2005年6月22日(水) 

フルキャストスタジアム宮城が霧に煙る


楽しかったパセ交流戦も,パリーグの105勝,セリーグの104勝と,パリーグの勝利。

それも,新規参入球団・楽天イーグルス付きで勝ち越しましたからね!

(ちなみに,楽天を除くと,パの94勝,セの79勝,圧勝です。)

1位が千葉ロッテ,0.5差で2位が我が福岡ソフトバンクというわけで,1,2フィニッシュ!

パリーグの強さを示した,心地よい交流戦でした。

 

その交流戦が終わって,パリーグ公式戦は,この仙台で再開されました。

ワタクシは,ここ何年か,時々仙台で仕事をしているので,

仙台にパリーグ球団が誕生したのがうれしくて仕方ありません。。

 

前日の試合を10−4と圧勝しての2戦目。

19時半ごろ職場を出て,タクシーをつかまえて,フルキャストスタジアム宮城へ!

すでに,試合開始1時間半を経過。

先発の斉藤カズミは,まだマウンドにいるでしょうか。

 

タクシー降り場は,宮城野総合運動公園の手前の交差点に設置され,

去年までのように,球場正面まで乗り入れてくれません。

まあ,年に何回かのプロ野球興行が,いきなり本拠地ですもんね。

タクシーを降りると,木立の向こうから,球場の明るい光と歓声が漏れてきます。

ちょっと湿気があるようですが,暑くも寒くもない天候です。

     ↑この湿気が試合に影響してくるとは・・・。

 

「9番,鳥越」のアナウンスが聞こえてきます。

おお,鳥越が出とっとか。急がんば。

すっかりきれいになった通路を,ライトスタンドに向かって急ぎます。

向こうから誰か歩いてきます。カラスコです。

そのまま,何事もなくすれ違っていきました。

ライトスタンドのゲートは,4月に来たときよりも20mほど手前に移されていました。

4月のときは,トイレも売店も,ゲートの外という状態でしたから,

移して正解でしょう。まだまだ,球場運営は手探りのようです。

ゲートを通過するとき,係員の人の挨拶は,「おばんです!」

 

ようやく,ライトスタンドにたどり着いたときには,

打席に鳥越の姿はなく,マウンドでは斉藤カズミが練習していました。

どうやら鳥越は併殺打に倒れたようです。

 

というわけで,6回裏,イーグルスの攻撃からの観戦となりました。

ここまでの展開は,益田のタイムリーで先制されるも,

バティスタのタイムリーと,城島の2ランで逆転したようです。   H4−1E

 

 

レフト(楽天側)は満員。ホークスのスタメン(6回の写真ですがスタメンのままです)

6回裏

ピッチャーは,先発・斉藤カズミが投げ続けています。

ホーム側,楽天側のレフトスタンドは,すっかり,えんじ色に染まっていて,

4月のときとは比べ物にならないくらい,応援が整っています。

2ヶ月で迫力を増したイーグルスのレフトスタンド。

シーズン途中で阪神からやってきた沖原,センター前ヒット。

シーズン途中で外国からやってきたトレーシー,フォアボール。

おいおい,カズミさんよ。いきなり無死1,2塁かよーー。

山崎。見逃し三振!

山崎武司 VS カズミ

続くは吉岡。甲子園では,仙台育英を決勝で破った,仙台の敵,帝京の吉岡。

しかし,今ではすっかり仙台に定着したようです。

吉岡の打球,レフト前タイムリー・・・     H4−2E

 

ピッチャー交代です。ワタクシの到着まで,カズミにはマウンドにいて欲しいと

願っていたのですが,到着早々にマウンドから去らんでも・・・。

で,ピッチャー,フェリシアーノ

これで,フィールド上には,ファースト・ズレータ,サード,バティスタ,レフト,カブレラと,

4人の外国人が並びました。おお,壮観。

でも,以前に内野に4人並んだときはもっと壮観でしたけど。

代打はルイス・ロペス

サードへの内野安打で,1死満塁・・・。沸き立つレフトスタンド。

ライトの一角を除いて,ぐるり全部イーグルスファン。

ホークスにとっては完全ビジターの球場です。

 

ピッチャー,吉武慎太郎

酒井,三振。

鷹野,三振。

吉武,これ以上ないピッチングで,ピンチを脱出しました。

さすが。

 

