2005年4月4日(月) 


スカイマークスタジアム

うーん,慣れないですね。

まあ,今季は,ソフトバンク,ヤフー,楽天,フルキャスト,インボイス,・・・

見慣れない,聴きなれない言葉がたくさんで,対応するのもたいへんですが,

やはり,オリックス・バファローズの違和感がなくなるのには,

多少は時間がかかるでしょうねえ。

で,スカイマークスタジアム。

スカイマーク・エアラインズって,

羽田と九州を結ぶ航空会社っていうイメージが強すぎて

関西のイメージと結びつかないんですよね。

まあ,スカイマーク社は,関空や,来年開港の神戸空港に乗り入れるようで,

今まで縁の薄かった関西での知名度を上げたいんでしょうね。

 

さて,ワタクシの今季初観戦,今年は神戸からです。

その前の千葉から見たかったんですが,

あいにく出張で大阪に来ておりまして,

ソフトバンク・ホークスの一行を,関西で待ち構えることになりました。

 

総合運動公園駅に着くと,駅の案内はちゃんと「スカイマークスタジアム」に変わっていて,

「Yahoo!!BBスタジアム」のときのように,紙を張ったりということはありませんでした。

で,駅を出ると,内野自由席への長蛇の列・・・

平日のナイターと思って油断していたら,えらいことになっています。

ところが,

外野のほうは並ぶことなくすんなり入場し,座席に着きます。

すでにスタメンは発表され,ブルペンでは杉内が投げ,

時おり城島自身が受けて,観客が集中しています。

 

ブルペンで最後の調整をする杉内  内野自由席の1階はほぼ満席

 

両チームの選手が並び,地元開幕戦を祝っています・・・って,

大阪ドームと,ここ神戸のWフランチャイズなんてやっているから,

あとから来る神戸の方は,地元開幕って言っても,あんまり盛り上がらんね。

ともかくも,震災から10年ということで,

自らも被災したという神戸の歌手,深川和美さんが国歌独唱。

そして,震災の日,1995年1月17日に生まれた10歳の少年が始球式。

さらに,青空に花火が数発打ちあがります。

これで,開幕宣言をしたECCジュニアの子どもの英語がもうちょっと練習できていたら

完璧だったのに,というような感じで,開幕式はつつがなく終わります。

 

1回表

オリックス・バファローズの先発は,ケビン。

ケビンって,去年の近鉄のバーン。ケビン・バーン。

こっちのトップバッターは,去年の近鉄の大村。

あああ,オリックスとホークスの試合で,

投げてるほうも,打ってるほうも,去年は近鉄の同僚。ううむ。

なんて考えている間もなく,初球を打ってファーストゴロ。

川アもセカンドゴロ。

そして,大型補強のトニー・バティスタ。

刈谷でオープン戦を見たときには,外野の応援は「トニー」コールだったんですが,

公式戦はどうやら「バティスタ」コールのようです。

有名な超オープンスタンスで構えますが,

ケビン VS バティスタ

バティスタはサードゴロ。

ここのスコアボードは,球数(ストライク・ボール別)がちゃんと出るのですが,

ストライク8,ボール2の,たった10球,全部内野ゴロ。たった3分で,1回終了・・・。

 

1回裏

去年はベンチを殴打して両手骨折という,前代未聞のケガで棒に振った

杉内俊哉

杉内 VS 村松

オリックス・バファローズの先頭は村松

天然芝を求めてFA宣言をし,この神戸にやってきてから1年。

でも,村松の本拠地は,結局,半分は人工芝の大阪ドームになってしまいました。

フルカウントからフォアボール。

続く水口,ガルシアは連続三振で2死1塁。

次のブランボーの打席,1塁ランナー村松スタート

村松VS城島

ホークスファンには,たまらない対決でしたが,

ここは城島の勝ち。村松アウトでチェンジ!

 

2回表

松中,城島,ズレータ。

いいところなく三者凡退・・・。

うーむ,バーンはよさそうだ。

 

2回裏

試合開始前のセレモニーの時には,まぶしかった西陽も落ちて,

寒くなってきました。

 

打席は再びブランボー

あちゃあ。打球はこちらへ向かって飛んできて,左中間フェンス直撃の二塁打。無死2塁。

ホームランにならんかったのは今年から導入の「飛ばないボール」のおかげでしょうか。

大西は三振。次は阿部真宏。

ライトスタンドは,元近鉄のファンと思われる赤色がけっこう見えます。

最上部には,赤色の「いてまえ魂」,青色の「青波魂」の横断幕が並んでいます。

打順が,水口,大西,阿部なので,ラッパだけ聴いてると,大阪ドームのようです。

(大西の曲は去年と違うみたいですが)

