2005年5月4日(水) 

大阪ドーム


合併球団,オリックス・バファローズは,

神戸と大阪で半分ずつ試合をするWフランチャイズだそうで,

(他に地方試合として,東京ドームで2試合)

「神戸スタイル」「大阪主義」

という,2種類のポスターを貼り分けて,両方で商売しております。

ちょうど1ヶ月前,神戸での試合を観戦しましたが,次は大阪。

てなわけで,連休に足を伸ばして,大阪にやってきました。

 国道まで伸びそうな列

開門11時の少し前に大阪ドームに行きます。

阪神電鉄が大阪ドームを通って,難波で近鉄と直通する工事が進んでいて,

国道側からドームへ向かう通路は狭くなってはいますが,

内野自由席のゲートからのは,延々と国道付近まで延びています。

前日も満員近かったようですが,今日もかなりの入りになるでしょう。

ここ数年,大阪ドームの観戦は,外野席が続いていましたので,

久しぶりに,気分を変えて,内野自由席へ。

それも,上段の自由席で,ホークスベンチの上空あたりに陣取りました。

 

試合開始30分前,スタメン発表

ホークスは,守備練習中。

名前が呼ばれた選手がカメラで捕らえられて,ビジョンに映るんですが,

城島が呼ばれたとき,城島はキャッチャーフライを追いかけている最中。

カメラが追います。パナソニックの大ビジョンに映ります。

城島キャッチ,そのまま両手を真横に広げて,片ひざを付き,

カメラに向かって,フィニッシュのポーズ

場内爆笑。アナウンスの男性も,「ナイスキャッチ!」と粋なセリフ。

本日のスタメン

 

元々,音楽用に使えるように,音響設計が整った大阪ドーム。

天井のリングの中央に,いろんな角度に向けてスピーカーが設置されています。

試合前に,オリックス・バファローズの球団歌“SKY”を歌っている

MEGA STOPPER ライブ演奏で歌います・・・,が,

ドームでリハーサルやったのかどうか。本番で緊張したのか,勝手が違うのか,

広いドームで反響した伴奏音に,ボーカル氏がリズムが取れません。

何度か,歌詞を飛ばしたりしながら,たぶん汗だくのステージは終わります。

ふう。聞いていてつらかった・・・。

でも,その後の国歌独唱は,伴奏なしなので,見事にこなし,汚名返上。

MEGA STOPPER による,球団歌 “SKY” のライブ

国歌独唱 右下は問題のフジオフードシステムの広告

 

プレーボール宣言は,神戸でおなじみのECCジュニアの子どもの英語。

いつも思うんだけど,この宣言,もうちょっと練習の進んだ子どもを起用しないと,

いかにも練習し始めた初心者みたいな子どもじゃ,きついんじゃないかなあ・・・

見ていて,微笑ましいくらいならいいけど,何か,可哀想に見えてくるなあ。

 

始球式は,この3連戦のスポンサー。フジオ・フード・システムの社長。

ワタクシもたまに行く「まいどおおきに食堂」なんかを経営している会社。

前日は,この会社の白い広告が,センター後方にあって,

打者が投球を見にくいと王監督がクレームをつけたようです。

今日は,ややライト寄りに設置されて,問題は解決したようですが,

そのぶん,座席が減ってしまったようです。

さて、社長さん,ワンバウンドで外へ外れるボールでしたが,拍手が起こって,

試合開始。13時。

 

 

1回表

オリックス・バファローズの先発は高木。今季初先発。

背番号1,柴原はセカンドゴロ。

2番は,昨年いい出発をしながら,けがで引っ込んでしまった井手正太郎

高木 VS 井手正太郎

井手正太郎は,四球を選んで,塁に出ます。

バティスタ。上から見ても,やはり独特の構え。

しかーし,サードゴロ併殺でチェンジ。

 

1回裏

先発は,斉藤和己

ケガから復帰して,ようやく先週,初先発で初勝利。今日が2度目の登板。

村松,セカンドゴロ。

早川,ファーストゴロ。

淡々と2アウトを取って,ファンを安心させたかと思ったら,

谷ヨシ君に四球を与えてしまいます。

あれー,と思っていたら,

ブランボー。 打球は,右中間に伸びていきます。

あちゃー,ホームラン,と思ったんですが,幸い(?)フェンスに直撃。

でも,アウトですもんね。谷は走る,走る,先制のホームイン。

タイムリー2塁打。   H0−1Bs

あっというまの速攻でリードされてしまいます。

去年のボールだったらホームランだったような気が・・・おお怖。

阿部真宏はセカンドゴロで,チェンジ。

 

2回表

松中,ファーストゴロ。

城島,四球。

ズレータ,高々と上がったボールは,天井のリングに届きそうでしたが,

いくら高く上がっても,落下したボールは,キャッチャー的山のミットへ・・・。

ホルベルト・カブレラ,四球。

井出竜也。レフトスタンドのトランペットは,

井手正太郎のテーマに,よく似てるけど,途中から違う曲。

それって,単に「いで」って苗字が同じだから?