 

7回表

「いざゆけ若鷹軍団」が鳴ります。

4月のときは,サビの手前でぶち切られましたが,今回は最後まで流れました。

一件落着。

ピッチャーは吉田豊彦

南海消滅で福岡へ。阪神・近鉄と関西を渡り歩いて,近鉄消滅で仙台へ。

元ホークスの,哀愁のあるマウンドです。

バッターは,この人もまた近鉄消滅でホークスにやってきた大村

元同僚対決は,ショート沖原を強襲する内野安打。無死1塁。

川崎が送って1死2塁。

そして,バティスタ

左中間を真っ二つに割るタイムリー2塁打。       H5−2E

大村生還で,再び突き放しにかかります。

続くは松中。そのとき,球場がざわめきます。

なんと,2塁ランナー・バティスタが盗塁を試みる,

しかし,あまりにも無謀・・・

キャッチャー藤井が難なく刺して盗塁失敗。

松中も三振で,チェンジ。

う〜〜む,1点は取ったんだけどなあ。

 

 

7回裏

「らくて〜〜ん,イ〜グル〜〜ス」と何度も繰り返す歌が流れます。

クリムゾンレッドと白のジェット風船が打ち上がります。

繰り返しの多い歌だから,風船の打ち上げタイミングって,4月のときは,ばらばらだったんですけど,

いつの間にか,みんなきれいに揃って打ち上げるようになりましたね。

それも,DJの3,2,1のコールとは違うタイミングで,観客どうしが揃えていて面白かったです。

 

吉武が続投です。

飯田,センター前ヒット。

礒部,センター前ヒットで,飯田が走る走る3塁へ。

あっという間に無死1,3塁。

さっきとは別人の吉武です。

 

沖原,ショートゴロ。1塁でアウトを取ります。

3塁ランナーホームインでイーグルスが1点返します。        H5−3E 

あんまりにも盛り上がらなかったので,ワタクシは1点取られたのに気づいていませんでした(恥)

売店から戻ってきたらしい近くの人に「何で1点入ったの?」と聞かれて

スコアボード見て,びっくりしてしまった次第です。

 

ピッチャー三瀬

あの甲子園,金本への頭部への死球,危険球退場を境にして,

すっかり迫力のなくなってしまった三瀬。

今はクローザーからセットアッパーに配置転換されていますが

早く元気になってほしいもんです・・・

 

で,球場にもやが立ち込めてきました。

弱い風が,レフトからライト方向,つまり北東の風,

塩釜や多賀城のほうから青葉山へと吹き抜けていく海風だと思うんですが,

めいっぱい湿気を含んだ空気が冷やされて,スタジアム内にもやが渦巻き始めました・

ピッチャー交代の投球練習中も,外野手は高いフライ状にキャッチボールをしています。

 

トレーシーにストレートの四球。

1球もストライクが入らない・・・大丈夫か,三瀬。1死1,2塁。

続く山崎。ライトの前にふらふらと上がった打球。

ライト,井手正太郎,見事にランニングキャッチ。

ナイスプレーです。少ないながらも,ライトスタンドから歓声が飛びます。

吉岡をサードゴロに打ち取って,チェンジ。

 

 

8回表

霧がますます立ち込め,球場を埋め尽くし,照明塔に照らされて,白くうごめいています。

なんだか,霧の向こうから伊達政宗が三日月の鎧兜で馬に乗って出てきそうな雰囲気です。

 

ピッチャーは福盛

こないだ赤ちゃんが生まれたばかりの福盛。

8回からの登場です。

 

城島,センターフライ。

ズレータ,レフト前ヒット。

カブレラ,レフト前ヒット。

代打宮地はセカンドゴロ。2塁アウトで,2死1,3塁。

鳥越

鳥越 VS 福盛

鳥越は四球で,2死満塁のチャンス。

ライトスタンドも,鳴り物が使えませんから,ホークスの応援も,

ドラムのリズムが何通りか準備されています。

その中の,チャンステーマにあたるパターンが発進しました。

バッターは大村

霧に煙る満塁のチャンス

しかし,ショートゴロでチェンジ・・・

追加点がなかなか奪えません。

 

 