ライトスタンドの風景

阿部真は,レフト前のヒット。レフト宮地が前進して,

ブランボーは3塁を蹴ることができません。1死1,3塁。

さてと,はやくも杉内は大ピンチ。

ここは,下山を三振,塩谷をショートゴロに斬って,チェンジ。

危なっかしい杉内のピッチングでした。

 

3回表

ホルベルト・カブレラ。

今のところ,バティスタよりも評価の高いカブレラですが,

ここもきっちり,ライト前ヒットで,ホークス初安打。

しかし,続かん。

宮地,柴原,大村と,外野三人衆が凡退で,無得点です。

 

3回裏

雲ひとつなく,でも春らしく白みがかった薄青の神戸の空は,

少しずつ少しずつ,濃紺の闇へと移り変わっていきます。

そんな空の色をジーッと眺めては見たものの,

寒い!とても寒い!

外国人投手のときにはマスクをかぶる的山が,打席に入り,四球を選びます・・・,

村松,水口,ガルシアを斬って,無失点ながら,

球数多いなあ。杉内。これは何回まで持つか分からないピッチングです。

 

4回表

1死から

バティスタ,センター前ヒット!

バティスタ,オープン戦のときはどうなるかと思っていましたが,

開幕シリーズの福岡ドームの最後のほうから,当たってきましたね。

しかし,松中,城島は凡退で,つながりません。

 

4回裏

ブランボー,左中間フェンス直撃の2塁打ーーーって,

さっき(2回裏)のビデオ見てるみたいやな。

って,初回から4イニング連続で先頭打者を塁に出す杉内

おいおい,見てられないよ。

大西のライトフライで,ブランボーは3塁へ。1死3塁。

阿部真宏をショートフライ,下山をズバッと見逃し三振。

杉内,粘り強いのか,テンポ悪いのか,試合が締まりません。

まあ,それでもスコアボードには0が並びます。

 

5回表

1死後

ホルベルト・カブレラ,

打球は3塁の近くを通り,レフトスタンドからは,ファールかなって見えたんですが、

審判はフェアの判定。周りの選手もそのつもりで動いているのでフェアなんでしょう。

レフトスタンドはポカーンとしていますが,とりあえず長打コースということで,

レフトへの2塁打

またまたチャンスメーク。今日2安打め。頼りになるカブレラです。

宮地が倒れたあと,

柴原の打球はセンター目指してまっしぐら。先制2ランかーーーー,

しかし,あと一伸び足りず,失速,センター大西の手に。

これが,「飛ばないボール」の威力かなあ。

チェンジ。

 

ケビン・バーンも,立ち上がりはよかったものの,

その後はあんまり良くはなく,ちょいとだらけた試合になってるなあ。

それでも,得点0−0だから,一応締まっているのかな。

拙攻合戦に見えて仕方がないんですが。

 

5回裏

さあて,5回の裏が終わったら花火なので,

さっさと,杉内にはこの回を終わらせてもらいましょうか。

塩谷,レフトフライ。

今日初めて,先頭打者を打ち取りました。

的山も凡退。そして,村松のピッチャーゴロをさばいて,チェンジ。

 

よっしゃー,花火タイム! と,その前にチアリーディングがあって,

     それにしても,ネッピー,リプシーって,「バファローズ」に似合わんなあ・・・

 

何度かこの球場には来ているんですが,

ここの花火を見たことがないんです。

けっこうきれいだと聞いていたんですが,見たことなくて,

で,ホークスが神戸に来るのは,この3連戦が最後

あと残りは大阪ドーム。もったいないなあ。

花火の上がるのは,レフトスタンドから見ると後方になるんですね。

神戸で花火を見慣れた人は,5回裏の間に,ささっと,ライトスタンドに移動するようで,

ライトスタンドや,1塁側内野からの眺めがいちばんいいみたいです。

写真はレフトスタンドからですが,充分に迫力ありましたよ。

いやはや,これは見事な花火です。

寒いだけあって,夏の花火に比べて色が鮮明できれいです。

千葉マリンの花火も見事ですが,ここのも凄いなあ。

 

6回表

19時40分ごろ,両チーム無得点のまま後半開始。  H0−0Bs

ここまでの展開は,いちおう標準的な時間なんでしょうかねえ。

でも,両投手とも,だらだらランナー出しているので,

後半はけっこう時間がかかりそうな予感がしました。

大村,飛ばないボールに勝てなかったか,大きなセンターフライ。

川アもレフト正面を突くライナー性の当たり。キャッチされて2アウト。

しかーし,

バティスタ四球。松中四球。そして,城島死球

タラタラしている間に,ランナーが3人たまりました。

おや,2死満塁。気付いたらチャンスです。

ズレータ,先制点のチャーーーンス!

