ができ始めていました。
観客がほんとに多かった時間は,6〜7回の数十分だけだったようです。
8回表
ライオンズファンが「白いボールのファンタジー」を歌っています。
スタンドの大半を埋めるホークスファンのほうは,帰っていく人の群れができました。
よく,テレビやラジオの中継で,「お客さんは野球をよう知っとる」という
決まり文句がありますが,ことに福岡ドームではよく分かることで,
敗色濃厚だと,あっという間に観客が減っていきますもんね。
花火見れないと分かると,あっさりしたものです。
そんな中,「4番・ファーストベースマン・カブレラ」のアナウンスに,
帰宅の群れが一瞬止まります。
ワタクシの目の前を通過中のオッチャンが,
「ふん,カブレラ,打たしたらよか!」と吐き捨てるように言いました。
次の瞬間,ライトスタンドに,打球が飛び込んでいきました。
オッチャンは,一瞬,悲しそうな顔をして,そのまま帰宅していきました。
一瞬止まっていた帰宅の群れは,この一撃で加速していきました。 H0−6L
福岡ドームは,ホームランが出て静まりかえる球場。
西武の選手にとっては,福岡ドームを静めるのが,最高の快楽だとか。
吉武,次のフェルナンデスにもヒットを許してしまいます。代走上田。
後続は討ち取るも,あまりに痛い1点でした。
8回裏
6点差で8回を迎えました。逆転はかなり難しくなりました。
しかし,三井が下がった。
これはラッキーかも。ピッチャーは大沼。
荒金,さっそく代わりっぱなの初球,ライト前ヒット。
そうそう,こういうのが欲しかったんだよ。
思い出したように盛り上がるライトスタンド。
川ア,ファーストゴロ,2塁アウトも,1塁は悪送球で,
川アは2塁まで進みます。記録はエラーですが,ランナー2塁。
バルデス四球で,1死1,2塁。
あっという間にチャンス到来。
今日,なかなか盛り上がることの少なかった福岡ドームも
ようやく,出来上がってきました。
この回,3点くらい取れたら,まだ試合は分からなくなります。
打席には4番松中。
いい当たり,痛烈な打球,一瞬沸きあがる歓声,
しかし,ボールはファースト・カブレラのミットの中に・・・
まるで1回裏のリプレイを見ているかのような不運な当たり。
飛び出した川崎が2塁でアウトになり,併殺。チェンジ。

松中は不運な当たりが続いた
9回表
観客は半分近くは帰ってしまいました。
ピッチャーは神内。期待の左腕。
相手は代打,ナニワの大砲,中村。
って,大阪近鉄の中村ノリみたいなキャッチフレーズがつく中村剛也ですが,
体型は遠く目にはノリに似ています。あとは風格がつけば,まさに2世。
そんな中村を,帽子のわきから髪をなびかせる神内が,三球三振に仕留めます。

神内登場も流れは止まらず
おお,神内,いいじゃない。
思ったのは一瞬でした。
代打赤田,フルカウントから四球。
佐藤センター前ヒット。
貝塚は三振に仕留めますが,
カブレラには,レフト前タイムリーを打たれて,ダメを押されます。
途中から代走に入った上田はライトフライでチェンジですが,
この回も1点取られ,差は開く一方です。
9回裏
腰痛で6月中旬から戦列を離れていた豊田が復活しました。
点差はありますが,ホークス戦ということで,挑戦登板のようです。

腰痛の豊田が約2ヶ月ぶりに復帰
バックスクリーンへ恒例のおまじない
復活直後の豊田には,嫌なイメージを植えつけたいところでしたが,
井口,代打ズレータ,代打宮地と,三者凡退で試合終了。
西武3連戦に3連敗で,1.5ゲーム差まで迫られてしまいました・・・
それも,最後は4安打完封・・・
こちらは和田毅と城島,向こうは松坂と和田一と張,
ともに五輪で主力が抜けているのですが,
西武の方が,それをうまく利用した感じでした。
ふう。西武に負けると,他に負けるよりも
数倍は落ち込みますね。

西武ファンが残るライトスタンド
しかしその頭上には城島がニラミをきかせる
| Lions | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 7 | ||
|
Hawks |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(勝) 三井2勝1敗
(負) 星野 5勝7敗
(HR) カブレラ13号2ラン,14号ソロ
ゆいち(管理人)の観戦成績 4勝5敗 ← チームは貯金22なのに