参考文献



■シェイクスピア

原作
『白水Uブック シェイクスピア全集』,小田島雄志訳,白水社,1983
新書サイズで手軽に読める有り難いシリーズ。巻末の解説も面白い。(同じことが何度も書いてあるけれども)
『ザ・シェークスピア』,第三書館,1999改訂新版
全作品の原文と坪内逍遥訳を一冊にした本。テキストの出典を明らかにしていないため学術利用には向かないが、なにせ全作品をこれ一冊で読めるのがお徳。
辞典
"Shakespeare A to Z",Charles Boyce,Delta Trade Paperbacks,1991
地図帳ではない。作品解説、人名、地名、用語等3,000項目をカバーした辞典。各項目の解説もなかなか細かく読み応えがある。(英語)
"Who's Who in Shakespeare",Peter Quennell & Hamish Johnson,Oxford Univ. Press,1995
シェイクスピア劇の登場人物をほぼ網羅した人名辞典。東洋書林から日本語訳も出版されている。(英語)
研究書等
『シェイクスピアの歴史劇』,日本シェイクスピア協会編,研究社,1994
14名(はしがきを入れると15名)の著者による論文集。英国史劇とローマ史劇両方を取り扱っている。リチャード2世についての言及が多い。
『ノースロップ・フライのシェイクスピア講義』,ノースラップ・フライ著,ロバート・サンドラー編,石原孝哉、市川仁、林明人訳,三修社,1991
第四章に「ボリングブルック劇」と題し、リチャード2世とヘンリー4世を扱っている。
『シェイクスピアの謎〜法律家のみたシェイクスピア』,小室金之助著,三修社,1997
法律家が各戯曲を法的側面から考察している。シェイクスピアはしばしば高度な法律用語を用いているという指摘が面白い。
地誌
『シェイクスピアへの旅』,小田島雄志著,稲村不二雄写真,朝日文庫,1988
シェイクスピア劇の舞台となった各地を巡る気楽な雰囲気の紀行文。史劇にまつわる場所も何ヶ所か出てくる。
『シェイクスピア英国史劇のトポグラフィ』,栗駒正和著,和泉書院,1990
ストーリーに沿って人物や舞台となった場所を解説した講義ノート風の一冊。日本語の地の文の中に地名や人名が全て英語で出てくるので読み難いのが難点。
『シェイクスピア史劇の古戦場』,柏倉俊三著,研究者出版,1990
薔薇戦争の各戦い及び「ヘンリー4世第1部」の古戦場を訪ねてのレポート。文章がやけに大時代的ではあるが地図や写真も多く臨場感がある。
その他
『一冊でわかるシェイクスピア作品ガイド37』,出口典雄監修,成美堂出版,2000
大量の舞台写真を交えた、全戯曲の作品紹介。

■歴史

通史
『世界歴史大系 イギリス史』,青山吉信編,山川出版社,1991
権威のある通史。読み易く内容も一通りのことが記載されている。
『イギリス中世史 大陸国家から島国国家へ』,富沢霊岸著,ミネルヴァ書房,1988
日本では珍しい個人による通史。一貫した史観に基づくため、大きな流れが掴み易い。
個人、家系
『英国王室史話 上』,森護著,中公文庫,2000
王/女王一人一人についての史伝。上巻はウィリアム一世からエリザベス一世までが対象。
『イギリスの大貴族』,海保眞夫著,平凡社新書,1999
薔薇戦争の頃から現代まで続く大貴族の3家系、ノーサンバランド公爵家(パーシー一族)、ダービー伯爵家(スタンリー一族)、ノーフォーク公爵家の歴史。
『コンパクト評伝シリーズ ウィクリフ』,Anthony Kenny著,木ノ脇悦郎訳,教文館,1996
ジョン・オブ・ゴーントの関連で読んだ一冊。哲学者で宗教改革の先駆者ウィクリフの思想と人生が総括されている。
"A Directory of British Peerages",Francis L. Leeson,Genealogical Publishing Co.,Inc,1986
英国貴族について、どの爵位がいつどの家のものだったかを対照付けた一冊。ちょっと違うものを想像して買うも、これはこれで役に立ちました。(英語)
"Richard II (English Monarch Series)",Nigel Saul,Yale Univ. Press,1999
リチャード2世の伝記。ペーパーバック416ページの大作。索引が充実していて、拾い読みに便利。(英語)
薔薇戦争関係
"The Wars of the Roses",Alison Weir,Ballantine Books (Random House),1996
エドワード3世の王子達の時代から始めて、エドワード4世らヨーク家がランカスター家嫡流を滅ぼすまでの薔薇戦争前半戦の流れを丁寧に説く歴史読み物。(英語)
"The Wars of the Roses (A Royal History of England Series)",ed. by Antonia Fraser, Univ. of California Press,2000
ヘンリー4世の王位簒奪からリチャード3世の敗北までの各国王の治世。図版が非常に多く美しい。(英語)
その他読み物等
『ユニオン・ジャック物語』,森護著,中公新書,1992
「英国王室史話」と同じ著者による、旗、紋章に着目しての英国史。
『もうひとつのイギリス史 野と町の物語』,小池滋著,中公新書,1991
イングランドの野と町の対立、関係の変遷史を、史実と文学を通して語った一冊。リチャード2世若き日のワット・タイラーの乱も取り上げられている。
『ブルゴーニュ家 中世の秋の歴史』,堀越孝一著,講談社現代新書,1996
ホイジンガの名著「中世の秋」にことよせ、百年戦争の隠れた当事者、ブルゴーニュ家を中心に中世後期のヨーロッパ史を読み物として描いた一冊。
『西洋中世史研究入門』,佐藤彰一/池上俊一/高山博編,名古屋大学出版会,2000
このためだけにジャンルを設けるのも何なのでここに。
歴史を学ぶための方法論、テーマ、文献、現在の動向など。



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