しかし,ズレータの打球は,サード塩谷の真正面。

レフトスタンドから悲鳴が漏れて,チェンジ・・・。

 

6回裏

腹も減ったし,トイレにも行きたいし,席を離れて,バックスクリーン方面へ。

この球場の食べ物は,全体にレベルが高くて,美味しくて,

6回にもかかわらず,まだ列ができています。

とにかく,ラーメンとかスープとか,温かい汁物がむちゃくちゃ売れていて,

見ているうちに,ラーメンが売り切れになりました。

寒いもんなあ。そういえば,ビールの売り子さん,一度も見ていないなあ。

ワタクシは,春巻スティックを食べながら,試合を見ていたら,

1死後,代打のアナウンスが。

3番,指名打者,ガルシアに代わって,塩崎。

えっ,ガルシア引っ込むの?

ふーん,と思って眺めていたら,塩崎の打球はライトへ伸びていきます。

おや,伸びよる。柴原がフェンスによじ登っています。グラブを上にのばしますが,

そのわずかに上を通った打球は,スタンドへ・・・。

塩崎,代打で先制ソロホームラン・・・   H0−1Bs

仰木マジック,恐るべし。完璧に的中しよった・・・

合併球団,ファンが離れても仕方がない状況の中で,

孤軍奮闘してきた仰木監督の努力の甲斐あって,

この日も1階席はわりと埋まり,2回もけっこう入っています。(22936人)

もうすぐ70になろうというのに,おそろしい人や。

(翌日の報道を見ると,ガルシアは,ケガして引っ込んだ模様ですね)

バックスクリーンに上がる炎は健在。

凍り付いているスタンドを,微かに暖めます。

 

続くブランボー,センター前ヒットで猛打賞。

杉内,ついに捕まったかと思いましたが,

大西と阿部を打ち取って,1点だけに抑えます。

 

7回表

聴きなれた,歌いなれた,「いざゆけ若鷹軍団」が流れます。

みんな,けっこうちゃんと「ソフトバーーンク,ホークスー」って歌っています。

1死後,宮地がセンター前ヒットで出塁します。

ここで,ピッチャー交代,菊地原。

レフトスタンドは,関西名物の囃しである,「さよならさよならケビン!」コール,

そのあと,どうするかなと思ったら「近鉄電車ではよ帰れ!」

ううむ,神戸には近鉄電車は来てへんなあ。

KOしたわけではないので,ちょいと囃しも元気がありません。

柴原のファーストゴロでランナーは2塁に進みます。

菊地原 VS 柴原

大村の応援歌は,近鉄時代のものと,ホークスの新作を交互に鳴らしますが,

残念ながら三振。点を奪えません・・・

 

7回裏

オリックス・バファローズの応援歌を,初めて聴きます。

ユニフォーム,マスコットキャラクターなど,オリックスブルーウェーブのものを

そのまま継承して,だいぶ顰蹙をかってしまったオリックスですが,

応援歌は新作のようです。

で,だいぶおちついた感覚の歌なんですが,「バファロー」らしくはないかな。

やっぱり,港町神戸をイメージしたんだろうな,と思って,よくよく歌詞をみてみると,

さすがに,歌詞は「バファローズ」だけではダメだったようで,「オリックス」が入り,

また,「Wave」という単語も入っていて,忘れられないんだね。ブルーウェーブ。

 

さて,何だかんだでここまできた杉内ですが,

下山にライトオーバーの2塁打を打たれ,無死2塁となった時点で降板。

だいぶ早くからブルペンで投げていた吉武にかわります。

ここまで完璧なリリーフを見せている,ホークス中継ぎ・抑え陣が順々に出てきます。

塩谷をショートゴロ,的山を三振。寄せ付けません。

2死2塁となって,神内登場。

先日,嬉しい初勝利を上げたばかりの期待の左腕が出てきて,

村松をサードゴロに討ち取ります。神内見事。

しっかし,サード・バティスタ,もっと早よう投げんば!