ショートゴロでチェンジ。

 

2回裏

北川,空振三振

ガルシア,空振三振

後藤光尊,ショートゴロ。

カズミ,三者凡退みごと。

カズミ VS ガルシア

 

3回表

今季2度目のスタメン,鳥越。最初の打席はショートゴロ。

柴原,センター前ヒットも,

井手正太郎は三振,

バティスタはサードゴロで,チェンジ。

バティスタ

 

3回裏

的山,三振,

村松,サードゴロ。

テンポよくなってきたかなあと思ったら,

早川の足に死球。早川,痛そうですがしばらくして1塁へ。

谷はセカンドフライでチェンジ。

 

4回表

内外野の自由席はかなり埋まりました。

指定席エリアがもう少しですが,かなりの観客動員でしょう。

埋まり方は3塁側がはやかったのは,昨年同様。

で,そのソフトバンクホークスですが,

松中,城島,ズレータで三者凡退・・・

 

4回裏

1死後,阿部真宏にヒットを打たれてしまいます。

北川の打席,

阿部真宏スタート。

城島,無駄のない動き。ボールを握り直さないです。

取ってそのまま送球。送球のボールを見たら,もうアウトだと分かる完璧な盗塁阻止。

いやあ,プロの巧みの技に感服です。

北川はショートゴロに打ち取りチェンジ。

 

両投手,四死球もあり,ヒットも打たれ,ちょくちょくランナーは出すものの,

大崩しないので,ピンチらしいピンチも,チャンスらしいチャンスもなく,

ただ淡々と進んでいく試合。

試合進行も,見事に,1イニング10分×2(表・裏)。

そろそろ見せ場が欲しいぞ。

 

5回表

ホルベルト・カブレラ

ライナー性の打球は,レフト早川の頭の上を越えて,上段スタンドへ

同点ホームラン   H1−1Bs

いやあ,起伏のない穏やかな試合が,やっと動き出した!

さあ,ここから本格的に攻撃開始だ・・・と思ったら,

井出竜也,鳥越,柴原凡退で,後が続かず・・・。ううむ。

 

5回裏

さて,内野自由席の上段で観戦していたワタクシは,コンコースに出てみました。

埋まっている座席のわりには,開いている売店は少なく,シャッターの方が目立ちます。

で,開いている店舗は,品物が足りなくて,内線電話で下段の店舗から品物を取り寄せたり,

人も品物も足りなくて,長い列になっているところもあります。

列に並んでいる間に見ることのできるモニターも設置していないので,

試合の進行状況は,漏れ聞こえてくる応援団のラッパだけ。

バファローズのヒッティングマーチの合間合間に,

ホークスのアウトのテーマが入るので,大丈夫そうだなと想像しながら,

座席に戻ったときには,イニングが無失点で終了していました。

どうやら,ヒットで出た後藤の盗塁を,城島が阻止し,

結果,3人で終わったようで,何よりです。

 

6回表

井手正太郎,今日2つ目の四球で1塁に出ます。

打席はバティスタ

バティスタのHR 投手は高木 1走は井手正太郎

 

体制を崩したかな,と一瞬見えたんですが,

ボールは伸びて伸びて,センターオーバー,フェンスの向こうのテラス席に入りました。

2ランホームラン      H3−1Bs

いやあ,見事なホームランでした。

松中倒れたあと,

城島は死球。あちゃあ,また的山ともめるかなと思いきや,

まあ,特に何も起こらず,城島は素直に1塁へ。

1死1塁。

ここで,仰木監督が出てきます。

ピッチャー,加藤大輔

加藤大輔,対するはズレータ。

ズレータも流れに乗って,レフト前ヒット。1死1,2塁。

カブレラ。ここも打点を稼いで欲しかったのですが,

ショートゴロ,6−4−3とボールが渡ります・・・が!