8回裏

ピッチャーは引き続き三瀬。三瀬に任せるようです。

関川,ファールで粘ります。

ファールがスタンドに飛び込むたびに,

「視界が悪くなっております。ファールボールにご注意ください」

と,一言付け加えたアナウンスが流れます。

最後はショートフライに打ち取ります。

酒井はセンターフライ。2アウト。

しかし,藤井に四球を与えて降板。

 

ストッパー馬原。8回2死1塁から登場です。

飯田,ライト前ヒットで2死1,2塁。

そして,選手会長礒部。沸き上がるスタジアム。

レフトスタンドは,アップテンポなメガホンの連打が始まります。

イーグルスのほうも,何パターンかのリズムがあるようですが,

2ヶ月の間に,すっかり浸透してますね。驚きです。

****いそべ! ****いそべ! オオオオオオオオい・そ・べ!

 

で,その礒部がライト前ヒット。タイムリー。壊れかけているフルスタ宮城。         H5−3E 

なおも2死1,3塁。 沖原。 霧の中で声援が響き渡るのを,

冷静に,不安の眼差しで見ているライトスタンド。

ホークスは,この試合前の時点で,楽天戦6勝1敗なのですが,

ワタクシが唯一観戦したのがそのたった1敗。

今日も負けると,ライトスタンドから締め出されそうな気分です。

ここは三瀬が踏ん張り,沖原をショートゴロでチェンジ。

 

 

9回表

福盛続投。

川崎,レフトフライで1死。

バティスタ,サードゴロ。2死。

う〜む,追加点は奪えんのか・・・

松中,フルカウントから四球。

城島,ライト線ぎりぎりに落ちる2塁打。2死2,3塁。

いやあ,技ありのヒットでした。

ズレータ敬遠!

4球目投げる前に,ライトスタンドは早くも3・3・7拍子。

2死満塁。8回に続いての満塁に,今度こそ追加点を願います。

井出竜也

しかし,結果はショートゴロ・・・。

 

何度もチャンスをつぶすホークス,

1点ずつじわじわと追いかけるイーグルス。

H5−4E,1点差で9回裏を迎えました。

そのとき,外野を走る人影。

そして,いきなりフェンスをよじ登ってライトスタンドに乱入する

Mr.カラスコ登場

カラスコ乱入

まわりの子どもや大人にもみくちゃにされながら,ライトスタンドを上のほうへ登っていきます。

 

9回裏

ピッチャーは,そのまま馬原

1点差,どうにか守ってくれ!

トレーシー。打球はライトスタンドへ向かってライナー性で伸びてくる。

スタジアム全体から大きな歓声が上がる。ライトスタンドから小さな悲鳴が上がる。

ちょうどカラスコの登った辺りを目がけてくる。ああ,同点だ,と思ってしまいました。

しかし,フェンスを超えるほどはなく,

途中からライトに入っている宮地が,見事に追いついて1アウト。

ああ,びっくりした。

あとは馬原の落ち着いたピッチング。

山崎を三振。

吉岡をショートゴロで,ゲームセット。

吉岡 VS 馬原 セカンドは鳥越

 

どうにか逃げ切りました。

見ているだけで疲れる試合だ。

楽天はどうひいき目に見ても強いチームではないんですが,

ワタクシの観戦している日は強いなあ。

 

ヒーローインタビューに,バティスタだか誰だかが上がっているようですが,

場内に音声が入らないので,ライトスタンドの鷹党は,ブーブーヤジを飛ばします。

それならと,携帯ラジオを取り出して,

「TBCエンジョイベースボールぅー,がんばれイーグルスぅー!」と,

タイトルをモーニング娘が言っているTBC東北放送のナイター中継を聞いてみようと思ったら,

すでに,実況と解説(佐々木信行さん)が,まとめの話に入っていて,

ヒーローインタビューは流さず,あっという間に放送終了。やれやれ。

 

再びカラスコがライトスタンドにやってきて,

見てみると背中にかごをしょっている。

ゴミ拾いということらしい。

それを見た鷹党。さっそく,ドラムを叩いて,

「いいぞ,いいぞ,カラスコ!」×3のコールを2回。

 

いい試合でした。

 

 

 

  Hawks  

       
  Eagles      

(勝) 斉藤カズミ 7勝  (S)馬原3勝4敗4S     (敗) 金田 3勝6敗 

HR 城島17号2ラン

 

ワタクシゆいちの観戦成績 3勝3敗 

 

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