打者の村松の足が速いことを知らんのか,打球をきわめてゆっくり処理して,

あやうく内野安打にしてしまうところでした。

吉武,神内の見事な火消しで,1点差を広げません。

 

8回表

川崎が三振に倒れると,

ピッチャーは萩原に交代。

ここからは,継投・継投で,思ったとおり,時間が長引いていきます。

寒さがこたえます。メガホン持つ手の感覚がなくなって,メガホンを落としそうです。

バティスタ,キャッチャーフライで2死。あああ。

松中が四球で歩き,その後,ワイルドピッチで2塁へ。

ここでの囃しは「阪急電車ではよ帰れ!」 萩原は元オリックスだなあ。

城島死球

2打席連続の死球に,城島,的山に詰め寄って,何か言っています。

乱闘にはならんですが,険悪ムードが漂ってきました。

たしかに,今日の試合はストレスたまりそうな,煮えきらん試合だし,

城島も怒るわなア。

2死1,2塁。チャンス拡大で,打席はズレータ

ピッチャー交代,8回2死で,ついに「最速男」山口投入です。

レフトスタンドは,関西チャンステーマ発進!

ズレータの打球,ライトスタンドに伸びていくーーー

ライト下山がフェンスに張り付いてジャンプ。

一瞬,捕られたかなあ・・・と思ったんですが,ボールが地面に落ちます。

鬱憤を晴らすようなレフトスタンドの大歓声。

松中ホームイン。城島も1塁から長駆ホームイン。   H2−1Bs

ズレータの逆転タイムリー2塁打! 

代走は本間。

カブレラ,ライト線への2塁打

やっと火がついたホークス打線,本間がホームイン。  H3−1Bs

ホルベルト・カブレラ,これで猛打賞!!

仰木マジックを突破しました。

さすがに,山口続投は無理と見て,ピッチャー交代。

歌藤を投入します。しかし,止まりません。

宮地,ライトオーバー2塁打

カブレラがホームイン。 H4−1Bs

チャンステーマは,4人目になりました。

柴原,レフト前ヒット 2死1,3塁。

次は大村。開幕8試合連続安打を継続中ですが,

今日はまだヒットがありません。タイムリーが期待されますが,

ファーストゴロでチェンジ。記録は途切れてしまいました。

 

いやあ,やっとすかっとしました。

観客はここまで見て,ぞろぞろ帰っていきます。

寒いしね,21時もだいぶ過ぎて,長い試合になってしまったし。

 ファンのコールに応える宮地

 

8回裏

神内続投

平野をセンターフライに打ち取って任務終了。

続くは,オリックスキラーの倉野

しかし,塩崎,ブランボーに連続四球を与えてしまい,1死1,2塁。

ここで王監督動きます。

8回1死の段階で三瀬投入。

あちらさんが,8回2死で山口を投入して失敗しましたが,

こっちの三瀬は格が違います。

代打早川を三振に仕留めます。2死1,2塁。

次の阿部はサードゴロ。バティスタが打球を拾って・・・1塁か2塁に投げると思いきや,

何を思ったか,バティスタ,ランナーの塩崎を見つけ,追いかけ始めます。

おい,何を始める気だ,バティスタ! レフトスタンドが一瞬ざわめきましたが,

バティスタ,ふと気付いたように3塁ベースを踏みに行き,めでたくサードゴロ完成。

チェンジ。

三瀬,すばらしい。

 

9回表

ピッチャーは加藤

1死からバティスタがヒットで出ます。だいぶ当たってきたね。

代走鳥越の登場に,レフトスタンドは沸きます。

後続倒れて無得点。

3点リードで,9回裏を迎えます。

 

9回裏

三瀬,最後の店じまい。

下山,空振り三振。

塩谷,見逃し三振。

そして,的山はライトフライ。

三者凡退で試合終了!

 

試合終了!

 

ヒーローインタビュー,

ズレータの声がスタジアムに流れます。

ひととおりの質問が終わって,最後にファンに一言,と振られると,

九州弁で,「ガンバルけん!」と。

スタンドは沸きあがっておりました。

 

さて,つい2日前にプロ初勝利を挙げた神内が2勝目。

これ,今年2005年から記録の方法が変更され,適用された初の例なんだそうです。

神内が 2/3 回を投げて無失点,

三瀬が 1と2/3 回を投げて無失点 ですから,

去年までのルールだと,1回以上多く投げている三瀬が勝利投手になるそうです。

しかし,今年は任務中に決勝点をもらった投手にそのまま勝ちが付くため,

神内に勝利,三瀬にSが付くんですね。

ただし,神内は1イニング未満しか投げていないので,もしも1点でも失点していたら,

上記の条件は適用しないそうです・・・・ううう,なんか頭がこんがらがってきた。

ま,ともかく,神内投手,おめでとうございました。

 

 

  Hawks  

   
  Buffaloes      

(勝) 神内 2勝  (S)三瀬 1勝3S  (敗)萩原 1敗

HR 塩崎1号ソロ 

 

ワタクシゆいちの観戦成績 1勝0敗

 

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