俊足というよりも,むしろ暴走といった言葉が近いくらい足が速いカブレラ。

1塁はさっさと駆け抜け,併殺は免れます。

2死2,3塁。

 

そして,代打大村直之。先発を外れた大村の登場に,

ホークスファンだけでなく,バファローズファンからも歓声が上がります。

レフトスタンドは,コールを全部省略して,いきなりヒッティングマーチから。

それも,今年の新しいのではなく,大阪近鉄時代のものを前奏から。

周囲から,懐かしいなあという声が漏れてきます。

眺めると,ライト外野で小さく踊っている人発見。

1塁側内野のほうでは,ポンポンがリズムに合わせて,小さく回っています。

曲を聴くと,無意識のうちに動いてしまうのでしょうね。「近鉄」バファローズファン。

そんな,大阪ドームで慣れ親しんだ曲に乗せて,大村の打球は鋭くセンターに向かって・・・

そうはさせじと,ジャンプしてキャッチしてしまったのは,

元オリックス,ショート後藤光尊でした。

チェンジ。

 

6回裏

村松,内野の深いところ,鳥越とカブレラが交錯気味で,どちらも拾えません。

Hのランプがつき,内野安打ということで,無死1塁。

続く早川,ショートゴロ。

鳥越,拾って,そのままセカンドベースを踏んで,1塁へ送球。

6−6−3の併殺完成! と思ったら,

2塁塁審の手が真横に上がっている・・・

鳥越が2塁ベースを踏んでいないということなのでしょう・・・

とくに抗議もなかったということは,鳥越も自覚していたか。残念。

1塁のみアウトで,1死2塁とピンチ。

そして・・・

谷ヨシ君。センター前タイムリー。     H3−2Bs

カズミ,たしかに援護点は少ないかもしれないけど,

取ったすぐ後に,また取られてしまって・・・

まあ,今回のは,エラーこそ記録されていないものの,

内野守備がカズミを助けてなかったからなあ・・・

後続は断って,1点リードは辛うじて守ります。

 

7回表

「いざゆけ若鷹軍団」が流れます。

その曲に乗せて,パナソニックの大型ビジョンには,各賞の当たりくじの番号案内。

スポンサーのフジオ・フード・システムからの各種商品の案内です。

くじの当たり案内のBGMに球団歌を使うとは,えらい豪勢なBGMだこと。

最後には,黄色いジェット風船が舞って,ラッキー7です。

1死後,

柴原が四球を選んで出塁。今日は四球が多いような。

井手正太郎。1死ですが,送りバントを決めて,2死2塁。

さて,バティスタ。もう一発の期待が膨らみまして,

打球はレフトスタンド一直線ーーーーと思ったのですが,

フェンスのわずか手前でキャッチされてしまいます。

飛ばないボール??

チェンジ。

 

7回裏

球団歌「SKY」は,今度はライブじゃないです。

北川,左中間を破る長打か!と思いきや,

井手正太郎が走って,ジャンプして,ナイスキャッチ。

ファインプレー!

のわりには,ホークスファンで埋まるレフト外野スタンド,あんまり盛り上がりませんね。

そう,あの位置のファインプレー,レフト外野の真下でのファインプレーだから,

レフトの外野席からは,身を乗り出さないと見えないんですよ。

ううむ,井手正太郎,内野からはちゃんと見えてましたよ。ファインプレー。

ガルシアにヒットを打たれますが,

後藤,的山を斬って,

どうにかこうにか,斉藤和己,失点を防いでいます。

もう,あっぷあっぷのような・・・。

 

8回表

1点差のまま,8回まで来ました。

カズミを助けるためにも,追加点で突き放したいですね。

気持ち裏腹,松中,城島,ズレータ,

今日2度目の三者凡退は,同じトリオでした。

ズレータ

 

8回裏

神内靖登場

大事な場面で使われるようになった,成長著しい左腕,神内。

井手正太郎といい,神内といい,宮崎県勢が,必死でがんばっています。

ん,あと一人,宮崎県勢の大物がいたような気が・・・

村松を空振三振に取ります。

 

神内 VS 村松

 

しかし,代打水口を四球で出して,ここで降板。

右の吉武真太郎

谷をライトフライに打ち取り,水口は1塁に戻ります。

ブランボーの速いゴロの打球は,吉武がよく取った!

1塁へ送って,チェンジ。

必死の継投で1点を守ります。

 

9回表

オリックスのピッチャーは吉川。

1死後,

大村直之,高いバウンドの当たりは,セカンドへ。

大村は1塁を駆け抜けて,内野安打。

鳥越,危うく送りバントを失敗しかけますが,

最後には決めて,2死2塁。

決定的な1点をもぎ取りにいきます。

柴原に期待が集まります。

レフトへの打球,一瞬,やったーと思いかけたんですが,

レフトの守備範囲でした・・・残念。

チェンジ。

時刻はもうすぐ16時。試合開始から3時間。

9回裏を抑えれば,ちょうどいい試合時間だなあ。

 

9回裏

1点差。マウンドはもちろん,

三瀬幸司

先日の大差の付いた試合で調整登板中に点を取られ,

防御率0点はなくなりましたが,信頼のおけるクローザー,店じまい。

代打大西に,ライトスタンドは沸きますが,初球をセカンドゴロ。

 

次は,逆転イッパツマンの曲に乗って北川登場。

子どもの歓声が起こります。「アンパンマーーーン」

打席に立つたびに,イッパツマンアンパンマンが乱れ飛ぶ北川は,

このところ当たっていません。まあ,安全かな。

しっかし,嫌な予感がするんだよなあ。こういう場面の北川。

三瀬 VS 北川

ああ,こういう予感は当たってしまうんですよ。

北川の打球は高く上がって,ライトスタンド下段の壁にあたり,

グラウンドに落ちてきました・・・。

ライトスタンド,1塁側スタンドは,もうお祭り騒ぎ。

北川お得意,9回裏のホームラン    H3−3Bs

三瀬,痛恨。リリーフ失敗。カズミの2勝目も消えた。

それどころか,今度はサヨナラの心配が・・・

しかし,そこは,さすが三瀬。

ガルシアを三振

代打塩崎はサードゴロで,チェンジ。

延長突入です。

 

10回表

打順は,ちょうど,途中から守備に入っていた

宮地からです。

いきなり,ライト線へ2塁打

相手の先発が左投手だったので先発をはずれた宮地が,

打撃で一発で存在感をアピール。

続くバティスタ。打った瞬間,ホームランかーーと思いましたが,

思ったほど飛ばず,ライトフライ。でも,右に打ったのはグッドジョブで,

ここで,宮地がタッチアップ! 3塁を陥れます

 

オリックス,ピッチャー交代。菊地原

バッターは、4番の松中信彦

レフトスタンドは,関西チャンステーマ。「行けよ〜男たち〜・・・」

盛り上がってまいりました。内野でも声援が大きくなっています。

仰木監督の起用が勝つか,4番松中が勝つか。

松中の打球は,菊地原の足元を抜け,セカンドとショートの間を抜け,

センター前に達しました。

松中勝ち越しタイムリー  

抜けた瞬間,松中は赤いバッティンググローブを振り上げ,ガッツポーズを連発。

宮地が歓声の中,ゆっくりとホームイン!             H4−3Bs

 

殊勲者松中と,殊勲者になり損なった北川

 

オリックス,ピッチャーは萩原

城島は,四球を選んで,ランナー1,2塁。

ここで,松中に代走が出ます。ちょこまかと小さい稲嶺です。

レフトスタンド,今度は,チャンステーマ(藤本選手のテーマ)。

福岡のとは,出だしとテンポが違いますが,これはけっこう体力使うんですよね。

ま,今日はワタクシは内野だから見ているだけですが,

スタンドが,黒くなったり黄色くなったり,けっこうきれいです。

駄目押しを期待したんですが,

ズレータ,三振。

カブレラ,レフトフライでチェンジ。ああ残念。

その数分間,ずっと続いていたチャンステーマ。

レフトスタンドの面々は,ひざガクガクだろうなあ・・・。

 

10回裏

三瀬仕切りなおし。

もう,セーブは付きませんが,何と,勝ちがつく場面です。

バティスタが退いて,サードにカブレラ,セカンドに本間が入って守備固めです。

代打,嶋村。この人見るの初めてなんですが・・・

ま,三瀬の勝ち。三振に斬って取ります。

村松も三振。

代打,下山。あちゃ,この人が残っていたか。

下山の打球はセカンドゴロ。

セカンド本間の目の前でバウンドが変わった

ヒヤッとしましたが,本間がうまくつかんで,1塁へ。

 

試合終了。

3時間ちょっとで終わるかなと思った試合は,3時間38分。

 

インタビューを受ける松中

 

松中がヒーローインタビューで,いろいろ話している中で,

王監督の話しが出ました。

王監督,監督通算1066勝で,

川上氏に並んで歴代9位タイだそうですね。

おめでとうございます。

去年,1000勝の試合を東京ドームで観戦したんですが,

もうはやくもプラス66勝。速いなあ。

 

新外国人2人のホームランも見事でしたが,

殊勲は,10回表に,1打席でチャンスをつくった宮地と,

確実に1点をもぎ取った松中

いやあ,めでたし,めでたし。

 

  Hawks  

     
  Buffaloes        

(勝) 三瀬 2勝11S     (敗) 吉川 2敗1S  

HR カブレラ 4号ソロ  バティスタ 7号2ラン  北川 7号ソロ

 

ワタクシゆいちの観戦成績 2勝1敗

 

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